S/PDIF打ち直し(その3)

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 以前に作ってあったSampleRateConverterを入れたS/PIDFフォーマット変換器(写真右)をサブシステムに使ってみました。

 PCからのUDA-DDC経由出力だとS/PDIFは同軸出力のみなのでデジタルアンプの光入力には変換器が必要です。

 ポータブルのAK-100からの出力の場合は元々AK-100が光出力なので、直にデジタルアンプに入るのでこの変換器は不要なのですが、ルビクロックでの打ち直しの効果がどのくらいかも試してみたいところです。

 そこで手持ちでいくつかある変換器のどのタイプが良いか見極める必要がありました。

 その内2つは市販機に付属していた専用切替器で、内部はディスクリのゲートICで構成され、電源の引き出しやケースを一部加工しています。
 もう一つはSRCを使った変換器でこちらはクロックも外部クロックに替えられるようになっています。

 専用切替器もそれぞれ音は若干個性があるようですが、やはりSRCを使ったものはかなり音が違う様に思いますね。SRCの方が解像度が高いというか細かい所が良く聞こえ、音場が広くなります。
 更にクロックの影響もあって水晶はNDKの低ノイズタイプ(写真下)ですが、ルビ(写真左)の方がピントがあってエッジが立つようです。その分水晶はマッタリと聞けます。

 ポータブルでもやはりクロック打ち直し効果は結構あり、面白いですね。

FMICラジオ

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 手作りアンプの回のN氏の尽力でICラジオを組み立ててみました。残り部品が遅れていたのですがようやく届いて完成しました。

 今時ラジオということも無いのですが、最近はワンチップでかなりの高性能ラジオが作れる様になっているんですね。
防災用?にもなるし、PICコントロールなのプログラムの実験台にもなりそうです。

 ICはRDA5807FPというもので、これをコントロールするPICさえあればそれでラジオとしては機能的に充分のようです。まあ今回は贅沢にヘッドホンアンプ?付きですが、今時のラジオの回路構成は随分と簡単になりました。

 それでも下手なポケットラジオよりは感度も高く音質もよいです。まあ最近はあまりラジオも聞かなくなりましたが、組み立てキットで音が出るというのはやはり楽しいものです。

SW電源比較

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 お出かけ用のデジタルアンプには軽量化のためSW電源を使用していますが、出力W違いの2組が手元にあるので比較してみました。

 一つは150WのR150-24(写真上)でもう一つは50WのLDA50F-24(写真下)でメーカは同じCOSELで、左右独立2電源です。

 50Wでも使用状態ではほぼサチら無いと思われるので、回路構成と余裕の差ですかね。容量が少ない分50Wの方にはショットキーダイオードの出川式のパワータップ(外部1次整流回路)と自作のノイズフィルターが追加されています。

 で比較すると150Wの方がちょっと太目の低音がしっかりした感じの音が出るようです。まあ50Wの方がスッキリとした伸びのある中高域ともいえますが、この辺はノイズの違いでしょうか。

 小型スピーカの方には50Wが、大型スピーカだと150Wの方が合いそうな感じです。

高橋和正邸訪問

 先日ユニウェーブやMFBシステムで有名な高橋和正さんを久しぶりに訪ねました。

 じつはA&Cの社長さんとは長年のお付き合いとかで、そちらの方との話で話題になり、久しぶり(ブログをたどると2009年なので8年ぶり)の訪問となりました。

 生憎写真を撮り忘れたのですが、既にユニットは昔とはツィータ以外は変わっていましたが、もちろん全てMFBタイプに改造されているものです。

 久しぶりの再開でお話も盛り上がるなか、現在のシステムでも色々聞かせていただきましたが、低音伸びと切れの良さ、中高域の静かさと余韻の卓越した描写などやはりMFBの良さが生かされた世界でも唯一?な貴重なシステムだと思います。

 5.1chやFront3chなどもマルチも試聴でき、オペラを臨場感豊かに楽しめる工夫もいろいろありました。

 相変わらずお元気で、以前と変わらない気さくなお話ができ楽しい一日でした。

DCX2496新基板

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 最新のDCX2496の中を見る機会があったのですが、DSP基板が一新されていますね。以前からも何回か改版されてはいましたが、チップの変更程度で基本は変わりませんでいたが、今回レイアウトからまったく新規です。

 チップやコネクタ配置から見て、基本的な回路構成は変わっていないようですが、ネジ位置からして基板の互換性はありません。

 どうやらメモリーカードがなくなったことから、裏面実装部品を無くして全て表実装に替えたようです。まあコストダウンでしょうがないですが、電源回路も少し変わったようで確認が必要ですね。
 背面のアナログ基板も新規になっています。

 ROMはV1.18となっていて、LEDの色見が少し変わっていますが、機能には変化は無いようです。

光デジタルの怪

 サブスピーカ用にSTAのデジタルアンプを使用していますが、デジタル入力(光)でどうもよく解らない現象が出ています。

 アンプ系はTOSLINK入力でDIRはCS8415A、これでI2Sに変換した後、ラステームのRSDA302P(STA328使用)のデジタルアンプに繋がっています。
 ここにDDCとしてDIYINHKのXMOSからS/PDIF信号(TOTX177使用)を送るとアンプ側でロックはするのですが、音が出ません。

 同じ状況で問題ののデジタルアンプはエレアトさんのUDA(DDC)からのS/PDIF信号(光に変換)では音が出ますし、ポータブルプレーヤのAK-100からの光デジタルもちゃんと動作します。

 DIYINHKはメイン用としてチャンデバ(HDMIのI2S伝送)のDCX2496で受けていますので特に問題は無さそうですが、相性?なのでしょうか。もちろん同軸(光)でも他のデジタル機器だとちゃんと受けています。


 つまりXMOSとSTA328の時のみうまく繋がらないということになりますね。はて、デジタル伝送で何かそんな条件がありましたでしょうか。(fsは44,88,96kHzでも同様)どうもよく解りません。

DDX-8001基板

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 デジタルマルチプリのICとして有名なDDX-8001を使った基板を入手。中々手が掛かりそうですが、作ってみたいなぁ。

 マルチチャネルの音量やミキシングコントロールは中々良いのが無くてアナログでもデジタルでも苦労するのですが、デジタル分野でOKならこれが一番手短かと思います。

 DDX-8001の内容は8ch(Stereo4ch)のデジタルプリ機能満載のICで、多分これ一つでかなりのことが出来ます。
まソフト次第ですが、I2Cコントロールなので汎用性は高いですが、機能が多すぎて使いこなせないかも。今となってはICも馬鹿安なのでどこかで作らないかなと思うのですがね。

 動けば面白いのですが。ボチボチやります。

スピーカエンクロージャ振動測定

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 対向スピーカを使っての同相,逆相駆動によるエンクロージャ表面振動量の違いを測定してみました。



使用スピーカ            PARC DCU-F081PP対向配置
アナログ出力加速度センサー ADXL 3358 0.5Hz~550Hz±3g(z-axis)
センサー位置          スピーカ近傍エンクロージャ表面(コーン紙移動方向で検出)
駆動信号             ピンクノイズ(WaveGene使用)

対向したユニットを同じレベルの同相と逆相信号で駆動した場合のセンサー出力をFFT(WaveSpectra使用)で解析(横軸周波数)

同相(打ち消しあり)水色
逆相(打ち消し無し)赤色

 比較グラフをみると同相の方が50~500Hzで10~15dBほど振動加速度が小さく、この帯域全体に渡り一様な減少効果がはっきり出ています。

 しかし、500Hz以上ではエンクロージャの振動モードが変わりるためか、打ち消し効果が入り乱れています。(センサーの問題もあるが)バッフル板が分割共振しているのではないかと推察されます。

 いずれにしても対向のユニット振動打消しはエンクロージャの振動(音)減少に効果的なのが解りました。今後はもう少し細かいところもあたってみたいと思います。

DCU-F081PP対向スピーカ(その4)

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 相変わらずのF081ppですが、今回はスタンドを作ってみました。

 小型スピーカは設置位置でかなり低音が変わります。床置きだと少し厚くなりすぎ、机ぐらいだと薄くなるので途中で丁度良い高さがありそうです。

 そこで中ぐらいの高さでスタンドを作ってみたのですが、ついでにポータブルにするため床机風に折りたためるようにしました。高さは25cmほどです。
 なにやら全体で太鼓風になってしまいましたが、これ以上うまいアイデアが浮かばなかったのでこんなものでしょうか。

 音の方はスタンドがヤワなので心配しましたが、フローティグのせいかリジッドなものと比較してもあまり気にはなりません。
 このスピーカで聞くと音場感が正確に結構出るので面白いです。その点はむしろメインより良いかもしれません。これでポータブルセットもほぼ完成ですね。

第7回PARCサウンド鑑賞会

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 今年も来る5月27日に第7回PARCサウンド鑑賞会が開催されます。毎回出させていただいていますが、今回も出品する予定で申し込みました。
 例年発表枠はすぐに埋まってしまいますが、まだまだ今日現在余裕はあるようです。


 私の方の出し物としてはDCU-F131A対向2Wayもあるのですが、ハンドキャリには少し重いのでこちらだと配送なりそうですから、お手軽なDCU-F081PP対向にしようかどうしようか検討中です。
 ついでにDCU-F081PPの内部写真も上げておきます。

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 またどちらも対向タイプなので、その効果を定量的にアピールできないかという問題も検討しています。

 具体的にはSPのフレームやエンクロージャ表面の加速度が取れれば少なくとも対向ユニットの有り無しの効果のほどが計測できるのではないかと思っていますがどうなりますか。

 まあいずれにせよ毎回中々ユニークはシステムが聞けますので楽しみにしています。

DCU-F081PP対向スピーカ(その3)

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 F081PPの対向スピーカですが、エンクロージャが円形のためこのままではすわりが悪いです。そこで転がり止めをデザイン的に工夫してみました。

 転がり止めだけでしたら底の部分に足を付ければ済むのですが、それではエンクロージャの外径がただの円柱で面白くありません。そこで四画のくり貫き板を斜めに入れて転がり止めとアクセントにしました。この板は取り外せるので運搬時には邪魔になりません。

 これで外形やようやく完成かと思いますが、まだ表面は生地のままでお化粧していません。これが何時も難問ですね。

 まとまってきたので時々聞いていますがどうも対向2ユニットは通常のパラ接続だと音が硬いのが中々取れません。そこで基本的なパラ接続から試しに2SPの接続を直列(シリアル)にして聞いてみるとこれが結構良いです。
 ゆったりと奥行きが出て音離れが良くなりました。ダンピングが悪くなるはずなのですが、むしろ低音はそのために量感が出てバランスが良くなるように感じます。色々やってみるもんですね。

 SPのインピーダンスはパラの3Ωからシリアルで12Ωになるので低負荷で無くなりアンプにも優しいので好都合です。

千葉バッハ合唱団コンサート

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 昔から聞かせていただいている千葉バッハ合唱団の第15回記念公演が何時ものさや堂でありましたので、行ってきました。当日は録音もお願いされたので、最前列の特等席で聞けました。

 曲目はカンタータ第4番をメインに12番やヴィクトリア、モンテベルディ、ゼレンカなどです。

 更に今回は15回記念公演ということでアンサンブルも豪華なメンバーが揃っています。皆さんプロで活躍されている一流のメンバーですので安心して聞けました。

 

MBL試聴

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 ハイエンドSPでは有名なドイツのMBLスピーカシステムを聞く機会がありました。

 MBLジャパンは京都なのですが、関東でもi株式会社ingコーポレーション(鴻巣)で聞けるようになったということでtakeさんと行ってまいりました。

 お目あてはユニークな形態で著名な写真のmblE101(MK2)ですが、ミニサイズのmbl126も聞けました。
 このスピーカはアンプ食いで有名なのでパワーアンプも同メーカのmbl9008A2台をモノ使いと贅沢です。(mbl126はアキュA100x2)

 どうもingさんの所は普通の代理店とは違ってユーザが好意で自室?を開放している様な感じです。つまりingの会長さんがオーディオが好きで、mblを聞けるところが無いということで試聴室として聞かせていただいている様です。まあそうはいっても30畳ほどもある立派な試聴室で、天井高は普通ながら周囲は板張りとして響きも悪くはありません。また他にも同様なものが2室あるとか。まあ今回はそちらはチラッと覗いただけですが。

 肝心のmblは私は展示会なので聞いたことがあるのですが、流石にリッチでゴージャスな響きはここでも堪能できました。水平無指向性という特徴も有り、音像の出来方は特殊ですが、あまり奥まるのでもなくスピーカラインのあたりにうまく出ます。CDプレーやが丁度故障ということで代役のためか少し音像は大きめでしたがその魅力は充分感じられました。
 高域は高解像というわけではないのですが、リアルで引っかかりの無いスムーズな出音がパワーを入れてもまったく変わりません。低音は豊かですが、中低音の魅力に比べ最低音は少し薄めでCDPのせいかやはりここはこの上のクラスのサブウーファ付きが本来の姿かもしれません。

 小型の方も聞かせていただきましたが、むしろこちらの方が全体のバランスはうまく取れていて好印象でした。中高域のユニットは同じなので低域が締まっている分mblの特徴がより明確になります。これにサブーファを足せばかなりの線行くと思います。

 中々普段ゆっくり聞けるスピーカではないので大変参考になりました。

 

DCU-131A、T114S対向(その2)

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 最初に作ったSPネットワークがシングルワイヤ対応だったので、これをバイワイヤリング対応に変更しました。つまり低域と高域のネットワーク回路をアースを含め完全に分離しました。

 バイワイヤはやはりシングルワイヤよりは良いものの、スピーカケーブルを分けただけではもう一つです。そこでバイワイヤ対応にしたのですから、バイアンプ駆動を試してみました。そもそもバイワイヤ対応にしたのはバイアンプ駆動をしたかった事もあるので、これが本命かと。

 マルチとなると結構大掛かりになって、スキル的にも二の足を踏まれる場合がありますが、バイアンプはその点パワーアンプを2台用意するだけですから入りやすいですね。

 やはりバイアンプにするとかなり音の出方が違ってきます。しっかりと芯があるというか、音像が明確になります。それでいて音場は広くなり、雑味が減る感じです。

 こういう時は2chの連動アンプが便利です。今使っているのは中身がフルデジタルアンプのRSDA302Pを2台重ねたものですから、元々VRレ電圧ベルによるデジタル音量コントロールなので連動も簡単です。
 ついでに入力もアンプのデジタル入力のTOSLINKを2台に分配するようにして、1本の光ケーブルで2ch同時に鳴らせるように改造しましたので、構成も簡単になりました。

 

DCU-F081PP対向スピーカ(その3)

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 DCU-F081PP対向スピーカの特性です。上が距離70cmでの周波数特性、角度は30度内振り、ユニットは斜め上方45度ぐらいの時です。

 下は同じく歪率で音量は75dBぐらいかな。

 周波数はまあまあで高域はやはりだら下がりですが、聞いた感じはそれほど違和感はありません。このまま7kHzぐらいからツィータを載せても良い感じですね。まあこの辺が後ほど試して見ましょう。

 低域も思った以上に伸びていますが部屋の条件もありそう。対向なのでバッフルステップ補正も無しで、素の特性です。

 歪は流石に8cmなので低域は振幅が増えるに従ってかなり悪いです。まあそれが低音感の補助になっていますが。(赤2次、紫3次、緑4次、青総合)

 特徴的なのは中域1-2kHzの2次歪が2%ぐらいと山になっています。左右ほぼ同じなのでユニットの個性?かな。ボーカルのサビが際立つ感じなのはこの辺が効いているかもしれません。まあそれ以外はほぼ0.3%以下なのでかなり優秀ではないかと思います。

 パワーを入れるとかなり元気になってくれますが、能率が低くパラ接続だとインピーダンスが3Ωなのでアンプが大変です。±20Vpp出力のデジアンではステレオだと6Aの電源でも苦しいので、シングル接続にしてユニット毎にバイアンプ駆動にするとフルに鳴らせるかと考えていますが、ちょっとオーバードライブかな。まあ流石にこれでVRmaxでは鳴らさないでしょうが、試聴会などで調子に乗ると危ないかも。

DCU-F081PP対向スピーカ(その2)

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 DCU-F081PP対向スピーカがもう一つ出来て、ようやく1組ステレオで試聴できるようになりました。

 まだ外装のお化粧はしていませんが、音的にはシングルスピーカなのでそういじるところがありませんね

 吸音材は軽く入れ、ポート(3cmφx6cm)も低域共振周波数がほぼ計算どおりなのでこのままでいけそうです。重量は現状で3.7kg/台です。

 セッティングは正面向けだとフラット目ですが少し高域のレベルが落ちるて寂しいので、少し強めの内振りにして外側ユニットからの高域が聞こえやすいようにしました。内側のユニットは後面の壁に反射して、奥行きが出るようです。まあダイボール特性を少し活用した感じですね。

 音調はレンジが狭いながらシングルの良さで定位がビシッと決まり、スッキリとストレスが無く聞けます。ともかく何を聞いても安心して聞ける感じですね。
 ダイポールの良さもあるでしょうが、こう聞くとマルチはまだ音場空間が歪んでいるようにも聞こえます。中々難しいですね。

 低音不足は少し音量を上げると結構聞こえてきます。まあ充分とはいえませんが、それほど違和感は無い様なので当面このままのシングルで聞いてみてから2Wayを検討してみましょう。



 

SW電源

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 秋葉原でジャンク品?扱いながら、新品らしいスイッチング電源を発見。メーカはCOSELと1流で、使い易そうな50Wものです。1k円/台とお安かったので早速買ってみました。

 通電したところで特に問題は無さそうです。一つは100-240V入力のユニバーサルタイプ24V2.1A出力(LDA50F-24定価約5k)のもので200V給電が面白そう。
 それとこっちはそれほどお買い得でもなかったですが、珍しい高電圧の36V1.7A出力(LCA50S-36定価3kほど)なので電流アンプやハイパワーデジタルなどには便利かと。

 どちらも現流品なのでどこかの流れ品かな。お出かけアンプにはSW電源は軽くて便利ですね。

DCU-F081PP対向スピーカ

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 PARCの13cm新対向も良かったのですが、やはり少し大きくなってしまうのでもう一度8cmのDCU-F081PPを本来の対向配置で見直してみることにしました。

 低音の伸びからこのユニットのエンクロージャはなるべく大きいほうが良いのですが、許せる手ごろなサイズということで考えたのは、32cm外径のボイド管円筒を使い13.5cm厚のエンクロージャとしました。容積は2個ユニット分で約9Lで、円筒が大きいのでユニット取付はギリギリまでオフセットさせています。

 これでバスレブポートは60Hz前後を狙っていますが、あまり低音は期待程伸びないかと思います。

 手始めに出音の確認用にとエンクロージャを1個作ってみました。

 スピーカユニットの固定は磁気回路間に真鍮のスペーサをはさんで2個のユニット同士をネジ止めします。エンクロージャへの取付は緩衝材のサンペルカを挟んで固定という一応フローティグ方式です。

 実は今回は完全対向なのでユニットはほとんど振動しません。フローティングも必要ないくらいですが、ネジ穴をユニット同士の固定で使ってしまっているので、エンクロージャで挟み込んで固定するしかないのでそれがこの保持方法の趣旨かもしれませんね。

 ざっと音出しまで出来ましたが、結構いけてそうです。ツィータが必須かと思いましたが、割と高域まで伸びていて30度ぐらい斜めだとシングルでもよいかなと思えるくらい充分です。まあおまけ程度にツィータも付けられるように考えておきましょう。

 やはり対向は音離れが良いのでmonoでも自然に聞けます。さて、もう一個作らなきゃ。

マイコンメータ

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 最近電気計量メータが変わりました。昔のアゴラ円盤のから今風のマイコンメータになったようです。以前のは風情があっていかにも電気使っているなという感じはしましたが、新しいのは無粋ですね。

 ゴタゴタがあって変更に時間が掛かってしまったのですが、ようやくという感じです。まあ選べるものでもないのであまり気にはしていませでした。
 
 音も変わるという情報もあったのですが、あまり気になるような変化は無かったような。付け外したり戻したりというわけには行かないし、まあそこまで自宅は検出度がなかったのかもしれません。
 まあ悪くなった様でもないので一安心。

S/PIDF用フィルター

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 6穴フェライトとファインメットビーズで作るS/PDIFフィルターですが、100均のプラケースではやはりちょっとカッコ悪いので何か良いケースが無いか探していました。

 そこで見つけたのがタカチのプラケースでSW-90Bというものです。

 フィルターも中簡に挟むのではケーブルがもう一本余計に必要になりますから、できれば直接機器に刺せる方がそのまま入れられるのでベターかと思います。
 そでもあまり長いのは後がぶつかりそうですからこのぐらい(全長14cm)が何とか収まる長さではないでしょうか。ま変換アダプタを外せば挟むタイプにもなりますが。

 中身は4フェライトと2ビーズでちょっとケースからは長めですが、性能的にはなるべく多くしたいので何とか収まる範囲です。

 このぐらいでも追加で差し替えるだけでもシンプルな装置なら結構差がわかり、音がスッキリしますね。

DCU-131A、T114S対向

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 PARCユニットで対向システムを作ってみました。

 低音はDCU-131Aに対してエンクロージャ内の裏側にDCU-131PPをつけています。本来は同じユニットの方が望ましいかもしれませんが、裏側の振動キャンセルユニットはフリー状態になるので前のユニット動作が異なる分必ずしも同じユニットが正解とは思えません。

 そこで似たような振動系質量でfoが80Hzぐらいと高いDCU-131PPを裏側ユニットに使用して対向にしてみました。これで裏側の低域共振点がバスレフの131Aの高い方の共振点と近づくと思います。
 
 設置はツィータの対向に合わせてウーファのユニットは上向きとして、全体を無指向性に近づけてみました。

 エンクロージャは以前の流用なので22Lと少し大き目ですが、まあこの際は妥協して使ってみます。ツィータは前回のT114S対向を使用しています。

 ネットワークは低域はパラ接続でバッフルステップ補正に7kHzのQノッチ、高域ユニットはシリアル接続で2KHzの2次ハイパスですのでクロスは約2kHzになります。

 エンクロージャの関係か右chで少しビビリがでますがバランスは良さそうです。バッフルステップのため全体の能率は低いのでかなりハイパワーのアンプが必要です。今回はデジタルアンプで駆動してみました。

 ちょっとハデ目ですが、スッキリとした安定した音がしています。まだ細かい点調整が必要そうですが、無指向性特有の奥行きのある音像定位が良いか感じです。

minn邸訪問

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 1年振りぐらいで目白のminn邸を訪れました。今回の目玉は写真のRAALのリボンツィータです。

 正式名称はRAAL 140-15D dipole amorphasで、リボンサイズは140x15とかなり大き目です。リボンにヒダは無いのでR3ほどは低域まで出ませんが、それでもかなりワイドレンジなツィータです(現在クロスは1600Hzとか)。

 特徴は名称にもある様に完全ダイポール特性で前後の放射形状は同じになっています。Y氏は中域もFPSのダイボールなので全体では平板システムといっても良いような感じですね。お陰で奥行きと定位の安定度は秀逸です。

 変換トランスは割と小型ですが、アモルファスタイプとのことです。面白いのは本体の全体の厚みはほぼ一定(一部厚みが違いますが)なところで磁石もそれほど大きなものとは見えませんので、磁気回路がどうなっているのか興味がありますね。
 上下のウレタンはリボン特有の固定端の歪成分を出さないようにするためだと思います。中に針金が入っていて漏れ磁束で吸着しています。

 音の方はどこも引っかかるところの無いスムーズな出音で、さっぱりとした感じです。その分長時間聞いても疲れませんし、大音量でもうるさくならない所は流石です。これだとクラシックにもぴったりで非常に偏りの無いオールマイティなシステムになりました。



 

目玉ツィータフォルダー

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 以前作ったPARC DCU-T114S対向ツィータに新しいフォルダースタンドを作りました。DCU-T114Sもあまり出番が無いのでたまには使ってあげなければもったいないので、ウーファと組み合わせられる様に独自スタンドで設置出来るようにしてみたところです。

 スタンドのベースは100均のペーバータオルフォルダーを使っています。

 ネットワークはクロス3kHzの2次タイプを組んでUCD-F131PP(こちらも対向)と組み合わせて2Wayにする予定です。

 対向なので接続は前後ユニットの直列ですが、後はユニットはフィルターを掛けて切った方がよいのか、アンビエントでそのまま出したほうが良いのかは聞いてみて決めることしにます。

 今は暫定でALPAIR10と鳴らしてみていますが、中々よい調子です。

I2Sのコモンモードフィルター(その2)

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 正月は風邪をひいて寝正月でここの所は何もしていませんでしたが、ようやくマトモになってきたようです。

 ところで昨年来I2Sのコモンモードフィルターはサンプリング周波数が変わるとどうもうまくいかなくて、原因を色々調べています。そこでfsが変わらないBS系ならうまくいけば安定動作が見込めそうではと、BSコンバータにフィルターを入れてみました。
 
 ぐちゃぐちゃなので写真からは判らないと思いますが、BSコンバータのI2S出力とのドライバーの間にフィルターを入れてみました。本来ならSRCとBSコンバータの間の方が良さそうですが、配線上の入れ易さからまずはこちらに。

 フィルターは前回の失敗?作を流用し、グランドとのペアでそれぞれ組でコモンモードフィルターを入れています。

 BSコンバータはウーファを換えてからも一度聞いてみましたが、素(といってもSRC入りI2S接続)ではあまり芳しくなく、クロックをNDS水晶からルビに入れ替え無ければダメかなと思っていたものです。

 今回I2Sのドライバーとの間に入れたフィルターですが、結構良さそうです。再生音にも異常は出ませんし、何より音に深みが出て落ち着いた音になっています。

 これならまあ使えそうですので、5.1chの夢が少し近づきました。

 あまり普段はBSは聞いていませんが、ソースも大分たまってきたので何とか常用できるようにしてみたいですね。

iFloatの活用

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 丁度2年前に作ったウェルフロートモドキのiFloatインシュレータですが、新しいスピーカではウーファフローティングにも使用して結構その効果を上げることができましたが、まだ残っているのでこれをうまく活用する方法を考えてみました。

 最初は電源のステップダウントランスが結構振動し、置き方で音が変わるのでここに試すのははどうだろうと入れてました。しかしこちらは音は豊かになるもののエッジが滲んでくるのでちょっと目指す方向とは違うようなので、残念ながらパスとなりました。

 次に考えられたのはウーファとミッドハイのエンクロージャの間に入れ、更にミッドハイの振動を抑制する方法です。ウーファはフローティングにした分かなり振動は抑えられていますが、まだ完全ではありません。

 丁度iFloatも大2、小4個あったので左右のスピーカに3個づつ使えます。まだ設置位置が追い込めていませんが、震度抑制効果は結構あり、低音をピーク音量まで入れてもほとんどミッドハイのエンクロージャには振動を感じないくらいに改善されました。

 聞いた感じも中低域がすっきりとして分離が良くなり、今まで低音の振動がかぶっていたのがよく解ります。その分少し中低域の太さが減少しますが、ボーカル系のメリハリが良くなり、細かい表現も良くなる様です。

 ミッドハイは大理石ベースも一緒に挟んで重量が35kgほどあるので、フローティング効果も出やすいのでしょう。本来は床から立ち上げて支持するのが理想ですが、これでも実質的には十分といえそうです。

 ますます歪感が減少し、スッキリと奥行きのある音が出るようになりました。

HDMIコネクタのプラグホールド

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 最近デジタル系のシステムで同期はずれのようなクリック・ガリ音が出る病気が時々見られて気になっていました。DCXの入力をI2S化したころからなので、改造したDSPボードがおかしくなったのかと交換してみましたが、改善しません。

 色々当たってみるとどうも高域DACのHDMI入力でコネクタを抉るとノイズが出ることがわかりました。プラグを下に抉るとLRクロックが切れることが確認でき、そうすると出力のアナログ音が切れるとかノイズが出てしまいます。

 他のHDMIではあまり不良が見られないのでコネクタの不良かと思いましたが、予備品でも同じような感じだったのでむしろコネクタのホールドを付けてみました。

 確かにこの方がしっかりして安定しそうで、コスト的にも安いので当面はこちらで行って様子を見てみることしています。これで完治すればよいのですが。

 

STAXヘッドホン他聞き比べ

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 STAXのヘッドホン(イヤスピーカ)が一台借りられましたので自分のと合わせて比較試聴してみました。ついでにダイナミックのも聞いてみます。

 STAXの一台は所有の初代?Λ(右下)で、もう一台は同じ長円ダイヤフラムΛシリーズのSR-404Signature(右上)です。アダプタはSRD-7MK2を使用。もちろんproモードです。

 ダイナミックの方はAKGの密閉タイプK271studio(左上)とカナルタイプのエティモティック製ER-4S(左下)です。

 Λはコンデンサーの透明感と広がりを備えながら、ダイナミックタイプにも相当する厚みのある音で結構低音も出ます。久しぶりに聞いたせいか思いの他、個々の音の輪郭がはっきりして切れの良い音がしますね。

 ヘッドホンにありがちな頭内定位があまり気にならない点がコンデンサータイプの良さですが、この辺がダイナミックに無い利点だと思います。
  
 初代とSingnatureの差は思ったほど無くSingatureの方がやはり余韻の出方は綺麗で伸びがあるメリットは有りますが、それほどの差は感じられません。まあ初代Λもパッドが少し硬くなったことを除けば結構健闘しています。(パッドはまだ交換可能だそうですが)

 AKGも密閉とはいえバランスもよく、この値段ではかなり良いほうだと思います。少し低音の音像が大きくなる点はありますが、特に音を作った感じもせず使い易いですね。

 ER-4はカナル型ですが、これもバランスは良く、すこし高低とも控えめの鳴り方なのが好き嫌いが分かれるポイントでしょうか。その分疲れませんし、個々の描き方はやはりかなりのものです。

 ヘッドホンはあまり普段使用しませんがたまに聞いてみるのも良いものです。


I2Sのコモンモードフィルター

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 ES9018K2MDACのI2S接続に入れたコモンモードフィルターが良かったので、DIYINHKのDDCとかDCXのI2S入出力側に入れてみました。

 若干本数が増えたりしてあまり綺麗にまとまりませんが、結果は良否半々といったところです。

 音質的にはもちろん良かったのですが、なぜかハイサンプリングなどでノイズが載ってしまったり、音が切れてしまいます。

 必ずしも周波数の高いサンプリングが問題になるわけではないところとか、波形もそれほど問題になりそうではないのでまだ原因が良く解りません。

 DDCの方は96kHzfsまではどうやら何とか問題なさそうなのでそのまま残していますが、DCXの方は元に戻してしまいました。
 フィルターは全部の配線をまとめてフィルターを通すタイプと、グランドと各信号2本対ごとにフィルターを通すのもやってみましたが、問題が起こる周波数は違いますが、やはりどちらもダメですね。

 原理的にはあっていると思いますが、もう少し考えなければならない様です。

 

STAXアダプタの改造

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 イヤースピーカのSTAXのΛ用に専用ドライバとしてSRDXproを使っていますが、内蔵のパワーアンプが大分古いパワーIC(HA1394)なので今一つ?気分的に物足りない感じがします。

 そこでインピーダンス変換のトランスのみ利用して外部アンプが自由に選択できるように外部パワーアンプ駆動用に改造してみました。

 DCバイアス回路と出力トランスのみ利用するようにして、パワーIC部は切り離し、外部入力端子を追加します。バイアス昇圧回路はあまり電流は食わないので、内蔵電池は006Pにして一応外部DCパックも使えるようにしています。

 音の方は流石にSTAXなので爽やかですが、アンプも選べる様になったので面白くなりそうです。

 

DDCのノイズ対策

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 前回のDACの基板間接続にもコモンモードフィルターが効いたので、早速メインのDDCにも応用してみました。

 DDCは内部でXMOSのUSBインターフェース(右上)からLVDS(HDMI)のトランスミッター(左上)に接続されています。

 ですのでその接続線(電源含みで6本)の線にコモンモードフィルターをかませることにします。簡単にはフェライトでもかませればよいのですが、それでは効果が薄いのでDACのときと同じように5穴フェライトを通したフィルターを間にいれることにします(右下)。

 接続線の本数が多いのですが、0.2mmのフォルマル線が6本まとめて5穴フィルターを通りましたので、接続線はまとめて作るこのしました。5穴フェライトが2.5巻きで直列に2個、ファインメットビーズが2巻きで2個いれています。

 組み上げての動作確認ではスキューのためか176.4kHzfsのハイサンプリングがうまく通りませんでしたが、96kHzまではOKでした。後で波形確認をしてみましょう。

 フィルターの効果はXMOSには既にアイソレータも入っていますが、やはりコモンモードフィルターを入れると音が変わりこれは効きますね。

 フルターを入れると全体に音は静かになり、低域は切れが良くなり明快になります。ダンピングが良くなる感じでより低域まで伸びますが、量感は少なくなるかも。
 中高域は余韻もスッキリとしてちょっと細身の様にも感じますが、力強い音で魅力的です。

 DACの時にも感じたように音の品位が上がったようで、ほかにもまだ入れられるポイントあるかもしれませんので検討してみます。

USBDACノイズ対策

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 AMANERO384+ES9018K2MDACですが、途中のケーブルが長すぎてちょっと気になりましたので、この際ノイズ対策も兼ねてDDD基板とDAC基板の間にコモンモードフィルターを入れたケーブルに換えてみました。

 接続はグランドを入れて(BCK,LRCK,SDATAと)4線あるので少し細めのホルマル線(0.15mm径)にしましたが、ちょっと細すぎたかも知れません。細くて扱いが結構面倒なので入れば0.2mmぐらいでも良いかも。

 この4線をまとめて通しますが、5穴フェライトに2.5回巻き2個とファインメットビーズ3回巻き1個の直列で様子を見ます(本当は倍ぐらい欲しいところですが)。

 後は電源(DCパック)とUSBにもフィルター付きを用意しました。上の結線はフィルターなしのも作ってみて、完全ノーマルとフィルター付きの比較が出来ます。


 全部有りと無しではやはり相当差が出ますね。付けると滑らかに静かになって、余韻が良く聞こえます。分離も良くなって一気に普及機が高級機に変わったみたい。
 今までDDDの前後の配線をフィルタリングしてみたことは有るのですが、内部も結構効きます。これはDACの基板間もフィルターを入れたほうが良さそうです。

 

DDDの怪?

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 エレアトさんのDDDコンバータ基板は小型で持ち運びがべんりなのでお出かけに利用していましたが、ノートPC(FUJITU LIFEBOOK S560A)だとどうもプチプチノイズが取れません。(もちろんメインPCだと大丈夫なのですが)

 ノートが古いせいかと思っていたのですが、色々試しているうちにamaneroだとノイズが聞こえないことに気がつきました。
amanero combo384  Driver ver1.0.57
electroart USDA_MINI_HDMI2 Driver ver3.23.0
DIYINHK DX10pro Driver ver3.38.0

 と3種類手元にあるのですが、ドラバー系統が同じエレアトさんのとDIYINHKではどう調整してもやはりノイズが出ます。レイテンシーが調整できるのは良いのですが、amaneroとは性格がちがうのでしょうね。
 まあamaneroはJPLAYではDAClinkは20Hzぐらいまでしか出ませんが、192kHzfsまでノイズレスで再生できるのはえらい。

 ノイズはHDDのアクセスによるものらしく、曲によって出方が変わります。フラグメンテーションが違うのではないかと推察しますのでSSDにすれば改善される?かな。

 
 

自宅の装置構成(改訂2)

画像 再度ウーファ変更に伴う装置構成図を改訂しました。

 最終的には23I52にウーファを入れ替え、エンクロージャを追加して3体の積み上げになりました。下には台車を入れて移動を楽にしています。
 真ん中のウーファは未使用でツィータのみの利用です。クロス条件は従来の3Wayとかわりません。

 ウーファは10C77も試してみましたが、個性が強すぎてどうも自宅ではバランスが悪いのでこちらを選びました。23I52だとその辺うまく3つのユニットが融合して、全体にまとまりのある音になる様に感じられます。

 10C77の馬力のある切れの良さも捨てがたいのですが、23I52でもインピーダンス補正などを加えるとかなり切れも良くなるのでまあ充分かと思います。

 周波数特性などはまだ暫定でもう少し追い込む必要があるでしょう。

 やはり口径の大きいほうが余裕のある低歪の低域が出て、オルガンなどの持続音もしっかり締まった音がしています。またエンクロージャの分離とフローティングで中高域もスッキリと高解像になり全体のグレードが上がりました。

次世代ウーファの選択(その14)

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 相変わらずしつこくウーファ選びをやっています。前の23I52の時はフローティング構造が充分でなかったので、再評価のため10C77と同じように吊り構造を入れて作り直し、再装填しました。

 吊り構造のやり方は10C77の時と同じで重心点に吊り金具を仕込みます。変更点としては前面のスピーカ周りのシールをネオプレン?の丸棒からアメゴムのホースにしました。こちらの方が細くて柔らかいようです。あと径も小さいですね。

 組み込み後DATSで確認したところシールの空気漏れかfsが40Hzと予定ほど下がりません。シール位置が悪かったようで、それを見直すとようやく32Hzぐらいの正規の値に落ち着きました。ポート共振の音圧も30Hzぐらいと正常になりました。

 こういう時はDATSは一発で解るので便利ですね。

 やはり振動は以前からは大分減って静かになりました。音の方もこちらの方がまとまりは良さそうです。

 10C77は確かに凄いウーファなのですが、自宅では音色が強すぎてウーファだけが音楽を主張しているような感覚があります。ボピュラー系はまだ良いのですが、クラシックには自宅ではうまくバランスがとれません。切れの良さと押し出しは別格でデモ効果は最高なんですが。
 
 この辺はソース側のJPLAYの低音の強さも結構効いているのかもしれませんね。音調をマイルドにする方法もあるのですが、折角ピシッと出ているところを丸めるのも面白くありません。

 ということで自宅用は23I52になりそうな雰囲気です。

 

WSの怪?

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 JPLAYも最近はようやく安定してきたかと思っていたのですが、最近急に止まるようになって昨日はついにKernerlStreamerモードが動かなくなってしまいました。(モードが選択できない)

 またJPLAYの問題かと思いましたが、色々調べてみるとどうもオーディオデバイスをWindowsがうまく認識してくれていないのが原因でした。

 2台とも同じ現象で、まあハードの中身はほとんど一緒とはいえ同時に同じ内容で具合が悪くなる理由は良くわかりません。
 デバイスとしては一部認識はしているのですが、「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ」のカテゴリーに出てこず不明のままです。

 結局WindowsServer2012を再インストールした方が早いと思い、やはりそれでOK。無事この問題は解決できました。壊れた原因は解りませんが、どこかのファイルが飛んだのでしょうかね?


 色々弄ったついでにBIOSも少々変更。CPUまわりでIntel(R) SpeedStep(tm): EnabledをDisabledに。これでCPUクロックが最高速で固定されます。クロックスピードの切り替わりがJPLAYのネックでしたので、高値安定駆動でDAC Linkは700Hzが安定にかかるようになりました。まあ速ければよい訳ではないのですが、

ウーファフローティング構造

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 今回ウーファに取り入れたフローティング構造ですが、少し解り難いので断面図を載せてみました。

 スピーカユニットはエンクロージャ内に設けられたL字のインナーバッフルにリジッドに取り付けられています。このインナーバッフルを外側のエンクロージャより水平振動上浮いたような状態で設置するのが特徴です。

 フローティング方法はデッドマス(実際はスピーカと結合していますが)を含めたインナーバッフルの重心点にエンクロージャの上に載ったフローティング金具からワイヤを下ろし固定します。これでインナーバッフルの重量のほとんどを支えます。

 インナーバッフルの底面とエンクロジャーの間にはシールやクッション材をはさみダンプしながらインナーバッフルを水平に固定しています。実際は開口のシーリングもあるのでエンクロージャのフロント側はクッション材を挟んでボルトでインナーバッフルを軽く固定しています。

 こうするとインナーバッフルは前後にはある程度動けるようになって、スピーカユニットの反作用による前後振動は直接エンクロージャには伝わらず、飛躍的にスピーカからエンクロージャへ伝わる振動が少なくなります。

 吊る方法はコロや球受け構造と一緒ですが比較的保持構造が簡単で安定しているのがメリットだと思います。ただし必然的に設置方向は決まってしまいます。

 スピーカの振動板の反作用は通常ユニットと合体したエンクロージャの重量で受けますが、フローティングの場合はエンクロージャの部分が期待できないのでウーファの場合はデッドマスが必須です。

 今回はインナーシャーシの部分でデッドマスも入れると総重量は2~30kgですが、できればもう少し欲しいところですね。

 フローティング構造を取り入れることで中低音の濁りがとれ、すっきりと分解能の良い低音が期待できると思います。

高精度ルビクロック用DDS

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 以前高精度ルビクロックが逝ってしまったことは話しましたが、何とか復旧させるべく汎用DDSの基板を入手しました。これで直接スーバークロック(512fs)を作りたいわけです。

 チップは同じ系統のAD9959ですが、新しいのでこちらの方が高性能のようですね。逓倍で最大500MHzまで扱え、同時4ch出力が可能です。

 付属のコントローラで周波数やゲインの調整はできるのは解りましたが、本来の目的に合うようにするのはこれからですね。

 外部クロックや、出力バッファも必要ですし、何よりコンロールをどうにかしなければ。なにせチップの方は機能が多すぎて複雑そうですが、欲しいところはシンプルなので何とかなりそうです。まあ気長にやりましょう。

次世代ウーファの選択(その13)

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 いよいよ組み付け調整後試聴開始。開口径はちょっと狭いですが、まだ確定して無いので元のままです。なので外観上はエンクロージャが同じなのでほとんど変わりません(^^;。

 試聴してみて感じるのはフローティングが変わったためなのか、ユニットの違いかはわかりませんが、かなりすっきりとして個々の音の間がさっぱりした感じです。

 しかし、音像自体はカッチリとしっかり縁取られるように太く描かれます。ちょっと矛盾するようですが不思議な音ですね。静かでありながらちょっと過剰演出のような。まだなじめない部分もあり、エージングも効いていませんから、少し鳴らしてみなければ解らない部分もありますが、予想したよりは23I52に換えた時程は違いは感じられません。
 やはりエンクロージャが変わった影響は大きいようです。

 ただ全体の質は着実の向上しているので23Iもこのフローティング方法を試してみる必要があるかもしれませんね。
感触ではエンクロージャの振動はかなり減っていますので、やはりこの辺は効いているのだと思います。

この状態でしばらく聞いてから考えましょう。

 

次世代ウーファの選択(その12)

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 10C77の特性を取ってみました。

 ポート直前とユニットニアフィールド特性です。上が10C77、下が23I52ですがエンクロージャ等同じですから、特性もよく似ています。(10C77の高域はフィルター有り)

 ポート共振も同じく30Hz強です。ユニットの最小音圧から見ると実際はもう少し低く25Hzくらいなのでしょうか。

 ポートからの音圧はエンクロージャ内部の出口付近の向きや吸音材の配置を改善したので、高域の漏れは若干少なくなっています。理論どおり綺麗な-6dB/octで落ちていますね。

 フローティングの方法を変更したのでその効果も前よりは良くなって、エンクロージャの振動は少なくなっているように思います。

 まあ流石に10C77としてはこのエンクロージャの50Lは最小限で、6-70Lは有った方がのびのび鳴って良さそうですね。

次世代ウーファの選択(その11)

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 23I52の音も一通り聞いたので、次の10C77へ交換しました。

 23I52も中々良かったので10C77にも期待がかかります。とはいえ最初に組んでみると色々問題点も見えてきたのでその辺も改良しながら試してみることにします。

 最初はフローティングの問題で緩衝材として発泡ポリエチレンの5mm厚サンペルカを使用していたのですが、やはり20kgぐらいの重量だと保持をしながらスチフネスを小さくするのはかなり難しい状態でした。
 充分振動が遮断できない感じで、厚みを増やすか、もっと柔らかい材質が必要のようです。

 そこでtakeさんのアドバイスも入れ、以前作ってあった自称i-Floatを利用してインナーバッフルを吊り構造にしてみました。

 具体的にはL字型のインナーバッフルの底面にユニットとデッドマスの全重量の重心を割り出し、そこにi-Floadを埋め込みます。後は四隅に小さなサンペルカの切れ端と防振ジェルを切れ端を挟んで水平出しをすることにしました。

 こうするとコーン紙の反作用の水平方向には自由度がありますが、重量がかかる垂直方向には剛性がでて25kg程度の重量でも水平方向のスチフネスはかなり下げられます。

 もう一点は同様にユニットバッフル面の方でこちらも平面のサンペルカシールから8mm径のウレタン?丸棒のみを開口周辺に貼り付けてシールすることにしました。
 結構柔らかいのと断面が丸なので圧力が弱くとも密閉性は良さそうです。

 これで組み込んだのが写真の状態でテスト信号を入れてみましたが、以前よりは良さそうです。30Hzあたりが共振点のようですが、感触なのではっきりとは解りませんでした。

 後は組み立て調整で音出しです。


AMANERO384+ES9018K2MDAC

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 中華基板ですが、amanero384+ES9018K2MDAC基板をまとめてみました。

 簡単なUSBDACとして100均タッパに入れて音出し確認済みです。手を入れたのはDACの電解コンをOSコンに入れ替えたぐらいでまだあまりいじってはいません。

 出力のOPampはソケットなので適当に変更できます。もとは5532でしたので手持ちで良さそうなOPA2228に交換しておきました。

 電源はDCパックの9Vで内部にレギュレータがあり、ダイオードがあるのでACでも入れられます。

 DSDもダイレクトでいくらしいのですが、とりあえずPCM192kHzまでは確認しました。

 今時は格安基板でも中々ちゃんとした音が出ていますね。

 まあamaneroバスパワーなので、ちょっと賑やかです。USBフィルターを入れると少し大人しくなります。電源にもフィルターを入れたほうが良いですね。

次世代ウーファの選択(その10)

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 ウーファ変更もようやく試聴までこぎつけました。この際アンプレイアウトも変更し、スピーカはとりあえず写真の様な配置にします。


 スピーカは3つの各boxを縦にしたり横にしたりで色々置き換えて見てみましたが、これが一番落ちつき安定感もある様です。まずはこの格好でいこうかなと思います。バランスは悪いですが、誂えではないのでまあしょうがないでしょう。

 下からキャスター、ウーファ、大理石ボード、ツィータ(スキャンは未使用)、ATCミッドになります。ミッドとツィータ、大理石は以前同様スチールワイヤーで一体固定しています。

 電気的なクロス等は同じですが、一応全面的に見直し、アライメント、位相も含めて再調整しましたので、特性的には以前とほとんど変わりません。でもまだ荒削りですが、やはり音の方は大分違います。

 アンプの方は低音が200V駆動になって壁コン端子が余ったので、中音用の電源もステップダウントランスから壁コン直に切り替えることができました。まあこれらも効いているでしょう。


 ともかく一通りざっと聞いてみましたが、スケールというか馬力は更にアップして余裕が違いますね。オーケストラのカブリツキもかくやと言うくらい深みと重量感のあるの音がしています。切れの方は普段はむしろ大人しいくらいですが、いざという時にはがツンときます。低音は部屋の方が先に飽和しそうです。

 面白いことにエンクロージャが別になったためか、低音だけでなく中高音も際立って良くなりました。音色も鮮やかに分解能も上がったよう?です。ウーファとツィータはやはり同じエンクロージャではダメなのかも。

 ウーファフローティングでフレームは振動していないようですが、エンクロージャは空気伝播で結構振動していますね。やはり中高音は別スタンドでウーファと分離するのがベストなのでしょうか。

 来週には10C77のテストが出来るかな。


 

300円円筒スピーカ(その4)

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 円筒スピーカの特性を測り直してみました。上の周波数特性はユニットと同じ高さの70cm距離の測定です。

 周波数特性は思いのほかきれいですね。ボイド管が適度に鳴っているためか結構豊かな音です。

 低域の持ち上がりはユニットfoでインピーダンスにピークがあるため電流アンプなのでゲインが増えるからですが、インピーダンスのピークが2倍ほどなので、それほどボン付きません。むしろこの辺が低域の豊かさに聞こえるのかな?

 面白いのは下のインピーダンス特性で、共鳴管というよりバスレフのような感じで、なぜこの様な特性になるのかはよく解りません。
 高次共振も少ないのでこの辺が共鳴管らしくない音の原因かもしれませんね。

 管の中部にはユニット近くに15cmぐらいのスポンジを詰め、下部の出口付近には厚手のフェルトを丸めて入れていますが、フェルトの穴の塞ぎ具合で低域の調整が出来ます。

 フェルト無しだと流石にちっと低域が膨らみ過ぎで、完全に塞ぐと高域よりの腰高な音になってしまいますのでその中間でバランスよく調整が出来るところがあります。ダンプドバスレフに近いのでしょうか。

300円円筒スピーカ(その3)

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 以前に紹介したスピーカが結構良かったのできちんとまとめてみました。

 バジェットですが、このユニット(N77G98-6)調べてみるとダイトーボイスでお馴染みの東京コーン紙製作所のれっきとした製品で、同様なもので特性データも出ているしっかりしたユニットなんですね。
 耐入力も10Wと家庭用としては充分です。

 今回のボイド管の化粧には外周に相変わらず白カッティングシートを貼り、下部の開放口とスピーカ端子をつけ、おまけにスタンドも作りました。
 実はこれらの部品はスピーカも含めて全部もらい物を集めて作ったので、労力以外にコストはかかっていません。

 サブ’(BGM)スピーカとしてはこれで充分かも。今度の三土会でお披露目します。

次世代ウーファの選択(その9)

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 23I52の周波数特性(赤)とポート出力(緑)です。

 比較に今の18W8545のニアフィールド(黒)とポート(青)を重ねてみました。
 ニアフィールドなので中域以上は当てになりませんが、23I52の方が全体にフラットに近いようです。絶対値はマイクの位置によるのであまり意味はありません。

 ポートの方も共振点はそれぞれ約31,37Hzとほぼ予想どおりです。中域の漏れは23I52の方が3dBほど小さいく良好ですが、レベルとしてはまだかなり大きいですね。
 ただ3Wayなので500Hz以上はクロス400Hzだと10dBほど下がるので、実質的には問題なさそうですが、対策をした方が良いかもしれませんね。

 本格的な設置はまだなのでちょい聞きはよさそうですが、試聴はこれからです。

次世代ウーファの選択(その8)

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 ようやくインナーバッフルまで出来たので、早速エンクロージャに組み込みました。じっくり考えて作ったお陰でスムーズに組み込め、表からの止めネジもすんなり入りました。

 写真の裏側からはまだデッドマスが1本しか入っていない状態ですが、もう一本入れて横木を止めユニットに圧接させます。キャスター台に載ったエンクロージャはこのままの横置きで使う予定で、この上にツィータとミッドを載せるつもりです。これば従来と近い位置構成で聞けるようにするためです。

 まずはDATSでインピーダンス特性からポートの状態を観察してみます。そのままの状態では流石に完成品だけあってちょうどバランスの取れたポート共振で、共振周波数は約41Hzでした。

 ただこれだとフリーの状態で使用するなら良いのですが、自宅のコーナー配置では低音が持ち上がりすぎなので、共振周波数を下げるためポート後部にL字型のエルボーを追加してみました。

 この状態だと共振周波数33Hzぐらいまで下がり、吸音材をぎっしり詰めると31Hzぐらいになります。後でポート直近の音圧を測定してみて変なポート共振が無ければこのくらいが良さそうです。

 もう一つの手はポート長はこのままで口径を1/3ほど塞ぐとこの周波数に近くなると思います。こちらは音圧的には不利ですが、ポート共振は避けられますね。

 さあ次はいよいよ音圧測定と試聴です。

 

次世代ウーファの選択(その7)

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 ウーファの23I52の方が取付準備がほぼ整い、キャスターもできました。

 サブバッフルへのユニット取り付け(デッドマスは最後になります)とエンクロージャ側の加工準備が整いましたので、いよいよ組み込み調整の段階に入ります。
 まずは23I52の方を先に試して、でしばらく試してから本命?の10C77の方に移りたいと思います。

 両サブバッフルは独立しているのでどちらへも入れ替え交換可能です。

 それでも取り付けに結構手間がかかるので、まあ何遍か交換比較をするほどのことは無いと思いますが一応折角なので両方聞いてみてから決めるつもりです。

200V電源

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 低音のアンプは今はUcDデジタルアンプになっていますが、電源は市販のSW電源を使っています。このSW電源はユニバーサルタイプなので入力電圧はAC100~240Vが可能です。ですから200V給電も可能ですので試してみました。

 元々ステップダウントランスで200Vから100Vは落として使っていましたので、余って使っていなかった115Vタップを200V供給に変更しこちらから給電することにします。間違えないように未使用時キャップ(白い物)は用意しておいて使わない場合は保護して置きましょうね。

 200V給電の良いところは1次側の電流が半分になり、電源ケーブルが等価的に倍の太さになったと同じことと、今回のSW電源の場合は1次側の整流電圧も倍になるので、平滑コンデンサに蓄えられる電荷量も倍になりますから、等価的にコンデンサ容量が倍増したのと同じではないかと思います。この辺はパワータップを利用しても同じことです。
まあそれ以外に降圧比も変わるので動作状態もかわりますが。

 実際聞いてみると(低域)全体の音の締まり方が違います。ウーファをScanに変更して甘くなったと思っていましたが、かなりゴリゴリ感がでて中音もすっきりしてきました。
 まあ良くあることですが、面白いことに高域も音が立ってきて全体の印象がかわります。ノイズが回っているかもしれないので、電源フィルターを追加したほうが良さそうです。

 こうなると中域のSATRIアンプも200V対応が可能なはずですから、その内やってみたいですね。

古楽の演奏会

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 先日古楽の演奏会に行ってきました。中世の西洋音楽をオリジナル楽器で復元演奏しています。

 この当時の音楽演奏はほとんど実験考古学みたいなもので、いろいろな資料等から推測するしか出来ません。でもその分、演奏家の個性で色々な演奏があって面白いですね。

 逆に現代は著作権の思想が浸透して1音1声たりとも楽譜からの逸脱は許されないのですちょっと窮屈です。でも演奏自体はなるべく当時の状況を再現するようになって幅は広がってきた部分も有ります。

 今回の楽器は左がハープ(の原型、胴が別体で弦は外からピン止め)、右がレベック(3本弦)。他にトラベルソー(実際は中世には無かったそうだが)、ドラム、タンバリン等が使われました。

 楽器演奏に添えて歌も歌われます。当然純正調(ピタゴラス?)なので響きが綺麗です。録音も録れましたので三土会で披露できるかな。

次世代ウーファの選択(その6)

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 こちらが10C77のインナーバッフルで丁度ユニットを仮付けしてみた所です。

 フレーム外径が27cmもあるのでギリギリのサイズですが、このユニットは意外と小容量でもOKらしいので何とか入れてみました。
 この後に同様に円筒デッドマスが2本載ります。なのでインナーだけで25kgほどになります。

 これにエンクロージャが15kgぐらいなので合計40kg。その上にMIDとTW(従来の箱ごと)を載せる予定なので結構な重量になりますね。組み立ててから設置なので移動用に専用キャスターに載せる予定です。