ES9038Q2MのHDIM入力

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 ES9038のお出かけDACも最近はUSB接続よりもHDMI(I2S)接続の方使い道が増えてきているので、USB入力用のAMANERO基板を外しHDMI入力レシーバに変更しました。

 元々アイソレータ内蔵なので単純なHDMIレシーバでOKです。まあコネクタ切替でアイソレータも外せますが、音質的にもその必要は多分無いでしょう。

 XMOSのUSBDDCを介してテストしましたが音質共にOKですね。これでSMPDのテストDACとしても使えると思います。
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symphonic-mpdを試す(その7)

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 SMPDのコントロールソフトはyaMPCを使っていますがこちらも最近1.2.1にVerUPしましたね。

 音楽データはPCの共有フォルダーからとっていますが、当初はノートPCを利用していました。PCで余り音はかわらないとおもっていたのですが、ノイズ対策済みのmini-ITXを使ってみたところかなり変わったので、今度は従来メインの高速?PCはどうかと試してみました。

 メインPCはi7といえども初期バージョンなのでたいしたことは無いのですが、比較のmini-ITXからみればやはりかなり高速です。ノイズ対策も少しはしてあるので大雑把な比較ですが、将来どちらをデータ用PCに使おうかというための実験です。

 最初は外付けドライブを共有フォルダーに上手くできなかったのですが、その辺は何とか上手くいったので中々便利になりました。

 比較した感じではi7マシンでは雑実が少なくなりすっきりとした音になるようです。音質的にはクッキリして良さそうなのですが、どこかさっぱりしすぎの様な感じもします。ITXマシンのどこと無く雰囲気のある感じが好きなのですが、i7だとチョッとやりすぎとういう面も感じられ、一長一短のようです。

 省エネもあって当面はmini-ITXで行こうかと思っています。

 

symphonic-mpdを試す(その6)

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 相変わらずSMPDですが、外部(共有)データのPCをノートからmini(ITX)PCに変更しました。基本的には音楽データの保存場所はあまり音には関係無さそうなのですが、せっかく余っているminiITXPCを有効活用するようにと使ってみます。

 このPCは以前サブ用に使用していたPCでノイズ対策も結構されているので好都合かと思います。

 データ用PCにはディスプレイなどのI/Oも不要なので本体のみのminiPCは丁度良い感じです。データ用にHDDも2Tを入れWIN10をインストールしてつないでみます。古いのでLANは」100MBPSですが、音楽再生には問題ないかと。

 ノートと比較してみるとやはりぐっと落ち着いた音になり奥行きも深くなっている様です。データ用PCだけでも結構変わるのに驚きました。まあまだまだ色々やることがありそうです。
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symphonic-mpdを試す(その5)

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 動作検証中に壊してしまったかと早とちりして追加購入してしまったラズパイが余っていて、もったいないので予備機として活用しようと思いました。ただしメインで使っているオプション基板のRASDACは生憎1枚しか持っていません。そこで同様のHifiberry digi+proを入手しました。

 ここはdigi+proではなく、RASDACと同等のHifiberryDAC+proを購入しても良いのですが、いまさらDACは不要だし丁度現行にはSPIF出力が無いのでその代わりでdigi+proを購入することにします。こちらもDAC+proと同様にオプション基板上のクロックをベースに出力するというマスターモードになっているからです。やはり普通のラズパイとはジッターの基本の所が違というものなので、マスターモードは必須です。

 またこの基板は格安の並行輸入品ですませられそうなので改造目的にも面白そうです。

 早速届いた基板と3Bを組み合わせてまずは動作確認しました。相変らず紆余曲折中々素直に行きませんでしたが、何とか音出しまでいき購入品の動作確認が出来ました。やれやれ。

 まあ、面白いのはこれからですが、まずは表のLEDが眩し過ぎます。1mAぐらい流れているのですが、最近のLEDは高効率なので0.1mA以下でも良いくらいです。後で調整しておきましょう。

 ラズパイは電源供給と冷却は注意したほうが良さそうなのでこの辺を抑えながら、どうノイズ対策をしていくか検討を始めます。づづく。

symphonic-mpdを試す(その4)

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Symphonic-mpd(SMPD)のコントローラソフトとしてはpadを使ったympdが基本のようですが、カバーアートで選べないのは流石にチョッと使い難い点もあり、もう少し使い易い方向を考えています。

 そこでこの辺の使い勝手には一歩進んだapple系の端末も用意することにして、この際大きめのiPad(中古)を入手しました。

 これで使い勝手の良さそうなyaMPCを何とか動かすことができる様になり一歩前進?のつもりでしたが、一時カバーアートが出ずに(これはandroidも同じでしたが)これでは折角の意味がないので何とか表示させるよう苦労しましたが、共有ファイルのセキュリティ?の問題らしく、この辺は試行錯誤で何とか復帰(というかまともに)なりました。(この辺が写真の結果)

 今はまだ音楽データベースが仮なのでカバーアートも抜けだらけですが、今度はこの共有ファイルを従来のメインHDDから取れるようにして本格稼働を目指したいと思います。

symphonic-mpdを試す(その3)

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 電源チューンで本体側はこれだけになりました。無線ルータの電源もラズパイ側に上手く組み込んで、重量削減とノイズ対策を強化、LANケーブルもコアを入れて対策しました。お陰で本体重量も1.39kgで納まり、ルータを入れても1.6kgと全体でかなり軽量化できました(ノートPCを除く)。

 肝心の音の方はますますクリアーに冴えてきて、当初はサブ機としてある程度のレベルまで来ればと思っていましたが、どうやら現有のメイン(corei7のDualPCをWS2012R2で、ソフトはUPnPのfoobar2000)を凌ぐ音質になってきた感があります。
 特に高域の滑らかさが、従来のメインPC機ではまだ硬さを残していた面がありますが、その辺がSMPDでは完全に払拭され、硬さの原因として予想されたDACの問題というよりはトラポ側にあったことが結果として判りました。
 高域の滑らかさと共に全帯域に渡り緻密さと奥行きが相まって再生される音場に一体感があり、リスニング環境がます。ともかく従来と詳細に比較するまでも無いといった感じですね。

 とはいえまだ操作性には問題点が山積みです。androidでもそこそこ操作できるのですが、やはりここはソフトの出来の違いを感じますので中古ながらiPadを手配中です。 

symphonic-mpdを試す(その2)

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 今回のsymphonic-mpdの全容ですが、手前のタッパーに入っているのがラズパイとそのアナログ電源で、奥のノートPCと(共有ファイルの音源)と共に左の無線ルータに有線LANで繋がっています。
 操作は右手前のPadからWifiのWebUIで行います。音源ファイルがある奥のノートPCはマイクロPCなどで置き換えられれば全体としてかなり軽量化できるのですが、まあこんなところでしょう。

 ラズパイの出力はHDMIがメインですが、上に載っているHifiberry DAC+PRO相当のサブボード上のPCM5122には一応アナログ出力もあるので、簡易的にはこちらも使えます。

 肝心の音の比較元の方はメインのUPnP接続のデュアルPCfoobar2000のUSB出力をXmosのDIYINHKのDDCで受け、それからHDIMI(I2S)でチャンデバに接続しているところからの切替になります。
 SMPDは音的には中々滑らかでラズパイは思えない余裕がありますね。foobarとはまた違った面で音の品位は結構高そうです。電源系などまだいじれる所はありそうですから、今後が楽しみです。

 操作系はまだ私の現状ではCoverArtが出ないなど使い勝手は良いとは言えませんが、改善の余地もあり他にもコントロールアプリが有りそうなのでこの辺は今後の課題でしょう。まあ楽しめそうです。

 

symphonic-mpdを試す(その1)

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 rassberyPiのディストリビューションでsymphonic-mpdというのを試してみました。

 ラズパイ対応のディストリビューションも色々あり、Volumioも試したことがありますが、音質的にはもう一つというところだと個人的には思っていました。
 そこで同じラズバイを用い音楽再生に特化して、ハードもソフトもかなり切り詰めたらしいディストリビューションとしてsymphonnic-mpd(以下SMPD)を見つけたので、何とか聞いてみようと思ったわけです。

 このSMPDに対応するラズパイは現在のところ基本的3Bのみということですが、丁度手持ちのvolumio2を入れていたのが3Bなので早速SDメモリーにイメージを移し替えて使ってみました。
 とはいえメインのラズパイの他に音楽データのNAS(か他のPCの共有ファイル)を有線LANで結び、それ外にコントロールPC(WebUI)をリンクさせ選曲制御をさせる必要があります。

 あと、ラズパイのDACは基本GPIOのI2S接続が推奨されますが、市販のボードごとのドライバーも用意され、GUIとは行きませんが対応しています。私の場合はI氏設計のPCM5122ボードが付いていて「Hifiberry DAC+PRO」相当なのでこれを選びました。このDACクロックがマスターモードというDAC側のクロックで動かせるのが特徴でSMPDも対応しているようです。なお出力はLVDSによるI2SのHDMIコネクタ経由になります。

 

FreeDSP SMD A/Bボードプロジェクト(その4)

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 FreeDSPボードをデジチャンとしてDyatonとAurasoundで2Wayを作って調整してみました。

 プログラムとしてはまずステレオ入力に2Wayのチャンデバブロックを繫ぎその高低それぞれの出力にパラメトリックEQを繫ぎます。高域のみゲイン調整のためアッテネータをいれ出力に繫ぎます。
 プログラミングとしてはそれぞれの機能ブロックを並べ1本づつ線を繫ぐだけでお終いです。

 実際の調整は本体RAMへプログラムを展開した状態でPCの設計支援プログラムの回路上からリアルタイムでパラメータが調整できます。それで音出ししながら特性を整えます。これが図の状態です。(ここではチャネルデバイダーでゲイン調整中)

 OKならROMに書き込むとPCは不要ですが、その分その後の微調整はできません。(デジタルVRぐらいは付けられますが)

 2Wayの周波数特性を調整した結果が下のグラフで300Hzクロスの2WayでパラメトリックEQで全体をほぼフラットにしてみました。

 事前の音出し準備が整っていれば、プログラミングを含めても30分もかかりません。単体で何でも変えられる汎用機とは行きませんが、特性を固定した組み込み型としては全体が軽くて小さく済みますのでこれはこれで便利ですね。

 

FreeDSP SMD A/Bボードプロジェクト(その3)

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 FreeDSPボードですが、内部スルーでAD、DA含みの総合特性を測定してみました。アナログ入出力なので上はチョッと調波歪みが多いですが、今回の測定系ノイズです。

 下がその測定系の間にFreeDSPボードを通したときのノイズで、中域に若干細かいノイズが付加されフロアは6dBほど上がっていますが思ったより少ないですね。調波歪みもほとんど増えていませんからこちらも問題ないと思います。
 中級ADDAのようだったのですが、結構まともそうです。

 周波数特性もほとんど10Hzから20kHz(fs48kHz)で0.1dB以内ぐらいに収まっています。若干コンデンサ部品等は当初のものから少し変更していますが、素でも特性上は余り変わらないでしょう。試聴が楽しみです。

 なおこれで当面はアナログで作っていた200Hzクロスのチャンデバの代わりをさせよう思っています。

FreeDSP SMD A/Bボードプロジェクト(その2)

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 FreeDSPボードが組み上がり、テスト用のサンプルプログラムで動作確認が取れました。

 部品点数が多かったですが、特に支障もなく基板の方は組みあがりましたが、案の上プログラムで躓いてしまいました。プログラミング支援ソフトのSigmaDSPのインストールは問題ありませんでしたが、USB接続のFreeUSBiのドラバーが上手く入りません。

 色々試行錯誤でWin7の方は何とかインストールできましたが、Win10は同じ方法でもまだうまく入らない状況です。まあそれでも何とか動くようになりましたので、サンプルプログラムを走らせることができました。

 プログラムのひとつは単純な4chVRでステレオ入力をVRを通して2chに分配するもの。後は2chのチャネルデバイダーですね。VR動作、フィルタリングも動作確認できましたから、大丈夫でしょう。

 実際のプログラミングでsigmaDSPの使い勝手などはこれから勉強していきます。

 まずはケーシングと音出しかな。まあADC/DAC仕様は普及タイプなのであまり期待はしていませんが、そこそこ使えるレベルの音がしてくれればOKですね。

FreeDSP SMD A/Bボードプロジェクト(その1)

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 三土会町田支部のhiloさんの発起で表題のDSPによる信号処理ボードを作り始めました。チップはTIのSigmaDSPを使った評価用ボードのようなもので、書き込み機を入れても6千円ぐらいの部品代で出来る入門用です。

 入門用といってもこのDSPの面白いところはプログラミングが完全にブロック化されて、1行もコードを書かずにプログラミングエディターでプロック間の接続を変えるだけでプログラムが出来るということでしょう。

 この方法はほとんど素人でも自分の考えた構成のDSPシステムが出来ることで2入力4出力の範囲で色々なことが出来ます。

 まあまずはボードの完成を目指して部品実装中です。

AURASOUND2Way

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 AURASOUND NSW2-326-8AをDaytonのND140と組合わせて2Wayにしてみました。元々100φのボイド管にぴったりのバッフルが付いていたので簡単に試せます。

 ボイド管は高面開放なのでそのままでは管共鳴が出てしまうのでエンドを吸音材でぎゅっと固めます。後はバッフルステップ補正ですが、今回はお出かけ用なのでメモリープレーヤのAK-100についている簡易グライコでの補正のみなので余り詰められてはいません。
 出来たばかりなのでボイド管のお化粧はこれからです。

 まあそれでも何となくそれらしい感じになり、超感上も鮮度の良さが伺えます。広がりなどはPARCとそれほど変わらない感じもしますが、音色はメタルコーンらしくカチッとした感じがありますね。

AURASOUND NSW2-326-8A

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 AURASOUNDの有名な2inchiスピーカを入手したので測定してみました。

 基本ベースでDATSのインピーダンスですが、foなどは250Hzほとどまあ予想通りですね。2inchiと公称していますが、振動板は直径30mmほどですので余り期待は出来ません。
 Vasはチョッと測り方がおかしかったのかも。

 歪率から見ても下限は300Hzぐらいがよいところ。低域はやはりあまり欲張らないほうが良いと思います。これもウーファを足して、中高域の素直さを上手く引き出すと結構良い感じになるのではないでしょうか。

 丁度10cmボイド管用のバッフルが付いているので早速試してみようかと思っています。daisoとどっちがいいでしょうかね。

PrimeSeat

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 あちこち似たようなサービスがありますがこちらは独自?に色々無料配信サービスも行っているサイトのようです。

 DSD256(11.2MHz)のStreamingが売りの様ですが、残念ながら手元に上手く使えるデジタルレコーダがありません。ソフトでも最近DSDが扱えるのも増えてきたようでので、何か探そうかな。まあ特にDSDにこだわりが有るわけではありませし、そのままではデータ量がバカにならないので考えてしまいます。

 というのも普通のPCM96kHzあたりのハイサンプリングでも音質的には充分(というかこちらの方が好きかも)なので、こちらもボチボチ試しているところです。BSもよいけど今の所映像はなくても良いし、音声の5.1ch再生もまだまだなのでPCMでも面白いかも知れません。

タブレットによるコントロール

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 今までデュアルPCによるプレーヤはコントローラーPCをリモートデスクトップでノートパソコンからWifiで操作していましたが、やはりタブレットでの操作を試してみたくなり、ようやく何とか動くところまでたどり着きました。

 相変わらず立ち上げはスムーズに行かずしばらく回り道をしていました。まずアプリが最初の予定ではタブレットがandroidなのでfoobarConを考えていたのですが、どうも最近はアプリがダウンロードできなくなっているようで諦めざるをえません。仕方が無いので紛らわしい名前ながらfoobarcontrollerを試してみましたが、こちらは結局上手くつながりませんでした。結局次点のmonkeymote 4 foobar2000でようやく動くようになりました。

 とはいえまだデータのタグ情報の管理が悪いのと使い勝手が良く解っていないのでまだまだ悩みそうです。アルバムのカバーアートから選ぶのはやはり使い易いかも。まあしばらく遊んでみます。

音響測定も

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 明後日はPARCの鑑賞会の日ですが、私も出品と共に音響測定の話もさせて頂くことになっています。まあ主にはOmniMICの使い方ですが、その前に「なぜ音響測定が必要か?」という前振りもしたいと思っています。

 DIYerが自作のスピーカの特性を知りたいというのは当然で、そのデータも多いのですが、本来のリスニングポイントでどう聞こえているかは基本的な周波数特性でもあまり見かけない様に思います。
 当然ながらリスニング環境は個々異なるので、推奨条件などは有っても中々それ以上は踏み込めませんが、かなり室内の影響が大きいことも事実です。

 グラフは黒線が正面50cmフリー状態でのテストスピーカの特性例ですが、このスピーカを6畳間を縦長に使い対向する面で設置し測定したのが赤線になります(レベルは再調整)。まあ単なる例ですが、予想された様にスピーカ自体の完成度とはまったく違ったものになるのは当然だろうと思います。

 つまりスピーカ自体を細かく追い込むならそれ以上にリスニングポイントでの特性を追い込まなければ順序が逆ではないか、それは単にスピーカの作り手の問題であってユーザ(リスナー)の問題はリスニングポイントでどのように性能を保証するかが肝心ではないかと思うのです。

 そうなると作り手としてはユーザーに理想環境を用意してもらうように期待するしかありませんので、それが出来ないユーザーは自分で測定し環境を整える(補正する)必要があることになります。ここにあまねく音響測定の必要性がある様に思います。

 まあ必要とされる特性は周波数特性だけではありませんし、最近は自動補正の機器もあるのですが、それはそれで弱点もあるのですが、自己測定もなかなかスキルもいるので難しいところですね。でもこの辺がもっと見直されても良い様に思うのですが。




 

国分寺オーディオ協会第6回音会に参加して

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 先日、国分寺のM'sで行われた第6回音会に参加してきました。今回はA&CオーディオのHippoさんのデモということもあり、たまたま時間が上手くあって参加することができました。

 場所は流石に最初解らずにウロウロしていましたやっと見つけることができました。皆さん行く時は注意しましょう。
会場はライブハウスのようなところですが、それほど広くはありません。何時もは20名ほど集まるようですが、今回はたまたま少人数でその分ゆっくりとお話ができました。

 肝心のA&Cさんのデモは最新のEvangelist-102で2Wayながら最小形に近いプロフィールです。ウーファが手作りの振動系なのが特徴で、アライメントもきっちりと取られているようです。
 会場の広さにしてはこの大きさはかなり苦しいはずですが、音の出方はその辺をまったく感じさせない骨格のしっかりした音場再現性の優れた音がしていました。
 中域のしっかりした音が再生音の構造をキッチリと描きながら、それ以上の余計なものを足さないという清清しさがあります。この広さで低音は量感豊富とまでは行きませんがサイズのエキュスキューズをせずに済むだけの充分なレンジがあり、一般家庭ならセッティングで充分な音量が期待できそうです。

 参加者の蔵出しソースも楽しめ、有意義な夕べでした。

Masa邸訪問

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 以前からお願いしていたMasa邸をTakeさんと訪問することが出来ました。お近くの駅で待ち合わせ、お昼は恒例?のカレー屋さんでランチ。中々コクのあるルーで美味でした。

 早速お宅まで徒歩数分、東南斜面が開けたの見晴らしの良い3階建ての最上階がニスニングルームになっているようです。下階のリビングは陽光が燦燦と当たり明るく快適ですね。対照的にリスニングルームがグッとシックにダークな色調で窓にもカーテンが引かれ落ち着いた雰囲気です。まあ普段はなるべく遮光して聞かれるくらいですから、ぴったりかと。

 メインスピーカはウィンアコのBeethoven Concert Grandですが、最新の自作システム(ベリ+アクトン)もようやく稼働しだしてこちらも期待できます。
 最初はウィンアコで音量は控えめですが、ゆったりと静かになる雰囲気は新装のリスニングルームにぴったりですね。でも良く見るとアンプのとなりにはISOTEK sigmasが。やはりこれが効いているのでしょうね。PCが同居する関係でノイズ対策には頭を痛めているようです。

 自作の方も切り替えて聞かせていただきましたが、まだ調整中との事ですが、すっきりと高解像な音はユニットの特徴を良く生かしていると思います。しかしウィンアコと比較する厚みと情感がもう少しということで、確かにすっきりとしすぎな面もあります。
 そこで色々お聞きするとバッフル補正はしていないとの事、データをみてもやはりこの点が不足しているようです。当面直ぐできる対策としてトンコンで低域を補正してフラットに補正してみます。バッフル補正はほぼオーソドックスなトンコンで合いますからこれでも充分です。
 こうするとグッと厚みが出てお好きなオベラやリートの情感もグッと増して、高解像度ともに自作スピーカが優位にんってきました。

 後は例のノイズ対策ですが、アンプの電源系はsigmasやらファインメット、ヴィトロパームなどのコア材などかなり対策が進んでいますが、肝心のUSBケーブルはまだだったのでTakeさんの出番で何時ものケーブルと交換。
 これだけでもかなりの効果がありましたが、問題のPC(&ディスプレイ)の電源もそのままだったので特製ノイズフィルターを追加。ラインに繋がるものはなるべく徹底的に対策するのが効果的です。

 やはりこれも当たりで静寂間と細かい余韻が綺麗に出てくるようになりました。最終的にはここはご自分でノイズフィルターを使いすることになりますね。臨時にはPC等もsimgasからとるのも良いです。

 専用のリスニングルームとシステムが落ち着きこれからが楽しみですね。

アンビエントスピーカ(その1)

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 スパーステレオ用にアンビエントスピーカを天井隅に吊ってみました。ユニットはPARCのDCU-F080PPの対向ツィンです。

 以前にMID用に作っていたものですが、アンビエントでは余り低域は関係無さそうと、小型スピーカでためしてみているところです。

 ユニットは前後に向けた方がリスニングポイントには横向きにとなり、高域が落ちてアンビエントスピーカの位置があまり気にならなくなるようです。

 前回と聞き比べてみると前のアンビエントスピーカより音量を上げてもその効果が解り難い感じですね。アンビエントスピーカもやはりもう少し低域が伸びた方が面白そうです。スーパーステレオは広がりと共に低域の伸びが特徴なのでチョッと効果が薄く感じられるのでしょうか。

 もう少しアンビエントスピーカは検討してみるつもりです。

スーパーステレオの復活?

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 スーパーステレオというのは昔Dynavectorで発売されていたアンビエントch創生によるサラウンドシステムなんですが、この手は時々やってみたくなるのでいくつか持っています。

 このスーパースレテオもそれなりの技術的な目論見がある様で、効能はそれらしく説明されていますが、私には内容的には理解不能です。まあこういうのは聞いてナンボ良ければ使えばよいし、駄目なら外せばよいだけです。

 ということで今回はSSadpというアダプタを通して、アンビエントに小型のシングルスピーカをドライブさせてみます。ポジションは仮にということでユニットを上向きにしてリスポジの左右隅に置いてみました。

 ポイントはメインの3Wayの各ユニットを同相にするべきだろうというところです。スーバーステレオの場合には位相をグルグル回している様ので余り関係ないかもしれませんが、この辺が昔やったレベルでは今一つだった原因の様に思いましたがどうでしょう。


 新ためて色々聞いてみるとレイアウトの良さもあるのか結構バランスは悪くありません。アンビエントスピーカも気になるような変な定位は感じられないので、良い感じに前方メインの奥行きと広がりが拡張されるようです。

 これなら本格的にアンビエントスピーカを設置してみてもいいかな。少し考えてみましょう。

TPA3116D2中華アンプ

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 性懲りも無くまた安価な中華デジタルアンプ基板を購入してみました。

 使用ICはTIのTPA3116D2で電源電圧は26V程度までかけられるので8Ωでも出力は30Wぐらいは取れますが、この基板は豪勢に各ch毎にパラBTLの2IC構成で、8Ω負荷ではPBTLにしてもパワーは増えませんが2Ωで100W以上取れ低インピーダンス対応となっています。

 今回はチョッと力不足ですが、手持ちの50W24VSW電源基板と組み合わせて2階建てで小型のプラケースに入れてみました。アンプ基板も小さいのでマルチアンプ対応ということで電源も個別にセットで2台分このケースに一緒に入っています。重量825g(コード別)。
 電源SW付きVRが各基板に付いているので単独でも使用が可能です。

 特性はチップの仕様でゲイン切替が出来るようですが、36dBに設定されていてちょっとゲインは高めですが、チップ抵抗を換えれば調整は出来そうです。この下の32dB辺りがよさそう。

 高域特性は25kHz(-3dB)ぐらいまででそれほど伸びていませんが、聞いた限りではそれほど不足は感じません。音質的にもまあまあです。普段使いだとこのくらいパワーがあれば特に困ることは無さそうですね。

チップ?テスター

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 測定器が続きますが、HIROさんから紹介されたテスターを購入してみました。これは能動素子(Tr,FET,Di、LED)やCRなどがどれでも測定ボタンのワンプッシュで簡単に測れます。

 リード付きのディスクリート部品の測定には左下にゼロプレッシャのICソケットが付いて1,2,3の番号が振られているので、テスト試料はそこに挟んで測定します。チップ部品の場合はそのコネクタの脇に部品を載せられるパターンがありますので、そちらに試料を押し付ける形で測定することになります。

 リード部品もチップ部品も形状は2端子でも3端子でも可能ですが、このテスターのポイントはそこではありません。測定は部品を載せて(挟んで)テストボタンを押すだけですがこのテスター、素子の種別の結果が自動で液晶にグラフィックで出ます。
 数値はもちろんですが、トランジスタやダイオードなどの極性も差し込んだ1,2,3の番号に対応して表示されます。

 写真は左上から抵抗、コンデンサ、下がトランジスタ、FETで、リード部品は差し込む向きどうでも良く、内容は自動で判別、表示してくれると所が面白いです。
 これはチップ部品など形状からは名称も機能も区別つかない部品でもただ載せるだけでよいので重宝します。

 数値情報も結構細かく、電解コンデンサなどの大容量のフィルムだとESRが電解コンだと更にVloss(tanδ?)が表示されたりします。(ただし極性は出ない)

 他にダイオードは順方向電圧が、LEDも一瞬定電流?で光ります。トランジスタはスレッショルド電圧とHFEが出て、FETだとその時のドレイン電流が表示されるなど、結構細かいデータも出ます。

 これでケース付きでも1.5K円ぐらいで本体のみだと1k円ほどですからお買い得かと。電源は9Vですが、下限は厳しいので006Pだとアルカリが必須かもしれません。

 なお取説?と自己校正方法がネットにありますが、ソケットのピン番号は上下とも左から1,2,3,1,1,1です。校正方法は1,2,3をショートしてスタートボタンを押し、途中指示でそれを抜きます。またその後100nF程度のコンデンサを繫ぐよう指示が出ますのでそれで終了します。まあ精度は普通のテスター並みです。






 

mini DSO

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 面白いDSOを見つけました。帯域は200kHz(実力はまあ100KHzぐらいですが)と狭いですが、amazonで3500円程度と超安価です。(キットもあるが完成品と値段はほぼ同じ。品名はETEPOPN EM001)

 それでも電圧分解能は12bitでリードアウト表示が周波数、サイクル、パルス幅、デューティ比に最大、最小電圧、平均値、ピーク値、実効値とこれでもかという具合に付いて性能的には中々良く出来ています。
 波形が見えるテスターとしても充分かと。

 ディスプレイサイズは2.5inchで液晶もカラフルで見やすいです。入力も1MΩのBNCと本格的でGND,DC,ACの切替付き、レンジは5mV~20V/Div、トリガーモードもauto、manual、singleとあり極性やレベルももちろん変えられます。

 という様に普通のシングルDSOとしては十分な普通の機能を網羅してあり手抜きのところがありませんね。波形メモリーまで備えていてEEPROMに書き込むことがさえ出来ます。

 電源は9Vですが、120mAとかなり食うので電池駆動はチョッと大変かな。006Pだとアルカリでも10時間ぐらいでしょう。下手なテスターなどより便利かも。

ポータブルオーディオ

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 お寺大会用のエントリーシステムとしてオールバッテリー駆動のポータブルオーディオシステムを作りました。

 スピーカ構成は以前のND-140とDCU-F101Gの2Wayがベースです。
 今回は全体が一体で持ち運びができる必要があるので、組み立て式で左右のスピーカをセンターの割り入りボイド管で結合し、その中と上部にバッテリー化したアンプ系を置けるようにしてまとめました。

 スコーカは左右のウーファの上に引っ掛けるようにして、左右間の幅をとりながらも正面での高域の特性を伸ばすために前方に向けています。スコーカはフリースタンディングの様になったので回りこみによる音場感も良く出ます。

 ポータブルなので軽量であることも重要です。元から重量に関しては軽量を特徴に開発してきたので全体をまとめても丁度10kgで収まりました。上部にベルトをつけていますの持ち運びは片手で容易です。

 メイン電池のニッカドはフル充電だとバンバン鳴らしても優に2時間は持ちましたので、実用?的にもデモなら充分な容量かと思います。

KaNaDe03

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 普段は余りインシュレータなどは使わないのですが、たまたま表題の物の預かることになったので試して見ました。

 とはいえ自宅ではあまり使える場所で適切な所が少ないので、とりあえずDACの下に敷いてみました。

本体はブレーキ摩擦材ということで焼結材のように軽くて硬い素材です。


  音の方は思ったよりは変わるようで、全体に整理された感じで余韻というかアタックは抑えられる感じです。しかし超高域成分が乗るような感じで爽やかな音になる気がしました。

 音色は地味ですが、うるさ目のシステムだと静かに落ち着いて上手くはまる感じですね。硬質の鉛筆で隈取をしたような感じかな。

 まあこの手は面白いですね。

バッテリー駆動アンプ

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 ボータプル用にアンプ系をバッテリー駆動にして試しています。

 パワーアンプ(写真中下)は先のニッカド電池32本セット(アンプ側が正負電源と思っていましたが、単電源だったので約20Vに変更、16本づつ並列接続にしています。写真右)を使用、ついでにUSBDAC(写真中白箱)も20V対応としてこの電源を流用しました。
 LOGATT(写真中黒)は既に単3電池内蔵の自動切換えに改造済みなので心配なし、アナログチャンデバ(写真左)も006Px2の電池駆動に切替できるように変更しました。
 プレーヤはAstell&KernのAK-100(写真中上)の光接続で勿論こちらはバッテリー駆動なのでこれでソース・アンプ系は全部バッテリー動作で動くようになりました。

 やはり何と言ってもバッテリーはAC電源系から切れるのでノイズ的には良い面があり、やはりスッキリ緻密な音になります。バッテリーというと瞬発力の弱さを考えますが、聞いた感じではそれほど心配する必要は無さそうです。
 ニッカドでも結構内部抵抗は低く、等価的には0.2Ωぐらいにはなりそう。下手にショートするとケーブルが燃えます。まあバッテリーは内部抵抗が低いのである意味怖い点もありますね。ヒューズで保護したほうが良いかな。

 まあパラになったこともあり1600mAH相当の電池なのでマルチアンプ2台でバンバン音出ししても1時間以上持ちます。臨時と思いましたが結構実用になりそうですね。急速?充電で6~800mAぐらい流してもたいした発熱はしないので2,3時間で終わります。まあ怖いので充電中は常時見守りは必要ですが。

ポータブル用バッテリー

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 お寺大会用ポータブルシステムの電源用に手元のニッカド電池を使えるようにしてみました。いつぞやのお寺大会で仕入れた8本シリーズのパックが4セットありますので、これでアンプ等の電源にしてみようと思っています。

 ニッカドの容量は@800mhとそれほど高性能ではないですが、今回の目的には多分?充分でしょう。16本づつ正負に割り当て±20V程度が得られるかと。

 早速持ち運んで使えるように100均ケースに入れ試しに充電放電テストをしてみましたが、まだ初期段階なので充電容量は8割方といったところです。何回か充放電を繰り返せばフルに使えるくらいにはなるかと思いますので、期待しましょう。

 上手く行ったら早速アンプにつないで音出しテストもしてみたいと思います。

DCU-F101G(その3)歪率

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 DCU-F101Gの2Wayの歪率を測ってみました。マイク位置はリスニングポイントでスピーカから2.5mほど離れています。
 クロスが200HzだとスコーカのF101Gの歪が増える前にウーファに引き継げるので歪の増加はせずにうまくつながります。また最低域の歪はストロークの限界から増える40Hz以下の信号をカットしているので、低域でもほとんど歪は増やさずに済みました。
 このdaytonのウーファはローコストながら結構優秀ですね。パワーを入れてもそうヘタリません。まあ鉄板フレームですからちゃちですが、その分ネオジマグネットと相まって全体重量が軽くて済みます。

 

 

ES9038Q2MDAC(その4)

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 DACのI2Sアイソレータの有無でノイズを調べてみましたが、やはりアイソレータの効果でノイズが減っていました。

 右上のグラフがアイソレータ有り、右下がアイソレータ無しの997Hz0dB再生波形のスペクトル(efuさんのWG,WS使用)です。

 途中入れたアイソレータはDDCのAMANROからの途中ES9038Q2Mに行く途中のISO7240の基板(本体右上)で、無しの場合は直接AMANEROからES9038Q2Mに繫ぎます。比較はそのアイソレータ基板を挟むかどうかで行っています。

 まあアイソレータを入れても前々回とは電源が異なるので低域でまだ若干ノイズが大きめですが、今回のはDCパックの簡易電源なのでその辺の影響が出たのかも。

 アイソレータの有無で音を聞いてみても結構差が感じられ、やはりアイソレータ有りだと中低域の見通しが良くなります。全体にすっきりとして音量感は下がりますが解像度は上がる感じです。好みもあるでしょうが、私はこちらの方が良いと思います。

ES9038Q2MDAC(その3)

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 前回の続きでDIYINHKのDDCのアイソレータをはずしてみました。そうするとAMANEROと中低域ノイズ上昇はほとんど差が無くなり、ノイズの差はアイソレータの有無のようです。

 前回DIYINHKに使ったアイソレータはISO7240ですが、結構効いていますね。無信号時のノイズレベルも外すと0.10mV->0.16m,Vとアップしています。

 まあ後はこれがどのくらい聴感で解るか?が肝心ですが、比較はちょっと面倒そう。HDMIレシーバを2組用意して切り替えるかな。

ES9038Q2MDAC(その2)

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 DACのノイズ特性を取っていた時に気が付いたのですが、USBDDC(USBからI2S信号を取り出す回路)のAMANROとDIYINHKのバックグラウンドノイズがかなり違います。

 解り易く無信号時のアナログ出力をFF400でA/Dし、そのスペクトルを比較した図をあげて起きます。(efuさんのWaveGeratorとWaveSpectraを使用)。

 上がDIYINHK、下がAMANEROのDDCにDACをつけたときの無心号時出力になり、AMANEROは中域から低域にかけてノイズが30dBも上昇しています。最初信号出力を見たときDAC基板の違いかと思っていたのですが、どうもDDCの違いが加算され出力されていた様です。

 ただしDIYIINHKのDDCはアイソレータが入っていて、それ以外にも経路が若干ちがうのでその辺の違いが出たのかも知れずもう少し調べてみようと思っています。それでも随分違うものですね。

ES9038Q2MDAC(その1)

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 現在のES9039Q2M 3chDACはまあ電源もしょぼいし、3ch分をまとめて作ってしまったのでコモンモードノイズなども有り、将来的には作り直したいと思っています。
 そこでこの際、電源強化でどのくらい違いがあるか同じES9038Q2M基板を用いて実験用のシングルDACを作ってみることにしました。

 電源は昔のDACのマルチ電源を利用し、なるべくDAC基板に分割して供給するようにします。

 ですので電源ラインは本体と発振回路、アナログ部、PIC回路に分けて送るようにします。各chも余裕のあるトランスとなるべく低ノイズレギュレータを用います。これで従来との比較でどのくらい違いが出るかを検証し、次作の参考しようかと考えました。

 とりあえず組み上げて音は出ましたが、チョッとまだ腑に落ちない点もあるので調整中です。

 

SP補正Qノッチ

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 ゴンザエモンさんのところで導入されたAccuton C51セラミックドームを聞かせて頂いたのですが、ユニット単独なのでバッフルステップの関係か中域に若干盛り上がりがあり、今一つバランスがまとまらない印象がありました。

 解決方法としてはある程度の広さのバッフルを付けてうねりを無くする方法と、電気的に盛り上がりを補正する方法とがあります。
 バッフルの方も試されたのですが、電気的な補正Qノッチフィルターも試していただこうと回路図の様なものを作ってみました。

 ピークは約2.2kHzなので計算上色々なLCの組み合わせがありますが、丁度SPのピークの形状にあわせてノッチを作るようにLCのQ値を合わせます。今回は空芯コイルが使える値だったのでフィルムコンとで上手くまとまりました。

 パラの抵抗(R1)で減衰量を調整します。6Ωでは図の様にほぼ-6dBになり1Ωごとで約1dBの調整が出来ます。

 バッフルは電気的には何も入らないので劣化は少ないですが、音場的な回りこみが異なるので奥行きの面で違いがありそう。フィルターはその点は問題ないのですが、やはり素子の分音色の影響が出ますのでどちらが良いかはケースバイケースですね。
 上手く調整が済んだらまた聞かせていただきたいと思います。

 

DCU-F101G(その2)2Way

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 8cmフルレンジのDCU-F101GをDaytonのウーファのND140-08と組み合わせて2Wayにしてみました。クロスは自作のアナログチャンデバを使用してLR-12dB/octの200Hzで合わせています。周波数特性は補正を入れて、フラットにしています。

 素のままですと流石にチョッと癖が目立つので、ここは補正を入れたほうがぐっと素直に聞こえます。低域はまだ未調整ですが、やはりベースがしっかりすると音楽に安定感がありますね。

 補正はfoobarのグライコを使用していますので18バンドとそれほど細かくはありませんが、これだけでも結構役に立ちます。

 スコーカ(+ツィータ)の役割のF101Gは写真の様にウーファに載せるだけだと少し低いので、直接上に置かずに単独で台などの上に別に置くのも良い感じです。むしろその方がウーファを床に直接置けるので低域がしっかりして良いかもしれません。

DCU-F101G(その1)

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 昨年製作したDCU-F101Gですが、最近は出番が余り無いのでシングルに組み替えてみようと思います。

 ユニット外径が100Φのボイド管の径とほぼ同じなので、バッフルレスエンクロージャとします。2Lほどの小容積で単独で低音を欲張らずにミッドレンジ用として使う予定です。重量@0.83kg

 低音は以前のDaytonと組み合わせれば余り欲張らずともバランスが取れますから、ここは軽量化を図って小型に組みます。最終的には低域に寄ったウーファを付けて2Wayでまとめるつもりです。

ES-9038Q2M 3chDAC(その4)

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 その後色々なDACを聞いて、まだまだやることありそうな現行の3ch9038Q2MDACをほぼ1年ぶりに見直してみました。

 9038DACはゆくゆくは電源から作り直すつもりですが、その後のシングルDACの経験からも直しておくべき点がいくつかあったのでそちらを先に追加改造します。

 基本はやはり電源でまずは残っていた電解コンを全てOSコンに変更しました。それとPIC部分などを始め、残っていた電源フィルターの未対策部分を改造しました。

 これでICの全給電毎に個別に対策したことになります。電源の個別化や低ノイズレギュレータ、バランス対応はこのケースでは無理なので新作の方になりますね。

 まあそれでも以前よりは更にスッキリとして、若干はマシになったように思います。


 その後メインでじっくり聞いて見ましたが、やはりかなり良くなっているようです。全体が静かになり深みが増してきました。そして低音がしっかりして更に力感が増して来ています。高域はEvaCassidyのAutumLeavesなど子音がきつめでソースのせいかと思っていましたがそれほど感じなくなりました。なかなか良さげです。

アナログチャンデバ

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 大創2Wayシステム用に調整用のBHERINGERに替わるポータブルなアナログチャンデバを久しぶりに作ってみました。OPampで2次のフィルターを組み、3D用にmixも入れておきました。

 クロスはウーファ側が100Hzですが、フルレンジ側はショートピンで100Hzと200Hzの切り替えられる様にしています。実測でも200Hzの方がクロス点でのピークが出ずフラットに近くなりましたので、音も素直なようです。

 このアナログチャンデバは電源込みでも重量は595gと軽く、容積も100均の小ケース(10Wx17Lx7H)なので持ち運びが楽です。電源は±15Vが出るモジュールを利用して簡単に済ませました。音の方も特に問題無いのでチャンデバをあまり意識しなくても良さそうです。

大創スピーカ(その5)

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 大創USBスピーカの問題点はやはり低音ですので、先日作ったDaytonのND140ウーファを付けて2Way化してみました。グラフは室内のなのであまり精度が出ませんが、低音はしっかりカバーできているようです。(赤線-ウーファ、青線-大創、黒線-総合、灰色-暗騒音、距離約1m)

 テストではチャンデバを用い100Hzクロス(LR-12dB/oct)で軽く繫いでみます。良ければポータブル用にOPampで組める程度の次数にしています。
 実質はクロス150Hzぐらいになっていますが低域が加わるとやはり音がしっかりしますね。ウーファはシングルの3Dサブウーファでもいけそうなので、状況に応じて色々なタイプが取れそうです。

 中低域が共鳴管なのであまり定位は良くありませんが、鳴りっぷりはこんな軽量ユニットとは思えない押し出しで、これも面白いですね。

ND-140 2Wayスピーカ

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 シングルでも補正すれば結構いけそうなDaytonのND140-08ですが、やはりここはツィータを追加して2Wayスピーカを試してみました。

 今回のツィータは以前飛ばしてしまったSEASのマグネシューム振動板をソフトタイプの代替品に交換したもので、チャンデバは以前の簡易CR1次フィルターを使用しました。アライメントはウーファ正面から6cmほど下がったところで合っていそうです。

 クロスは2kHz、-6dB/octの1j次です。高域が逆相の方が少しクロスの裾のウェーブレットの収まりが良いのでツィータは逆相に繫いでいます。正相でもウェーブレットが少し流れるくらいで特性上はそれほどひどくはならなりません。

 音質はまあ全体におおらかな感じです。もう少し密度感が欲しいくらいですが、バランスが良いのでそこそこの音は出ています。ウーファは感度が84.5dBと低いですが、耐入力が40Wと高いので結構音圧は取れます。まあ14cmで軽量タイプなのでこの辺で良しとしています。低域はバスレフポートが31mmφで7~12cmといった所でしょうか。

ND-140スピーカ

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 DaytonのND140-8を使った(サブ)ウーファを作ってみました。今回のねらいの音質よりも軽量化なので、相変わらず200φのボイド管を使用します。容積は10L(高さ36cm)ほどのバスレフタイプで重量は@1.54kgに収まりました。12cm対向でも1.86kgですから、最軽量?かな。

 一応スピーカユニットはMIDBuss用ということですが、測ってみるとフルレンジでも使いそうな感じです。まあ、ちょっと中高域は暴れ気味(黒線)なのでコンボルバで補正を入れて(赤線)としても使えるか試しています。

 こうすると音の方はかなり素直な感じになりますが、補正無しでも結構元気の良い感じで使えます。

 ローパスフィルターを入れてウーファやサブウーファ用に使うつもりでしたが、2Wayのウーファまたはフルレンジとしても使えそうですね。

OmniMIC 簡易マニュアル

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 昔作ったOmniMICのマニュアルを最新版に更新しました。簡単な説明なので細かいところは抜けていますが、むしろ取り扱いよりも音響測定そのものの考え方が大事かと思います。

 まずは測定そのものには余り意味が無いのではないか、測っても効果が解らないという意見が有るとも思います。

 ポイントの一つはスピーカは不完全商品?だということです。つまり設置場所に置くまで性能を保証できない。単品で完全であっても部屋に置いたとたんどの様な特性になるかは保証できません。
 つまり設置後にリスニングポイントで測定しないと基本性能(周波数特性)すら保証出来ないものなのです。

 更に測ったとしても凸凹の特性はどうしようもない?とデータを見ても諦めの境地で測定無意味論までなりかねません。でも今はデジタル時代でイコラザーも簡単で劣化も少なくなっていますから、得失を考えると積極的に補償するべきかと思います。

 もちろんそれ以前にセッティングでベストを探すのは勿論で、それにも測定は役立ちます。

 スピーカ自体の特性が良くなる様に作っておくのは勿論なのですが、それよりもそれ以上に実際のセッティング状態での特性管理をもっと重視する必要があると思いますし、そのための測定はオーディオで必需品かと思うのですが、なかなかその辺の考えは普及しませんね。

逢瀬WATERFALL Integrated 250

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 先日、合同会社逢瀬のWATERFALLIntegraed250アンプ(以下逢瀬)を自宅で聞ける機会がありました。

 自宅装置はマルチアンプで専用接続(コネクタ等)になっているので市販アンプが簡単に試せません。そこでミニ対向3Wayスピーカをネットワーク接続でテストすることにしました。アンプ上のケースはそのネットワークケースです。

 比較は私の方はUSB接続で現行のメインのマルチシステムの1ch分をチャンデバのフィルタをフラットの状態にしたもので、DDCはXmos,それにminiDSP(miniSHARK)のチャンデバにDACをES9038Q2M、アンプはTIのTAS5630をつけたものです。

 音質的には比較すると逢瀬はクリアーで滑らかな点が特徴的でした。流石にノイズにこだわったというだけに澄んだ音がしています。
 自宅のは3ch分を統合アンプとした影響で製作時からコモンモードノイズに悩まされようやく聞けるようになったのでその問題が残っているようですね。以前テストで同じ基板で作った個別シングルのDACやアンプの方がずっと良かったのはこの辺が効いていたのでしょう。
 次作はマルチアンプの電源をまとめた統合アンプではなく、基本に立ち返って電源分離型にする予定です。バランス接続も有効とのことですので、できればそうしたいですね。
 

 

AVセット再調整

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 メインスピーカは室内を横配置にした設置に変更した為に、横長で見るAVセットはお休み状態でしたが、専用にDCU-F131PP対向とTOT19NC00の変則2Wayをあてがう事にして再調整しました。

 スクリーンを避ける様にスピーカはトールボーイが必要でしたが、ポールスピーカは色々作っているので選べます。しかしAV用としてはワイドレンジでパワーも入る必要があるのでこのセットにしてみました。

 純正の3Wayと比べると中域の解像度は少し落ちますが、このウーファ側のユニットは13cmx2の対向なので、ルームゲインと合わせて低域も良く伸びています。周波数特性はリスニングポイントでスピーカからは約3m、クロスは約2.5kHzの2次FIRです。

 AV用にはやはり最低域が充分出ないと面白くありません。その点設置を工夫数とこのスピーカでも50Hz以下でかなりたっぷりとした鳴りっぷりになります。これならヘタなサブーファも必要ないほど最低域が伸びて充分でしょう。中高域も素直で、最近はリバースヌルよりアライメントをあわせる方を重視した再調整で、その後は他のシステムともひけをとらないほど奥行きとバランスが良くなりました。

 こちらはメインと違って横配置なので、スピーカまでの距離も充分取れ、音像レイアウト的にもやはり落ち着きますね。低域が伸びれば横配置もいいです。やはりどっちをメインにするか悩ましいです。

mini対向スピーカ(その9)

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 久しぶりにネットワークSPが必要になり、以前のmini対向3Wayを見直したのですが、やはり当時アライメントが詰め切れていなかったようで、再度全体を見直し再調整しました。

 ネットワークの場合は物理的な前後でアライメントを調整するのですが、まあボイスコイルの前後位置を合わせておけば後は周波数特性を見ておけば良いだろうとその時は余り深く追求してい無かったようです。

 今度改めて細かく再調整してみるとやはりツィータの位置がベストではありませんでした。ツィータの高さが少し耳の高さから低いことあって、最適方向は少し仰角を持たせて上向きにする必要もあり、中域と垂直だとツィータ位置は前気味なことが解りました。そこでツィータの取り付け方向を逆側にして3cmほど位置を奥に下げました。

 従来位置が写真左側で修整後が右側になります。上グラフはそれぞれのWaveletで、やはり従来ではグラフ上の高域が左側に曲がり、少し前気味なことが解ります。
(下側の写真は左方向がスピーカ正面側になります、ユニットは左右についているので、真横の写真にユニットの正面が見えます)

 合わせて周波数特性も少し追い込んでツイータレベルを1,2dB下げると非常にバランスが良くなり、奥行きが増し、かつ広がりも本来の無指向性に近い特徴を生かした広大な臨場感になりました。

 室内の設置位置も横置きにすることで低域のルームゲインで伸びワイドレンジになります。スピーカは調整次第でやはりかなり化けますので使い込みが肝心ですね。

Colleen邦楽ライブ

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 昨日我孫子オーディオファンクラブの主催でColleenさんらの邦楽ライブが開かれました。「ワタシが日本に住む理由」で紹介されて注目されましたが、ColleenさんはAAFCの我孫子に近い東葛の新松戸にお住まいという縁もあって、AAFC恒例のコンサートにお出でいただいたようです。

 明るい語り口と琴、三味線、尺八の合奏を上手くアレンジして、ちょっととっつき難い邦楽を飽きさせずに楽しめる構成は中々です。オリジナル曲も含めて1時間半ほど演奏は会場を和やかに楽しい時間にしてくれました。
 当日は生憎の雪模様でしたが満席になるほどの来場者もあり、事前の心配も杞憂でした。

 折角のコンサートなので私も録音をする予定でしたが、今回は機器の不調で間に合わず、ポータブルで済ませることにしました。まあもう一方のD氏の方が友人と共に本格的な録音をして下さったので安心かと思います。

三味線 Collen Christina Schmuckal
琴    樹本 佳音里
尺八   森 維久山

大創スピーカ(その5)

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 大創スピーカは約80cm長のポールの底を十字スタンドで2cmほど持ち上げて開放し、ポールの管共鳴で低域を持ち上げると100Hzぐらいまでほぼフラットになりました。このくらいなら後は若干の周波数特性の補正でこの状態でも使えそうです。(測定は室内1m)

 グラフはこの周波数特性と下がポーラパターン(左右90度、15度間隔の測定)の図です。左右90度のデータですが、前後対称形なので全周もほぼ同じはず。短距離で配置され前後左右に直角4ユニット対向が効いて、全帯域がほぼ水平無指向性になりました。周波数特性はポーラパターンが解り易いように若干ピークを抑えて補正してフラットにしていますが、そのまま補正無しでも充分聞けるレベルです。

 まあこれから最低域を伸ばそうと頑張るのも面白いですが、それはサブウーファをどうするか考えてからにすることにしました。
 100Hzまで出ているとウーファはなくとも結構これだけでも充分音楽が聞けます。4ユニットのお陰で思ったよりパワーもかなり入ります。それに全帯域対向で高域まで全周フラットですから、立ち上がりも良く、高域のエネルギー出力が半端でないですね。音の切れの良さはピカイチです。極安の大創スピーカですが、そんなユニットとは思えない音でやはり大創、侮れないです。
 シリパラでも負荷4Ωと厳しいので、駆動するアンプで音色もコロコロ変わります。その辺も面白いですね。

大創スピーカ(その4)

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 対向は片側2組で計4個のスピーカをつけました。90度ずらせて2段重ねでバッフル間はできるだけ最小寸法にしました。対向ユニット間にはボトムエンドに5mmほどの板を挟んで長ネジでバッフル板と一緒にトモ締めです。

 接続はシリパラですが、内部スイッチで中点をショートできるようにしてパラシリにもなります。特性はほとんど変わりませんが、聞こえ方はちょっと変わります。前者の方が広がりがあり伸びやかですが、後者は厚みが出て馬力があります。この辺は好みで選べはよいかも。

 音の方は中域にちょっとピークがありますのでそれを補正すれば結構まともです。対向のためか小型の割りに力強さがあって音色的には面白いスピーカですね。

 流石にこれでも低音は出ませんので、低音を追加して2wayにしようか考慮中。

DSDダイナミックレンジと情報量(その2)

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 DSDデータの最大値はどうかという質問があったので0dBの周波数特性をスィープで録ってみました。96KHz24bitで20Hzから44kHzまでの0dBスィープを一旦DSFに変換してからPCMに戻しWaveSpectraでピークを測定しいます。

 高域までレベルもきちんと出ています(数値レベルは見やすく変更しています)。最高域で少し下がるのは元のPCMでも同じなのでWSの特性みたいです。
 ホワイトノイズでも測っていますがこちらも同様ですので最大値は問題なさそう。

 ところが肝心のFF400のノイズレベルが以前ほど下がらなくなってしまって何だか良く解りません。深海のサルベージみたいで上手く測れていたのかも何か自信なくなりそう。何か間違えて測っていたのかなぁ。

大創スピーカ(その3)

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 そのままシングルでエンクロージャを作ってもよいのですが、シングルではパワーも入らず能率も低いので、ここは音圧を稼くために複数使用を前提に考えます。

 折角の複数使用ですから、まずは対向にして使ってみようかと思っています。対向は立ち上がりの改善に効果的で切れの良い音が望めます。ユニットのつくりを見てみるとエンド(底)のヨーク面が平らなので対向するにも使い易いです。

 スペーサを挟んでユニットは対向にしてバッフルと共締めにしてとめることにします。後は全体のエンクロージャをどうするかですね。いつも対向はこの辺が難しいのが難点です。まあゆっくり考えましょう。