BlieSMaのベリリュウムツィータ(その2)

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 Taxsisさんからお借りしたBliSMaのツィータ(T25B-6)を早速メインでSeas(T29MF001)と聞き比べてみました。

 クロスは2.5kHzのLR24dBです。ゲインはSeasよりは数dB高いようで、とりあえず繫いでみたというレベルでの感想です。

 BliSMaはSeasより更に刺激は少なく、チョッと物足りないくらいにアッサリとした感じです。華やかさという面はあまり無く、大人しいですね。その分耳障りな所も無く、かなりレベルを上げてもOKな点は有りがたいです。ですので声楽も張りがありながら耳に刺さることはありません。
 それでも高域の伸びは良く、解像度もそこそこ有りそうで、流石にベリです。

 全体のバランス的には高域が上品になった分ウーファの低域をもう少し絞めた方が良いかも。ツィータのバッフルももう少し小さく作り直したくなります。しばらく色々と聞いてみたいと思います。

 

BlieSMaのベリリュウムツィータ

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 友人のTaxsisさんから新進のBlieSMaのベリリュームツィータをお借りすることになりました(T25B-6)。BlieSMaはSB Acousticsと同様最近になって相次いでベリリュームツィータを発表しているメーカで比較的値段も手ごろ?です。

 こちらのはフランジサイズも68Φと小さくその点ポイント高いですが、今回は取付けバッフルの都合でまずは写真左のように添付(特製)のスペーサを介して取り付けて試してみます。まあ個人的に好評なら追加で小フランジを活かした取り付けも試してみるかも知れません。

 ダイヤフラムは25mm径ですが、SB AcousticsやScanとは違ってエッジはそれほど広くないのは好印象です。ただしそのため低域はそれほどのびていず、特性的にみても2kHzぐらいが下限でしょう。一応従来のクロスの2.5kHzでも何とかなるかとは思っていますが、この辺は実際に調整してのお楽しみです。

New3Way(その7)

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 中高音スタンドを両持ちにしてツイータも載せ換えられるようにしたので、Seas T29MF001を付けて試してみました。特性は前回のグラフ参照。

 元はPARCのUCD-T114の左右対向なので指向性の面からはSeasはシングルユニットで弱いですが、やはり音質的にはやはりこちらの方が分があるのではと考えられるので、試してみる意味はあると思います。


 調整して聞き比べてみると比較すれば指向性の狭いSeasでも奥行きや臨場感はそれほど落ちない様に感じられ、いけそうです。
 音色的には全体に少し大人しく、品の良さがわかるような音です。やはりこちらの方が歪みは少ないのでしょう。PARCもこうやってSeasと比べてみるとそれほど遜色はなく、少し明るめの音に感じられるくらいで結構これでもいけるようですね。値段を考えるとかなり健闘しています。

 次はベリがお借りできる様なので、メインでもツィータ3社間で比較が出来そうです。

 

臨界距離

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 チョッと見慣れない用語ですが、こちらに紹介があったので援用させていただきます。臨界距離というのは概念的には音源からの直接音とその環境(部屋など)からの反射音が等しくなる距離という意味です。

 リスニングポイントがそれよりかなり近ければ直接音中心、離れれば間接音中心で聞こえるといって良いことになります。この場合どちらが好ましいは用途によるので必ずしもどちらかが良いという意味では有りません。所謂モニター用途なら前者、鑑賞用なら後者になるかも。

 自宅の場合は計算すると大体1.5mぐらいですので2.5mほどのリスポジではかなり間接音の占める割合が多くなっています。

 この辺を確かめるデータとして図に上げたのは現行の3Wayでツィータを通常のSeas(シングル)にしたものの、時間窓を5msと250msを切り替えたデータです。この時間窓はインパルスから周波数特性を演算する場合のエネルギーの取り込み範囲ですから、短ければ直接音、長くとって残響時間分まで取り込めば間接音込みの周波数特性になり、この差を見れば測定ポイントがどの範囲にあるかが大体判るはずです。
 ですので多分短時間窓の方が長時間窓の周波数特性より3dB程度低くなる距離のところが臨界距離に近いと考えられます。ですから、現状のリスポジは間接音中心の音場だということが分かります。また高域はシングルユニットで指向性が強いので直感のレベル差が少なく、無指向性に近い(指向係数が小さい)中域は両者の差は大きくなっていると考えられます。

 まあ鑑賞用としては理想的には全帯域で同じ様なレベルの間接音を含み、その間接音の質?を上げるのが望ましいのでしょう。
 

PARC用両持スタンド

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 メインのミッドレンジをPARCに交換して音質的にも不満はないのですが、このスタンドに最初についていたTang-bandと比べるとやはりかなりの重量増となっているので、当初の片持スタンドのままでは左の画像の様にステムが曲がってしまってやはり無理が有るようです。

 そこで当面このシステムが中心になるので、右写真の様にステムを増やして安心できる両持スタンドに変更しました。これなら結構な重量のミッドでも(といっても2kg程度ですが)大丈夫です。
 改造は簡単ですが、これだけでは面白くないのでついでにSeasなどの他の大型ツィータも付けられる様に若干の変更をくわえてあります。

 現状音質的に満足しているとはいえツィータはPARCの最安品ですから更に良くなるかは気になるところです。ですのでまだ調整もこれからですが、とりあえず他のツィータも取付けられるようにしてみました。

 まあ自前のツィータとの比較もありますが、実は後ほど面白いツィータを借りられそうなので、その時の準備といった所もあります。

CD Driveの怪

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 CDのリッピングでどうも普通より時間が掛かる(10分くらい)という現象が起こりました。

 それも他のCD盤では同じドライブでも高速でリップできるものもあり、悪いCD盤でも遅くても読み取り自体は出来てしまうので最初はドライブの故障ではなく、特定のCD盤が悪かったのかと思ってしまいました。(ドライブのスペック上はこの程度の高速読み取りは可能なので)

 ところが高速読み取り出来なかったCD盤でも他のPCのドライブでは特に問題が有りません。色々調べてみるとどうもこの高速読取できなかったドライブ自体が特有で、高速読取ができなかったために読み取り時間が掛かっていたものでした。

 結果考えられるのはどドライブ自体の不良で、まあレーザダイオードやピックアップの劣化などが原因でしょうね。けどでもチョッと私的には珍しい故障モードです。リップの遅い時はドライブの異常も疑ってみる必要がありそうです。

New3Way(その6)

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 結局PARCのMIDを組み込んだ3Wayは色々聞き込んで現在のレイアウトは写真の様になりました。(ATCとDynaudioはまだ撤去していないので写真ではマスクしています)バックのSeas2wayは撤去しましたが、スタンドは吸音にもなるので残しています。

 3Wayですが、中高域のモジュールが従来より小さくなったのでかなり構造的にはシンプルになっています。(ブログの自宅使用機器リンク先は今は更新できなくなってしまったので変更していません)

 低域はAudioTechnologyの25cmウーファ23I52を50L密閉にフローティングマウント、中域はPARCの8cmDCU-F08PPを片側2個づつ密閉エンクロージャで対向横配置、ツィータも同じくPARCのDCU-T114のフランジカットしたものを同じく対向横配置の構成です。
 クロスはminiSHARCのIIRデジチャンで300,2.4kHzのLR24dBで同相駆動にEQで補正を掛けています。

 最終的に現状が気に入っている理由を考えてみるとやはり大きなポイントは臨場感(奥行き表現)の豊かさだと思っています。シングルユニットでも最近はバッフル面積を小さくしたり肩を滑らかにしたりするのはバッフル端部の前方への干渉を減らす以外にも、後方への音の回りこみを助けて音場感を出すことを考えている面も大きいと思います。
 その点で前後両方向にも音が出る平板型やリボン型が豊かな音色表現で手堅く好まれる理由にもなっているのでしょう。また無指向性タイプなどはその究極になりますが、機種は限られるので余り普及はしていませんが、一部はその特徴で人気のあるものもあります。
 今回のは横8の字指向ながらポーラパターンは無指向性に近い特性になっていますし、ユニット対向による反動打消しの音質向上も見逃せません。いずれにしても広い指向性が間接音による音場の豊かさを演出している点で今までに無い良さを感じることにつながっている様に思います。

 具体的に言えば臨場感の豊富さは実際的に直接音による音のきつさを緩和し、独特の柔らかさをかもし出しています。それでもトータルの高域のエネルギーは通常のシングルユニットよりも強いので、音の輪郭がボケずにかつ柔らかい表現が可能になっている点がポイントで、これがユニットの質的なレベルをカバーして全体的な音質が好ましく思えているのではと考えています。

New3Way(その5)

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 メインSPのMidの変遷もATC>Seas>Tangbandときて最後に前回の紹介したPARCの対向ユニットとなりましたが、それぞれ形態も価格もパラバラながら不思議に完成度は段々上がってきているように思います。

 Seasは解像度は高いのですが、どうもなにか高域に硬質感が残り弦や声が中々満足する音になるまでいきませんでした。対向のTangbandは臨場感や解像度は素晴らしいのですが、音圧が上がるとどこか歪み感が増え、音が濁るのが残念です。この辺はやはり5cmx2のユニットでは耐音圧がパワー的にきつかったのでしょうか。

 その点PARCのDCU-F08PPはさすが8cmx2なのか耐音圧的にも歪感が少なく全体に滑らかになり、今のところ自宅の音圧レンジでは限界には至らないようで、音圧ピークでも歪感はあまり感じられません。
 そしてこの組合せが声や弦の張りを活かしながら滑らかに再生するという矛盾を上手く克服している様に聞けます。PARCの8cmシングルコーンとツィータの組合せで値段としてはこのクラスとしては最安の価格帯ですが、そうは思えないレベルの滑らかな音になっているのもが不思議です。まあ好みとしてかなりかっちりとした輪郭を出すようなギリギリの線を狙っているのでボロがでないか色々なソースを当たっていますが今の所問題は無さそうです。

 グラフは合わせ込み初期の特性ですが、ここまで来ればその後の微調の追い込みは測定では判り難く、むしろ聴感での追い込み方が調整しやすくなる様に思います。

 しばらくこの状態で聞いていますが、こんな組み合わせでベストが出るとは思いませんでしたが中々スピーカは奥が深いですね。
 

New3Way(その4)

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 メインSPのMidをTangBandのW2-852SHに替えて見てよかったのでPARCのDCU-08PPの対向を検討してみました。

 以前アンビエント用に作っていた小型の対向スピーカですが、90度真横配置で2.5mのリスポジ位置でもEQを掛けて調整してみるとグラフの様に200~4KHzぐらいは使えそうです。

 これで300~2.5kHzぐらいなら結構いけそうです。こちらの方が8cmユニットx2なのでパワー的にも余裕がありそうです。

バスレフポートの功罪(その3)

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 Midのバスレフポートの処理で思わぬ影響を感じたので、ウーファのポート処理も見直すことにしました。

 当初はやはり25cm程度のウーファでは最低域の増強と低歪化のためにはバスレフは必須かと、ウーファは何も考えずにバスレフをデフォルトとしていました。良く考えれば現状ではむしろ低域は設置条件で持ち上がり、少しEQで押さえるくらいですので密閉にしても若干のレベル低下は対応できそうです、
 実際にバスレフをやめても測定してみれば50Hzで3~5dB程度の低下なのでEQを戻すことで何とかなりそうです。ただし30Hz以下は同様にするのは厳しそう。

 具体的には写真上の様な蓋を作り、下のようにポートの中に押し込みます。これだと蓋の取り外しが正面から出来、ポート有無の比較が簡単にできます。まあこの時できれば同時にレベル補正もした方が音質的な差異と区別がつきやすいでしょう。
 というか実際的には音量差よりも音質差の方が大きいのでレベルはともかくやってみてはっきりと判りました。つまりバスレフだと雰囲気はありますが、音像が甘くなり膨らみます。一見聞き易いのですが、解像度は落ちているように感じます。そしてその分臨場感や距離感も損なわれている様に思います。

 その分密閉では確かに音楽が素のまま出るというか、ストレートでスッキリしすぎる感じはあります。この辺はスピーカの再生音に慣れてしまっているからなのかもしれません。

 それに現在の中高域が前回書いた無指向性に近い対向型のために臨場感が良いのでポートの影響がなおわかり易いようです。

 まあ、まだ試し始めたばかりなので変化した方が良く感じられますから、しばらくはじっくり聞き比べてみる必要がありそうです。

New3Way(その3)

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 以前中高域をSeasに換えた3Wayですが、以前の小型対向スピーカの中高域ペアもそのまま使えるはずだと思いチョッと試してみました。

 使用ユニットはツィータはPARCのDCU-T114でミッドはTangBandのW2-852SH、それぞれツィンを対向に固定して使用しています。(写真左の球と円筒)クロスは下が300HzのLR12dB/oct、上が2500HzのLR24dB/octです。ウーファはオーディオテクノロジーの23I52のままです。(写真右下)

 PEQとディレイ等調整したのが下の特性図で3mほどのリスニングポイントでの測定です。10kHzあたりからツィータレベルが落ちるのはユニットが90度横向きなためもありますが、エネルギー的には指向特性がユニークなためこれでも結構強いです。

 コスト的には他の組み合わせから見れば、かなりお安く仕上がっていますが音質的にも不満なく結構聞けます。奥行きや臨場感の深さは他のスピーカには無い特徴なので、まあ満足できるレベルではないでしょうか。なのでこの組み合わせの3Wayも結構面白いかも知れません。

 MidをPARCの8cm対向にしても面白いかもしれませんね。

 

バスレフポートの功罪(その2)

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 ミッドレンジに開いているバスレフポートの処理の続きですが、色々聞いているとやはりダンプした方が解像度が高く、スッキリした音調になるのででこちらの方が私の好みのようです。
 そこで更にポートの影響を少なくするために、ポートを完全に塞ぐことを考えました。

 写真の左側は前述のダンプ用の吸音材ですが、右側のはホームセンターで見つけたPVCパイプの蓋で、丁度ポートを塞ぐのにぴったしそうで早速購入。少し小さかったのでゴムバンドを一重まくと丁度圧入できるようになり、完全にポートを塞ぐことがでるようになりました。

 完全に塞いで見ると音は更にクリアーになり、音量を上げても歪感も減るようです。リスポジでの測定上はポートの処理でも検出できるレベルの変化はありませんが聴感でははっきりとわかるところが面白いですね。この辺は測定の限界というより向き不向きの問題の様に感じます。

 こうなると普段バスレフポート付きのスピーカを聞いていても郡遅延的な遅れは余り判らないのですが、音の滲みのような音像のクリアさには結構影響が大きいのかなと考えたりします。

軽負荷用フロートボードの製作(その4)

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いよいよ最終組立てです。

 狙いのサイズにあった板に前回のフローと金具を取り付けます。厚みがあれば木ネジで、薄い場合はネジ+ナットでも良いでしょう。ただしその場合はネジ頭を潜らせた方が良いです。

 今回は1組辺り前回作った金具3点で組み立てます。重量用なら4点以上必要ですが軽いものなら3点の方が高さのばらつきによるガタが出ず、調整もし易いので組みやすいです。また4点の場合は木ネジだと最後のネジ止めが難しくなるのでその場合はネジ+ナットの方が良いでしょう。

 上下の金具の向きは同じ方向出なければ自由ですが、安定度のためと最後のネジ止めのためになるべく外辺に近くに置いた方が良いです。方向を考えて写真上の様に片側の板に金具を留めます。

 の時仮置きの状態で上にもう一枚の板を載せ、フローティング機構(フラフラの状態)が上手くいっているか当たる所がないかを確認し、ネジ位置の目処をつけておきます。上手くいっていれば、まず2個付きの側の辺の木ネジを2枚の板を開いた状態で止めから重ね、残りの金具の木ネジを留めます。この時板に当たってドライバーが真っ直ぐに当てられないので注意します。

 組みあがった状態で水平に置き上の板の傾きを見ます。折板金具の曲げを調整してなるべくフラットになる様にして完成です。安価な割りに結構効果があるのが面白いですのでお勧めです。

軽負荷用フロートボードの製作(その3)

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 フロートボード(金具)組み立ての続きです。

 ワイヤーの端末処理が出来たら、いよいよ金具の組立てです。
圧着端子の付いていない方のワイヤー端で2個の金具の折り曲げた端の穴をくぐらせます。この時金具の面と方向を間違えないように。一旦カシメてしまうと修正が効きません。写真を見ながら良く考えて組み立てます。

 通したワイヤー先に写真の様に最初と同様に圧着端子を1ターンからげて通します。

 カシメる前にワイヤーをピンと張った状態で圧着端子のM3の穴中心間距離が85mmになる様に調整します。此処はなるべく精度良く±数mmぐらいに慎重に。片側を引っ掛けてテンションを張った状態で長さを合わせ一気にカシメます。出来上がったら穴間距離を確認しましょう。

 後はネジとワッシャ、ナットを使って最初の写真の様に圧着端子付きのワイヤーと金折りを組み立てます。

 次はボード(板)への組み込みです。

軽負荷用フロートボードの製作(その2)

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フロートボードの製作ですが、その要素となる金具を作ります。

 まず材料のL字金折の一部を写真(上)の様に折り曲げます。金折には各辺に3つづつ穴が開いてますが、その中央の穴より少し端を折り曲げる感じで、万力などに加えて折り曲げます。角度や面などはペンチなどで調整しますがそれほど精度は要りません。これを用意した12枚分作ってしまいましょう。

 準備が出来たら、組み立てに入ります。

 最初ステンレスワイヤーを圧着端子でカシメますが、端子を通しただけでは弱いので抜けてしまう場合があります。それでカシメ部分はワイヤーを1ターンさせてからカシメると強度が取れます。(写真下)
 この時ワイヤーにテンションを掛けておくとターンさせた部分が小さく収まります。
 ステンレスワイヤーの端末は解けると指に刺さったりして厄介ですから、なるべく痛めない様にしたほうが良いです。圧着端子からかなりはみ出るようなら切っておいたほうが良いと思います。

 その3に続きます。

軽負荷用フロートボードの製作(その1)

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 以前作ったフロートボードをサブスピーカ用にもう一組欲しくなったので製作してみました。ついでに細かい手順も順次UPしているつもりです。
 フローティングボードとは吊り下げ式の機構を組み込んだ金具を挟んだ上下の板をフラフラ状態で支え、この上下の板の間の振動遮断を行うものです。スピーカ、CDプレーヤなどの振動発生機器の置き台などに効果的です。
 ちなみに写真はフローティングボードの要である金具の組みあがった部分を横から見たもので上下に板が付きます。

 今回のボードの用途は金具が片持ちのため5kg程度までの軽量用で、重量用の場合には金具に垂木押さえなどのような両持ちのタイプを使用します。

 まずは材料ですが、ホームセンターあたりで購入できるものばかりです。金具は2個の金折からつくり、片側に3組づつ使用するので金具は全部で6組を製作します。

 1.L字金折      1.2mm厚50mm長  12個(4枚x3袋) 261円
 2.ステンワイヤー   0.8mm径       1m         162円
 3.板         220x200x15mm 4枚         759円
 4.圧着端子      R2x3         12個
 5.鍋ネジ       M3x6         12本
 6.ナット       M3           12個
 7.スプリングワッシャ M3           12個
 8.木ネジ       3x12         24本


 金折とはL字型の金具で隅の補強などに使います。以下金額は近所のホームセンターでの参考価格です。
 板は使用目的に合わせてサイズ等はお好みで作ってください。今回は小型スピーカ用と考えています。

 板代を別にすれば1000円でおつりが来る程度だと思いますので試してみてください。なお工具としては簡易版でも圧着端子のカシメ具と万力等ホールドできる物があった方が便利かと思います。

 次回から組み立て手順を説明します。

バスレフポートの功罪

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 SeasExcelシリーズを使ったNew3Wayは2Wayのスピーカをベースにしている関係でミッドのエンクロージャはバスレフタプのまま使用していいます。しかし現在の低域側のクロスは300Hzなので現在はミッドのバスレフポートは意味が無く、むしろ無いほうが良いのではと考えつきました。

 つまり中音域ではバスレフポートはエンクロージャ内の共振音に対して音響フィルターの効果で減衰はあるのですが、音漏れ口となっていることは確かで、更にポートにまつわる共振音が加わるなどバスレフポートは低音増強以外は望ましくない影響も持っています。

 ですので今回のようにデバイダーで低域をカットし、低域の増強する目的が無いバスレフポートは無用の長物とも考えられるので、むしろ塞いだほうが良いようにも思われます。

 そこでその影響を確認してみるためにバスレフポートをスルー(そのまま)にした場合と塞がないまでもポートに吸音材を詰めてポートを殺した場合のミッド出力の比較をして見ました。

 グラフは黒線がユニット直前のニアフィールド音圧、青線がバスレフポート出口直近、赤がポートに吸音材を詰めた時のポート出口直近のデータです。ユニット前の特性の600Hz以下はバッフル補正でシェルピングブースとされています。

 特徴的な違いは2点で200Hz以下の低域がチャンデバでカットされているとはいえ、結構レベル的は残っていて、ポートを塞いだ場合の影響が確認できます。また500Hzあたりのエンクロージャ内の共振音は吸音材では取れていませんが、1,1kHzあたりのポート共振音?は吸音材で減少しているなど、ポート塞ぎの効果はデータからも見えましたが予想よりは小さい差ですね。

 それでも肝心な点はポートの吸音材の有無で3Wayとしてトータルで聞いた場合、ポートの吸音材有無でも聴感上システム的には結構音質差があることで、この程度のデータ差で聞き取れるのが不思議です。元々は両者の聴感上の違いから原因を探求して行き着いたので、データからの思い込みではないのは確かです。
 理論的には吸音材ありの方がよりHifiなはずですが、聴感上は無い方が音の厚みがありゆったりと聞けます。吸音材を入れると隆かに解像度は上がりますが、どこかさっぱりし過ぎて物足りない感じがします。

 この辺の理論と実際がマッチしないのも面白いですね。まあまた条件が異なれば優位さも逆転するかもしれないので都度チェックして見る必要があると思います。

 

Dayton+Tymphany 2Wayの完全マルチ化

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 サブシステムのSeas2Wayがメイン化してしまったので、その後釜にDayton+Tymphanyの2Wayを簡易マルチをminiSHARCのデジタルチャンデバによるマルチシステムに移行させてみました。

 アンプ系などはSeasの時のそのままでクロスは2500Hz、フィルターはLR-12dBを使用。2次なのでユニット間は逆相接続です。各帯域毎にPEQによるフラット化の後でクロスフルターをかませ、アライメントは物理的にとってあるので特にそちらの調整は不用でした。

 エンクロージャはポン置きでもf特を調整すればそのまま上手く繋がりました。部屋もそれほど広くないので低域も50Hzぐらいまでは充分にのび、音の方も小型とは思えない充実ぶりで、このユニットの良さをにも納得でした。

 6畳間横使いぐらいだとこのぐらいの小型システムでも充分楽しめそうです。

Symphonic-MPD お出掛け版もラズパイ4Bに更新

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 ポータブルといえるかどうかは判りませんが、お出かけ用のルータ一体型のラズパイも3Bから4Bにアップグレードすることにしました。

 最初はやはりファン付きで無いと難しいかと思っていましたが、真夏を除けば結構使えそうなのでその辺はお出かけ用は割り切り、ファンレスで使うことにしました。

 内容は2トランス3電源でルータ、ラズパイ、クロック用にそれぞれ別電源を用意しています。何時もの村田のブロックエミフィルも追加しました。
 4BはUSBが自動マウントで使えないのは痛いですが、NASももう一台用意したので、メイン用から一々外さずに専用で組み合わせられます。

 出力は同軸、光(以上SPDIF)、HDMI(I2S)とフル対応、クロックもNDKの最新版SDAに交換済みです。


 

SMPD Ver1.0.10

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 ラズパイ4のSMPDがマイナー(オンライン)アップデートでV1.0.10に更新されました。

 細かい変更内容はともかく、やはり更新ではそれなりに音の雑味が減って、スッキリした変化がありました。色々とまだ改善点があるものですね。
 今回肝心なのはそれだけでなく、どうも以前からDSDのPCM変換による再生が上手くいかなかったのですが、たまたま通常のハイサンプリングデータでも不具合が出るものが出てしまって、色々試している内に何とか解決したようです。原因は使用している中華DACの問題らしく、32bitデータではなく24bitデータで送る必要があったようでした。この辺詳細は「設定プルダウンメニューのMPD」の項目から設定できます。

 今までDSD(DSF、DIFFファイル)はそれほど必要性が無く放置していたのですが、今後は上手く活用できそうです。

New3Way(その2)

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 前回紹介したSeasとの新しい組合せで色々調整してみた結果がこちら。3mほど離れたリスニングポイントでスピーカ間隔は2.3m、時間窓は室内残響を取り込むために長め(250ms)の設定で測定。スムージングは1/6hoctと少し細か目。

 聴感では音質はやはり全体にすっきりとクリアな感じで、サブスピーカセットとしてSeasの2Wayの素質を引きついでいます。帯域、音像とも元の2Wayをワイドレンジに拡大していて、大体当初の狙い通りのようになりました。

 まあ音質的にはまだチョッとすっきりし過ぎの所もありますが、ATCとはまた違った面が出てこれはこれで面白いかと。ATCのセットとはSPコネクタ切替とチャンデバセットの変更で割りと簡単に切替できます。


 測定は参考値でそれですべての音質を語れる訳ではないのですが、健康診断と同じで悪くては健全な結果は望めません。というより此処をしっかり追い込んでおかないとこの後の聴感による微調が思わぬ隘路に陥り、余計な回り道にもなりかねません。むしろ此処をしっかり押さえておくと後が楽になりますね。
 マルチアンプシステムの調整手順としては私は
1.ユニット間の位相確認(最終極性は遮断特性による)
2.ユニット単品の特性確認とEQ補正によるフラット化
3.クロス周波数と遮断特性の決定
4.ディレイタイミングの調整
5.左右の整合、及び各chの総合周波数特性の補正 
のような感じで進めています

 

New3Way

Seas3way.jpg
 Newと言っても新規ユニットの構成ではなく、サブとして中々良くなってきたSeasの2Wayをベースに従来のメイン切り替えられる様に3Way化してみました。

 Seasの2Wayはまとまりと微細な表現力が良いのですが、ウーファの制限からやはり実質40Hz以下の再生は難しく、超低域の過大入力ではウーファがばたついてしまいます。そこでメインのウーファをこれにあてがって3Way化すれば、サブとメインの良い所取ができるのではないか?と考えた訳です。

 新しい使用ユニットの組み合わせは
ウーファAudioTechnology 23I52(左下)
ミッド Seas W18EX001(右中)
ツィータ Seas T29MF001(右上)
でクロスは暫定的に300Hzと2kHzにしていてLRの-12dB:oct(IIR)で組んでいます。

 構成の特徴はそれぞれ3つのユニットともエンクロージャ全体は床からフローティング構造で、ウーファとミッドはユニットもエンクロージャからフローティングされています。

果たして目論みどおり上手くいくかな?

SMPD Ver1.07

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 久しぶりにラズパイV4対応のSymphonicMPDを見てみるとオフラインのVerUPが有り、HPには新たにV1.07のイメージファイルが載っていました(最新はV1.09でオンラインアップデートが可)。

 試してみるとPCのWebUIであるYMPDインターフェースでも従来のテキスアルバムトタイトルからの選択だけでなく、アルバムのカバーアートでの選択ができるようになっていました。フォルダーのサムネイル画像にも対応しています。

 やはりアルバム選曲の使い勝手はやはりカバーアートからの選択の方が便利ですね。ただしサムネイルの大きさは変更できないので同時表示枚数はあまり多くはありません。この辺はもう少し選べると完ぺきなのですが。

 表示速度は最初の表示には少し時間が掛かりますが、2度目からはスムーズで問題にはならないでしょう。再生キューへの登録もサムネイルから一発で行きます。

 新Verの音的な特長はまだそれほど見極めてはいませんが、よりすっきりとシャープになった感じで悪くは有りません。SMPDの進化もますます素晴らしいですね。
 

NAS電源

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 ゴンザエモンさんの電源製作のついでにNAS(HDD)の電源用に余剰の電源を改造してみました。

 基本はHDD用の電圧(12,5V)への変更とノイズ対策です。トランスから見ると従来の流用なので最適とは行きませんが用途には足りるはずです。それよりもやはりノイズ対策の方でしょうか。最近はレギュレーションよりフィルター系の改造を重視しているのそちらがメインです。

 肝心のNASの方もまだバラしていないので、電源系がどうなるか分かりませんが、電源の変更でどれだけ効果があるかはやってみないと判りません。最近はボチボチなのでまあ楽しみながらゆっくりです。

サブシステム(その2)

float-SP.jpg
 前のサブシステムのスピーカ下にフローティングボードを入れてみました。

 高域ユニットのフローティング構造で大分音場は良くなってきてはいたのですが、更に改善のためにウーファ側にも以前作ったフローティングボードを入れてみました。小型スピーカなのでこの簡易型でも充分効果は有りそうです。実際にいれてみてもやはり流石に音場の奥行きが広くなって、キツさもいくらか感じなくなるなど、やはりボードはあった方が良さそうです。

 スピーカ自体はまあ軽い度ですのでこの簡易型でも良さそうですね。

サブシステム

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 Seas2Wayスピーカを使ってマルチのサブシステムを組んでみました。
 システム構成は

ソース ラズパイ3B(OS;SMPD)にHifiBerry Digi+Pro(AOIDE製、水晶NDK NZ2520SDAに換装)リニア電源
チャンデバ miniDSP(miniSHARC OptionFullSet;without Wifi) リニア電源 HDMI(LVDS I2S) Oout
DAC ES-ED9038Q2M2chリニア新電源 HDMI In
AMP TAS5630 120W3chStereoDigitalAmp +PowerTap
SP SeasExcel Wofer:W18EX001 Tweeter:T29MF001

といった所で、クロスは2kHz、-12dB/octのLRフィルターで基本的な逆接続です。

 棚置きなので周波数特性は色々補正していますが、結構敏感で追い込むと丁度良い狙いのバランスになりました。構成もシンプル?なので比較的手軽に聞けるのがいいですね。
 フローティングスピーカとDACの新電源のお陰で伸び伸びとした音楽が聴けています。

ES9038Q2MDAC(その6)

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 前回のDACをデュアルにして入力回路などを整え使い易くしてみました。

 マルチアンプでも使えるようにと元々DAC基板自体は追加分も買ってありましたからデュアルDACにしました。入力系はHDMIとUSB(amaneroモドキ)のI2S入力を追加、更に高音質を目指します。

 電源はお出かけ用ということで我慢してこのまま2台分をパラに賄うようにします。水晶、本体、(ドライバ等の)オプション、アナログと4系統を分けて供給しています。ポイントはやはり村田のEMIフィルターですかね。これはなかなかCPが高く優秀だと思います。雰囲気が良く出るようになりました。

ES9038Q2MDAC(その5)

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 以前のお出かけ用DAC(ES9038Q2M)がチョッと物足りなくなったので、据え置き用に習ってDCバックから強化電源に交換してみました。

 デジタル系の低電圧側(3.3V)は2トランス4電源、それとOPアンプ用の正負電源(正負12V)の3トランス6電源ですが、何とか2DACにも対応できるようトランス、低電圧回路は共通としてフィルターのみを追加しています。

 流石に音の方は滑らかになりますが、2DACの場合どの程度まで行きそうか楽しみです。

 前回から大分間が空きましたが元気でやっています。

簡易マルチ

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 自宅のマルチウェイのスピーカはminiDSPなどのデジタルチャンデバで帯域分割していましたが、もう少し手軽にということでSPネットワークによる分割も考えましたが、今回はCRによる簡易チャンデバを試してみました。

 使用したスピーカはウーファにDaytonのCF120-04、ツィータはXT25SC90-04でクロスは標準的な3kHz辺りで、高域はCR2段、低域はCR1段です。タイムアライメントは物理的に段差をつけているので細かいEQ以外はアナログでも何とかなる様です。ツィータをもう少し低域に伸ばしたいところですが、これでもまあまあ逆相でそこそこ繋がっているようです。この手の2Wayだと汎用的にも使えそうですね。

 音質的にはやはりマルチの良さは感じられるので、デジタルアンプで手軽にアンプが揃えばネットワークよりは簡単で良いかもしれません。こうなるとこちらのツィータも浮かせた方が良いかも。

Seas2WaySPの簡易フローティング(その2)

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 前回のTymphany(Peerless)のXT25TG30-04の場合を見ても、ツィータの振動遮断はサンペルカの貼りこみによる簡易フローティグではどうも未だ足りそうも無いので、Seasの2Wayもこの際なのでツィータを分離して完全?フロートに挑戦してみることにしました。

 フローティング台はPARCの時のを流用することにして、ツィータをエンクロージャから外し、100均枡を利用したスタンドに取り付けてウーファエンクロージャの上に載せるようにしました。

 やはりフローティング強化の分離設置はPARCの時と同様に高域の切れが良くなり静かになる様です。ツィータバッフルが小さくなるせいかバッフルから反射が減り音像にもより奥行きが感じられます。前回は甘かった音像がかなり明確になってきた感じですね。




 

PARC対向SPの復活(その6)

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 その後色々実験してみると、やはり前回の振動対策ではやはり足りない様でしたので、完全?フローティングスタンドを追加で作ってみました。

 ツィータとの振動遮断は間にメカニカルフィルターを入れるわけですが、5mm厚のエチレンフォームではまだ固かったので、今度はゴムベルトの上に載せ、ツィータがフラフラの状態で置けるように振動遮断周波数を下げることにします。これだと共振点は数Hzぐらいなので触診でもツィータには下のスピーカの振動はまったく伝わらないようになりました。

 結果全体の音の方もやはり切れが良くなると共に、癖が無く静かになり、音場もはっきり見える様になります。面白いことに低域の音色も変わってきてふくらみがなくなりました。
 やはりツィータへの振動の影響は徹底的に除かないとその影響は結構ありそうですね。

 そうするとバッフルに直接ツィータが付いているSeasの2Wayもあの程度の対策ではまだまだ改善の余地がある様で。。。

PARC対向SPの復活(その5)

seas2way4.jpgPARC(DCU-F131PP対向)スピーカですが、やや高域に癖が乗るので見てみるとやはりツィータがかなり振動しています。ウーファが対向で打消しているはずなのですが、アライメントの関係で相対にディレイが掛かっているのと、エンクロージャの弱さや空気振動なのでまだ完全に振動が取り切れていません。

 そこで姑息ながらツィータの底とウーファとの間にエチレンフォームを貼り付け様子を見てみました。
聞いた限りでは大分マシになってきて、まあこれでも結構効果はある様です。簡易的にはこれでも充分かもしれませんが、触った感じではまだ振動は残っていて、将来的には設置方法をもう少し改善して見る必要がありそうです。

 ツィータとは関係ありませんが、面白いことにこのスピーカは13cmデュアルのためばかりとは思えないほど低域がのびていてチョッと不思議です。容積的には最適にはまだ小さいはずで、バスレフとしてもそれほどfsは低くない(45~50Hz)はずなのですが、ボートが管の中央にある点とボート系が5cmと大きいのが効いているのか自宅だと少し出すぎぐらいの感もあります。この辺の設計上のコツを上手く他のスピーカにも活かせるといいのですが。

Seas2WaySPの簡易フローティング

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 最近はデジチャンやDACを変更しアンプ系を改定したので、マルチアンプセットをサブ用に専用に使用できるようになりました。そこでこれらに合わせるサブスピーカも追々見直すようにしています。

 そのサブスピーカの中でSeasのEXCELシリーズを使った2WaySPは大分前に作ったキットですが、比較的大きいせいか最近はあまり出番がないですね。
 改めて聞き直してみると音色的にはなかなか良いのですが、他のサブシステムと比べても音像がややふくらみ、音場的にもまとまりに欠ける所があるのでのでどうも不満が残ります。まあスピーカユニットの取り付け方はオーソドックスなシングルユニットのエンクロージャに直接のネジ止めなので、余り芸が無いためかもしれません。
 普段使うスピーカはユニットのほとんど対向かフローティングなりで振動対策をしているので、その辺の音を聞きなれていないからでしょうか。そこで、このSeasSPも何らかの対策をと考え、簡易的なフローティング構造に改良してみることにしました。

 対策としてはスピーカシールに5mm厚のポリエチレンフォーム(サンペルカ、写真の青色)をエンクロージャとSPフレームとの間に挟んで、なるべくエンクロージャからユニットを浮かせます。本来ならフレーム全体をフローティング構造で浮かせるのですが、今回は簡易的なものです。
 一応スピーカユニットを固定している木ネジにも、フレームと間にサンペルカを挟んでなるべく止め、振動をエンクロージャに伝えないようにしていますが、この部分はサンペルカがつぶれてしまうのであまり効いていないかもしれません。

 それでもこの改良した形で聞いてみると、スピーカ再生の音場感はかなり改善されてきて、音像の明確化と音離れの良さは以前より大分良くなったように思います。簡易的なものでもそれなりの効果は有りそうです。
 このシステムはウーファユニットも比較的大きいので低域にも余裕があり、結構万能に使えそうです。

PARC対向SPの復活(その4)

F131PPtaiko.jpg
 PARCのDCU-F131PP対向スピーカに使っているツィータはTymphany(Peerless)のXT19TD00-04と同系統のOT19NC00-04です。デュアルコンセントリック・ソフトドームツィーターとしてこのタイプはCPも高く有名ですね。OT19NC00-04はネオジ系の磁気回路なので小型でフランジが無い分固定には工夫が必要ですが、形状が小さく出来るので点音源的な使い方が出来るのが特徴でしょうか。

 勿論OT19NC00-04でも充分音は良いのですが、手元に同じリングツィータとして25Φの振動板で上位のXT25TG30-04が遊んでいたので、代わりにこちらも試しにと繫いでみることにしました。

 周波数特性的にはOT19NC00-04の方がフラットで使い易いくらいですが、XT25TG30-04は能率が良いので中低域のレベルがかなり高くなっているので補正が必要になりそうです。まあマルチで使えばその辺は簡単ですが、ネットワークだと少し工夫がいるかもしれません。

 鳴らしてみるとツィータの振動板が25mmΦと大きいためか音圧もしっかり出て、流石に高域の品位も高いようです。まあ大きさから考えればOT19NC00-04もかなり頑張っているとはいえると思います。

 XT25TG30-04だと現行のクロス2.5kHzよりもっと下げても良いかもしれません。今度はウーファを左右向きの対向としてクロスをもっと下げてみましょう。

RasPi4B対応Symphonic-MPD(その6)

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 ようやくSymphonic-MPD(SMPD)の4B対応がベータ版から正式版(現在1.01)となりました。

 UPnPはまだそのままでは未対応のようですが、これもその内実現しそうです。最近のSMPDはWebUIからIPaddressとNASの設定さえ行えば簡単に移行できるので(とはいえこれも慣れないと戸惑う点もありますが)楽になりました。

 トランスポートの音の違いは大きくもあり小さくもあり、それぞれのシステム上の捉え方次第ですが、音の追求を楽しむという面から言えばラズパイのようなプラットフォームは安価で高性能、ヴァリエィションも豊かで昨今の暇潰しには最適かもしれません。結果音質も向上すればいうことはありません。

 正式版になっても音質は更にチューンが進んできたようで、寧ろすっきりとしすぎではないかと思えるくらいなので全体のバランスから言えば悩ましいところもありますね。この辺は終着駅は無いので更なる発展を期待しましょう。

mini対向スピーカ(その8)

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 前回書いた新作で余ったマルチ用サブアンプ系(miniSHARCチャンデバ+ES9038Q2M3chDAC+TAS5630 3chAMP)を生かすために3Wayサブスピーカ駆動用に試用してみました。 

 適応してみたスピーカは3年前に開発したmini対向3Wayスピーカで、更にMIDをTnagBandのW2-852SHからPARCのUCD-F101Gにも変更してみました。

 このスピーカは3chともスピーカエンドを対向結合させ、無限大デッドマス効果を発揮させ、形態的にも中々面白いスピーカシステムです。クロス周波数は元は400と2.5kHzですがMIDは音色にパンチはあるのですがその分固めでやや解像度に欠けるのでPARCに交換してみました。少し大きくなりますが口径に余裕があるのでクロスは300Hzに落としてあります。勿論PARCも同様にユニットは対向型になっています。

 PARCだとTangBandよりより音色は滑らかで細かい表現ができると共に、全体の五月蝿さが減るようです。お陰で全体に深みが出て、音質のランクが一段上がった様に感じます。やはりこの辺はPARCのユニットは流石ですね。

 このセットだと大掛かりになる3Wayマルチシステムをなるべく簡易に組むというアンプ系のコンセプトが生きる様に思います。

初代のminiSHARCをI2S出力に戻す

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 DACの更新に伴い旧DACとAMPが余ったので旧チャンデバと組み合わせられる様にチャンデバのデジタル出力をI2S(HDMI)に戻しました。

 これでサブシステム用にチャンデバ(プリ)+DAC+AMPが各1筐体に収まり、マルチアンプでも全体構成シンプルにまとまります。当面はミニ対向の3Wayでも繫いで聞けるようにしましょうかね。

 メインの方は流石に色々な対策がまとまってきて、どの様なジャンルでも安心して聞けるようになってきましたのでサブシステムも少し見直す頃合かも。

2ch ES9038Q2MDAC

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 前回の電源改造版ES9083Q2MDACが良かったので、マルチアンプ用に後残りの2ch分のDACを作りました。ケースは相変らずの100均プラ籠です。

 最終的な電源は3トランス5レギュレータで、各ch毎に別電源としています。また全レギュレータの前後にはそれぞれRFのブロックフィルターを入れているのも特徴です。色々試してみてやはり2段入れるのが効果的のようです。勿論AC100V側にもノイズフィルターは入れてあります。

 昔は電源のレギュレーションのためにトランスを大きくしたり平滑コンの容量を増やしたりしていましたが、パワーアンプはともかくDAC辺りはノイズ対策の方ガ重要そうで、電源の作り方も大分考え方が変わってきました。これでも締まった軽い低音から、余韻の染み渡るような高域まで安価な中華基板がベースのDACとは思えないコスト不相応な音が出るのが面白いですね。

 機能的には入力がHDMI(I2S),同軸、光(TOS)の切替、連動デジタルVR、3ch出力用(1ch分は外部から入れる)出力の9Pコネクタなどです。出力電圧は少し大きく2.4Vrms(0dB)ほどになっています。
 メインシステムに組み込んで試聴が楽しみです。

RasPi4B対応Symphonic-MPD(その5)

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 ラズパイ4B対応のSymphonic-MPDも大分バグフィックスが進んでβ12までになり、もう少しで正式版になりそうです。

 インストールも大分楽になり、解凍後のイメージをSDメモリーに焼き付けるだけで、設定もChromeなどのWebUIからほとんどできる様になり便利になりました。ただしコントローラのyaMPC対応はまだソースのコメントを外してポートを開放する必要があります。

 音質もチューンが進んで更に抜けが良くなり余韻もしっかり出ます。このままでも充分ではないかと思うくらいです。自宅でのLANの安定性もβ12になって落ち着いてきたようでうれしいですね。

 正式版はUPnP対応も視野に入るらしいので楽しみです。

2P LANケーブルの製作

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 LANケーブルカシメ工具が入手できたので色々ケーブルを作ってみています。主な目的だった2P(4芯)ケーブルも色々作っていますが、折角なので写真の様に間にコモンモード用の小型ヴィトロパームコアを挟んだ物も作ってみました。

 このコアは小型で少し非力ですが、信号系なのでよいかと。まあ安価なのがとりえで効果があればめっけもんです。大型コアの様に場所を取らないのもよいかも。結構使用しているLANケーブルも本数が増えてきているので全部交換するには大変そうです。

LANカシメ工具

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 以前に試したLANの2P(4芯)ケーブルが追加入手できそうに無いので、LANケーブルから作ってみることしました。まあ製作用のカシメ工具セットが案外安価なこともあって自作してみるのも面白そうと思っただからです。

 今回購入したのはIWISSのカシメ工具セットで2k円ほどで色々あります。中華製?なのでハズレを心配しましたが特に問題は無さそうです。ケーブルチェッカーはクロスケーブルの識別や配線トラブルの発見にも便利そう。

 ケーブルの先端を間違いなく入れるのはチョッと面倒かもしれませんが、自分用なので大量に作る訳でないので大丈夫でしょう。作り方(配線方法)はあちこちに詳細が出ていますので問題なく出来ます。

 まあ2Pを作るだけなら、スマートではないですが既存の線を途中で切ればよいのですが、丁度良い長さのケーブルが作れるとやはり便利ですから、まあ暇つぶしの一環として面白いかと。

アナログ(LP)のオンライン再生

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 従来アナログは自宅再生のメインがデジタルチャンデバ経由の関係で一旦ファイル化してオフライン再生でしたが、その時のA/D用のオーディオインターフェースに使っているPCが使えなくなりしばらく休止状態でした。

 そこで以前のFreeDSPを活用してHDMIのデジタルアウトを付けA/Dコンバータとして復活させ、イコライザから直接チャンデバに繫げるようになり無事アナログのオンライン再生が復活しました。

 このFreeDSPボードはDACも付いているのでアナログ入出力が可能なのですが、勿論内部処理はデジタルなので入力信号をA/D処理しています。出力には同時にI2Sが出ているので、LVDSのトランスミッターをつければそのままデジタル出力が取れます。今回は肝心のDSPは何もしていないスルーでもったいないのですが、やればRIAA以外のイコライザ対応なども出来ますね。

 FreeDSPボードのケースが少し小さかったので、上につけたHDMIへのトランスミッター子基板は少々窮屈ですが、何とか入りました。電源ON一発で変換してくれるので問題無さそうです。音の方は流石にダイレクトよりは若干落ちますが、I2S接続なのでまあまあでしょう。これでアナログも気軽に聞けるようになったかな?

ES9038Q2Mの電源強化テスト

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 現在使用してるES90938Q2MDACですが、最終的な電源の強化版のテストのために試作電源を作ってみました。

 これまでも電源トランスの分離やローノイズ安定化電源など比較しながら詰めてきましたが、今回更にノイズ対策を強化した電源を用意して、従来の最終電源との音質比較を行います。

 これまでの最終案は写真の右側の電源で3トランス4レギュレータ、整流はショットキーで各所に6穴フェライトとファインメットビーズを挟みレギュレータはTIの低ノイズタイプを使用しています。

 新作は左側でやはり3トランスの5レギュレータ、整流もショットキーですが、ノイズフィルターに6穴フェライトとファインメットビーズに加え各レギュレータ前後に村田のブロックエミフィルを挟んでいます。

 給電は以前と同じ様に水晶、本体IC,、コントローラPIC、アナログ段となるべく個別に分けて分離供給している点は変わりません。

 まだサブシステムでの試験試聴ですが、新旧で思った以上の差がある様です。この後、後段の試聴システムのグレードをもう少し上げ、じっくり比較してみたいと思います。

 まあ多分に新電源タイプで現行のDACを作り直すことになりそうです。

RasPi4B対応Symphonic-MPD(その4)

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 Raspia4BのLANケーブルを写真の100BASE-Tの4線ケーブルに交換してみました。通常今のLANケーブルはツイストペアx4の8線が普通ですが、100BASE-Tは基本ツイストペアx2の4線で行う規格の様ですから4線でも充分使え、その方が音が良いという話を聞いて試してみました。

 4線でも接続は問題なく、音出しも普通にできました。肝心の音質はプラセボかもしれませんが、確かに若干見通しが良くなり、音像も安定してきているようで、やはり効果は有りそうです。
 たまたま4線のLANケーブルが有ったので交換してみましたが、中々市販では無さそうなので、自作用の端末カシメ器が手元に無い場合は4線分カットするアダプタを作るのが早いのかも。

 低音側のアンプ交換もあってメイン装置は音量にかかわらず音質が安定し、この所グッと良くなってきました。まあ余り外出はできないのでじっくり音楽を楽しむのも良いかと思います。

マルチ用ハイパワーデジタルアンプ(その3)

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 低域用のパワーアンプをTAS6530から以前に紹介したTAS3255のモノアンプに交換してしてみました。

 TAS3255ampは元は2台のステレオですが、2台の片chつづを使ってモノ仕様としています。TAS6530とは若干ゲインが異なるので、抵抗を調整して同じゲインに合わせ、比較交換をスピーディに出来るようにして聞き比べてみました。

 やはり3255の方がしっかりした安定感があり低域も伸びているようです。これと比べるやはり6530はエッジに甘さが残り、音像が膨らみます。この辺3255が実質で2倍の電源容量となっているのが、音に違いが出ている様に思います。
 ただ3255の方が単純に低域の音圧が出ているというより、音全体の落ち着きというかどこと言えない安定感を感じます。低域の厚みという点ではむしろすっきりして物足りないようにも思いますが、音像全体としてはしっかりと根を張った落ち着きを感じて、6530の低域が軽く聞こえてくるような気がします。

 アンプの差としては微妙なのかもしれませんが面白いものですね。

RasPi4B対応Symphonic-MPD(その3)

raspiV4MPD.jpg
 ラズパイ4BもLight-MPDに加えSymphonic-MPDも使えるようになり、落ち着いて比較も出来るようになったので聞き(使い)比べてみた個人的な感想です。ハード的には両者とも同じです。

 それぞれ特徴があり、全体的に見ればどちらがベターとも言い難い面があり、今の所気分で使い分けています。

          SMPD(V4ベータ版)  LMPD(UPnPV4)
コントローラ       yaMPC      fiDataApp
操作性                    ○
広がり                    ○
音像            ○
解像度           ○
低音                     ○

 操作性はyaMPCがiPad専用で手持ちのiPadが初代のためチョッと力不足の為なのが大きいです。iPadが新しいものだとそれほど不満はないかも。途中からの再生が出来ないというfiDataAPPの残念なところもあります。後はSMPDのshutdown操作が必要なのも面倒ですが起動SDメモリーのセッティングは大分楽になったのでその辺は両者あまり差はなくなりました。

 音像的な広がりはLMPDの方に分がありそうですが、その分密度感や音像定位的には個人的にはSMPDの方が好ましいです。逆に低音の量感はLMPDの方がありますが、SMPDが締まってとも言えるのでその分量感が減っているのでしょう。

 総合的に見て音的にはSMPDですが、使いやすさを考えるとLMPDも捨てがたいかも。

RasPi4B対応Symphonic-MPD(その2)

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 ラズパイも4になって消費電力も増え冷却も必要といわれる様になってきたので、色々な条件でその温度上昇を測って見ました。

 測定環境はSymphonic-MPD(SMPD)でCD音源の連続音楽再生の状態です。ラズパイはオープンの状態で平置きです。計測温度はSMPDのDashboradから読み取っています。室温約20℃。

 グラフの4Bは3Bより安定状態で平均約1.5倍(0.6A)の電流が流れています。それでも3Bの2倍近く流れる4B対応のlight-MPDよりはソフトとしてかなり省電力な電力制御になっていますね。4B対応のlight-MPDでは直接温度は計測していませんが、その場合の温度上昇は3Bと4Bの差分の5℃以上更に上乗せになりそうです。

 4B+fanはかなり低速の微風ファンですが流石に温度上昇は少なく、時間が経っても安定して推移していますね。

 4Bでもこのくらいならファン無しでも空気の流れを上手く考えればファン無しでもいけそうですが、夏場は更に10℃以上加算されますから時間経過からやはりかなり厳しいかと思います。

 ちなみに小さな放熱フィンが売られていますがあの程度だとほとんど効果はありません。せめて基板サイズのが必要でしょうし、熱伝導に注意しないと放熱器は思ったほど効果が見込めない場合もあるので安全のためにはファンがあった方が良さそうです。


 

RasPi4B対応Symphonic-MPD(その1)

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 Symphonic-MPD(SMPD)もようやくラズパイ4に対応してベータ版が出てきました。早速ためしてみたDashboardが添付画像です。

 基本はほぼ同じですが、WebUI上からオプションやパラメータのセッティングが色々できるようになり、使い勝手も大分改善されてきています。ネットワークやサウンドボード、アップサンプリングや入出力対応などもGUIでできるようになり、普通の使い勝手に近づいています。

 まだベータ版ということでメモリー拡張やyaMPD対応などはSSHが必要ですが、反応は良さそうです。音の方も本格的なチューンはまだとのことですが、評判は良さそう。これから本格的に試してみようと思っています。

 色々と細かいところを試せるのもラズパイの良さですが、本質的にもレベルが高い(というか今までのPCオーディオをはるかに凌ぐレベルな)のがうれしいですね。

 ps:Alertはメモリー拡張前なので拡張後は消えています。

UcD34MPアンプ

UCD34MPamp.jpg
 HypexのUcDシリーズのデジタルアンプは以前UcD180STを作っています。

https://milestone.at.webry.info/201604/index.html
https://milestone.at.webry.info/201605/article_1.html
https://milestone.at.webry.info/201605/article_3.html
https://milestone.at.webry.info/201605/article_11.html
https://milestone.at.webry.info/201605/article_14.html

 それ以外に小物のマルチアンプ用にと小パワーのUcd34MP(1台で10Wx4、電源内蔵、現在はディスコン)を持っていましたが、やはりchあたり10Wではチョッと出力が寂しいのでそのままお蔵入りになっていました。
 でも良く見ると出力段の形態はシングルエンドなので2ch分をBTLにすれば2chアンプとしてパワーが取れそうなことに気が付きました。入力形態もバランス仕様なので接続変更だけでBTLアンプになります。

 実際に確認してみるとやはり上手くいくようで、1台(枚)で35W(8Ω)x2のステレオアンプになり、ついでに手持ちの2枚を何時もの100均ケースに入れ込んで35W2chステレオアンプとして使えるようにしてみました。
 贅沢に使えば片chのみでモノアンプx2としても使えますし、確かにその方が左右の分離は良さそうです。

 電源はユニバーサルなのでAC200Vやパワータップにも対応しています。

マルチ用ハイパワーデジタルアンプ(その2)

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 ようやくTAS3255ampをチョイ変してメインで試してみました。

 全面的な初段の改造は後回しにして、まずは電源のノイズフィルターの強化とLEDの調光とに絞り改造し、メインスピーカのドライブアンプとしての中域と低域アンプと入れ換えて試聴してみます。
 対策はこのアンプの前段に必要な12Vを48Vの電源から降圧していますが、発熱の点からSWで降圧しているのでそのノイズ対策に電源フィルターを追加しています。

 対策で若干音の荒さは減っていますが、もう一つといった所。低域ではパワフルで切れも良く、従来の5630よりは良さそうなのですが、中域ではHypexのUcD180STと比べると音色が少しキツ目で荒さが残っているような感じです。やはり前段にかなり手を入れないとこのまま使うには難しそう。

 そこでこの後はこの2ch分の独立したステレオアンプを2台のモノアンプとして低域に使うこと試してみようかと思っています。