AuraSound SP リトライ

aura1.jpg
 DAISOスピーカが面白かったので、以前使ってみた同じ小型のAuraSound 2inchユニット(NSW2-326-8A)をもう一度試してみることにしました。

 今度は後面開放でなく密閉(1.5L)にして、なるべくバッフルはフローティングとします。10Φのバッフルだと流石に高域よりの特性になってしまうのでLR素子でバッフル補正を入れ、結果周波数特性は上のグラフのようになりました(スピーカに直列に0.7mH//7.5Ωを入れる)。これで周波数特性は大体フラットに近くなってきました。(室内測定軸上距離80cm)

 foが250Hzぐらいですから再生レンジも200Hzほどがようやっというところなのでやはりウーファは必須のようです。でも流石に素直な音でこのままでも結構試聴できるくらい分解能も高いようです。

 後は何時ものようにマルチで2Wayで聞いてみようかと思います。


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SD Memory Player(その4)

SdMemPlayer4.jpg

 SD Memory Playerの交換水晶発振器がようやく届いたので交換しました。使用したのは何時もの新しい低位相ノイズNDK NZ2520SDAです。

 このタイプだと今回の45MHzと49MHzの1024fs水晶も入手できます。もう一つの24MHz水晶はシステムクロックなので交換せずにそのままです。

 水晶交換後はシャープですっきりとした音になりますが、太めの厚みのある音が好きだとそのままでも良いかもしれません。好き好き。

 まあこれ以上簡単には手を入れるところは無さそうです。

 仕様

 使用SD Memoryは32Gbyte(HC)以下 16Gも使える
 再生ファイルタイプ WAV,FLAC 192Kfsまで
           DSD(DIFF)64,128(128未確認)
           切替は自動(DACが対応のこと)
 再生モードはランダム、1曲、ディレクトリ内、メモリー内の切替可
 電源 DC5~12V(150mA/5V)
 表示 23字(半角)5行 漢字、ひらがな、カタカナ、英数可
            半角カナは不可

 半角23字(スクロールなし)とはいえ大体の曲名は把握できるので便利です。
      ファイルタイプ、サンプルレート、再生時間、曲時間表示可

 ただし操作ボタン仕様はチョッと癖がある。

 ファイルタイプは自動切換えなので特に操作はなし。再生可不可はDACの仕様による。自前の(ES9038Q2M)はDSDも再生できたが、切替時にノイズが出る。


 使い勝手の方はまだ問題が色々と残っています。

1.ディレクトリを書換え(追加し)た場合には必ずルートの
__play_memory_file_list
を消去する必要があります。毎回これを読んでいるようです。

2.ディレクトリ名に全角の「・」が有ると表示で全体に文字化けします。

3.曲目(ファイル名)は必ずしも(指定)順番どおりにはなりません。
  修正方法もいまの所不明

4.ディレクトリやファイルで消せない、表示できない場合もあります。
  (フォーマットすれば可?)

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大創スピーカ(その14)

daiso-7.jpg

 流石にマルチの方がワイドレンジで良いのですが、シンプルにシングル動作でも結構聞けます。少しでも低音を補うようにボイド管の共振スタンドを使用してみました。

 単体では200Hzぐらいまでですが、スタンドを使うと100Hz程度までは伸ばせて、これだと大分汎用性が高まります。充分な低音は望めませんが、音楽を楽しむにはそれほど不足は感ぜずに済みそうです。

 密閉の時と周波数特性のバランスが変わるようで、スピーカの向きを45度ぐらいを正面とするとグラフの様にほぼ特性はフラットになり、切れの良い音が楽しめました。

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SD Memory Player(その3)

SdMemPlayer3.jpg
 SD Memory Playerですが、結局メインで使える様にDACとは切り離し、単独でトランスポートとして使えるようにしました。

 相変らずの100均小型のケースに入れ、I2SのHDMI出力コネクタをつけています。電源もパックではなく、専用のリニア電源を用意しましたが、これだけでも結構変わります。新しい水晶クロックはまだ届きませんが、これでもかなりのレベルになってAoEのSMPDといい勝負です。

 後は本体基板上の3.3VダウンSWコンバータがみえるのでこれも外し、リニアのドロッパーに交換しました。5V供給だとドロッパーの消費電力も僅かなのでこれで充分でしょう。

 後はクロックですね。

 ソフト系はまだ問題点は残っています。ディレクトリ数の制限は前報は間違えていて制限は無さそうです。それよりどうも見えないディレクトリがあったり、あると起動しないディレクトリもある様で何が原因かまだこの辺が不明です。謎ソフトなのが困ったところです。

SD Memory Player(その2)

SdMemPlayer3.jpg
 まずはSD Memory PlayerはI2S出しなのでES9038Q2MポータブルDACに直出しでつなげて音出ししてみました。電源もDACボードから落とした5Vを使います。

 音の方は中々立派で解像度が高いです。構造がシンプルなせいか余韻も綺麗に出てノイズも少なそう。まだクロックはそのままですが、期待が持てます。
 特に音の濃さというか厚みがあってこの辺はクロックで変わるかもしれませんが、素の状態でも結構いけそうです。早速ながら交換用のNDK1024fs低ノイズ水晶を手配しておきました。

 音質の方が満足なのですが、使い勝手はまだ色々問題はありそうです。ディレクトリが1段しか取れないのはともかく、ルートのディレクトリ数が15個までのようです(それ以上は見えない)。これは一端タイトルだけだけでも内部に取り込むからなのでしょうか。ただし、ディレクトリ下のファイル数の制限は無さそうです。こうなるとメモリーも安くなってきたので、無理に圧縮する必要も無さそうです。

 後はディレクトリの並び方が固定されているようで並び方を自由に動かす方法がまだ良く判りません。
 また基板上のタクトSW動作で曲停止ができないなどリモコンと違い少しおかしい所があるようですが、普通の操作はリモコンを使うので特に問題にはならないでしょう。

 音質的には期待できるので次はこれでメインの装置で再生できるようにHDMI出力コネクタを付けてトラポ専用機を作ってみようと思います。

SD Memory Player

SdMemPlayer.jpg
 boketinn1さんが以前紹介していたAliexpressのSD Memory Playerを購入してみました。

 カラー液晶表示付きでシンプルな一枚基板です。出力はI2Sしかありませんが個人的にはこれで充分。良くみると最近はリモコン付きも出てきたのでこれは使えそうと思い試してみることに。

 ポチってからは思いのほか早く10日ほどで届きました。

 日本語が出るかどうか危惧していたのですが、液晶表示は英字はもちろん漢字、ひらがなも出ました。タイトル1行+リスト5行x(カーソル?+23半角文字)表示で文字はスライドはしません。記号は化ける場合もありそう。

 電源は12Vとありますが、レギュレータが入っているので5~12Vでつかえます。SD Memoryも32Gだけでなくそれ以下でもOKのよう。結構使えそうです。音質等詳細は後ほど。

オフ会

masa3s.jpg
 先日、久しぶりに友人宅でオフ会ということで出掛けてきました。年明けからコロナの状況が悪くなっていたので、オフ会としては今年では初めてですね。

 伺ったI氏とは1年以上会っていないこともあって装置類も前回とは総入れ換えになっていました。概要はネットで知っていて大変興味があったので今回聞けるのをとても楽しみにしていました。

 試聴機器構成の概略は

Player   aurender N100H+DDコンバータ
DAC   HoloAudio MayDAC
PreAMP  AudioNote G-70
PowerAMP AudioNote SOUGA
Speaker  AvalonAcoustics OpusCeramique
     TWをBD25-6-034に換装

というかなり強力なシステムです。特にAudioNoteは本社以外では余り聞けないし私も初見です。それ以外にも最新の個性的な入力機器やダイヤモンドツイータに改装したアバロンなどポイントが目白押しであちこち大変興味深い構成です。

 早速色々聞かせてもらいましたがやはり特徴は中高域の滑らかな美音というか、むしろ女性ボーカルなどは可愛らしいと感じるくらいの色気のある描写が特徴の様に思います。そしてその歪感のない爽やかな音は長時間のリスニングでもまったりとストレス無く聞ける感じです。

 ご本人も癒し系を目指しているようなので、整然とした機器セッティングやシックな照明なども含め、狙い通りの落ち着いたリスニングルームに仕上がっていると感じました。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その21)

SPpainted.jpg
 DolphinのPMS-061ユニットを使ったボイド管スピーカもそのままの外観ではボイド管の文字が見えてチョッとみっともないので、外観のお化粧をしてみました。

 お化粧といってもボイド管部分にカッティングシートを張っただけですが、そのままでは下地の文字が透けてしまうので貼る前にボイド管に下塗り塗装をしておきます。同色の水性白ペイントでざっと塗っておけば良いので、こちらは仕上がりなどは気にする必要は無いので塗装も気楽です。

 ついでに吸音材をもう少し詰め足して組み立て直しました。まあ基本構成は変わらないので音の方も同じかと思いますが、気分的に少しスッキリした様にも思います。音質的には尖った所がなく、チョッと落ち着き過ぎかもしれませんが、これはこれで良いのかも。このタイプとしてはこれで完成です。

NAS不調

nas1.jpg
 我家のプレーヤはSymphonic-MPDを中心としたネットワークプレーヤですが、どうもこの所調子が悪いのです。なぜか再生が途中で止まってしまってフリーズしてしまうのです。

 対応としてソフトの再立ち上げやLANケーブルの抜差しをすると一時は戻るので完全な故障ともいえません。再度起動しても間隔時間は不定期ながらやはり再発してしまいます。PCやファーム、ケーブルなどの各コンポーネントの異常を疑って色々調べていましたがどうも頭初は原因箇所が良く判りませんでした。

 で最後調べてに行き着いた原因がNAS本体で、いつものの代わりにバックアップ用のNASと交換すると途中で止まる現象がピタッと再現しなくなりました。

 まあ自家用のNASは元々バッファローの超安物で購入してから1年以上経過しているなのでしょうがないところはありますが、残念です。やはりもう一台予備に購入しましょうかね。NASといってもまだ原因がHDDかコントローラかは切り分けしていません。追加購入してから入れ換えてみれば判るかな。

main3way+super tweeter

ALL+sp.jpg
 メインスピーカのツィータはべリリウム振動板のBliSMa T25B-6ですが、10kHzの超高域はあまり伸びてはいません。まあ今更この辺は私には聞こえないのであまり気にしていなかったのですが、スパーツィータの実験がてらメインにも試してみようと追加してみました。

 今回もメインはそのままでパイオニアのPT-R5(ネットワーク付き)をアドオンします。レベルはDolphinとは違うのでアッテネータは無しのスルーです。

 測定は70cmぐらいですが、赤線が無しの状態で黒線が追加した時の特性です。スーパーツィータはスルーでレベル的にも合いそうで、もっと上げて良いくらいですがこれ以上は簡単にはいかないのでこの辺が妥協点ですね。。

 流石にこのくらいの変化だと差分はあまり聴感ではわかり難いのですが、空間の爽やかさはより出る様です。全体に静かになり空気感が出るような気もしますが、贔屓目かな。まあしばらく問題が無ければこのまま聞いてみましょう。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その20)

PT-R5net1.jpg
 A&CオーディオのDolphinですが、万能ユニットながら超高域は10KHz程度でそれほど伸びてはいません。そこで手持ちのスーパーツィータを有効利用して追加してみました。

 試したツィータは手持ちのリボンタイプでパイオニアのPT-R5です。ネットワークは内蔵の10kHz2次ではなく、外付けで12kHz4次をつけています。スーバーツィータと言いながら、このフィルターが甘いと高域駄々漏れで結局はただのアドオンツィータと同じになってしまいます。(まあそれはそれで趣旨から外れることを理解していれば構わないのですが)

 グラフの青線がプラスしたスーパーツィータで赤線が本体のPMS-061、黒線が合成時(同相)の特性です。本体は何も手をつけずそのままです。本体はかなり能率が低いのでツィータ側は10dBほどアッテネートしています。クロス周波数の波長が短いのでユニット間はなるべく近づけたほうがよいでしょう。

 ツィータを添加して比較した感じでは僅かながら解像度が上がり、スッキリするようですが劇的というほどではないですね。まあ当方も超高域はほとんど聞こえていないので何んともいえませんが、総合的にやはり有った方が良さそうです。まあ折角の有効利用ですからなるべく活用したいですね。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その19)

port-10cm.jpg
 T型ダクトの反共振対策ですが、吸音材によるダンプも試したのですが少々の吸音材では効かず、加減の調整が難しそうだったのでダクト管の径の調整をしてみました。

 径の調整はダクト管に木の棒を入れ等価的に径を減らします。結果が図の赤線の様で反共振を程々にして上手く抑えられそうです(黒線はダクトなし)。欲を言えば周波数をもう少し上げたいところですが、まあいいでしょう。これで高次共振は-20dBほどには抑えら得られるのでまあまあかな。

 結果としてダクト面積(太さ)は約半分ぐらいになっています。つまりバスレフ菅の半分ぐらいの太さですね。実施例がまだ少ないので合っているかはわかりませんが、目安にはなりそうです。既製品でT字の径の違うパイプもある様なので、丁度良いものがあれば試してみても良いかも。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その18)

port-10cm-2.jpg
 新エンクロージャのバスレフポートですが、頭初内径2.6cm長さ10cm(fs約50Hz)の丸パイプを用意して背面に付けてみました。

 ポートからの出力の測定結果は黒線の様ですが、やはりポート長?から来る(少し高めですが)波長で共振点が出ています。

 そこで対策として例のポートの中間にλ/4の閉管ダクトをつけて共振つぶしをしてみました。たまたま中間に5cm長のパイプの分岐があるT字ダクトを見つけたのでそれを直管のバスレフポートに替えて試してみます。

 その結果が赤線のグラフで、このダクトをつけると確かに5cm長をλ/4とする周波数の共振音が抑制されています。しかしその分その両側の周波数で同じ様なピークが新たに立ってしまっているので、結果的に余りダクトを付けての抑制の意味があまりありません。

 ここで問題点と考えられるの点はピークを抑制するT字ダクトの効果が逆に大きすぎるためではないかと思いました。今回ダクト長は抑制周波数で決まるので変えられず、調整できるのは残りポートと同じ径だったダクトの太さを変更することぐらいです。ということで次回はこのダクト径の太さを変更して実験することにしてみました。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その17)

70cm-9cm-dif2.jpg
 PMS-061の新エンクロージャも仮組みで音出しできる様になりました。サイズは21cm径x19cm長のボイド管、円筒エンクロージャ(バスレフ)です。(写真左上)

 以前作った11cm径x40cm長の円筒エンクロージャ(写真右上)と比較してみると、周波数特性はそれぞれ黒線と赤線の様になりました。(写真中、距離70cm軸上)

 以前のは円筒が長すぎたので内部での定在波に悩まされたので今回は短くしましたが、特性的にも丁度このサイズで良かったようです。

 特性上で見てもは今回の方が周波数特性のバランスがよく、全体にフラットに近くなりましたが、これはほぼバッフルの形状によるところが大きそうです。バッフルの影響をシミュレーションして差分を計算したのが下段のグラフで2kHz辺りを境に500Hz辺りまで数dB持ち上がり逆にそれ以上は5kHz辺りまで数dB下がると見込めますが、大体実際もそのような特性になっています。(5kHz以上は合いませんがバッフルの段付きのせい?)

 今回のスピーカは確かに周波数バランスが良くなったために、中低域が充実し硬さが抑えられて聞きやすくなっています。まあエンクロージャの強度など問題がまだありますが、PMS-061用の最終版エンクロージャとして使えそうです。

 ただ、実はまだバスレフポートに問題が残っていてこの辺を今調整中です。(@1.4kg)


6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その16)

busslef2-1.jpg
 DolphinのPMS-061も色々エンクロージャを作ってきましたが、中々決定版とは行かずにお茶を濁す感じになっていたのでもう一度最終版としてトライしてみることにしました(途中報告)。

 最初の長管エンクロジャの筒共振の反省で管系を太めの200Φとして、長さは控えめの200mmとしてみます。基本は低域の余裕でやはりバスレフにせざるを得ませんがこのサイズなら余り中域の漏れも少なく出来そうです。

 バッフル取り付けは前回の100Φボイド管にはめ込むフローティング構造を採用します。

 バッフル板等は他の予定の切り出しが有ったのでそれを流用することで割りと早めに各部の部品は揃いそうです。

大創スピーカ(その13)

DAISO-Poler1.jpg
 先日作ったダイソーUSB対向スピーカのポーラパターンを録ってみました。

 初代の4個入りと比べて今回の2個入り対向のポーラパターンがどうなっているか見てみたかったのですが、条件は角度15度おきマイクまでの距離は70cmで測定の時間窓はlongの250msecです。

 軸上ではユニットの特性で高域が持ち上がっていますが、軸を外した45度から90度辺りの角度では補正なしでほぼフラットとなり、かなり深い内向き(または外向き)で周波数バランスが良い感じです。
 この2個バージョンでも初代ほどではありませんが、全周ほぼ無指向性といってもよく、かつ軸上は高域が上昇しているので全体の高域エネルギーレベルが高く、スッキリした切れの良い音がします。
 無指向性の特徴として再生音の印象は周りの環境により大きく影響するようで、この場合むしろライブの方が合うかもしれません。少し広めの所で鳴らすとサイズに見合わないスケール感の大きな再生が聞けます。

raspberryPi3の復活(その2)

RasPi3-2.jpg
 RaspberryPi3のネットプレーヤでも結構音質的にも使えそうなので、やはりケースと電源をしっかり作り直すことにしました。

 とはいえトランス電源で作った12V電源があるので、これを上手く改造してラズパイも入れ込むことにしました。ついでにWifiの無線アダプタ(LAN)用の電源としても12Vをそのまま使います。

 ただ作ってみると5Vにドロッパーで落とすのはロスが大きく結構発熱するので、放熱器が少し小さいようです。そこでダイオードを使ったりして発熱を分散させたりしながらまあ何とか使えそうにはなりました。夏場は12VだけでもSW電源に戻したほうが良いかも。

 前の水晶クロック交換の効果が大きかったので、アナログ電源への改善の効果はそれほではないのですが、それでも電源を換えるとやはり音が締まって奥行きが出ます。無線アダプタの電源交換でも結構影響が出ますね。

 まあこれで一応まとまった様でRaspberryPi3も手軽に使えそうです。

raspberryPi3の復活(その1)

RasPi3-1.jpg
 octavioのを使ってみて手軽なネットプレーヤもあれば便利なので、一つ欲しくなりました。そこで色々方法を考えてみたのですが、やはりラズパイを活用するのが一番便利そうです。ただ現在はラズパイ4は入手難で、お出かけ版に載せたラズパイ4もAoE用に転用してしまっているので余分の手持ちがありません。

 そこで、今回はBGM用ということでもあり音的にもそれほど要求ベースは高くないことから、余っているラズパイ3を再活用することにしました。こちらはSyphonicMPDでもストリーミング以外でUSBメモリーデータも使えるのでその場合一々ソースにNASを用意する必要も無く、この点でも手軽に使えそうです。

 基本はラズパイ3にHifiberry DIGI Proを載せた形でデジタルトランスポートとして使います。まあこれでも充分なのですが、やはり少し欲が出て水晶を例のNDKクロックに載せ換えておきました。先に電源を替えるべきかと思ったのですが、こちらの方ガ大掛かりになりません。

 やはりクロックの効果は大きく音数が増え滑らかになりました。まあ当分はこれで行こうかと思っていますが、やはり電源とケースをちゃんとする必要がありそうですかね。

大創スピーカ(その12)

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 大創のスピーカもまだ残っていたのでついでに追加製作して5セット揃えてみました。まあ5.1chをするにも同じスピーカの方が良さそうというところもありますが、保守用に買い込んでいたユニットを取って置いてもつまらないので、使えることなら活かしてみようかと。

 このスピーカは3年前の購入なので流石に最近の大創にもほとんど見かけませんが、まだ売っているところはある様です。たくさん買って判ったのですが、実は中身は3種類有って少しずつ違う内容になっています。

 アンプ系が3種類あり、その一つはスピーカのみでアンプも入っていません。ただしスピーカユニットは変わっていないようで、ユニットだけが必要な私の場合には特に問題はありませんでしたが。

 スピーカは5個揃ったのですが、一番問題なのは5.1ch分のまとめてボリュームコントロールですね。安物AVアンプでも用意するかな。

octavio

octavio.jpg
Grigriさんから試聴用に珍しいネットワークプレーヤをお借りしました。本体は写真右の12Wx7Lx2Hぐらいのかなりコンパクトな筐体です。

 メーカはフランスだそうですが、まだ国内では見かけませんね。最近はNodeを初めとして色々なNPが世の中に出てきています。この本体の中身は1枚基板のみで出来てているので、シンプルな分価格は手ごろなものになりそう。ただし、その分機能も最低限に絞っているようです。

 ネット接続はWifi(5G)のみ、再生もアナログとTOS(3.5Φ)だけとシンプルです。後はDCプラグとリセットボタンがついているだけで、まあいじるところはありません。ただ接続にはBlutoothが必須です。

 端末からは専用ソフトをダウンロードして操作します。接続もWifiのパスワードを入れるだけで、専用ソフトなのでシンプルにつながります。LAN上のNASなどもサーバーが動いていればアクセスできそうですが、まあこの手はネット上のストリーミングが中心でしょうから、このぐらい単純なほうがいいですね。まあその分音の方もそれなりという所です。

 国内でもこの手のが色々と出回る様になると面白いので期待しましょう。

4chサラウンドテスト

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 そこそこ聞けるフルレンジSPが2組揃ったので、サラウンドの実験をしてみました。設置の手軽さや位相問題などからシングルコーンが一番問題が少ないのですが、同じ様なものを2組以上揃えるのは中々面倒なので今回揃ったのは丁度良い機会です。スピーカが準無指向性タイプなのもサラウンド向きかな。

 マルチchのソースはSACDの5.1ch再生を使うことにして、センターとウーファは省略できると思うの、今回はパス。クラシックならセンターは要らないでしょう。(まあこれも後で試してみたいところです)

 アンプは何台もあるので大丈夫ですが、マルチVRはそうないのでこの辺の調整テストなので手動で済ませます。

 サラウンド(4ch)とスレテオ(2ch)を同じソース?で色々聞き比べてみました。じっくり聞くまでもなく、私でもその差は判るようです。擬似サラウンドと違ってディスクリートのサラウンドではリア側を強くしても余り音像は下がらないのが良いですね。音像も滲まないし4chでは音場に厚みが増します。擬似だとリアの音量設定が微妙で悩むところが多いのですが、大分その辺はラフになりそう。やっぱりディスクリートだとサラウンドはそれなりメリットが大きいようです。問題はソースが限られるのとメインとの兼用化は難しそうなので、別系統の場合はその分の設置でしょうか。
 

大創スピーカ(その11)

doublebox2.jpg
 ダイソースピーカでエンクロージャが小さく低域の盛り上がりが気になっていたので、アクリルの100均エンクロージャをダブルにして試してみました。

 周波数特性は青がシングルで黒がダブルですが、以前の中低域の盛り上がりは無くなり大分フラットになりました、低域の限界はそれほど伸びていませんが、まあそれでも200Hzぐらいまで出ていますので普通のボーカルならこのままでも結構聞けますね。

 全体のバランスが良くなったせいか、すっきりとした音色でBGM用にはいいかも。勿論ウーファと組み合わせれば更に余裕が出ます。ただ下部に吸音材を詰めるぐらいでは低域のピークは抑えられないようです。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その15)

PMS-061-2.jpg
 新しいボイド管エンクロージャに入れてみたPSM-061ですが、やはり低域はそのままではチョッと苦しいので、大創と同じようにDaytonのウーファと組み合わせてみました。

 PMSは低域に余裕があるのでクロスを低めに150Hzぐらいにしてみましたが、これでもうまく繋がるようです。また大創と同様に3~400Hzのクロスでもできるので、こちらも試して見ました。

 結論から言うとどうもPMSとDaytonは音色が違うようで上手くつながりません。むしろ400Hzぐらいの方が良さそうですが、高解像のPSMと緩めのDaytonの音色の違いが気になって簡単には解消できそうもありません。折角の高解像度のPMSの良さが生きてこないのでは2wayにする意味が無そうです。

 まあ本格的なメインの3WayではちゃんとPMSの高解像が威力を発揮しいていますので、ユニットの問題というよりやはり組み合わせの妙かと思います。

 Daytonウーファはここはやはり大創との組み合わせがベストですね。中々難しいモンです。

大創スピーカ(その10)

daiso-4.jpg
 2ユニットの大創USBミニスピーカはやはりDaytonのウーファND140-8と組み合わせて2Wayとして使ってみました。

 大創スピーカの低域の盛り上がりはエンクロージャはそのままでフィルターで調整し、最終的にはクロス周波数を上げ、実質300Hz辺りでクロスさせることにしました。これで合成後も低域はほぼフラットに出来ます。中高域に関しては大創スピーカの斜め45度辺りを正面とすることで丁度特性もフラットになるので、高域の双指向性を上手く利用して奥行きを更に出せるかもしれません。

 ウーファはゴム足を付けて今回は下向きとし、ミッドハイの大創スピーカのスタンド代わりに使っています。

 シンプルな構成の割には汎用性の高い高品質なシステムとなって、クラシックを含め幅広いジャンルに対応するサブシステムになったと思います。


 
 

大創スピーカ(その9)

daiso-3.jpg
 相変らず100均でアクリルのペン立て?を見つけ、丁度良さそうなので大創USBミニスピーカ(300円)の2個入りを作ってみました。前回の片側4個は流石にちょっと大掛かりなので2個でもいけそうなことから今回可愛くまとめました。

 スピーカの対向振動打消しは基本2個あれば良いので、片側2個で済ませられるかどうかは後は音圧パワーの問題が主なものです。小型の割には結構このスピーカは丈夫なので無理をしなければ2個でも音圧は何とかなりそうです。まあ切れたら切れたで予備はまだあるので交換すれば良いかと。

 今回は底板も付け密閉として単独でも使えるようにしましたが、エンクロージャは6cmx6cmx9cm(0.3L)とかなり小型なので低域のQが高くなり、特性がチョッと持ち上がっています。箱をダブルにしてもう少しピークを下げたほうが良いかも。
 高域は正面だと前後の干渉で特性が乱れるので真横の方が素直(青線)です。演算の時間窓を広げて部屋の反射を取り込むとほとんどフラットになる(黒線)ので、角度によって良い感じになるかも。

 このままでも結構聞けますが、一応低域を足してマルチで試してみる予定です。

 

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その14)

PMS-061-1.jpg
 前回のボイド管エンクロージャは定在波の影響で色々悩まされたので、今度は丈を短めにバスレフも止めMID用にとPMS-061を使ったスピーカを作ってみました。

 同じ10cm径のボイド管ですが、長さは20cmと半分としています。元はDCU-F101Gを入れていたボータブル用のエンクロージャですが、今回これを流用することにしました。
 というものPMS-061のスピーカユニットのフレーム外径は92mm、ボイド管の内径が98mmなので5mm厚のポリエチレンフォームのサンペルカを挟むと10cmボイド管の内側にユニットが丁度ぴったりと簡単に嵌ることに気が付いたからです。これでもフローティング構造ですが、前回のようにフローティングの為にわざわざサブバッフルを作る必要すらなかったのでした。

 ということで内径にサンペルカを貼り付けてPMS-061のユニットを上手く押し込むだけで、写真の様にフロントは良い具合に簡単にまとまりました。1.5Lのエンクロージャでfoは100Hz強なので、低域は80Hzぐらいが良いところですがMID用とすればこれで充分です。これですっきりとした中域が楽しめそうです。

大創スピーカ(その8)

daiso-sp6.jpg
 前回紹介したダイソーのミニスピーカですが、中々筋の良い音をしている秘密がそのコーン紙の形状にあるのではないかと思っています。写真がそのコーン紙を切り出したところで、通常の紙質の円錐形にアルミの球面が接着されていて中は中空です。

 通常コーン紙への力の掛かり方は、ボイスコイルから前後の力による振動がメインですから強度的には軸方向が最も要求されると考えられます。その意味で通常のコーン紙の円錐形を基本とした形状は、薄い紙質の振動板からなるコーン紙でもかなりの力に耐えることが出来、軽量のコーン紙でも丈夫で良好なスピーカになります。

 しかしコーン紙の分割振動という観点からは軸方向だけでなくコーン紙には色々な複雑な力が加わるので、軸方向だけでない強度が求められるはずという意見も有ります。

 例えば現有のMIDで使用しているA&CオーディオさんのDSSダイヤフラムはそのような観点で釣鐘振動に耐えるための駆動の垂直方向の強度(それ以外もあるでしょうが)を独特のそろばん形状と内部補強による(ここは推測です)コーン紙の強度アップを図って、あの独特の高解像度と静粛性を持った素晴らしいユニットを実現しているように思えます。

 ですのでこのダイソーのコーン紙もこの構造がかなり音質に寄与しているのではないかと思っています。ちなみにこのコーン紙振動板の径方向にかなりの力を加えても挫屈しません。1kgぐらい掛けても端が少し潰れるくらいで形状を保っているくらいに異常に丈夫です。
 ダイソースピーカの秘密はこの辺にあるのかも。

 ちなみにアップル系のPCスピーカも似たような形状でいい音としていますね。

DSO購入

SDS1022.jpg
 手元のオシロが壊れてしまったので安価なDSOを購入しました。前から欲しいと思っていたので壊れたのも購入のきっかけになって良かったかも。

 本格的?なDSOは使うのが初めてなので機能の豊富な所はびっくりですね。まあこの手は帯域幅でクラス分けしていますが、基本機能はどれも同じなのでオーディオ用にはとりあえず最低ランクでOKでしょう。(クロックなどはアナログのワイドレンジがあります)マニュアルも登録すれば立派なのがダウンロードできます。

 ともかく軽いのは良いですね。机の片隅でもチョンと置けますし画面も見やすいです。操作に慣れるまではチョッと戸惑いますが、入力信号は電圧や周波数なども同時に表示され、波形付きの汎用テスターといったところ。

DACのOPamp

MUSES02D.jpg
 使用しているDACのES9038Q2Mのポストフィルターは普通のOPampスタイルなのですが、今まではCPをみて特性も良いLM4562を使っていました。これはこれですっきりと締まった音で悪くはありません。

 そこへ古いDACを整理していてMUSESのOPampの遊んでいるのを見つけたので、チョッと試してみることにしました。昔は良くOPampの比較交換などをしていたのですが、最近は遠ざかっていたので思い出したように試してみたくなったのです。

 交換したのはMUSES02DでこのICは足が弱いのでソケットの下駄を履かせています。久しぶりに聞き比べてみると流石に音色の方は芳醇で情報量も多くまったりと聞かせてくれます。低域は少し柔らかいのですが、それがまた音色を柔らかくしてキツさを滑らかにしてくれます。

 前回のシールドといい細かい所ながら今まで気になっていた面をカバーしてくれるようになって更に聞きやすくなりました。

大創スピーカ(その7)

画像
 3年ほど前に作った大創の300円USBスピーカユニットを使ったシステムですが、アンプ系をリファインし某所でデモったところ好評だったので、本体も更に少し手を入れ直してみました(外観は変わりませんが)。

 このスピーカは4Ωユニットなので片側4個の接続は単純に4パラは流石に厳しいので、シリパラ接続としていました。そこで今回は2Ωだと100Wは出そうな2台込みで組立てたTP3116D2アンプを使用して、4台のアンプをフルに使い、2個パラx2駆動とスピーカーアンプ直結と動作としてみました。

 アンプ直接駆動でダンピングの向上とパワーの余裕が出たのか、以前より切れの良い音になり流石に低音の基音は出ませんが、高調波がしっかり出るのでこれだけでも結構聞けるようになりました。勿論低域を補強すればかなりのレベルに行きそうで楽しみです。

Raspberry Pi シールド

raspi4-7.jpg
 自宅の音楽ソースの再生系を担っているRaspberryPi4Bは本体の上にデジタル出力のAoideのDigiProが刺さっているのですが、丁度その真下にラズパイのCPUがあって、どうもその電磁ノイズの影響を受けているようです。

 そこでtakeさんに教わったのですが、DigiProとラズパイの間にシールド板を入れるとそのノイズ対策に効果的ということで、今回は写真の様に手持ちだったカーボンシートを入れてみました。
 カーボンシート自体は導体ですが、レジンで固めてあるので表面は絶縁されていますのでこのまま間に突っ込んでも大丈夫です。普通ならアルミや銅板などの薄板を絶縁シートを張ったりして入れれば良いかと思います。

 写真の黒い板がそのカーボンシート、で写真はそれを少し引き出した状態です。DigiProとラズパイの隙間は5mm以上ありますから、少し厚くても簡単に挿入できると思います。

 肝心の音の方ですが、思った以上に効果がありそうです。全体に音がすっきりとして雑味がなくなる感じですね。この辺やはりノイズの影響が少なくなったと考えられます。シールドは特にアースに落とさなくても良さそうです。

結構この程度のノイズ対策でも効きますね。

USB Steamer

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 光のデジタル入出力が欲しかったので、安価な所でminiDSPのUSB Streamerを購入したのだが、色々問題が発生。

 マニュアルなどにはTOSLINKとADATがモード設定により切り替えられるように説明されているのだがどうも上手く働かない。TOSLINK(のモード)で外部からの光入力信号に同期して本体のサンプルレートが変更してくれない。でもどうやら出力設定による変更には同期するので、変更して入力とレートをあわせてみても取り込みデータにノイズが載るなどどうも怪しい。

 確かにTOSLINKの所にはS/PDIF仕様は書いていないので、チャネルステータス等の違いでプロ用になっているのだろうか?データフォーマットなど詳しい説明は見当たらないのでこの辺は自分で調べるしかないのかな。

 TOSLINKであまり繋がらなかったことが無かったので、色々試してみると繋がらない場合もあったりする。結構問題はありそう。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その14)

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 PMS-061のユニットを使ったスピーカですが、バッフル面積が小さいので音が回りこみ、バッフルステップで低域は下がり気味です。

 そこで入力に補償回路を入れ少し持ち上げてみました。

 黒線が元のフリー状態の特性で、赤線が補償後の特性です。約4dBほど持ち上げています。ただそのまま低域まで持ち上げてしまうと厳しいので、100Hz以下はカットするようにして低域での振幅を抑えています。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その13)

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 前回T型ダクトで何とか特性的には落ち着きそうでしたが、流石に外付けポートの部分の形状が大きくなって(外側に4Φ25cmとその中間に継ぎ手を介して直角に20cmほど)、持ち運びや取り扱いに困りそうで何とかなら無いかと思いました。

 そこで苦肉の策として外付けでT型に付けたλ/4吸収ダクトを本体のポートの内側に入れたらどうかと考えてみました。早速小さめの内径23mm11cm長ほどの閉管ダクトをポートに入れてみましたが結構特性は暴れます。この辺は理論的にどうなっているかは良く解りませんが、それでもカットアンドトライで色々試してみると何とか解がありそうです。

 その結果、ポートの1次共振はエンクロージャ内のポート内開口部をエンクロージャの1/2近くに再調整することで抑え、2次の共振を追加の内側のλ/4閉管ダクトで吸収できるポイントが見つかりました。λ/4閉管がバスレフポートの開口から4cmほど入ったところでグラフの赤線のように900Hzのピークが10dBほど抑えられ、かつ他の周波数でのピークもあまり出ないようにバスレフポートの位置を調整できました(黒線は直菅で1次共振を抑えただけの時)。まあ3次のピークは移動しただけで余り抑えられていませんが、これの対処は聞いてみてから考えましょう。

 形状としては写真の様に12cmほど出たバスレフダクトに8cmほど閉管が飛び出たような格好ですがこの部分は軽いですし、まあ取扱いに困るほどでもありません。エンクロージャを含めスピーカの重量も全体で1kg/chほどなので持ち運びも大分楽になりそうです。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その12)

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 前回の筒型フローティングエンクロージャで高域ポート共振の音漏れが問題になりましたが、Hilloさん?からの提案でT型ダクトを使った対策を検討してみました。

 T型ダクトというのはバスレフポートのダクトの中間に問題になっているダクトの共振周波数のλ/4閉管を付けて打消そうという考えです。
詳しくはこちらを見ていただくとして、今回の適用方法について検討してみます。

 最初に作った35cm長のポートだとダクト自身の共振周波数は1次が約450辺りで黄色のグラフの様にハデに出ています。対策として40cm長あるエンクロージャ内のポート開口位置を半分の所に合わせて青のグラフではそのへんが上手く抑えられますが、2次の900Hzは何も対策できずに盛大に出ています。
 黄色のグラフはポート開口をエンクロージャ長のユニットから1/4の所にしてエンクロージャ2次共振にあわせてその900Hzの共振は打ち消しているのですが、前にも述べたように1次はそのままです。つまりポートダクトの開口位置の調整だけではこのポートからの音漏れは完全には取れないようです。

 そこでT型ダクトの打消し共振でもう一つの山を潰そうと考えた訳ですが、簡単なのは青色のダクトに900Hzを潰すT型ダクトをつけたほうが効果的なのですが、丁度T型ダクトの追加部分がエンクロージャとぶつかって上手く組み込めませんでした。

 そこでやむを得ず2次側をダクト位置で潰している黄色に1次側を潰すようなT型ダクトを付けてみたのが緑のグラフです。T型ダクトのQが高いので完全に押さえ込めていませんが、まあまあ前2者よりは良いかなというぐらいです。

 まあ今回は元々エンクーロジャの設計が悪いので内部定在波が出まくりなのが悪いので、普通のエンクロージャだとダクトが長くなる場合などはT型ダクトは有効ですね。

TAS5630TwinAmp

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 部品を整理していたらTAS5630のアンプ基板が2枚も出てきました。そのまま眠らせておくのも勿体ないので、手ごろなSW電源があったので一応音が出るように組み立ててみました。

 ケースは相変らずの100均プラケースで、SW電源は生憎余っているのが24V仕様のしかなかったのでこれを30Vに上げて使っています。まあ少し重いですが容量は150Wクラスでアンプ毎に2台用意したので電力的には余裕です。(出力8Ω50Wx2x2)

 音の方は従来あった3in-one仕様のTAS5630アンプとそれほど変わりませんでした。まあ汎用に結構使えそうです。2.3kgとチョッと重いのが難点かな。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その11)

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 新しいエンクロージャに入れたPMS-061のバスレフポートの調整編です。

 容積は3L弱ですのでポート径1.9cmだと共振周波数が55Hz狙いでその長さは35cmほどになります。バスレフの問題点は本来の低域共振以外にエンクロージャ内部の定在波が開口から漏れて来てしまうことです。今回はエンクロージャの形状が径に比較し長め筒状なのでその傾向が著しく、上手く押さえ込めずに最後は妥協せざるを得ませんでした。

 グラフの黒線はポートのエンクロージャ内部開口位置が全体の約1/2、赤線が1/4の時のポート開口端での周波数特性で、エンクロージャの長さが40cmなので1次~3次の共振の450Hz,900Hz、1300Hzが良く見えます。1/2の場合には1次の450Hzと3次の1300Hzが振幅の腹になるので音圧は最低になり出なくなりますが、2次が残ります。1/4の時は逆で2次はつぶれますが、1次と3次が残ってしまいます。その間で上手くいくかと思いましたが、共振が強くてどちらかぴったりでないと肝心の基本波も抑えられませんでした。
 まあどちらかといえば1/2のときの方が聴感的にもマシだったので今回はその辺で妥協しています。前回の対向の様にエンクロージャの形状を定在波が立ち難いようにしないとこの問題の解決は難しそう。余り筒は長くしてはいけませんね。(ポート内部をダンプすれば少しは押さえられますが、本来の低域共振も減ってしまいます)

 まあデータ的には残念な所もありますが、聴感的にはあまり気になるほどでもないようです。このサイズのユニットとは思えない重い低音がしっかり出ます。
 

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その10)

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 前回のフローティング構造のエンクロージャにDSSユニットを転用して使用してみました。

 概観は写真の様に10cm径のボイド管を使ったエンクロージャで、長さは40cm内容積は約3Lほどです。一応バスレフでポートは内径3.9cm、長さは35cmでポ共振周波数は約55Hzとなっています。
 ポートが後に出っぱっているのは調整のためにスライドできる様になっていて、エンクロージャ内の内部共振が外に出ないポイントを上手く探ることができます。

 フローティング構造の方は一応狙い通りに組みあがりましたが、効果の程はそこそこといった所でしょうか。バネ性の弾性域を広く取りながら形態的に安定に保持するのは結構難しいです。

フローティングスピーカ

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 スピーカとエンクロージャの振動遮断方法は色々考えられるのですが、中々手軽な方法がありません。というところでまた新しいアイデアです。

 図はその簡単な構造で、エンクロージャは基本ボイド管の様な円筒形を考えています。

 外枠Aの内側に帯状のクッションCを介して内枠Bが密着して挟まっています。外枠BにはバッフルDを介してスピーカユニットEが付いています。スピーカの振動は内枠Bには伝わりますが、クッションCがあるので外枠Aには伝わり難くなります。
 クッションを間に挟むのは良くやる手なのですが、面の厚み方向で受けるとあまり柔らかくはできず、効果が期待できません。また枠同士の固定も振動を伝えないようにするのは苦労します。
 そこでクッションを円筒の間に挟むことにより特に固定法を考えずに済み、厚み方法だけでなくズレ方向にクッションを活かして振動を遮断し易くすることができそうです。

 まあ実際はそれほどう上手くは行ってくれないので、効果は限定的かもしれませんが、試しにこの方法で一度はスピーカを作ってみようかと思っています。

Symphonic-MPD AoE(その2)

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 AoE版のSMPDも選曲などの操作はWebUIを使っていますが、少し変わっているところもありました。全部ではないですが、写真左の様にIOS版だとファイル形式の詳細が出たり、右の様なアルバムやアーディスとの説明が見られる様になっていました。ANDROIDでは出ないのでブラウザーの仕様の違いかな。

 肝心のAoEの音の方もシングル版のSMPDとの比較もしてみましたが、やはりAoEの方が一枚上手の様で、音の抜けや奥行き感に勝り中々いいです。それとDSF(DSD)ファイルのPCM自動変換も復活したようで再生適合タイプの幅が広がりました。

 やはりAoEの方が良さそうなので今の仮ではなく、専用のラズパイを充てて固定化したいところです。でもどうもコロナの影響か電子部品の流通問題からラズパイ4も品不足で高騰しているようです。まあ当面は現用のままで行くしかないかも知れませんね。

Symphonic-MPD AoE(その1)

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 ネットプレーヤとして現在はSymphonic-MPD(SMPD)を中心につかっていますが、本家の有志の方ではAoE(Audio over Ethernet)と呼ばれる複数台のラズパイ(PC)を使った機能分離の実験が進んでいます。
 この辺の事情は従来のネットプレーヤのJPLAYやFoobarでもあるのですが、狙いはそれぞれのPCの負荷を減らしてスムーズな動作とノイズ低減だろうと思います。

 そこでお友達のゴンザエモンさんに協力頂いてこちらでもSMPDのAoE版を試してみることにしました。

 基本は2台のラズパイにコントロール部とレンダリング部を分け、フロントとバックエンドの2台体制(プラス操作用のタブレットやNASなど)で組みます。バックエンドは従来のラズパイセットを使い、フロントは予備のお出かけ用のラズパイ(V4B)を使い、それぞれ新たにAoE(SMPD)をインストールしたSDメモリーに差し替えます。なのでハード的にはアンプなどに繋がるバックエンド側は全く同じ条件になります。

 セッティングは既に済ませてありましたので基本は普通のWebUIで新しいフロント側のLANアドレスをたたけば動作します。この辺はほとんどお任せですが、そのためか一発で動作、再生しました。(NAS設定はチョッとトラぶりましたが)

 まあとりあえず動作は出来たというところで、これから使い勝手と音質評価をしてみます。

パラドライブvsマルチドライブ

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 DSSユニットの前に使っていたPARCのTwinですが、2つの対向ユニットのドライブは電気的には並列にアンプにつながれていました。最近はパワーにはデジタルアンプを使用しているので単価が安いのでマルチアンプにも手軽に対応でき、現用のMID用アンプも1筐体に3ステレオアンプが入っています。そこで各ユニットごとにアンプを個別に宛がうマルチドライブ(正式にそう言うか不明ですが)を試してみました。

 アンプとの接続はせパレーションを考えて1台のステレオアンプの左右chにそれぞれの対向のスピーカを割り当て、2台のステレオアンプ使ってを左右に割り振りました。各アンプはそれぞれのステレオ入力をパラに接続して対向ユニットに同じ様にドライブすることにします。

 写真右のスピーカは旧のスピーカをパラ接続したもので、左はそれを各ユニットごとに接続をするマルチドライブ用に変更したものです。当面は比較のためモノとして両者を差し替えながら比較視聴してみることにしました。

 フルレンジで比較して聞いてみると、右のパラ接続はまとまりが良く、ゆったりと鳴る感じでこれでも悪くありません。それに比べると左側のマルチドライブは高域が伸び、全体の音の解像度が上がるように聞こえます。音量感的にもマルチドライブの方が上がる様で、少しうるさく感じるくらいでです。

 余り変化が無いかと思っていましたが、結構ドライブ条件でも感じは変わるようです。PMS061と比べると少し劣っていた解像度が上がるので、パラ接続の方もマルチドライブ対応に改造して、メインの3WayのMIDとしてステレオで試聴してみようかと思っています。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その9)

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前回のPSM-061対向のニアフィールドとポートの音圧グラフです。

ポート共振は60Hz強で大体狙い通り、内部共振の音漏れも大分抑えられています。

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こちらが正面(ユニットから言えば真横、50cmぐらいでモノ再生)の特性で少しF特補正していますが、この程度ならば結構フルレンジでも聞けます。このまま軽くツィータを載せればフィルターも要らない位ですが、BGM的にはこのぐらいの方が丁度良いかも。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その8)

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 今回はA&CオーディオのPMS-061のユニットを外して、お遊びで対向スピーカを作ってみました。ユニットは一組なので同じユニットでの対向とはいきませんが、左右を一組で合わせる対向でもそれなりに効果はあると思います。

 というのもPMS-061のユニットは取り付け穴がPARCのDCU-F081PPとほぼ同じなので、以前それで対向型を作った時のエンクロージャが空き家になって余っていたのを活用できそうなのに気が付いた可からです。

 エンクロージャは300Φのボイド管から作った円筒型で容積は約10L、一応バスレフです。ユニットは左右のバッフル面に付いていてユニット間にはバックエンドの間にスペーサを入れ振動打消しを図っています。聞くのは正面からなのでユニットは90度真横になりますが、まあこれでも前々回のポーラパターンを見てわかるように結構高域も回りこむのでそれなりに聞けます。

 実際中域のボーカルなどは対向のお陰か力感のあるしっかりした音になっている様に感じます。まあこのユニットが優秀なのでどうやってもいい音になるのかもしれませんが。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その7)

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 解像度の高いスPMS061ですが、更にピントを向上させるようにと何時ものようにもスピーカのインピーダンス補正を追加してみました。

 私は普段からこのスピーカは密閉にして使ってるので、インピーダンス特性は単峰ですから補正は合わせ易いです。まあバスレフでもかなりチューンが低いのそれほど変わりません。
 補正回路はLCRの直列共振回路をパラにするだけですが、最適な値のLCが手元に無かったのでまあぴったりとはいきませんでしたが、この程度でも充分のようです。
 グラフの緑色の線のデータが補正付きで、回路は20mH+NP220μF+4.7Ωです。実際Lは12~15mH辺りが欲しいですがLはコア付きのチョークコイルの流用なので中々都合の良い値はありませんのでこれで良しとします。

 効果はアンプにもよると思いますが、入れると僅かですがピントがあって音像が締まってきます。元々素性の良いスピーカですがますます気持ち良く鳴ってくれますね。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その6)

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 今回はPMS-061のボーラパターンを取ってみました。同じ様に距離50cmで15度おき、片側測定結果を左右にコピーして表示しています。smoothingは1/6th octです。

 小口径なので指向性も結構ワイドレンジですが、初期Verより中高域の7kHz辺りが少し持ち上がっています。この辺もこのスピーカの張りのある音の特徴を作っている様に思います。

 これから見ると設置の向きは平行法で正面向き、スピーカ間を広めに取るのが良さそうで、部屋も横に使いスピーカ側を長手使いにしても良いかも。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その5)

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 このスピーカの自宅での主目的は3WayのMIDとしての利用でしたので、それに向け大体の調整ができてきました。肝心のPMS-061は一度メーカ側からのリコールでユニットが交換されています。私のは最初期Verだったので不具合があり交換して頂きましたが現行のは既に最新版に入れ替わっているようです。

 最新版になってやや抑圧的だった音調も大分伸びやかになり全体にマッチしてきました。苦労したのは能率が10dBほど低いので、ハイゲインアンプが少なく、マルチで他のアンプとのゲインバランスを取るのが苦労しました。また出力もそれに伴ってハイパワー化するので耐入力の心配もありましたがこのユニット結構丈夫でパワーが入れられます。アンプはUcDの25dB、80W(4Ω)からTAS5630の30dB(250W4Ω)に変更してますが、特に問題は無さそうです。勿論低域の過大振幅には弱いですから200Hz以下のクロスはチョッと難しいかもしれません。

 ともかく以前のDCU-F081対向よりは確実に音の密度と解像度は上がり、このユニット独特?の力強さとシャープな音像で聞ける様になりました。アンプなどはまだ暫定的なのでいずれ再検討は必要でしょうが、大分まとまってきたようです。

*写真のMIDは切り替えられるようにまだ両方設置したままです。PMS-061にはフロートボードを設置

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その4)

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 コメントでエッジ共振の話しが出たので近接での周波数特性を見てみました。黒線がこのPMS-061の特性で、参考例として赤線にTangbandの881SI(8cmFullRange)の近接特性を載せてみました。

 Tangbandの1~2kHzの谷がエッジ共振といわれる谷で、この上が分割共振とされています。通常この様に中域でディップができるのが普通ですが、PMSは場合はこのエッジ共振の谷と思われるものがほとんど見えませんし、その上の帯域でもほんの僅かなうねりしか見えません。この辺がこのユニットのFarFieldでの周波数特性がフラットな理由ではないかと思います。

 このユニットが中域周波数のディップを起こさない理由は良くわかりませんが、特性から見るスムーズな動きが音の解像度の高さにつながっている様に思います。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その3)

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 当然ながら元はバスレフ仕様ですが、最終的な自家使用ではMIDに使う予定なので密閉での使用を考えていました。ボート径は40mmなのでそれらしい蓋を作り密閉を試してみたのが今回の周波数特性図です(脇の円盤やポート内の板がポートの蓋です)。赤が密閉時で前回と同じ距離50cmでの測定です。

 特性的には教科書どおりの両特性でフリースタンディングの設置が出来ればバスレフもOKですが、ニアフィールドで壁際設置などだと低音が被ってしまう場合などではむしろ密閉の方が良いかもしません。
 特に低音での過大振幅はこのスピーカの振動板が6cmということもあってかなり弱いですし、またこのユニットは底打ち音が出ないような設計らしいので歪みに気が付きにくい点もあります。その点密閉だと若干なりともダンプが効くかもしれません。

 現行の3Wayマルチも全て密閉で使用しているので密閉の違和感は無いのですが、色々試してみると面白いことが分かりました。普通は密閉の方がタイトでクリアになるので密閉の方が低音を除けば中音以上は普通良く聞こえます。でもこのスピーカはむしろバスレフの方が中音のバランスが良く、バスレフらしく無い音で鳴るのです。
 詳しく言えばバスレフでは中音は肉付き良く実体感のある響きになるのに比べ、密閉ではどうも線が細く、音像がタイトになり過ぎる嫌いがあります。しかし音場表現としては格段に密閉の方が良くなるのですが、両者の音質の差が結構あるのは面白いですね。密閉の方がこのスピーカ本来の音なのかもしれませんがDSSに慣れないとチョッと異様に感じます。

 バスレフと密閉で低音感が変わるのは当然ですが、全体の印象がこのように変わるのも面白いです。ポートの蓋代わりのなるものがあれば試してみると面白いでしょう。
 両者のいいとこ取りが欲しいのですが、世の中そうは上手くいきませんね。

6cmDSSダイヤフラムスピーカ(その2)

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 PMS-061の距離50cmでの周波数特性です。スピーカは周波数特性では解らないとはいえやはり基本特性ですよね。ご覧のように55Hzから10kHzまで±2dBぐらいに入るくらい優秀です。200Hzのディップは床の反射(高さ約60cm)です。

 周波数特性が良いから音が良いとは言えませんが、悪いのに音の良いスピーカは無いようです。

 このスピーカの得意範囲はニアフィールドだろうと思います。低域は充分伸びていますがストロークはそこそこなのでパワーが入りません。しかし全体の能率が低いのでそこそこ鳴らすにもアンプには結構パワーが必要で、うまく鳴らすには少々工夫が要ります。

 ニアフィールドが得意だというのは音圧を抑えながらも聴感上のS/Nが高いので小さい音量でも結構楽しめるからです。中々音離れは良く、輪郭のしっかりした厚みのある音、ボリューム感のある音を聞かせます。反対なことを言っているように聞こえますがその割りにすっきりとした透明感のある音です。その意味ではチョッと変わった音なのかもしれません。

 色々試していますが性格が中々つかみずらいですね。