ES9023DACの改良(その3)

画像
 miniSHARKのノイズ対策でDACのコンデンサを一枚だけ交換しましたが、従来との音質比較をしてみたところ結構違いました。
 コンデンサの改造後もマルチで聞いていたのですが、これだと改造前後の時間経過もあるのであまりはっきりとした差を感じなかったのですが、偶々DAC違いの比較をするためにシングルでネットワークでの比較をしたところ、DACの違いをはっきり感じました。電源のコンデンサを交換したDACがかなり良くなっています。

 変更内容は写真の左側の基板の様で、旧基板の電源の電解コンをすべてOSコンにしています。従来のコンデンサも固体アルミのような感じですが、元から付いていたので定かではありません。値は適当で、手持ちコンデンサの活用なので大きさもまちまちですね。

 電源のOSコンは私は好きで多用していますが、どちらかといのスッキリとした音調で厚みが無いと嫌われる傾向ですが、解像度の高さと雑未の少なさから好きで使っています。

 今回も改造前の基板では左右の分離が悪く、中域重視でまとまりはある感じでしたが、他のDACと比較するともう少しという感じでした。
 左右分離の点から左右の別基板にしてみるとかなり改善されますので左右のレイアウトで対応しようかと思っていましたが、改造基板を聞いてみると1枚でも左右の分離も良く、何よりもレンジが広く低域も輪郭がはっきりして押し出しもあります。音場の見通しも広く、歪感の少ないワイドレンジな音が気に入りました。

 早速残りも2枚も同じ様な改造をしましたが、まだ3枚とも改造したDACのマルチでは聞いていないので楽しみです。

DCU-F101G対向SP(その2)

画像



画像

 今春のPARC鑑賞会用のスピーカをようやく組み立てています。陽気も良くなり戸外での動きも良くなったところで徐々に形になってきました。

 一番の問題はやはりヘッドの部の組みたてでボイド管の円筒とバッフル平面をいかにマッチさせるかはいつも苦労するところで、更に対向という制約もあってこの辺も大変です。

 今回はサイド面をボイド管をそのまま使い、バッフルとは突合せで何とかなるかなという目論みですが、思ったより大変でした。まあ今が肝心なポイントのバッフルとの接着中。ここが上手くいけば後は何とかなるでしょう。

 下部エンクロージャとは茶筒のようにはめ込みにする予定です。この構造も初めてなので上手くいくかな。

 相変わらず小型軽量で持ち運び易いスピーカをテーマにしています。

 音が出るのが楽しみです。

miniSHARC(その4)

画像
 先日デジチャンに追加したES9023DACのノイズ対策に翻弄されました。最終的に原因はマルチチャネル間のアースループだったのが解りました。

 折角載せたミニDACですが、音質はともかくノイズが盛大に出てどうもこのままでは実用になりません。そんなはずは無いはずと色々調べて、コンデンサを替えたりフィルターを追加したりしましたが、一向に下がりません。半日ほど悩んでようやく確認してみてOKだったのがチャネルごとの出力のコモンモードフィルターでした。

 良く考えてみれば今までは1ch接続で問題が無かったことから考えればマルチにしたところが原因と解るはずですが、後知恵ですね。

 結局DACとアンプはそれぞれ1電源で共通な所に3ch分がそれぞれパラにぶら下がるので、DACとアンプを繋いだ時に各ch間のアースや信号線が大きなループを作ってしまいます。まわりはノイズ(アンプはデジタルですし)だらけですからそれを拾いスピーカに出ていたようです。
 このタイプを作ったのは初めてなのですが、AVマルチアンプを設計するには苦労しそうですね。

 電源を別にするという根本的な対策はありますが、簡単には各ch出力毎に例のファインメットコアでコモンモードループを切ればよいのでした。ただしチャンデバ内部が段々コアだらけになって窮屈になってしまいました。(まあ何とか信号系追加は何とか2個ですませましたが)
 これでノイズはスピーカに耳を近づけてようやく聞こえるレベルになりました。

 これで安心?してミニマムサイズの3chマルチシステムが使えるようになりましたのでS/PDIF入力ながら色々テスト再生しています。
 デジタルアンプなので切れの良い音が鮮やかなかっちりした音像を再現して、従来のメインセットよりも低域の切れがよいですね。というか従来の低音のDACがどうも変なのが発覚(^^;という余禄もあります。
 フルデジタルで五月蝿くなるかと思いましたが、まあ何とかノイズ対策のお陰で収まっているようです。

 このシステム3chマルチながら小型で接続も最小で済み、取り回しも良くて使い易かったのは勿論ですが、意外と音も魅力的なので、お陰でメインアンプ系を改修しなければならない羽目になりそうです。

小型ツィータ

画像
 Tmphany(Peerless)のツィータ、OT19NC00-04のスタンドを作ってみました。このユニットは小型で音の回り込みは良いのですが、フランジが無いので取付方法に工夫が必要です。

 今回はなるべくユニットからの放射を邪魔しないようにかつなるべくフローティングに近づける様に考えました。
 結局アルミアングルに耐震ジェルを挟み、電極リードを後から基板をバネにして引っ張る構造にしています。ユニット後中央の凹みにはネジ頭が当たるようにしているのでユニットの位置はズレません。これで少しはウーファ側からの振動遮断がうまく出来るかな。(追:実際に感触ではフレームの振動はかなり遮断できているようです。)

 ユニットがほとんどフリー状態なので音の回り込み具合も見たかったのでポーラパターンを含め周波数特性を取ってみました。(OmniMIC距離約30cm、グラフは15度おき、片側折り返し)
 周波数特性グラフは5dB/divです。1kHz辺りから20KHzまで正面では5dB以内と優秀です。指向性は±15度までは全帯域変わらず、30度で9kHz、90度でも5kHzぐらいまではフラットですね。
 小型のユニットを裸で使ったご利益がありそうです。

 2.5KHz以上だとかなりパワーも入るので使い勝手は良さそうですので、音の方はやはり高域側に少し盛り上がりがあるのでパラメで調整してあげると結構品位の高い音がしています。

 ウーファはAlpair10でクロスは2.5kHz、LR-12の逆相とまずはノーマルの設定でテストしています。

 未だモノでの試聴ですが、miniSHARKはRootingでモノ合成も簡単に出来るのでテストや3Dなどにも便利ですね。


 

miniSHARC(その3)

画像
 その後のminiSHARCはLVDSのI2S出力の3ch分デジタルアウトを増設し、ついでにDACも何とか3ch分載せてみました。

 I2出力は割と簡単なのですが、前にも書いたようにI2S入力はSRCをつけなければならないのでこの後にします。
3chまとめのHDMIも専用外部DACと共に今後予定しています。
 さすがにI2SでちゃんとしたDACをつけるとこのままでもかなりの線いきますね。現在はまだマスターモードでSHARCのクロックですがやはりこの辺を外付けなりに改良すると更に良くなりそう。

 外部DACのボードがまだなので、その前にES9023のDACボードが形状も小さく空きスペースに何とか入りそうと考えて、音質はまあまあなので簡易モニター用として入れみました(写真右)。

 追加した9023DACは現在何故かちょっとノイズレベルが高めなのが気になりますが、手軽にチャンデバを試せるようになるのでこれもありかな。

 
 

miniSHARC(その2)

画像
 今年の1月に購入した基板ですが、ようやく暖かくなってケース加工もする気になったのでまとめてみました。

 まだI2S関連は未接続ですが、取りあえず専用ソフトを動かして使い勝手を調べています。まだあちこちで使い方が解らない点がありますが、まあ何とか動いているようです。

 このチャンデバは本体のみのスタンドアロンで使えることや、リモコンやVRがついているのでプリ代わりにも使えるところが面白いです。持ち歩きにも使えそうなので応用範囲は広いかと。

 音質的にはまだこれからですが、不満足なら改良点は見つかりそうなのでその辺も含めてこれからですね。

タンデムラズパイ

画像
 ラズパイトラポも手軽で良いのですが、折角何台もあるのでJPLAYで言うデュアルモードのように2台で動かしてみました。
 本格的にはsymphonic-mpdなどがありますが、ちょっと敷居が高いのでgrigriさんに3月8日紹介された単純にVolumio2を載せた2台のラズパイを繋ぐ方法です。

 LAN結線のトポロジーは色々有ると思いますが、私の方はルータにスター結線で、写真右側の出力側はRAS-DACの3Bで無線使用、中央のソース側はB+で有線LANでルータに繋いでUSBで左のHDDを繋ぎました。

 3B側からはネットワークドライブとしてB+のUSBHDDを追加するとNASのように音楽データが見え、再生できます。

 音質的には3BのSDメモリー内音源との比較では期待したほど大きな差は有りませんでした。HDD側の方がやや空気感があり広がりが出ますがその分音像は滲む感じ。SDメモリーは腰はしっかりしますが、音場は浅めでどちらが良いかはちょっと決めかねる雰囲気です。

 まあ外付けのHDDを使っても余り音質劣化は無さそうですから、NASのように音楽データを固定して必要な所に3B+を持って行って繋げるというのも便利で、この辺にメリットが有りそう。

TAS5630 3chアンプ

画像
 簡易マルチアンプ用に3in1の3chデジタルアンプを作成しました。アンプはTIのTAS5630を使用した中華ボードで、木板に600WのSW電源と一緒に取付け100均ケースに入れ込んでいます。(写真左が内部、右が完成形)

 3ch分が一緒なので入出力もまとめてコネクタで接続出来るようにしました。ただしボード個別の入力のRCAもそのまま生かしていて、出力も1ch分のみバナナでも取れるようにはなっています。

 電源電圧は40Vに絞っていますので出力は80W(8Ω)/ch程度になります。50Vぐらいまで上げればその時は150W/chは取れますが全ch同時出力は無理でしょう。

 音質的には以前このタイプのシングルアンプを聞いているので、それほど変わらない音がしています。市販品の組合せですが、入出力と電源にノイズ対策を入れています。

 仕様

 構成  3chステレオデジタルアンプ
 外形  25x25x12cm 重量 2.55kg
 ゲイン 32dB
 入力  不平衡(RCA&9Pコネクター)
 出力  80W(8Ω)~150W/ch (バナナ&8Pコネクター)
 電源  AC100~240V

 

スピーカレイアウト変更

画像
 i-FLOATの使い方を変えて全体のストレスを抜くように自宅のメインスピーカレイアウト?を変更しました。

 フローティングインシュレータは載せるものが重量系の場合やはりi-FLOATがよいのでこれをウーファの下に移動しキャスターボードと間に入れることにします。
 ボードはキャスターも当初の搬送用に可動2、固定2だったのを移動台として微調整がし易いように可動4に変更。まあ今回はこれも変更のポイントだったので丁度良かったです。結果キャスターが4方自由に動くようになったのでスピーカの位置決めも楽になりました。

 ウーファの上には従来の大理石ボードを挟んでその上にミッド以降を載せます。これも大理石の下にソフト層があるので一種の中間振動遮断層ですね。

 ウーファとミッド、ミッドとツィータとの間には5mm厚のジェルを2枚重ねで挟んで振動遮断を行います。一応転倒防止に従来のワイヤーを軽く絞めて保安用としています。これで全体もほぼラインレイアウトになるようになりました。(ミッドウーファとスーパーツィータは今の所未使用)


  音の変化としてはやはりエンクロージャの振動自由度が上がったのか全体にノビノビと鳴る感じで、同じパワーでも音量が上がったようにも感じます。お陰で全体の音像の広がりも増え、更に再生スケールが大きくなりました。まあ大型液晶がIMAXに(^^;になったような。

 低音は更に厚みが増えたので少し押さえたほうが良いくらいです。解像度はむしろ高くなったので滲むことは有りませんが、ちょっとパランスが悪くなる曲も。
 中高域は華やかさが出てその分、若干賑やか過ぎるかも。そのため音像の輪郭はきちっとして細部も最後まで良く聞こえます。

 意外だったのはこのブローティングでボーカル系の再生が際立って良くなったことでした。音像が明瞭になりながら解像度高く、どの様な曲でも嫌な音が出ない絶妙のバランスになり、感心しています。
 今まではボーカルが全体に埋もれてしまったり、声のバランスが偏って胴間声に鳴ったりして、ボーカルは中々難しかったところが一挙に解決したという感じです。繊細な表現とクリアーさが両立しました。

 まあこれから少しづつ追い込んでみましょう。

i-FLOATボード

画像
 前回に引き続き、Taxsisさんがi-FLOATボードが気に入って第2段を作りたいというので、先日金具の穴開けのお手伝いをしたらもう組立て上がりで完成とか。仕事が速い。

 i-FLOATも小型のものも作りましたが、スピーカの重量物には初代のサイズがやはりしっかりしていて丈夫ですね。簡易的にジェルだけだと大形スピーカではどうしても重さで傾いてしまうので、スピーカ台には適さないようです。

 自宅のも中高音のエンクロージャはフロートにしていますが、ウーファはそのままなのでやはりちょっと考えてみましょう。

 

 

メインスピーカ周波数特性

画像
画像
 メインスピーカを配置換えをしてから少し合わせたので、久しぶりに周波数特性を測ってみました。上がRch,下がLchで正面1.2mほどです。

 部屋の影響等で凸凹はありますが、まあそこそこはあっているかと。下のグレー(太)はバックグランドノイズ、細い方は位相(群遅延?)です。

(3/5追:位相はOmniが正規化してしまうようで全体としてはあまり信用できません。低域は近接でもほぼ同様なので定在波の影響で持ち上がっているわけで無さそうです。)

 低域はブーストしていませんが、暗騒音からみても30Hzぐらいまで、上は(聞こえませんが)STで20kHz近くまでは伸びているかと。まあ周波数特性よりアライメントの方が重要かも知れませんが、それでも本筋を間違えなければ結構アバウトで良いかもしれません。

 低域はフラットですが、横配置よりはやはり豊かに聞こえますね。この辺が面白いところ。奥行きはもう少し出したいところですが、クラシックでは既に充分な奥行きがあります。まあここからボチボチと微調整です。

MIDのフローティング(その2)

画像
 前回MIDのエンクロージャをジェルで浮かせて良かったと報告しましたが、スピーカの横配置にしてから奥行き方向の表現が少し足りないように感じられていたので、ジェルの厚みを倍にしてみました。

 以前のMIDのフローティングのジェルは効果的でしたが、経時変化でやはり少しつぶれてしまっていたようです。そのためかエンクロージャに触ってみてもフローティング具合が大分少なくなっているようでした。
 そこで旧の左写真から右写真の様に5mm厚のジェルを2枚重ねにしてフローティングを強化してみたところやはり音場の奥行きがかなり改善し、定位が広がり臨場感が増してよい感じになってきました。

 この辺MIDはエンクロージャは小さいながら影響が大きいですね。まあユニットの動作点にも影響があるのかもしれません。
 ワイヤーフローティングのiFloatとは違って、時々はジェルはメンテが必要かもしれません。

 これで横配置も広がり、奥行きとも満足いくくらいにはなってきて、やはりこちらの方が良い感じです。

 

スピーカコネクタ

画像
 自宅のマルチスピーカの結線をコネクタ1個に標準化して、接続操作性の向上とケアレスミスを無くす工夫をしてみました。

 マルチアンプ駆動でのマルチスピーカとなると、結線数が増えてその交換や調整などでアンプとの結線を外すと戻すのが大変です。その上、結線間違えなどし易く、その場合には発見も難しいので余計に厄介です。

 今回のコネクタは大き目で安価なものを選びました。使用したのは使い易さを考え真空管のGTコネクタを採用しました。オスメスがあり、ケーブルタイプとケース取付タイプもあるのでバリエーションもあります。ピン数は8Pですから、4Wayまでは簡単に組めるので応用範囲も広いかと。食いつきもしっかりして勿論極性も固定です。

 アンプ系側と合わせて結線を決めておけばネットワークであろうと、マルチアンプであろうとコネクタの差し替えだけでスピーカ側の接続切替は簡単に間違えなく出来るようになります。あとは左右さえキチンとネーミングでもしておけば万全ですね。

 今後は同じ様に入力系もマルチコネクタタイプにして、アンプとの結線も1箇所にしたいと思っています。
 

スピーカ横配置の実験(その2)

画像
 前回サプスピーカの横配置を試してみて中々良かったのでメインも移動してみました。元々キャスターも付いているので移動は楽なのですが、つい億劫になって遅くなってしまいました。

 配置は前壁のコーナにそれぞれやや内向きでおいています。左右からは60cmぐらいなのでスピーカ間隔はやく3.3mぐらいでしょうか。かなり幅はありますが、中抜けにはならないようです。

 まあ無指向性のサブスピーカほどは広がりは出ませんが、それでもスピーカの見開き角は試聴位置から60度ぐらいありますからまあまあといった所です。

 最初はスピーカの向きを正対に内振りにしていましたが、やや正面を向いたほうが良さそう。この辺はこれからの調整ですね。

 周波数特性はそれほど変化は無い様で微調整レベルで済みそうですが、低音は少し出すぎかな。まあ気持ちよいので当面はこのままかな。今度はソファーに座ってゆっくり聞けるのも良い点かも。

Volumio2(その5)

画像
 RasPi外付け?のES9038Q2M-DACの音質改善を試しています。

 最初は手っ取り早くOPampをMUSES02に換えてみましたが若干柔らかくなったくらいで本質的にはあまり変わりませんでした。そこでやはり基板に手を入れることにします。

 一つ目は電源系統が同じ供給端子からなので、アナログOPamp(ポストフィルター)部分のプラマイ電源をDACチップへの供給と切り離し、間にノイズフィルターのインダクタンスを入れます。これでアナログ系へのノイズ混入を減らします。(写真右)

 もう一つはノイズ発生元の9038の電源系の改善で、カップリングコンデンサを強化します。

 9038は電源系がかなり複雑でチップへはVCCA(3.3V)、DVDD(1.2V)、DVCC(3.3),AVCC_R、AVCC_L(3.3V)、DVCC(1.2V)の6箇所もの端子があります。そこでそれぞれのカップリングコンにOSコンをパラ増設します。あと水晶発振器への供給電源にもOSコンを増設しました。(写真中央付近)

 最後に出力のカップリングコンが電解なのでプラマイ電源にしましたのでショートしても良いのですが、安全のため残して当面フィルムコンをパラっておきました。(写真右)

 追:良く見るとポストフィルター回路は単電源用にコンデンサで入力も浮かしていました。プラマイ電源を用意しましたので出力ともショートしカップリングレスとしました。

 流石にここまでするとかなり効果があって、音場の奥行きが広がり、定位の不自然さが無くなります。気になっていた音像が前に出てくることや声のきつさも無くなってひと安心です。まだOSコンのエージングが効くと思いますので、更に良くなるでしょう。ようやく最新チップの実力が出てきたのかも。

Volumio2(その4)

画像
 RasPiに中華DACで面白そうなのがあったので、ES9038Q2Mの外付けDACを組み合わせてみました(写真左下)。ついでにアマネロのDDCも組み込んでUSBDACとしても使えるようにしました。
 これでアナログ出力は2系統、ソースはRasPiとUSB、更にES9038DACボードには同軸と光入力があり、デジタルVR備わっています。これだと入出力の組み合わせは色々あり、結構遊べます。

 全体に基板も増えたのでそのままではとりまとめが大変なので全体を1つのタッパケースにまとめ、ケーブル取り回しと持ち運びを簡単にしました。これで使い易くなります。電源は外付けで前に紹介したの多系統専用リニア電源を使用します。

 肝心のI2Sの音は構成は同じので前とそう変わりませんが、やはり使い易さからコントローラのweb browserは無線接続にしました。これでコントローラは本体とは離れてフリーに設置できます。
 ソースはUSB(HDD等)も使えますが、やはり音質的には内蔵のSDメモリーが一番の様で、中低音が緻密になるようです。そこでSDメモリーは高速の64Gのメモリーに交換して、RasPiからの再生は基本INTERNALのソースで聴くことにします。
 流石にI2S接続で聞くマルチの音は機密で切れが良く中々良い感じです。横配置も大分落ち着いてきたのでその内メインも横配置にしようかと思っています。

 さて肝心の新設ES9038DACですが、やはりESの特徴である広がりと音場の広さが特徴的で、更に情報量が増え音場が安定してきた感じです。ただ軽く広がるだけでなく、空気感と部屋の広がりをしっかり再生する感じでそれなりに新しさを感じさせる音がしています。OPampはまだデファクトのままですし、こちらもまだまだ色々楽しめそうです。

Volumio2(その3)

画像
 RasPi等にアナログ(リニア)電源を用意してみました。SW電源は手軽で良いのですが、RasPiの音も良さそうですし、折角なのでリニア電源にて見たらどうかと手持ちの電源を少し改造して繋いで見ました。

 5V2系統とルーター用の12Vも用意、ついでにDAC用の±12Vも出せるように考えています。写真は左から電源、無線ルータ、RasPi、HDDというところです。

 ちょっと重くなりましたが、それなりに良くなっているようです。メインと比べると少し派手目でやはりまだノイズの影響?がある様ですが、結構良い感じ。まコモンモードフィルター(内蔵)も結構効いています。

 この後は新しい外付けDAC基板を入手したのでこれが上手くつながり、音がどうかですね。

 

Volumio2(その2)

画像
 Rasberry PieもB3が入手できましたので、早速組み立てたDACを試してみました。まあ製作時に確認はしていたのでトラブル無く無事音出し出来ました。

 しかし、このままのアナログ出力ではメインスピーカの入力がデジタル(I2S)しか無いのでメインでのチェックができません。そこでDAC基板上にLVDSのトランスミッタを3弾の亀の子にして載せることにしました。丁度DAC基板にはその為?のI2S出力コネクタ部が用意されており、これもI氏のトランスミッタ基板でHDMIに変換できます。

 ところが早速試してみたのですが、なぜか音が出ません。信号はちゃんと通っているように見えるのですが、音が出ません。色々見てみるとどうもI氏のI2SのHDMIコネクタの信号並びがPS準拠の順番とは少し違っていてLRCKとBCKが逆です。繋ぎ変えたらちゃんと動きました。

 まだ音はまともには聞いていませんが、なかなかこれもよさそうですね。きちんと比較するのが楽しみです。

 内蔵のSDメモリー上にはシステム領域を除く余った分INTERNALドライブとしてWINDOWSから利用できる様になっていて便利でますが、こちらの方がラズパイに挿すUSBメモリーからの再生より良さそうです。PCからのSDメモリーへの音楽データの転送も3Bになって随分速くなりました。大容量メモリーを買ってこなくちゃ。

Volumio2

画像
 「RasberyPi3B」の入手の手配はしましたが、その前に手持ちの旧型の「RasberyPiB」で最新のOSのVokumio2の使い勝手を試してみようとインストールしてみました。

 ラズパイも「B」タイプは標準の「2,3B」とはGIOの違いとか性能は落ちますが基本は互換なので動きます。一応デジタル出力のHifiBerryを搭載していてデジタル(S/PDIF)主力にしています。

 インストール手順というはネットに色々あるので難無く終了。VOLIMIO2はSDメモリー上の余りがディクスエリアになっていてコントローラのPCから見えるので、無難なこちらに音楽データを転送して再生します。使ったSDメモリーとCPUが遅いので、転送はかなり時間がかかりました。

 最近はミニPCで音出しを色々試して小型で面白いのですが、ノイズが出たり動作が少しおかしかったりで音質的にももう一つメインに及びません。今回のラズパイ系列はそれとは違って、手軽に音出しが出来る線を狙ってトライしてみようと思っていたのですが。。。

 これが結構良いんです。テスト用の超ロースピードタイプのラズパイに電源に適当に組んだだけなのにちょっと今までに無い音がしています。にわかに信じられないのですが、戸惑ってしまうくらいですね。

 クロックはしょぼいし、転送はS/PIDIFだし。まあ注意したのはラインに全てフィルターを入れたことが以前とは違いますが、やはりこれが効いているのでしょうか。ロースピードCPUに軽いOSはノイズが少ない?ところにコモンモードフィルターが効いて発生・伝播ノイズが少ない効果でしょうかね。

 周波数バランスは良いし解像度もそれほど悪くはありません。それより何かタタズマイが自然でストレスの無いこの音場感は余り聞いた事がありません。スピーカを横配置にし多分何となく音場感がしっくり来なかったのですが、この辺が一気い解消し、魅力的です。まったくデジタルは何が起こるか解りませんね。

 これならI2S直で送り出せばもっと良くなる?かな。これから色々楽しみです。

RasPiDAC

画像
 先日手作りアンプの会で何時ものI氏設計のラズパイ用のDAC製作会があり、私も1台作ってみました。DACチップはPCM5122でES9023並みのそこそこの性能ですが、アイソレータや低ノイズ水晶、マルチレギュレータなど工夫されて中々のレベルの設計になっています。

 ラズパイ搭載用ですからサイズ制限からチップ部品が多様されていますので、製作スキルは必要です。私もようやく半日ほどで組みあがりましたが、最初はやはり半田忘れが合って不合格。2度目のチェックでようやく音が出ました。

 とはいえ手持ちのラズパイは初代のものなのでGIOが合わず3Bを手配中。届いたら自宅でもちゃんと音出しをして比べてみたいと思います。

スピーカ横配置の実験

画像
 スピーカを3WayにしてからAVのスクリーンの関係からスピーカの置き方は部屋に対して縦置配置で聞いて来ましたが、少し気分を変えて以前のように再度、部屋に対してスピーカの横配置を試してみました。

 縦配置は映像のスクリーンの位置から決めた関係もあるのですが、最近は映像を見る機会も少ないので縦配置にこだわらず、横配置でもよいか思います。それより最近の音場感豊かなシステムで新しい配置での音場を試してみた方が面白そうと、早速実験してみることにしました。スピーカはまず軽量で簡単なサブのmini対向スピーカを移動させてみます。

 元々mini対向スピーカは無指向性なので奥行き方向の音像定位が深いですが、横配置にすると案の定、更に広がりも加わって音場がより広く感じ、中々良さそうです。

 むしろ周波数バランス的には低域が少し強く感じられるくらいなので、その辺のバランスは少し取り直す必要があるかもしれません。でもこれだけでも雰囲気は大分違いますね。

 メインも台はキャスターつきなので移動もそれどでもありませんが、ここはもうサブで少し追い込んでからトライするか決めようかと思います。

 スピーカ配置の変更もたまには気分転換になってよいですね。

お出かけminiPC(その3)

画像
 ようやくminiPCプレーヤをJPLAYのデュアルPC化できました。
 そこそこ音が良かったので次のステップのデュアルへと移行しようと簡単に考えていたのですが、どうも中々上手くい来ませんでした。
 LANチップの問題かもと思ってその辺も試してみたのですが中々上手くいきません。結局問題だったはPCのJPLAYのインストールをシングルモードでしていたためらしく、デュアルPCの設定でインストールし直すとスムーズにつながってしまいました。まだ修行が足りませんね。

 結果音質は今までも充分なくらいでしたが、流石にノイズ対策を極めてデュアル化するとほぼデュアルi7のメインと変わらないくらいになりました。まあ確かに差はあるのですが、音質やグレードの差というよりバランスの違いというレベルで、電圧やアダプタ変更などで対応できそうです。
 ちなみに某社のUSB-LANアダプタはやはりUSB変換が入る分かオンボードよりスピードが落ちる様です。コントロールなら良いでしょうが、データを流すのは難しそう。

 結果miniPCのお出かけ用プレーヤでもかなり満足のいく音が出てくるようになりました。抑圧感の無い伸びやかな音場と帯域はスピーカの音場制約を取り払って、ストレス無く音楽が聴けます。やはりこのくらいにならないと安心して楽しく聞けません。

 以前はPCオーディオはCPUパワーがないと音は冴えない様に聞こえていましたが、どうやらそれはノイズ回りの差の性だったのかもしれませんね。確かに余裕を持ってPCを使えばそれなりに聞ける音になるのですが、ハードやソフト面でもノイズを減らせば相当に良くなる様ですが、それで全てかはまだ確証はありません。

 まあminiPCプレーヤはともかくローコストで軽く、取り扱いも楽なのでこちらの方がベターですから文句はありません。次はメインの方も更にノイズ対策が出来ないかを考えてみることかな。

miniSHARC

画像
 最近もメインシステムの改良は続けていますが、余り表に書けることが無いのでついポチッた話題を。

 ローコストチャンデバとしてminiDSPは結構ユニークで使い易そうな製品を色々出していますが、完成品ばかりでなく基板レベルでも色々製品を取り揃えているので、前から気にしていたチャンデバ基板のminiSHARCセットを購入しました。

 こちらはスレテオ4chまで扱えるチャンデバ基板で左上が本体、右が入力切替やVR,IRなどのコントロール部のVOL-FP、下が入出力基板のDIGI-FPになります。

 以前はBHERINGERを改造していましたが、どの道DSP基板しか利用しないのでこちらの方が便利です。メイン基板の入出力はI2Sのデジタルなので、自分として使い易いですし外部のPCからコントロールできる点も同じです。

 上手くいけばメインに置き換えられるものが出来そうです。

 ポチるのは簡単なんですが、これから完成までまとめるにはまだ掛かりそうですね。

PCの消費電流測定

画像
 ノイズ対策のためにPCのフルリニア電源化が出来ないかと思い、マザーボードでの消費電流を測定してみました。測定は単純に電源延長ケーブルの間に50mΩ程度の微小抵抗を入れてその電圧から計算します。ですのでHDDや光ドライブ等は含みません。

 測定始めに実験用のPC-ASUS M4A78PRO(CPUはAMD AthlonIIx2 234e)を測ってみたところ平均では

 5V系    2.4A
 3.3V系  2.1A
 12V系   0.5A

 とそれほどでもありません。SW電源の容量を考えるとかなりの大電流を用意しなければならないかと思っていましたが通常の電源でも何とかなりそうな感じがします。

 実際はピーク対応などでこれを上回る電流容量が必要になると思いますので、やはりそこそこは要りますね。

 ただminiITXはこの測定系を入れると上手く起動しなかったのでまだ何かあるのかも。


お出かけminiPC(その2)

画像
 前回は試験中なのでHDDも固定していなかったのですが、なかなか音も良さそうなので持ち運べるようにフィルター等も合わせてシャーシに留めました。
 電源電流も実測で2.1~2.5A(12V)はあったのでアダプタ容量が2Aでは流石に苦しく、3Aのものに変更してあります。なおこれも本体の扱いを楽にするよう内部に固定しました。

 後はフィルター類の強化ですね。ファインメットコアも大活躍で、USB、LANもコア巻きとしました。

 これで音質的にはメインとの差は大分縮まりましたがまだ低域が弱いです。そこでダメ押しでAC200V供給とすると低域にも力が出てかなり満足いくレベルになります。

 メインとはハード的には大分違うのですが、ここまで似たような音質に追い込めるということはまだまだメインもやることがありそうです。とはいえやはり音の切れと低域の弾みが僅かですが、もう一歩追いついていないです。それでもこれなら充分使えそうですのであちこちでテストしてみましょう。

 使用OSは本体がWS2012R2(日本語)、コントロールがW10proを使用。本体重量はカバーをつけて丁度3kgになりました。

お出かけminiPC

画像
 PCのノイズ対策で大分音質改善できそうなので、持ち出し可能なお出かけPCを考えました。ノートPCは手軽ですが、内部改造は難しいし、以前のトランクPCでも結構大掛かりなので今回は丁度手持ちのmini-ITXのフォームファクターのPC(D945GCLF2D)を使ってみます。

 ノイズ対策は基本は電源系と入出力です。電源はACは元より、内部のボードへの供給端にノイズフィルターを入れます。
 以前作った電源ノイズフィルター基板は汎用に合わせて全ピンにフィルターを入れましたが、今回は必要最小限とし、その分強化してコモンモードも追加しました。合わせてHDD、CPUも別にフィルターを入れLAN,USBも個別にコモンモードを追加します。

 本体はリモートデスクトップで使うのでディスプレイもキーボード、マウスも不要です。SW電源は12V2AのDCアダプタでも何とか動いています。重量は本体215Wx323Lx130Hのみで約2.6kg、DCパックが180gなので、コントロール用のノートPCを入れて合計5kgぐらいでいけそう。

 音の方はまだまだですが結構面白そうなレベルにはいくかもしれません。

MIDのフローティング

画像
 今更ながらですが、MIDをフローティングしてみました。今までMIDは下のツィータとワイヤーでバインディングして固定、最下段のウーファとはi-Floatでフローティングしていたので、これでよいかと思っていましたが、早計でした。

 今回のテストの方法は簡単に100均5mm厚のジェルマット切って、MID下に挟むことでエンクロージャを浮かせています。バインディングはMIDが落ちない程度に緩めてしまっています。

 効果の方は従来のMIDをツィータ側エンクロージャと固定して締めた方が確かに音のパンチは出ますが、音色がやや濁るというか定位感が悪くなります。対してMIDをジェルで浮かせるとのびのび鳴る感じで、抑圧感が減少するように感じられます。
 MIDのフローティングは人にも勧めていたのですが、肝心の自前の方は固定した方が良さそうと実際には試してはいなかったのは迂闊でした。やってみると簡単でしたのにね。

 使用した100円ジェルは少し柔らかい様な気もしますが、まあとりあえずはこれでいけそうです。


 

DCU-F101G対向SP(その1)

画像
 次回のPARC鑑賞会用スピーカが入手できたので、少しづつエンクロージャの製作を始めています。

 何時ものようにボイド管を使用する予定なのでボイド管の上端にユニットを対向に固定するヘッド部の板切り出しをしました。ここがトリマーなどで段差をつけたりするので一番面倒です。粉塵の出る加工はガレージなので寒くならない内に済ましておきたかった所です。このところは風が強くないので日差しのある内はそれほど寒くは無く助かります。

 ヘッド部が出来てきたので大方の構想はこれで行けそうです。後はこれにあわせたボイド管の加工ですかね。まあ不得意な化粧仕上げもありますが。

 これにあわせるツィータ部はまだどうするかはっきりは決まっていません。こちらも新作の予定ですが従来のPARCで済ませてしまうかも。まだ時間は充分ありますからゆっくりできますね。

i-Float SPボード

画像
 ワイヤー吊りのi-Floatですが、モジュールを組み込んで使い易いスピーカボードにしてみました。重量スピーカにも耐えられるようにボードの四隅と中央にモジュールを入れ5点支持としています。

 ボードは12mm厚の合板でホームセンターでカットしてもらいました。サイズは40x70cmです。
 天板は1枚では弱いかと一部裏に補強桟を追加しています。吊りワイヤーも少し太めのものを使用したので単体でも私が載っても大丈夫ぐらいの静荷重に耐えられました。

 i-Floatモジュールも5個もあると高さをあわせるのがちょっと大変ですが、慎重にあわせます。後はボードに取り付けるだけ。

 重量級のスピーカも試してみましたが、音場なれば良く躍動感が出るのが良いですね。このくらいになると低域も締まってフローティングでも単体の重量があるので、余りデメリットは感じられないようです。

 トップボードはフラフラしているのでスピーカを乗せるときには注意が必要そうです。同じ高さの台から滑らせるのが良かったでした。

 

PARC鑑賞会スピーカユニット

画像
 次回(第8回)のPARC鑑賞会用スピーカユニットが届きました。今回は有り難くもメーカ無償支給ということでお送りいただきました。有難うございます。

 早速無エージングながら特性を測定してみました。大幅に違うとエンクロージャの設計も変えなければならないので、まずはユニット入手してから詳細設計に入るつもりでした。

 データは表&グラフのようですが、エージング未了なのでカタログの差分はありますが設計はほぼ同じでいけそうです。

 周波数特性は裸の近接ですが、高域のピークは緩やかながら中域の山はちょっと問題です。(太線が音圧、細線は位相)うまくツィータのネットワークと合わせて潰すつもりですが、ノッチが必要かも。

 これで製作に入れますが、こちらの方はボチボチ行きます。

MF邸訪問

画像
 今日はMFさん千葉遠征の折りのご縁で交換交流させて頂けることになり、今度はMF邸をTakeさんと訪問してきました。
 MFさんの所は皆さん出入りが多いようなので、当日も午後にはKE2さんとクロス遭遇しましたが、お忙しいところ有難うございます。

 システムは真新しいHugoIIが中央に輝いていて、そのDACを挟んでTriplePCとアンプにスピーカという非常にシンプルな構成です。

 DALIのHELICON 400 MK2自体はじっくり聞くのは初めてですが、シリーズの他スピーカを聞くにつけてもDALIは外れ少ないCPの高いスピーカだと思います。華やかな高域と厚みのある低域に加え華麗な木目サイドのスタイリングが魅力的です。
 低域は洋間の場合強くなりすぎる傾向にありますがやはり処理には結構苦労されいるようです。隅の吸音材とクッションがその辺を物語っているのかも。

 聞かせていただいたピアノコンチェルトも切れよい弦の中でも耳に付くようなところも無く、ピアノの透明な立ち上がりも気持ちよく聞けました。まあこの辺はHugoIIのゴリヤクかもしれません。

 見るところTriple PCの眼目はソフト的なノイズ削減(勿論ハードも色々こだわっていますが)だと思います。他の方々も最近は対ノイズ対策を重要視している点、今まのでのデジタル機器のウィークポイントが注目される様になってきたのは良いことかと。

 MFさんもDACの電源ノイズ対策でifiのGlvanicIosltorを導入されていますが、事前には余り好ましい変化でないという感想でしたが比較してみると音は大人しくなる反面奥行きが出て歪感が少なくなっているようです。音の厚みが減っていまうという点に着目していたので今一つと考えられたようです。
 ノイズの低減は一見つまらない音になると様に見える面がある場合もあるのが難しいところで、変化を好みと捉えられがちですが方向を間違えると迷走してしまうかも。
 intonaとも比較しましたむしろGalvanicの方が帯域が広い分シャープで濃い音がするようにも思います。それにintonaは前後のUSBケーブルにフィルターを入れないと実力を発揮しきれない点も少し使い難いところがありますので、GlvanicIosltorの良さを見直しました。

 そして今回のポイントはやはりDAC回りのコモンモードノイズフィルターでtakeさん手作りの物を入力系とPCの電源に入れると。。。。

 基本的にCPUが乗ったデジタル機器は全てノイズ発生源ですから、電源も含めてそこから外部への接続部にはどうも基本的に全部にノイズをカットする必要がある様に思います。勿論ソフト的な削減も効果がありますが、やはりハードとの両輪が必要かなと思います。 

ES9023DACの改良(その2)

画像
 ES-9023DACの改良第2段は電源周りです。AVCC、CPCN間、NEGともう一つのローカルレギュレータの出力に10μ35VのニチコンMWを追加。

 これで低域が締まってくる様です。後は基板上ではないですが、電源に何時もの6穴フェライト+ファインメットビーズのフィルターをかませました。
 電源がSWのDCパックのためかこれが音像のクリアーさと奥行き表現に良く効くように思います。

 それと出力の4700PFは積層メタライズドPPSにしました。こちらの方が音が滑らかの様に感じます。容量より種類かな?

 これで結構聞ける音になってきました。まだパンチには少し欠けますが、結構使えそう。

Amatiの変則マルチ

画像
 Taxsis邸でSonusの初代Amati(Homage)も変則マルチの実験をしてみました。ウーファ側はネットワークをパスしIPD1200、200Hzクロス?で直接ドライブ。中高域はネットワークを生かしてフルレンジで別アンプでドライブします。

 周波数特性図は正面2mほどで調整中のグラフですが、少し低音のレベルが高いので5dBほど下げると元のネットワークの特性に近くになります。このときクロスは約300Hzぐらいになるでしょうか。(カタログでは200Hz)
 クロスは6dB/octらしいのでミッドの下降スロープは緩やかです。元々SCANの18Wの改良品ですから、ウーファとしても充分使えるので、スルーでも良さそうです。(50,200の谷は室内の測定ポイントの影響でリスポジでは綺麗にフラットになります)

 マルチにすると全体にスッキリとして解像度が上がりますが、Amatiらしさは薄れますね。オーナーはこれではちょっとSonusの魅力が薄れるともう一つでしたが、やはりAmatiの美音の魅了はこのマッタリした厚みのある低音が支えているのかもしれません。
 解像度なら他にも良いスピーカは沢山あるのでこの魅力を生かすにはやはり元のネットワークの方が良いのかもしれません。ということで多分このプロジェクトはボツでしょう。

ES9023DACの改良

画像
 ローコストES9023DAC基板ですが、まあこれでどこまで行くか少しあたってみました。とはいえシンプルな回路なので余り手を入れる余地は少ないです。
 資料が基本公開されていないので正確には解りませんが、マスタークロックが基板上は非同期です。まあ50MHzなので問題は無いのですが、ソース側からマスタークロックが供給できるなら同期させたほうが音はスッキリします。これはESシリーズ共通だと思いますが9018などは周波数が高くなって使い難い点もありました。

 まあ物は試しで22/24MHzのマスタークロックを入れみます。水晶脇の100Ωを外して水晶からの信号はカットし、信号コネクタから入力系のマスタークロックを接続するだけです。それだけでハイサンプリングでもDACは問題なく動作しているようです。fs比は自動的に調整されている?のかな。

 やはりこの音の方が私は好みですね。後は水晶は使いませんから、無駄飯は食わせないよう電源パターンもカットしておきましょう。贅沢に水晶用にフィルター付き定電圧が別にありますから、これは全段のレシーバやアイソレータの電源に振り分けて使えます。

 今回は実験用にHDMI-I2S基板で外部からソースを入れて実験しました。まあ1k円基板としては頑張っていると思います。後は電源系の強化ぐらいかな。
 出力にパラに入っているコンデンサ容量は音に影響がありますが、私としては規定の4700PFで良い感じです。

InterBEE2017

画像
 久しぶりにプロオーディオの祭典InterBEEに行ってきました。

 最近のスピーカアレイは良く出来ていますね。キッチリモジュール化され小型なのに3Wayで勿論高能率高耐久です。100dB1KWなどというものザラですから凄いですね。

 ホールでも比較でもがあり平均音圧100dB以上。中央のコントロールエリアに音圧計が表示されていますが、平均で軽く100dB超えています。耳は元より心臓にも良くない?かも。胸に来ます。勿論私は耳栓使用。

 ここら辺でデモしてるのはPAとはいえ最新の製品なのでこの音量でも至極真っ当な音が出ています。普通のオーディオと比べるとちょっと考えられないレベルですね。

コントロールもDSPやLANを使って自在に扱えて隔世の感があります。

CARVERのウーファシステム

画像
 CARVER Amagiing Loudspeakerの低音ユニット(DynavoxSW-1220FL)を使ったサブーファを試してみました。対向ペアで組み、エンクロージャは勿論後面開放です。

 軽量にするため内圧の掛からない後面開放なので板厚は4mmの合板で済ませています。辺には固定&補強?の角材(といっても1,2cm程度)を入れているので何とかなりそうです。

 一応完成重量は@4.8kgと目標は達成?ですが、結構100Hz以下は音圧が低いの結構パワーは必要です。グラフは赤が全体がフラットになるよう中低域をまず補正した時で、黒はそれにチャンデバとして130Hzでフィルタリングした例です。(和室中央、マイク1m)

 100Hz以下は補正なしでも20Hz以下までフラットに出ていますが、これだとやはりパワーが入らないので実際の使用時は30Hz以下をスッパリ切る方が良いでしょう。

 これを2台用意してステレオで再生予定。一応ダブルウーファになりますが、本家はクワッドなのでやはりそのくらいは欲しいかもしれません。対向なので少しはマシかな。

 搬送時はステレオの2つを重ねて半分の容積にするのだ。

ES9023DAC

画像
 以前超安価なES9023DACの音が割りと良かったので、サブ用にとデジアン購入ついでに発注してみました。右側の黄色い基板がそれで、メイン部品ほとんどDACチップのみですね。

 左はエレアトさんのUDA基板でお蔵入りだったのを復活させました。I2Sダイレクト接続です。まあシンプルな音出しだけならこれでも充分かと。

 ES9023基板は基本改造?する予定なので素の物と比較しながら試してみたいと思っています。

CARVERのウーファユニット

画像
 ApogeeモドキのCARVER Amagiing Loudspeakerに使われている30cmウーファユニットを測定しました。CARVERがそれほど大きくない平面バッフルで低域までフラットに出ている秘密はやはりこの特大のQ値で、実測でも2.5と特異な数値です。
 このため低域ではfo付近でピークがあり、これが平面バッフルでの低域減衰を補う形になって低域のレンジを伸ばしている要因の一つだと思います。(測定は近接なので測定レベルは低い。)

 Q値が高いということは磁石は余り強くないということで、ユニット重量も1.44kgとこのサイズにしてはかなり軽量です。磁石が強いことが高性能というイメージですが、要は使い方で平面バッフルにはこちらの方が合っているということなのかも。
 そこでこのユニットを対向にして軽量ダブルサブウーファを作ってみることを考えています。勿論このユニットは箱入りでは使えませんから、後面開放の予定です。
 対向で振動は打ち消しますからバッフル強度は不要でペラペラの薄板でも空気遮断ができれば良いのでエンクロージャもかなり軽く出来るはず。目標は@5kg以下です。

MagicoV3の変則マルチ

画像
 最近知りあったご近所のTaxsis邸でMagicoV3のウーファ側ネットワークを外し、バイアンプにて変則マルチの実験中。
 低域アンプはLab.gruppenのIPD1200+200V出川パワータップ、高域はSATRI(SP+V5.1+V6)コモンモードフィルター付きSW電源とエビアンプ、それにNECのA10アンプなどで比較しました。

 Magicoはネットワークではかなり鳴らし難いスピーカで音色は素直ですが、色彩感が出難くそのままでは低音ももう一つです。
 そこでウーファ側のネットワークを外し、こちらはIPDによるデジタルマルチでダイレクト再生します。中高域の方はネットワークをそのまま生かしてバイアンプ構成として変則マルチにしてみました。

 こうすると低域もかなり余裕ができ、少しブースとしてあげるだけでレンジも2,30Hzまで伸びます。この辺は密閉の良さですね。

 こうなると中高域もアンプの個性が出やすいので違いが明確に出ます。A10は少し固めでアッサリ傾向。SATRIは中高域が華やかで情報量も多くHiend風、エビアンプはこれも無帰還ですがソフトでゆったりなる感じが良いです。

 まあTaxsisさんには色々選択を悩んでいただきましょう。



 

TAS5630バイアンプ駆動

画像
 サブ用として使用しているTIのTAS5630チップを使ったデジタルアンプを買足してミニ対向スピーカをバイアンプ駆動にしてみました。

 このチップは300W(4Ω)ステレオとパワーに余裕があり、結構音のも良いので(何より安いので)重宝しています。ケース付きのアンプが見つかったので買足しました。残念ながらチップは既にディスコンのようですが、完成基板ともどもまだ見かけるので良かったです。

 今回はアンバラ入力のみの仕様で勿論このケースでは電源は別ですが、VRつきで何と鉄ではなくしっかりしたアルミのケース入りです。
 まず素のままで聞いてみましたが特に音は従来と遜色は無さそうです。入力のOPアンプはAD827でスピード重視のビデオ用みたいですが、それほど悪くは無さそう。ソケットですから交換も可能です。

 ゲインも同じ様なのでバイアンプには丁度良く、流石にシングルよりはぐっと締まってご機嫌です。これならフルマルチも簡単に組めそうですね。

アンビエントツィータ

画像
 最近の大型システムでは背面にもう一組のスピーカをアンビエント様につけているものもあります。自宅でもスーパーツィータをアンビエント様につけていましたが、この際ツィータもパラに後ろ向きに追加してみました。

 追加のツィータは予備のSEAS T29MF001をT29CF-002の振動板に交換したものです。

 接続はそのまま従来のメインのTWにパラ接続しただけですが、正面の周波数特性的ではまったくといってよいほど変わりはありませんでした。 能率はほぼ同じなので後ろ向きでも影響はあるかと思いましたが、データ的には出ませんね。

 ただし聞いた感じではやはり付けたほうが高音の線が太くなります。素では繊細というか軽い感じがしますが、付けた方が全体の音色はあう感じもします。しかし若干奥行きの方向は狭くなる感じがします。

 まあそれほど変では無さそうなのでしばらく試しで付けてみましょう。

信号系ノイズフィルター(その2)

画像
 結局他のパワーアンプにも入力側にノイズフルターを組込みました。

 パワーアンプもサブも入れると4台(その内バランス3台)あるのでフィルター作りも結構大変。まあMIDのアンプは先行の外付けを使用して、残り3台に組み込みました。

 やはり全面的に入れると更にきつさが取れて滑らかになるようで(実測はしてませんが)効果はありそうです。

 サプの方では実験的に内蔵と外付けをダブルにしてみると更に効果が高まるようで、まだフィルターが弱いようですが、まあ当面はこんなところかな。

 残るはHDMIケーブルですが、こちらは配線数が多いのとアイソレータICも高周波的にはどの程度の効果があるかは不明なのでコモンモードは中々難しいです。今の所はフェライトをかませるくらいですね。

信号系ノイズフィルター

画像
 電源系やデジタル系のノイズフィルターはだいぶ完備してきたのですが、アナログ信号系は後回しになって余り手をつけていません。

 そこで遅まきながらアンプ入力に入れるためのコモンモードフィルターアダプタを作成し、TAS-5630デジタルアンプに繋いで聞いてみました。フィルター構成はいつものファイメットビーズx2、5穴フェライトx2でそれそれ2ターン半巻いています。(写真はバランス用)

 マルチシステムだと個別アンプの違いはわかりにくいので、テストはmini対向3Wayのネットワークで聞いてみます。

 電源系が住んでいる為かあまり激変とは行きませんが、それでも全体にスッキリとして定位と分解能もよくなっているような感じです。面白ことにたたずまいが落ち着くというか静かになる感じですね。まあまだノイズの影響はそこそこあるようですから、他のアンプにもフィルターを入れるようにしてみようと思います。

Apgee STAGE

画像
 この前takeさんの所でApogeeのSTAGEを聞いてきました。中々概観の程度もよく音も本来の性能を引き継いでいるようで良かったです。
 STAGEはApogeeの中でも一番小型とはいえ98HX67Wはあり、重量もそれなり(@25kg)にあります。takeさんの所では自作のキャスター台に載せ、楽にセッティングができるようになっていました。

 小型とはいえ低域はカタログでも40Hz、実測では30Hzまでフラットで伸び、平板型ながらこの辺は上手くできています。Apogee全体として低域はユッタリとワイドレンジなのが特徴のようです。

 高域は低歪ですが、縦長の振動板なので垂直の指向性はかなりあります。なので聞く場合にはなるべく振動板の中心軸上にリスニングポイントの高さをあわせる必要があり、できれば近接より距離をかなりとった方が上中からの干渉も少なくなりその方が高域が伸びます。

 能率は程々(86dB)ですが、インピーダンスは3Ωといずれにせよ結構パワーアンプは選ぶと思います。今回はICEPOWERの1kWで鳴らしましたので充分伸びのある締まった音で、ダイポール特有の広い音場と合わさって結構なレベルで楽しめました。

CARVER Amazing loudspeaker

画像
 某所で面白いスピーカを聞くことができました。名前はタイトルどおりでやはり名前からしてアメリカ製の様です。
平板で有名なAPOGEEを参考にした?らしくネットをつけるとちょっと解りません。中高域は同じくリボンタイプですが、違いはウーファが30cmx4のコーンタイプというところでしょうか。(なので全高さは168cm、推奨パワーアンプ最低300W/ch!)

 下がその周波数特性で、クロスは何と100Hz!これもまさにアメイジングです。残念ながら本品は少しビリつきがあり、実力が充分いは発揮されていませんでしたが、中々面白い音をしています。

 下のグラフのウーファレベルは実は10dBほど下げていてこちらが正しいように思うのですが、その辺は定かではありません。Stereophileのデータではやはり+10dBの方が正しいようですが?そうするとクロスは?

 勿論低域の形式はオープンバッフルですが、20Hzあたりまでフラットに伸びています。この辺はapogeeも同様ですが、普通考えるとちょっと理解に苦しみますね。
 通常はオープンバッフルでは外形長の周波数からfoまで-6dB/octで下がるはずです。このバッフルサイズから見て100Hzぐらいがフラットで良いところでしょうか。勿論ネットワークでフラットには出来ますが、能率が85dB(に10dBブースト?)などという芸当は出来ません。

 種明かしはウーファユニットの特性にあります。データを見てみるとQtsが「2」となっています。つまりフリーのユニット特性でも右上のシミュレーションでわかるようにfoに向かって上昇し、このバッフルによる低域のレベル低下をユニット自体で補償している設計のように思えます。
 案外apogeeも低域はこの様にほとんどフラットなので、同じ様な手法を用いているのかもしれませんね。

 Qが高いのはダンピングが悪くなりますが、超低音の場合は聴感的にそれほど気にならないのかもしれません。むしろその方が量感的には好ましいのかも。apogeeはアンプが強力(オーバダンピング)でないとうまく鳴らないというのもこの辺に秘密があるのかも。

真空管オーディオフェア2017

画像
 昨日損保会館の真空管オーディオ・フェアに行ってきました。今年はTIASも行きましたが、こちらはマイナーメーカが中心ですが、その分色々特徴がありますね。

 まあお目当てはA&Cさんですが、今年はPARCは出展なしなのがちょっと残念。

 展示試聴は新作のjupiterが中心かと思っていましたが、3WayのDurantyが間に合ったようで更にワイドレンジになった音を聞かせてくれました。やはり3Wayは余裕が違います。

 同室のもう一社は新進のオーディフィルさんで小型シングルが中心かと思っていましたが、こちらもかなりの大型の2wayの製品がスケールの大きな音を出していて、こういうものやっているのかとピックリしました。

Jazz Concert

画像
 先日安孫子オーディオファンクラブ(AAFC)の企画でJazzConcert+AudioConcertがあり、聞きにいってきました。

 場所は我孫子市の生涯学習センター内のホールで150人ほどのミニホールです。演奏はベースの安カ川大樹を中心としたトリオで広さ的にも丁度良い感じでした。

 休憩を挟んで1時間半ほどの演奏で、流石にベテランの演奏はうまいですね。客席もほぼ満席で盛り上がり、じっくり堪能できました。

 依頼でポータブルでの録音もしましたが、こちらはまあ記録的なものですね。

i-Float第4弾

画像
 i-Floatはそのままだと吊り下げたほうが倒れてしまい、設置時に起こさなければならずちょっと面倒です。そこで下側のコの字型に輪ゴムを渡して倒れ防止を付けました。

 こうすればi-Floatを並べた状態で、真上から載せるものを置けばきちんと設置できます。後はクリアランスが取れるよう位置の微調整だけで大丈夫ですね。

 ついでに詳しい作り方の問い合わせがあったのでレポートにまとめました。スピーカなどの重量物用の前作のレポートもあります。

i-Float第3弾

画像
 前回紹介したウェルフロートもどきのi-Float第2段を色々な機器に使用してみて中々良かったので、作り易さを考え第3弾を試作してみました。

 前のはルビジュウムクロックに使用して良かったのは従来からの感じで見当が付いていたのですが、もう一組作ってあったのをどこに使用するかで考えました。
 サブシステムのアンプ系はシンプルなので、デジタルアンプですが次はパワーアンプの下が簡単です。早速敷いてみたところ意外にも結構効果がありました。

 静けさと切れの良さという両立し難い変化がうまくマッチして、クロックに使った以上に効果的なような気がします。何故だかは不明ですが、これはいずれの機器でも効きそうだと思われるので少し量産?を考えてみることに。

 というのも今まのでのは鉄バーを曲げていたのでぱらつきが大きく、サイズも大きくなってしまいます。何よりも作るのがちょっと大変です。

 そこでアルミのコの字引抜材をカットして2個を組み合わせた物を作ってみました。これなら割と軽量小型の機器でもいけそうな感じですし、何より安価で作りやすいです。

 今は倒れ防止を仮にテープで止めましたが、その辺はもう少し考えて見なければなりそうです。まあ何とかうまくいきそうです。






スピーカの設置位置(その2)

画像

 前回壁からのスピーカまでの奥行き寸法で特性がどの様に変わるかを測定してみましたが、同じ様にサイドの壁からの距離でも同じ様なことがいえるはずです。そこで脇の壁からスピーカまでの距離を変化させ特性をとってみました。

 距離は40cmから140cmまで20cm間隔の6ポイントで、奥行きは70cm、マイクはSP正面1mです。スピーカはmini対向3Wayを使用しました。
 距離による色分けは40cm茶、60cm橙、80cm赤、100cm緑、120cm青、140cm黒です。

 1.60Hz 、150Hzあたりは距離に応じてレベルが徐々に下がっていますが、150Hzは1mあたりで底のようです。
 2.300Hzから600Hzあたりは逆に40,60cmあたりでは落ち込んでいます。
 3.100Hzは1mあたりから逆にレベルが上がってきます。
 4.1kHz以上の高域はほとんど変化がありません

 150Hzは壁までの距離が1/4波長で強めあい、300,600Hzでは1/2波長での打ち消しと考えられますが、50Hzあたりの近接上昇はまだ良く解りません。この辺は奥行きの変化の時と同じですね。

 この様に低域ではやはり壁からの距離が重要のようですが、これはスピーカのレベル変化と共にマイク位置での定在波の強さの両方を見ている可能性も有りますので注意が必要です。今度はマイク位置を固定しても測定してみたいと思います。

 スピーカの設計では主に単独の周波数特性に注目するだけですが、以上のように中低域はスピーカの設置位置やリスニングポイントで大幅に特性が変わります。
 つまりスピーカ単体でいくらフラットにしても中低域では最終特性を保証できないのですから、スピーカだけを追い込んでもそれではあまり意味を持たないかもしれません。

 過激かも知れませんが、つまりはスピーカ単体では半完成品で室内に置いて初めて完成する?という物だと見たほうが良いのかもしれませんね。