ES-9038Q2M 3chDAC(その3)

画像
 紆余曲折がありましたが、当初の目論みだったminiSHARKの外付けDACとしてES9038Q2Mを繋げることが出来ました。

 内蔵のES9023が調子良かったのでこれでも良かったのですが、折角の9038も聞いてみたかったので遅くなりましたがようやく聞けるようになりました。

 当初接続はやはりI2Sでの接続を試してみたのですが、どうも上手くいきません。DAC側なのかチャンデバ側なのか原因がつかめずやむ得ず断念。問題の少ないそうなSPDIFを先にと考え、こちらも試作してみたのですが、やはりうまくありません。変換ボードの動作が安定せず信号が途切れてしまいます。

 まあ急ぐものでもないので一旦クリアして、再度I2Sから見直してみました。以前は単体DACでI2Sは動いていたのでそのインターフェースに戻って試してみると今度はちゃんと動きます。まあ当たり前といえば以前動いていたので当然なのですが、何が違うのでしょうか?コネクタの半田付けかな。

 気を取り直してみて再度マルチのI2Sインターフェースを付け直すと今度は大丈夫でした。でもまだ動作は良くても相変わらず無信号ノイズが大きめです。多分これはコモンモードだろうとHDMIケーブルにコアを入れると半減して0.3mVぐらいにはなりました。スピーカに耳をつけて僅かに聞こえる程度ですが、まあ詰めはもう少し後にします。

 今回は手抜きでHDMIケーブルは4ch1本化までは行かず、1本あたり2ch分づつ送ることで4chで2本で済みますから、今回の3chだと2本接続になります。

 音質はやはり流石に9023よりは1枚上手で解像度も低域の伸びもぐっと良くなりましたが、驚くほどでもないような。元が良かったのかまだ電源周りなどプアなので9038もそこそこなのか。まあ安い中華DACですから文句はありません。

 最後に分かったのですが、内部のHDMIドライバー基板への結線でコモンモードのコアを入れるとどう調子が悪いようです。理論的な原因は思いつきませんが、おかしかったのはこの辺かも。今は何とか安定して動くようにはなりましたので結果オーライかな。


miniSHARC(その6)

画像
 miniDSPのソフトを96KHzfsに上げた時のノイズ対策にminiSHARC基板上にOSコンを追加しました。結構これだけでも効いている様です。

 内部処理のサンプリングレートを96kHzに上げたと時のうるささは多分内部のノイズの増加だろうと考えて、簡単にできそうなボード上の電源に対策してみました。

 miniSHARCは内部で5Vから3.3Vにスィッチングで降圧しているようです。そこでこの降圧前後とメインのDSPチップ等のでデカップリング回りに5個ほど手持ちの22μのOSコンを追加してみました。

 ちょうど載せ易いところに大きな電解コンも付いているのですが、表面実装が取り外し難いので此方は諦め、セラミックチップにパラ付けします。

 こんなものでと思いましたが、結構効果はある様で大分マシになってきました。これなら96kHzfsの良さも感じられそうです。後はエージングでどうなるかですね。

miniSHARC(その5)

画像
 デジタルチャンデバのminiSHARCですが、内部のデジタル処理のサンプルレート周波数はカタログ上にも48KHzと96kHzの2種類あります。しかし切り替える方法が分からなくて48kHzで使っていましたが、たまたま96kHz用にするのは別アプリを使えばよいことに気がつき、早速試してみました。

 このサンプルレートの問題はソフト上ではクロックの切替える所が無く、ハード的に96kHzを入れてやるのかとも思っていましたが、何のことは無い96kHz専用のソフトがあり、その方を起動するだけでした。こちらのソフトはPC上の外観もまったく同じで、それぞれの使い分けの説明もマニュアル等に記載が無いので気がつきにくいですね。

 愚痴はともかく対応プログラムをダウンロードして起動すればOKですが、48k用と96k用はDSPの動作を変えているので、結構プログラムを書換えているようで、変更には結構時間が掛かります。そのためかパラメータの設定ファイルに互換性が無いのもちょっと残念です。

 入れ換えに少し時間がかかるので直の比較とは行きませんが、それでも肝心の音質的な差は結構感じられると思います。ただし、両者の機能上の差や操作性などに違いはまったくありません。

 音質的には48kはどちらかといえばマッタリした音ですが、低音に深みがあり音場の広がりも結構あります。それに比べ96Kはシャープでスッキリした高解像の音ですが、低域がやや薄く感じられるので腰高かも。

 この辺は使用しているDACの影響もあるかもしれませんが、やはり96kHzの方がDSPの内部処理クロックがアップしますからその分ノイズが増えている影響とも考えられますので一長一短の様に思いました。

 聞きなれていたせいか48kHzのが落ち着いて聞けますが、96KHzはノイズ対策を更に強化するとよいかも知れませんので今後の課題ですね。

半田鏝温度計

画像
 共同購入で中華製の半田鏝温度計を入手しました。

 上手な半田付けには鏝の半田濡れが肝心ですが、それには温度管理が必須です。とはいえわざわざ温度計を購入するには個人的に見合わないので持っていませんでしたが、さすが中華製安いのがあります。

 基本は熱伝対での温度計測ですが、熱伝対が簡単に交換できる用になっていて中々上手くできています。早速測ってみると流石に温調半田鏝はぴたりと温度が定まり安定します。

 まあ絶対温度が正しいかは難しいですが、定常の気温でもそれほど違いはないので実用上は充分でしょう。非温調でもスライダックス等で温度管理は出来ますが、温調はフィードバックが掛かって実際の半田付け時点の温度回復が早いのがポイントですね。

LOG ATT V3 製作

画像
 遅ればせながら2ch用のリレー式アッテネータを製作しました。同じくI氏設計の4ch用のATTも作ってあるのですが、こちらは結構大きいのでお手軽にスピーカを鳴らすときなどこの小型で手軽にリモコンも使えるATTが便利です。

 まあ半日あれば何とか組めますが、組説が無いので考えながら組んだので結構時間が掛かりました。それでもトラブることを考えると回り道でも早いです。

 ハム対策や終段抵抗のグレードアップなどいろいろなノウハウもあるので最初から完成度の高いものが出来ました。後は適当なリモコン探しですかね。

ES-9038Q2M 3chDAC(その2)

画像
 3chDACのES9038ですが、その改造前後の録音をUPしてみました。
改造前のノーマル改造後です。youtubeにUPしましたが上手くいったかな。

 まあかなり微妙な差なので圧縮youtubeでは差がわからないかもしれません。まあUPの練習といった所です。

 録音はFirewire400&Sampitudeで96KHzfs24bitで録りました。音声はAAC320kbpsになっているはず。

PARC対向SPの復活

画像
 CVS-1から始まったDCU-F131PPの対向スピーカを復活させようかと思っています。以前も電流アンプ等で使ったり何遍も使いまわしているネタですが、最近作ったF101G対向が結構良かったのでもう一度聞きなおしてみようかというところです。

 部品が一部変更になったのと、不足品が見つからないこともあって、再現にはもう少し掛かりそうですが、目処は立ってきました。

 F101Gではやはり低域の最大音圧に限界がありましたから、13cmくらいならかなりのレベルには行きそうです。今回はマルチアンプシステムも安定して常用できますから、恒常的に鳴らせるようになるといいかと思っています。

空気録音?

画像
 室内での再生を録音してみました。まあ一応空気録音というらしいですが、先の述べたモノーステレオ方式で録ったので音場は現場の生録とは違い元ソースに近いと思います。

 マイクはRODEのNT-2(単一指向性)をリスポジに立て、A/DはFF400、96KHz2bit録音をベースに44.1k16bitに編集してFLAC圧縮しています。オリジナルも合わせるためレベルのみ変更。ファイルサイズはそれぞれ約20Mbyte。

此方からダウンロードできます。曲目はJheena Lodwick の Perhaps Loveから一部。

 流石に部屋の残響はかなり付きますが雰囲気は出ているかと。ホームに直接UPしたのでその内削除するかもしれません。youtubeなどのアップ方法は検討中。

ES-9038Q2M 3chDAC

画像
 ES-9038Q2Mで3ch用DACを製作中。暫定のつもりだったデジチャン内蔵のES9023DACが結構良かったので、外付け本命のつもりだった9038の制作意欲が大分減退してしまいました。それで中々完成に至りませんが、何とか音出しテストができるくらいにはなりました。

 とはいえまだ肝心の入出力がメイン装置とつながらないのでES9023との直接比較はもう少し掛かりそうです。DACボードも電源回りを改造しないといけないし、まだまだですね。

 デジチャンを新たにもう一台作る予定にしたので最終的にはそちらにこのDACを内蔵で組み込んでしまおうかとも考えています。I2Sも直接繋いだほうがやはり良さそうですからね。

 ということはこれは暫定形態かな。ますます気合が入りませんね。

モノーステレオ?録音

画像
 モノで片ch毎に録ってステレオに再合成するという録音が面白そうなので試してみました。

 最近は空気録音とかで部屋録りが流行っていますね。演奏の生録はやっていましたが最近はご無沙汰です。生録りはマイクセッティングは奥が深く、特に音場感は中々大変です。
 確かに録音してみると演奏の良し悪しが判り易い所もあり、空気録音だと装置の問題点も浮かび上がりそうですがやはり録音では元の音場とは決定的に違ってしまうのが何とも。

 そこで最近見かけたのが最初に書いた「モノで片ch毎に録ってステレオに再合成する」という録音。つまりRchのみ再生でRchへ録音、次にLchのみ再生でLchに録音し、再生は両ch同時に行います。
 演奏でなく既存のデータ再生なので繰り返しでも基本的に問題ないところから、片ch毎録音でも大丈夫なはず。これだと録音時の左右のストロークはまったく無いし左右でのマイク等の特性差も出ません。つまり再生装置の伝達関数のみが録音できることになります。当然録音時の音場感の歪みも出ません。
 まあ厳密には左右のバックグランドノイズが無相関になってしまうので、微妙な聴感上の感覚はまだ分かりませんが上手くいきそうな気がします。

 早速DAWで片chずつ録音してみました。再生は両トラックを同時再生すればOKですが、録音が別なのでそれぞれの再生タイミングをキッチリ合わせなければならない点がちょっと問題です。トリガーを入れれば万全ですが、まあ波形を見れば大体は合わせられそう。タイミングの取りにくいクラシックなどは事前にソース頭にトリガーを入れた方がよいかもしれませんね。

 一応テスト録再は出来ましたので方式的には問題無さそうです。今度本格的に録ってみましょうか。

DDC内蔵

画像
 おでかけminiPCにUDAのDDCを内蔵させました。とは言ってもケース内部に止めてPCから電源を供給しただけですが。

 最近おでかけ時の物量を減らすために、今まで単独で繋いでいたDDCをPC内にまとめました。ちょどUDAのDDCはサイズも小さい(写真右下の箱)のでPCケースの空いている所にうまく納まります。

 電源もPCから供給、出力のノイズフィルターもPC内に設置してS/PDIFが外部からRCA端子でとれるようにしましたので、外部との接続も簡単になりました。

 どの道ノートPCは必要なので後はこのminiIITXベースのPCが有ればお出かけ先でもdualJPLAYが可能です。

Volumio2アドホックモード

画像
 ラズパイでのVolumioは便利ですが、アドレス設定の為にどこかにルーター(DHCP)が必要です。というか必要だと思っていましたが、実はVolumio2では自動でアドホックモードでWifi機器と直接つながるとS氏より教えてもらい、早速試してみました。

 ラズパイ(3B)でLANケーブルを繋げず、無線ルータも無い状況で立ち上げると自動的にアドホックモードになるそうです。その状態で最新の3Bでは無線Wifi内蔵ですからWifi内蔵PCでアドレスを探し当てれば直接つなげることが出来ます。

 試してやってみましたが確かに無事つながりました。ただしラズパイは事前に「設定>ネットワーク>ホットスポットを有効にする」をONにし、ホットスポット名などを保存しておく必要があります。

 あとは繋がれば通常の使用方法でOKで、特にルーターもDHCPをセットする必要も無いようです。ただし、無線ルータが有ると(設定してあれば)自動的にそちらに繋がってしまうのでそのままではこのモードの確認は出来ないので注意が必要です。

 以前はLinuxの呪文が必要だったようですが、便利になりました。というか知らなかっただけですが。

OmniMICの音圧レベル

画像
 OmniMICは絶対音圧レベルが直接測れるのがメリットの一つです。それはドライバの起動と共に録音レベルの設定値に33%と自動的に入るためで、校正データが入っていればこれでほぼ音圧表示は絶対レベルになるはずです。

 しかし、たまたま手持ちのノートPCで音圧の測定結果があまりに低かったので、騒音計の音圧レベルと比較したところかなり差がありました。ちょっと原因は不明ですが、他のPCでは問題ないのでこのPCがおかしい様です。

 ただしこの場合も録音レベルを校正すれば通常の音圧測定が出来ましたので、怪しい場合は確認した方が良さそうですね。まああまり絶対音圧レベルが必要なケースは少ないのですが。

SP測定

画像
 最近取ったスピーカの測定を見直してみました。同じ室内ですが、部屋が違うのでデータも異なってきます。今回は和室なので反射の影響が少ない様です。上がPARCのスタガード2Way、下がSeasの2Wayです(どちらもマイク距離1m)。

 前回は後壁反射で低音が伸びますがその影響で今度は70Hz辺りにディップが出来てしまいます(14日と26日のデータを見るとよく解る)。今回壁から離して取り直して見るとやはりこの辺がフラットに出ます(17日も和室で同様)。
 まあその分低域が伸びないのは実力が出ているからで、まだ中域のうねりが残るのはやはり室内の影響でしょうか。室内測定ではこの辺が難しいところです。

 大体PARCは低域は60Hzぐらいが実力で上手くいけば反射で40Hzぐらいまで、Seasは実力で40Hz反射で30Hzぐらいは行けます。流石にSeasは振動板サイズも大きいので低域は余裕がありパワーを入れても歪が上がらず崩れません。むしろこちらは10K以上の高域が伸びていないのがすこし気になります。


 

 

DCU-F101G対向SP(その6)

画像


画像
 ツィータ用の運搬ケース(というほどの物でもないのですが、運ぶ時の入れ物)を作りました。

 ツィータは取り外しが出来るので、別ケースに入れて搬送します。今回は丁度良い大きさのタッパーがあったので端材を利用して中敷をつくりユニットを固定しています。

 大きさもぴったりでガタもないようなので、これで安心して運べるようになりました。

 後は本体の搬送ケースですね。これはダンボールを張り合わせるかな。
アンプ機材も結構な重量となりそうなので、分けて2体になりそうです。

Seas2Wayのマルチ化と測定

画像
 以前のSeas2Way(W18EX001、T29MF001)ですが、久しぶりにマルチ化し、測定&鳴らしてみました。

 室内なので低域がうねり、周波数特性的にはそれほど良くはありません。追い込めばもう少し良くはなるでしょう。ウーファの高域ピークは結構低い(4.5kHz辺りな)のでしっかり潰しています。
 クロスは2.5kHzを狙いましたが、実際は少し低く2kHzあたりですね。それより全体に歪率が少ないのが特徴の様です。かなりの音量(85dB/1m)にならないと歪が観測できません。

 そのためかちゃんとマルチで鳴らすと解像度が高く緻密な音作りが伺えます。以前のネットワークではかなり大味の感じでしたが、中々質は良さそう。オーソドックスな小型2Wayですが、やはりちゃんと鳴らしてあげるとかなりの実力ですね。
 重量は概ね10kg/個なのでまあ移動も手軽な方ですので、今後はもう少し活躍してもらいましょう。
 

SP端子台

画像

 SEAS2Wayのスピーカもマルチ化するために端子台をコネクタタイプに変更しました。

 接続は上段の4Pのコネクタで良いのですが、せっかくなので外したバナナ端子を下段に並べて直にも接続が取れるようにしました。まあちょっと端子間隔は狭いですが、普段はまず使わないと思いますのでこれで充分です。

 これで上段のコネクタ一つで簡単にマルチアンプ対応のスピーカ交換ができるようになります。

mini2Way(その5)

画像
 DENON+Tympanyの2Wayをネットワークのマルチウェイからマルチアンプ対応にしました。

 マルチアンプシステムのテストでコンスピーカノ内蔵だったネットワークを外し、マルチコネクタをつけたわけです。その後チョコチョコとEQ調整してバランスをとり、図の様な周波数特性に仕上がりました。(マイク距離1m、縦軸3dB/div)

 まあこれで小型ながら結構聞けるスピーカになったと思います。やはりマルチだと色々簡単に調整ができて便利ですね。

i-FLOATboad

画像
 ワイヤー吊り下げ方のi-FLOATの簡易版を作ってボードにしてみました。

 今回はローコスト簡易製作を考えL字アングルを曲げ、コの字にした金具を使いました。吊り下げ金具は単独では自立しないので使い勝手も考えボードに取り付けます。ボードが丸いのも余り端材のためで、厚みも4mmとペコペコですが、今回は耐荷重も小さいのでこれでも充分OKです。その分全体重力も軽くなりました。(@330g、28cmφx5cmh)

 効果は今までのと変わりません。スピーカなどはストレスフリーになり自然な力みの無い鳴り方になります。小型スピーカだけでなく、アンプなども使えると思いますのでちょっとした利用に便利かと。

 

DCU-F101G対向SP(その5)

画像

画像

 DCU-F101G対向スピーカのポーラパターンを測定してみました。

 前後対向のディレイ付きということでどの様な指向性になるか興味深いところです。グラフの左上は縦軸が180度から-180度、横軸が周波数の2次元マップ、右はそれを円筒表示させたもの、正面は左手前側です。

 測定環境は和室6畳の中央にスピーカを置き、マイクは60cm離しています。スピーカをツィータを中心に回転させ、半周15度おきのデータを取ってグラフ化しました。(縦軸 3dB/div)

 基本的な周波数特性もフリースタンディングに近いのでこの状態で補正を見直し、前後での周波数特性もなるべくフラットになるよう見直しています。合わせ込めば3dB以内には入るでしょう。

 こう見ると低域はフリースタンディングだと60Hzぐらいまでフラット、50Hzが-3dB落ちと言った所でしょうか。1m未満で後などに反射壁があると低域は40Hzぐらいまで伸びます。

 ポーラディスプレイでは左右90度離れた両脇では前後のウーファにディレイが掛かっているので中域で打ち消しあい、ディップが出来ています。8の字とは行かないまでもひょうたん型になりますね。それでも背面もほぼフラットで無指向性に近い特性になっています。

DCU-F101G対向SP(その4)

画像


画像









 DCU-F101G対向スピーカの特性を測ってみました。

 周波数特性はマイク距離1mでスピーカは壁から1mです。Waveletも同時に測っています。今回はウーファが前後にあるためこの間で遅れが出ますので、ウーファはパラ接続とはせず、前側にディレイを掛け3chマルチで駆動しています。

 そのため前後ウーファ間のディレイは約18cmでほぼ前後のユニットの中心間の沿面距離に相当します。ツィータは物理的に全面ウーファより1,2cm下がっているので、ディレイは0.2ms(1cm)ほどで充分のようです。ここは最適リバースヌルでは無く、周波数特性を重視して少しずらせています。

 周波数特性グラフは縦軸が3dB/DIVでかなり広げています。単純に凸凹を見るのではなく、ポイントを読み取るにはこのぐらいが必要です。よく20dB/divなどという見掛けだけよくしたものは残得ながら余り参考にはなりません。
 個別の線は赤がウーファ、青がツイータで、黒が合成、グレーの線は暗騒音レベルです。クロスは2.5kHz、LR12でクロスさせていますが、バックユニットは6kHz-6dBBWとアンビエント用に少し高域を伸ばしています。

 低域はやや下がりながらもブーストせずとも40Hzほどまで充分感度はあります。この辺は部屋の定在波の影響かもしれませんが、このデータはちょっと出来すぎかな。まあ実際にもかなり低域は充分すぎるくらい出ていて8cmダブルとは思えません。
 

断捨離

画像
 アンプ系をコンパクトな一体型の方に全面的に変更、思い切って前のアンプ群をすっかり片付けてしまいました。

 最近はちょっとメインのアンプ系も調子が悪く、新しい一体型アンプの方が便利なこともあって普段こちらを使っています。ですのでこの際以前のアンプ系はすべて片付けてしまっても問題ないことに気が付いたわけです。

 まあメインのアンプ系も後から増築を積み重ねっていったようなものなので、ガラクタの積み重ねのようになってしまい、ここでスッキリと見直すことにしました。

 結局アンプ系で残ったのはminiDSPのデジチャンとその内蔵DACに一体型のTAS5630の3chデジアンのみです。入力系はそのままのデュアルPCのJPLAYなどは変わりません。

 それでもお陰でテレビ下のラック内にほとんどが集約され、中央の山(^^;が無くなりセンター周りが超スッキリしました。


 スピーカはサブも含め8Pプラグインに統一しましたので、3セットになったマルチスピーカといえども交換は非常に簡単です。

 新作のサブ2(PARC UCDF101Gx2+Tymphary OT19NC)スピーカも調整が進み、思っていた以上にオールマイティな音が出てきて結構使えそうなことに驚いています。

 まあここからまた徐々に各部をグレードアップしていく楽しみもありますので、アンプ系は一度リセットして再出発といういう所でしょうか。

PC不調は電池切れ

画像
 先日PCが起動しなくなったのですが、原因は結局マザーのバッテリー切れでした。

 PCが急に起動しなくなり、しょうがないので重い腰を上げて原因調査をしました。最初はSSDをBIOSでも認識せず、当然データも読み込まないのでケーブル切れかと思って電源やSATAケーブルを交換。それでもダメで、結局SSDを外して単体で調べたらOKとなり、SATAポートの一部が故障の様。

 それでポートを変えて認識するようにはなってもやはり起動しません。やはりディスクが怪しいとsafeモードでチェックディスクを掛けたりしてもやはりダメでした。

 色々と起動テストを繰り返しているうちに時々日時がリセットされていると怒られてくるので、セットし直しても電源を切るとクリアされてしまうことに気がつきました。メモリークリアで設定がおかしくなっていたようです。

 となるとマザーのメモリーのバックアップ用電池切れが考えられるので早速調べてみたら写真の様に2.8Vしかありません。幸い手持ちでCR2032の新品があったので確認してみると定格3.0Vですが、初期では3.3Vもあるんですね。

 そこで早速マザー上のバッテリーを交換してBIOSを再設定、起動をかけると今度は無事立ち上がりました。

 もうこのマザーも購入してから3,4年は経っていますから、こういうこともあるんですね。原因が判らず半日ほど無駄足でつぶれてしまいました。PCが起動しない時には電池切れも疑ったほうがよろしいようで。

ADコンバータによるLP復帰

画像
 LP再生系にADコンバータを入れ、デジタル入力のみだったメインでアナログリアルタイム再生が出来るようになりました。

 デジチャン(特にデジタル入力専用に改造)になってからはシステムでアナログ入力を入れるところが無くなってしまいました。
 LPなどはバッチ処理でデジタル化しているので聞くことは出来るのですが、リアルタイムでは出来ません。

 そこでADコンバータを入れてアナログ入力にも対応しようと考えてみました。オーディオインターフェースを使えば簡単なのですが、一々PCを繋ぐのも面倒です。FF400は単独でも動くはずなのですが、ちょっと心配なので今回はお蔵入りになっていたSRC2496を持ち出してみました。

 SRC2496はバランス入力タイプで出力も可変でき機能的には問題ありません。外部クロックも使えるのでこれも後で試して見ましょう。

 ベストは行かなくとも結構聞ける音が出ています。FF400も可能か後で試して見ましょう。

DCU-F101G対向SP(その3)

画像



画像
 PARC鑑賞会用のスピーカが組立て上がり、一応形になりました。構成は変則対向3Wayです。(ウーファは後にももう一つあります)ユニットはウーファがUCD-F101Gx2、ツィータはTymphayOT19NC00-04です。

 使用した本体のボイド管の径は150φで高さは103cm(ツィータ、足を除く)で実際組んで見てみるとちょっと高さが高いかな。
 本体は足、胴体、頭部、ツィータの4体に分かれます。それぞれの固定、組立ては足はネジ止め、頭部と胴体ははめ込み、ツィータは導通用のDCジャックで頭部に差込です。

 スピーカ重量は現状で約3.2kg(片ch、ケーブル除く)とまあまあの軽さです。表面仕上げは何時ものカッティングシート張りではなく、塗装で済ませました。仕上げにはこだわらないのでアラはなるべく見ないようにお願いします。

 当初とはちょっとコンセプトが変わって駆動は変則3Wayマルチアンプの予定です。小型の一体マルチシステムができたので下手なネットワークより使いやすくなりました。

 エンクロージャの形態はバスレフで、バスレフポートは底にあります。

 そして手軽さと接続ミス防止から、間の接続はソースからスピーカユニットまでマルチコネクタ&ケーブルを活用してなるべく一本で繋げるようにしています。

 まだ音出しもしていないので、調整はこれからです。エア漏れが無いかとか、筒共振をどう押さえるかなど課題は色々有りそうですが、はてどんな音が出るかでしょうか。

小型ツィータ(その2)

画像
 新作PARCにも応用しようと思って作ったTymphanyのツィータですが、従来のミニ3Way用のツィータとしても使えるようにスタンドをつけました。ツィータはここに差し込むだけです。

 ミニ3Wayの従来はツィータは写真左のPARCのDCU-T114Sのtwinですが、これでTympahnyをこれと切り替えてどちらも使えるようになります。

 音質的にはPARCは左右対向ということもあって、高域エネルギー(パワー)が強く、少し全体に賑やかです。その分通常のシングルタイプのTymphnyOT19NCは派手さは無いもの済んだ静かな高域で、爽やかさをも感じる音です。

 ツィータの交換はSP接続用のジャックの差し替えとチャンデバのマルチプログラム設定の入れ換えですから、あっという間に変更ができその時の気分?で楽しめそうです。

ES9023DACの改良(その3)

画像
 miniSHARKのノイズ対策でDACのコンデンサを一枚だけ交換しましたが、従来との音質比較をしてみたところ結構違いました。
 コンデンサの改造後もマルチで聞いていたのですが、これだと改造前後の時間経過もあるのであまりはっきりとした差を感じなかったのですが、偶々DAC違いの比較をするためにシングルでネットワークでの比較をしたところ、DACの違いをはっきり感じました。電源のコンデンサを交換したDACがかなり良くなっています。

 変更内容は写真の左側の基板の様で、旧基板の電源の電解コンをすべてOSコンにしています。従来のコンデンサも固体アルミのような感じですが、元から付いていたので定かではありません。値は適当で、手持ちコンデンサの活用なので大きさもまちまちですね。

 電源のOSコンは私は好きで多用していますが、どちらかといのスッキリとした音調で厚みが無いと嫌われる傾向ですが、解像度の高さと雑未の少なさから好きで使っています。

 今回も改造前の基板では左右の分離が悪く、中域重視でまとまりはある感じでしたが、他のDACと比較するともう少しという感じでした。
 左右分離の点から左右の別基板にしてみるとかなり改善されますので左右のレイアウトで対応しようかと思っていましたが、改造基板を聞いてみると1枚でも左右の分離も良く、何よりもレンジが広く低域も輪郭がはっきりして押し出しもあります。音場の見通しも広く、歪感の少ないワイドレンジな音が気に入りました。

 早速残りも2枚も同じ様な改造をしましたが、まだ3枚とも改造したDACのマルチでは聞いていないので楽しみです。

DCU-F101G対向SP(その2)

画像



画像

 今春のPARC鑑賞会用のスピーカをようやく組み立てています。陽気も良くなり戸外での動きも良くなったところで徐々に形になってきました。

 一番の問題はやはりヘッドの部の組みたてでボイド管の円筒とバッフル平面をいかにマッチさせるかはいつも苦労するところで、更に対向という制約もあってこの辺も大変です。

 今回はサイド面をボイド管をそのまま使い、バッフルとは突合せで何とかなるかなという目論みですが、思ったより大変でした。まあ今が肝心なポイントのバッフルとの接着中。ここが上手くいけば後は何とかなるでしょう。

 下部エンクロージャとは茶筒のようにはめ込みにする予定です。この構造も初めてなので上手くいくかな。

 相変わらず小型軽量で持ち運び易いスピーカをテーマにしています。

 音が出るのが楽しみです。

miniSHARC(その4)

画像
 先日デジチャンに追加したES9023DACのノイズ対策に翻弄されました。最終的に原因はマルチチャネル間のアースループだったのが解りました。

 折角載せたミニDACですが、音質はともかくノイズが盛大に出てどうもこのままでは実用になりません。そんなはずは無いはずと色々調べて、コンデンサを替えたりフィルターを追加したりしましたが、一向に下がりません。半日ほど悩んでようやく確認してみてOKだったのがチャネルごとの出力のコモンモードフィルターでした。

 良く考えてみれば今までは1ch接続で問題が無かったことから考えればマルチにしたところが原因と解るはずですが、後知恵ですね。

 結局DACとアンプはそれぞれ1電源で共通な所に3ch分がそれぞれパラにぶら下がるので、DACとアンプを繋いだ時に各ch間のアースや信号線が大きなループを作ってしまいます。まわりはノイズ(アンプはデジタルですし)だらけですからそれを拾いスピーカに出ていたようです。
 このタイプを作ったのは初めてなのですが、AVマルチアンプを設計するには苦労しそうですね。

 電源を別にするという根本的な対策はありますが、簡単には各ch出力毎に例のファインメットコアでコモンモードループを切ればよいのでした。ただしチャンデバ内部が段々コアだらけになって窮屈になってしまいました。(まあ何とか信号系追加は何とか2個ですませましたが)
 これでノイズはスピーカに耳を近づけてようやく聞こえるレベルになりました。

 これで安心?してミニマムサイズの3chマルチシステムが使えるようになりましたのでS/PDIF入力ながら色々テスト再生しています。
 デジタルアンプなので切れの良い音が鮮やかなかっちりした音像を再現して、従来のメインセットよりも低域の切れがよいですね。というか従来の低音のDACがどうも変なのが発覚(^^;という余禄もあります。
 フルデジタルで五月蝿くなるかと思いましたが、まあ何とかノイズ対策のお陰で収まっているようです。

 このシステム3chマルチながら小型で接続も最小で済み、取り回しも良くて使い易かったのは勿論ですが、意外と音も魅力的なので、お陰でメインアンプ系を改修しなければならない羽目になりそうです。

小型ツィータ

画像
 Tmphany(Peerless)のツィータ、OT19NC00-04のスタンドを作ってみました。このユニットは小型で音の回り込みは良いのですが、フランジが無いので取付方法に工夫が必要です。

 今回はなるべくユニットからの放射を邪魔しないようにかつなるべくフローティングに近づける様に考えました。
 結局アルミアングルに耐震ジェルを挟み、電極リードを後から基板をバネにして引っ張る構造にしています。ユニット後中央の凹みにはネジ頭が当たるようにしているのでユニットの位置はズレません。これで少しはウーファ側からの振動遮断がうまく出来るかな。(追:実際に感触ではフレームの振動はかなり遮断できているようです。)

 ユニットがほとんどフリー状態なので音の回り込み具合も見たかったのでポーラパターンを含め周波数特性を取ってみました。(OmniMIC距離約30cm、グラフは15度おき、片側折り返し)
 周波数特性グラフは5dB/divです。1kHz辺りから20KHzまで正面では5dB以内と優秀です。指向性は±15度までは全帯域変わらず、30度で9kHz、90度でも5kHzぐらいまではフラットですね。
 小型のユニットを裸で使ったご利益がありそうです。

 2.5KHz以上だとかなりパワーも入るので使い勝手は良さそうですので、音の方はやはり高域側に少し盛り上がりがあるのでパラメで調整してあげると結構品位の高い音がしています。

 ウーファはAlpair10でクロスは2.5kHz、LR-12の逆相とまずはノーマルの設定でテストしています。

 未だモノでの試聴ですが、miniSHARKはRootingでモノ合成も簡単に出来るのでテストや3Dなどにも便利ですね。


 

miniSHARC(その3)

画像
 その後のminiSHARCはLVDSのI2S出力の3ch分デジタルアウトを増設し、ついでにDACも何とか3ch分載せてみました。

 I2出力は割と簡単なのですが、前にも書いたようにI2S入力はSRCをつけなければならないのでこの後にします。
3chまとめのHDMIも専用外部DACと共に今後予定しています。
 さすがにI2SでちゃんとしたDACをつけるとこのままでもかなりの線いきますね。現在はまだマスターモードでSHARCのクロックですがやはりこの辺を外付けなりに改良すると更に良くなりそう。

 外部DACのボードがまだなので、その前にES9023のDACボードが形状も小さく空きスペースに何とか入りそうと考えて、音質はまあまあなので簡易モニター用として入れみました(写真右)。

 追加した9023DACは現在何故かちょっとノイズレベルが高めなのが気になりますが、手軽にチャンデバを試せるようになるのでこれもありかな。

 
 

miniSHARC(その2)

画像
 今年の1月に購入した基板ですが、ようやく暖かくなってケース加工もする気になったのでまとめてみました。

 まだI2S関連は未接続ですが、取りあえず専用ソフトを動かして使い勝手を調べています。まだあちこちで使い方が解らない点がありますが、まあ何とか動いているようです。

 このチャンデバは本体のみのスタンドアロンで使えることや、リモコンやVRがついているのでプリ代わりにも使えるところが面白いです。持ち歩きにも使えそうなので応用範囲は広いかと。

 音質的にはまだこれからですが、不満足なら改良点は見つかりそうなのでその辺も含めてこれからですね。

タンデムラズパイ

画像
 ラズパイトラポも手軽で良いのですが、折角何台もあるのでJPLAYで言うデュアルモードのように2台で動かしてみました。
 本格的にはsymphonic-mpdなどがありますが、ちょっと敷居が高いのでgrigriさんに3月8日紹介された単純にVolumio2を載せた2台のラズパイを繋ぐ方法です。

 LAN結線のトポロジーは色々有ると思いますが、私の方はルータにスター結線で、写真右側の出力側はRAS-DACの3Bで無線使用、中央のソース側はB+で有線LANでルータに繋いでUSBで左のHDDを繋ぎました。

 3B側からはネットワークドライブとしてB+のUSBHDDを追加するとNASのように音楽データが見え、再生できます。

 音質的には3BのSDメモリー内音源との比較では期待したほど大きな差は有りませんでした。HDD側の方がやや空気感があり広がりが出ますがその分音像は滲む感じ。SDメモリーは腰はしっかりしますが、音場は浅めでどちらが良いかはちょっと決めかねる雰囲気です。

 まあ外付けのHDDを使っても余り音質劣化は無さそうですから、NASのように音楽データを固定して必要な所に3B+を持って行って繋げるというのも便利で、この辺にメリットが有りそう。

TAS5630 3chアンプ

画像
 簡易マルチアンプ用に3in1の3chデジタルアンプを作成しました。アンプはTIのTAS5630を使用した中華ボードで、木板に600WのSW電源と一緒に取付け100均ケースに入れ込んでいます。(写真左が内部、右が完成形)

 3ch分が一緒なので入出力もまとめてコネクタで接続出来るようにしました。ただしボード個別の入力のRCAもそのまま生かしていて、出力も1ch分のみバナナでも取れるようにはなっています。

 電源電圧は40Vに絞っていますので出力は80W(8Ω)/ch程度になります。50Vぐらいまで上げればその時は150W/chは取れますが全ch同時出力は無理でしょう。

 音質的には以前このタイプのシングルアンプを聞いているので、それほど変わらない音がしています。市販品の組合せですが、入出力と電源にノイズ対策を入れています。

 仕様

 構成  3chステレオデジタルアンプ
 外形  25x25x12cm 重量 2.55kg
 ゲイン 32dB
 入力  不平衡(RCA&9Pコネクター)
 出力  80W(8Ω)~150W/ch (バナナ&8Pコネクター)
 電源  AC100~240V

 

スピーカレイアウト変更

画像
 i-FLOATの使い方を変えて全体のストレスを抜くように自宅のメインスピーカレイアウト?を変更しました。

 フローティングインシュレータは載せるものが重量系の場合やはりi-FLOATがよいのでこれをウーファの下に移動しキャスターボードと間に入れることにします。
 ボードはキャスターも当初の搬送用に可動2、固定2だったのを移動台として微調整がし易いように可動4に変更。まあ今回はこれも変更のポイントだったので丁度良かったです。結果キャスターが4方自由に動くようになったのでスピーカの位置決めも楽になりました。

 ウーファの上には従来の大理石ボードを挟んでその上にミッド以降を載せます。これも大理石の下にソフト層があるので一種の中間振動遮断層ですね。

 ウーファとミッド、ミッドとツィータとの間には5mm厚のジェルを2枚重ねで挟んで振動遮断を行います。一応転倒防止に従来のワイヤーを軽く絞めて保安用としています。これで全体もほぼラインレイアウトになるようになりました。(ミッドウーファとスーパーツィータは今の所未使用)


  音の変化としてはやはりエンクロージャの振動自由度が上がったのか全体にノビノビと鳴る感じで、同じパワーでも音量が上がったようにも感じます。お陰で全体の音像の広がりも増え、更に再生スケールが大きくなりました。まあ大型液晶がIMAXに(^^;になったような。

 低音は更に厚みが増えたので少し押さえたほうが良いくらいです。解像度はむしろ高くなったので滲むことは有りませんが、ちょっとパランスが悪くなる曲も。
 中高域は華やかさが出てその分、若干賑やか過ぎるかも。そのため音像の輪郭はきちっとして細部も最後まで良く聞こえます。

 意外だったのはこのブローティングでボーカル系の再生が際立って良くなったことでした。音像が明瞭になりながら解像度高く、どの様な曲でも嫌な音が出ない絶妙のバランスになり、感心しています。
 今まではボーカルが全体に埋もれてしまったり、声のバランスが偏って胴間声に鳴ったりして、ボーカルは中々難しかったところが一挙に解決したという感じです。繊細な表現とクリアーさが両立しました。

 まあこれから少しづつ追い込んでみましょう。

i-FLOATボード

画像
 前回に引き続き、Taxsisさんがi-FLOATボードが気に入って第2段を作りたいというので、先日金具の穴開けのお手伝いをしたらもう組立て上がりで完成とか。仕事が速い。

 i-FLOATも小型のものも作りましたが、スピーカの重量物には初代のサイズがやはりしっかりしていて丈夫ですね。簡易的にジェルだけだと大形スピーカではどうしても重さで傾いてしまうので、スピーカ台には適さないようです。

 自宅のも中高音のエンクロージャはフロートにしていますが、ウーファはそのままなのでやはりちょっと考えてみましょう。

 

 

メインスピーカ周波数特性

画像
画像
 メインスピーカを配置換えをしてから少し合わせたので、久しぶりに周波数特性を測ってみました。上がRch,下がLchで正面1.2mほどです。

 部屋の影響等で凸凹はありますが、まあそこそこはあっているかと。下のグレー(太)はバックグランドノイズ、細い方は位相(群遅延?)です。

(3/5追:位相はOmniが正規化してしまうようで全体としてはあまり信用できません。低域は近接でもほぼ同様なので定在波の影響で持ち上がっているわけで無さそうです。)

 低域はブーストしていませんが、暗騒音からみても30Hzぐらいまで、上は(聞こえませんが)STで20kHz近くまでは伸びているかと。まあ周波数特性よりアライメントの方が重要かも知れませんが、それでも本筋を間違えなければ結構アバウトで良いかもしれません。

 低域はフラットですが、横配置よりはやはり豊かに聞こえますね。この辺が面白いところ。奥行きはもう少し出したいところですが、クラシックでは既に充分な奥行きがあります。まあここからボチボチと微調整です。

MIDのフローティング(その2)

画像
 前回MIDのエンクロージャをジェルで浮かせて良かったと報告しましたが、スピーカの横配置にしてから奥行き方向の表現が少し足りないように感じられていたので、ジェルの厚みを倍にしてみました。

 以前のMIDのフローティングのジェルは効果的でしたが、経時変化でやはり少しつぶれてしまっていたようです。そのためかエンクロージャに触ってみてもフローティング具合が大分少なくなっているようでした。
 そこで旧の左写真から右写真の様に5mm厚のジェルを2枚重ねにしてフローティングを強化してみたところやはり音場の奥行きがかなり改善し、定位が広がり臨場感が増してよい感じになってきました。

 この辺MIDはエンクロージャは小さいながら影響が大きいですね。まあユニットの動作点にも影響があるのかもしれません。
 ワイヤーフローティングのiFloatとは違って、時々はジェルはメンテが必要かもしれません。

 これで横配置も広がり、奥行きとも満足いくくらいにはなってきて、やはりこちらの方が良い感じです。

 

スピーカコネクタ

画像
 自宅のマルチスピーカの結線をコネクタ1個に標準化して、接続操作性の向上とケアレスミスを無くす工夫をしてみました。

 マルチアンプ駆動でのマルチスピーカとなると、結線数が増えてその交換や調整などでアンプとの結線を外すと戻すのが大変です。その上、結線間違えなどし易く、その場合には発見も難しいので余計に厄介です。

 今回のコネクタは大き目で安価なものを選びました。使用したのは使い易さを考え真空管のGTコネクタを採用しました。オスメスがあり、ケーブルタイプとケース取付タイプもあるのでバリエーションもあります。ピン数は8Pですから、4Wayまでは簡単に組めるので応用範囲も広いかと。食いつきもしっかりして勿論極性も固定です。

 アンプ系側と合わせて結線を決めておけばネットワークであろうと、マルチアンプであろうとコネクタの差し替えだけでスピーカ側の接続切替は簡単に間違えなく出来るようになります。あとは左右さえキチンとネーミングでもしておけば万全ですね。

 今後は同じ様に入力系もマルチコネクタタイプにして、アンプとの結線も1箇所にしたいと思っています。
 

スピーカ横配置の実験(その2)

画像
 前回サプスピーカの横配置を試してみて中々良かったのでメインも移動してみました。元々キャスターも付いているので移動は楽なのですが、つい億劫になって遅くなってしまいました。

 配置は前壁のコーナにそれぞれやや内向きでおいています。左右からは60cmぐらいなのでスピーカ間隔はやく3.3mぐらいでしょうか。かなり幅はありますが、中抜けにはならないようです。

 まあ無指向性のサブスピーカほどは広がりは出ませんが、それでもスピーカの見開き角は試聴位置から60度ぐらいありますからまあまあといった所です。

 最初はスピーカの向きを正対に内振りにしていましたが、やや正面を向いたほうが良さそう。この辺はこれからの調整ですね。

 周波数特性はそれほど変化は無い様で微調整レベルで済みそうですが、低音は少し出すぎかな。まあ気持ちよいので当面はこのままかな。今度はソファーに座ってゆっくり聞けるのも良い点かも。

Volumio2(その5)

画像
 RasPi外付け?のES9038Q2M-DACの音質改善を試しています。

 最初は手っ取り早くOPampをMUSES02に換えてみましたが若干柔らかくなったくらいで本質的にはあまり変わりませんでした。そこでやはり基板に手を入れることにします。

 一つ目は電源系統が同じ供給端子からなので、アナログOPamp(ポストフィルター)部分のプラマイ電源をDACチップへの供給と切り離し、間にノイズフィルターのインダクタンスを入れます。これでアナログ系へのノイズ混入を減らします。(写真右)

 もう一つはノイズ発生元の9038の電源系の改善で、カップリングコンデンサを強化します。

 9038は電源系がかなり複雑でチップへはVCCA(3.3V)、DVDD(1.2V)、DVCC(3.3),AVCC_R、AVCC_L(3.3V)、DVCC(1.2V)の6箇所もの端子があります。そこでそれぞれのカップリングコンにOSコンをパラ増設します。あと水晶発振器への供給電源にもOSコンを増設しました。(写真中央付近)

 最後に出力のカップリングコンが電解なのでプラマイ電源にしましたのでショートしても良いのですが、安全のため残して当面フィルムコンをパラっておきました。(写真右)

 追:良く見るとポストフィルター回路は単電源用にコンデンサで入力も浮かしていました。プラマイ電源を用意しましたので出力ともショートしカップリングレスとしました。

 流石にここまでするとかなり効果があって、音場の奥行きが広がり、定位の不自然さが無くなります。気になっていた音像が前に出てくることや声のきつさも無くなってひと安心です。まだOSコンのエージングが効くと思いますので、更に良くなるでしょう。ようやく最新チップの実力が出てきたのかも。

Volumio2(その4)

画像
 RasPiに中華DACで面白そうなのがあったので、ES9038Q2Mの外付けDACを組み合わせてみました(写真左下)。ついでにアマネロのDDCも組み込んでUSBDACとしても使えるようにしました。
 これでアナログ出力は2系統、ソースはRasPiとUSB、更にES9038DACボードには同軸と光入力があり、デジタルVR備わっています。これだと入出力の組み合わせは色々あり、結構遊べます。

 全体に基板も増えたのでそのままではとりまとめが大変なので全体を1つのタッパケースにまとめ、ケーブル取り回しと持ち運びを簡単にしました。これで使い易くなります。電源は外付けで前に紹介したの多系統専用リニア電源を使用します。

 肝心のI2Sの音は構成は同じので前とそう変わりませんが、やはり使い易さからコントローラのweb browserは無線接続にしました。これでコントローラは本体とは離れてフリーに設置できます。
 ソースはUSB(HDD等)も使えますが、やはり音質的には内蔵のSDメモリーが一番の様で、中低音が緻密になるようです。そこでSDメモリーは高速の64Gのメモリーに交換して、RasPiからの再生は基本INTERNALのソースで聴くことにします。
 流石にI2S接続で聞くマルチの音は機密で切れが良く中々良い感じです。横配置も大分落ち着いてきたのでその内メインも横配置にしようかと思っています。

 さて肝心の新設ES9038DACですが、やはりESの特徴である広がりと音場の広さが特徴的で、更に情報量が増え音場が安定してきた感じです。ただ軽く広がるだけでなく、空気感と部屋の広がりをしっかり再生する感じでそれなりに新しさを感じさせる音がしています。OPampはまだデファクトのままですし、こちらもまだまだ色々楽しめそうです。

Volumio2(その3)

画像
 RasPi等にアナログ(リニア)電源を用意してみました。SW電源は手軽で良いのですが、RasPiの音も良さそうですし、折角なのでリニア電源にて見たらどうかと手持ちの電源を少し改造して繋いで見ました。

 5V2系統とルーター用の12Vも用意、ついでにDAC用の±12Vも出せるように考えています。写真は左から電源、無線ルータ、RasPi、HDDというところです。

 ちょっと重くなりましたが、それなりに良くなっているようです。メインと比べると少し派手目でやはりまだノイズの影響?がある様ですが、結構良い感じ。まコモンモードフィルター(内蔵)も結構効いています。

 この後は新しい外付けDAC基板を入手したのでこれが上手くつながり、音がどうかですね。

 

Volumio2(その2)

画像
 Rasberry PieもB3が入手できましたので、早速組み立てたDACを試してみました。まあ製作時に確認はしていたのでトラブル無く無事音出し出来ました。

 しかし、このままのアナログ出力ではメインスピーカの入力がデジタル(I2S)しか無いのでメインでのチェックができません。そこでDAC基板上にLVDSのトランスミッタを3弾の亀の子にして載せることにしました。丁度DAC基板にはその為?のI2S出力コネクタ部が用意されており、これもI氏のトランスミッタ基板でHDMIに変換できます。

 ところが早速試してみたのですが、なぜか音が出ません。信号はちゃんと通っているように見えるのですが、音が出ません。色々見てみるとどうもI氏のI2SのHDMIコネクタの信号並びがPS準拠の順番とは少し違っていてLRCKとBCKが逆です。繋ぎ変えたらちゃんと動きました。

 まだ音はまともには聞いていませんが、なかなかこれもよさそうですね。きちんと比較するのが楽しみです。

 内蔵のSDメモリー上にはシステム領域を除く余った分INTERNALドライブとしてWINDOWSから利用できる様になっていて便利でますが、こちらの方がラズパイに挿すUSBメモリーからの再生より良さそうです。PCからのSDメモリーへの音楽データの転送も3Bになって随分速くなりました。大容量メモリーを買ってこなくちゃ。

Volumio2

画像
 「RasberyPi3B」の入手の手配はしましたが、その前に手持ちの旧型の「RasberyPiB」で最新のOSのVokumio2の使い勝手を試してみようとインストールしてみました。

 ラズパイも「B」タイプは標準の「2,3B」とはGIOの違いとか性能は落ちますが基本は互換なので動きます。一応デジタル出力のHifiBerryを搭載していてデジタル(S/PDIF)主力にしています。

 インストール手順というはネットに色々あるので難無く終了。VOLIMIO2はSDメモリー上の余りがディクスエリアになっていてコントローラのPCから見えるので、無難なこちらに音楽データを転送して再生します。使ったSDメモリーとCPUが遅いので、転送はかなり時間がかかりました。

 最近はミニPCで音出しを色々試して小型で面白いのですが、ノイズが出たり動作が少しおかしかったりで音質的にももう一つメインに及びません。今回のラズパイ系列はそれとは違って、手軽に音出しが出来る線を狙ってトライしてみようと思っていたのですが。。。

 これが結構良いんです。テスト用の超ロースピードタイプのラズパイに電源に適当に組んだだけなのにちょっと今までに無い音がしています。にわかに信じられないのですが、戸惑ってしまうくらいですね。

 クロックはしょぼいし、転送はS/PIDIFだし。まあ注意したのはラインに全てフィルターを入れたことが以前とは違いますが、やはりこれが効いているのでしょうか。ロースピードCPUに軽いOSはノイズが少ない?ところにコモンモードフィルターが効いて発生・伝播ノイズが少ない効果でしょうかね。

 周波数バランスは良いし解像度もそれほど悪くはありません。それより何かタタズマイが自然でストレスの無いこの音場感は余り聞いた事がありません。スピーカを横配置にし多分何となく音場感がしっくり来なかったのですが、この辺が一気い解消し、魅力的です。まったくデジタルは何が起こるか解りませんね。

 これならI2S直で送り出せばもっと良くなる?かな。これから色々楽しみです。

RasPiDAC

画像
 先日手作りアンプの会で何時ものI氏設計のラズパイ用のDAC製作会があり、私も1台作ってみました。DACチップはPCM5122でES9023並みのそこそこの性能ですが、アイソレータや低ノイズ水晶、マルチレギュレータなど工夫されて中々のレベルの設計になっています。

 ラズパイ搭載用ですからサイズ制限からチップ部品が多様されていますので、製作スキルは必要です。私もようやく半日ほどで組みあがりましたが、最初はやはり半田忘れが合って不合格。2度目のチェックでようやく音が出ました。

 とはいえ手持ちのラズパイは初代のものなのでGIOが合わず3Bを手配中。届いたら自宅でもちゃんと音出しをして比べてみたいと思います。

スピーカ横配置の実験

画像
 スピーカを3WayにしてからAVのスクリーンの関係からスピーカの置き方は部屋に対して縦置配置で聞いて来ましたが、少し気分を変えて以前のように再度、部屋に対してスピーカの横配置を試してみました。

 縦配置は映像のスクリーンの位置から決めた関係もあるのですが、最近は映像を見る機会も少ないので縦配置にこだわらず、横配置でもよいか思います。それより最近の音場感豊かなシステムで新しい配置での音場を試してみた方が面白そうと、早速実験してみることにしました。スピーカはまず軽量で簡単なサブのmini対向スピーカを移動させてみます。

 元々mini対向スピーカは無指向性なので奥行き方向の音像定位が深いですが、横配置にすると案の定、更に広がりも加わって音場がより広く感じ、中々良さそうです。

 むしろ周波数バランス的には低域が少し強く感じられるくらいなので、その辺のバランスは少し取り直す必要があるかもしれません。でもこれだけでも雰囲気は大分違いますね。

 メインも台はキャスターつきなので移動もそれどでもありませんが、ここはもうサブで少し追い込んでからトライするか決めようかと思います。

 スピーカ配置の変更もたまには気分転換になってよいですね。

お出かけminiPC(その3)

画像
 ようやくminiPCプレーヤをJPLAYのデュアルPC化できました。
 そこそこ音が良かったので次のステップのデュアルへと移行しようと簡単に考えていたのですが、どうも中々上手くい来ませんでした。
 LANチップの問題かもと思ってその辺も試してみたのですが中々上手くいきません。結局問題だったはPCのJPLAYのインストールをシングルモードでしていたためらしく、デュアルPCの設定でインストールし直すとスムーズにつながってしまいました。まだ修行が足りませんね。

 結果音質は今までも充分なくらいでしたが、流石にノイズ対策を極めてデュアル化するとほぼデュアルi7のメインと変わらないくらいになりました。まあ確かに差はあるのですが、音質やグレードの差というよりバランスの違いというレベルで、電圧やアダプタ変更などで対応できそうです。
 ちなみに某社のUSB-LANアダプタはやはりUSB変換が入る分かオンボードよりスピードが落ちる様です。コントロールなら良いでしょうが、データを流すのは難しそう。

 結果miniPCのお出かけ用プレーヤでもかなり満足のいく音が出てくるようになりました。抑圧感の無い伸びやかな音場と帯域はスピーカの音場制約を取り払って、ストレス無く音楽が聴けます。やはりこのくらいにならないと安心して楽しく聞けません。

 以前はPCオーディオはCPUパワーがないと音は冴えない様に聞こえていましたが、どうやらそれはノイズ回りの差の性だったのかもしれませんね。確かに余裕を持ってPCを使えばそれなりに聞ける音になるのですが、ハードやソフト面でもノイズを減らせば相当に良くなる様ですが、それで全てかはまだ確証はありません。

 まあminiPCプレーヤはともかくローコストで軽く、取り扱いも楽なのでこちらの方がベターですから文句はありません。次はメインの方も更にノイズ対策が出来ないかを考えてみることかな。

miniSHARC

画像
 最近もメインシステムの改良は続けていますが、余り表に書けることが無いのでついポチッた話題を。

 ローコストチャンデバとしてminiDSPは結構ユニークで使い易そうな製品を色々出していますが、完成品ばかりでなく基板レベルでも色々製品を取り揃えているので、前から気にしていたチャンデバ基板のminiSHARCセットを購入しました。

 こちらはスレテオ4chまで扱えるチャンデバ基板で左上が本体、右が入力切替やVR,IRなどのコントロール部のVOL-FP、下が入出力基板のDIGI-FPになります。

 以前はBHERINGERを改造していましたが、どの道DSP基板しか利用しないのでこちらの方が便利です。メイン基板の入出力はI2Sのデジタルなので、自分として使い易いですし外部のPCからコントロールできる点も同じです。

 上手くいけばメインに置き換えられるものが出来そうです。

 ポチるのは簡単なんですが、これから完成までまとめるにはまだ掛かりそうですね。