ウーファフローティング構造

画像
 今回ウーファに取り入れたフローティング構造ですが、少し解り難いので断面図を載せてみました。

 スピーカユニットはエンクロージャ内に設けられたL字のインナーバッフルにリジッドに取り付けられています。このインナーバッフルを外側のエンクロージャより水平振動上浮いたような状態で設置するのが特徴です。

 フローティング方法はデッドマス(実際はスピーカと結合していますが)を含めたインナーバッフルの重心点にエンクロージャの上に載ったフローティング金具からワイヤを下ろし固定します。これでインナーバッフルの重量のほとんどを支えます。

 インナーバッフルの底面とエンクロジャーの間にはシールやクッション材をはさみダンプしながらインナーバッフルを水平に固定しています。実際は開口のシーリングもあるのでエンクロージャのフロント側はクッション材を挟んでボルトでインナーバッフルを軽く固定しています。

 こうするとインナーバッフルは前後にはある程度動けるようになって、スピーカユニットの反作用による前後振動は直接エンクロージャには伝わらず、飛躍的にスピーカからエンクロージャへ伝わる振動が少なくなります。

 吊る方法はコロや球受け構造と一緒ですが比較的保持構造が簡単で安定しているのがメリットだと思います。ただし必然的に設置方向は決まってしまいます。

 スピーカの振動板の反作用は通常ユニットと合体したエンクロージャの重量で受けますが、フローティングの場合はエンクロージャの部分が期待できないのでウーファの場合はデッドマスが必須です。

 今回はインナーシャーシの部分でデッドマスも入れると総重量は2~30kgですが、できればもう少し欲しいところですね。

 フローティング構造を取り入れることで中低音の濁りがとれ、すっきりと分解能の良い低音が期待できると思います。

"ウーファフローティング構造" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント