CD Driveの怪

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 CDのリッピングでどうも普通より時間が掛かる(10分くらい)という現象が起こりました。

 それも他のCD盤では同じドライブでも高速でリップできるものもあり、悪いCD盤でも遅くても読み取り自体は出来てしまうので最初はドライブの故障ではなく、特定のCD盤が悪かったのかと思ってしまいました。(ドライブのスペック上はこの程度の高速読み取りは可能なので)

 ところが高速読み取り出来なかったCD盤でも他のPCのドライブでは特に問題が有りません。色々調べてみるとどうもこの高速読取できなかったドライブ自体が特有で、高速読取ができなかったために読み取り時間が掛かっていたものでした。

 結果考えられるのはどドライブ自体の不良で、まあレーザダイオードやピックアップの劣化などが原因でしょうね。けどでもチョッと私的には珍しい故障モードです。リップの遅い時はドライブの異常も疑ってみる必要がありそうです。

New3Way(その6)

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 結局PARCのMIDを組み込んだ3Wayは色々聞き込んで現在のレイアウトは写真の様になりました。(ATCとDynaudioはまだ撤去していないので写真ではマスクしています)バックのSeas2wayは撤去しましたが、スタンドは吸音にもなるので残しています。

 3Wayですが、中高域のモジュールが従来より小さくなったのでかなり構造的にはシンプルになっています。(ブログの自宅使用機器リンク先は今は更新できなくなってしまったので変更していません)

 低域はAudioTechnologyの25cmウーファ23I52を50L密閉にフローティングマウント、中域はPARCの8cmDCU-F08PPを片側2個づつ密閉エンクロージャで対向横配置、ツィータも同じくPARCのDCU-T114のフランジカットしたものを同じく対向横配置の構成です。
 クロスはminiSHARCのIIRデジチャンで300,2.4kHzのLR24dBで同相駆動にEQで補正を掛けています。

 最終的に現状が気に入っている理由を考えてみるとやはり大きなポイントは臨場感(奥行き表現)の豊かさだと思っています。シングルユニットでも最近はバッフル面積を小さくしたり肩を滑らかにしたりするのはバッフル端部の前方への干渉を減らす以外にも、後方への音の回りこみを助けて音場感を出すことを考えている面も大きいと思います。
 その点で前後両方向にも音が出る平板型やリボン型が豊かな音色表現で手堅く好まれる理由にもなっているのでしょう。また無指向性タイプなどはその究極になりますが、機種は限られるので余り普及はしていませんが、一部はその特徴で人気のあるものもあります。
 今回のは横8の字指向ながらポーラパターンは無指向性に近い特性になっていますし、ユニット対向による反動打消しの音質向上も見逃せません。いずれにしても広い指向性が間接音による音場の豊かさを演出している点で今までに無い良さを感じることにつながっている様に思います。

 具体的に言えば臨場感の豊富さは実際的に直接音による音のきつさを緩和し、独特の柔らかさをかもし出しています。それでもトータルの高域のエネルギーは通常のシングルユニットよりも強いので、音の輪郭がボケずにかつ柔らかい表現が可能になっている点がポイントで、これがユニットの質的なレベルをカバーして全体的な音質が好ましく思えているのではと考えています。

New3Way(その5)

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 メインSPのMidの変遷もATC>Seas>Tangbandときて最後に前回の紹介したPARCの対向ユニットとなりましたが、それぞれ形態も価格もパラバラながら不思議に完成度は段々上がってきているように思います。

 Seasは解像度は高いのですが、どうもなにか高域に硬質感が残り弦や声が中々満足する音になるまでいきませんでした。対向のTangbandは臨場感や解像度は素晴らしいのですが、音圧が上がるとどこか歪み感が増え、音が濁るのが残念です。この辺はやはり5cmx2のユニットでは耐音圧がパワー的にきつかったのでしょうか。

 その点PARCのDCU-F08PPはさすが8cmx2なのか耐音圧的にも歪感が少なく全体に滑らかになり、今のところ自宅の音圧レンジでは限界には至らないようで、音圧ピークでも歪感はあまり感じられません。
 そしてこの組合せが声や弦の張りを活かしながら滑らかに再生するという矛盾を上手く克服している様に聞けます。PARCの8cmシングルコーンとツィータの組合せで値段としてはこのクラスとしては最安の価格帯ですが、そうは思えないレベルの滑らかな音になっているのもが不思議です。まあ好みとしてかなりかっちりとした輪郭を出すようなギリギリの線を狙っているのでボロがでないか色々なソースを当たっていますが今の所問題は無さそうです。

 グラフは合わせ込み初期の特性ですが、ここまで来ればその後の微調の追い込みは測定では判り難く、むしろ聴感での追い込み方が調整しやすくなる様に思います。

 しばらくこの状態で聞いていますが、こんな組み合わせでベストが出るとは思いませんでしたが中々スピーカは奥が深いですね。
 

New3Way(その4)

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 メインSPのMidをTangBandのW2-852SHに替えて見てよかったのでPARCのDCU-08PPの対向を検討してみました。

 以前アンビエント用に作っていた小型の対向スピーカですが、90度真横配置で2.5mのリスポジ位置でもEQを掛けて調整してみるとグラフの様に200~4KHzぐらいは使えそうです。

 これで300~2.5kHzぐらいなら結構いけそうです。こちらの方が8cmユニットx2なのでパワー的にも余裕がありそうです。

バスレフポートの功罪(その3)

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 Midのバスレフポートの処理で思わぬ影響を感じたので、ウーファのポート処理も見直すことにしました。

 当初はやはり25cm程度のウーファでは最低域の増強と低歪化のためにはバスレフは必須かと、ウーファは何も考えずにバスレフをデフォルトとしていました。良く考えれば現状ではむしろ低域は設置条件で持ち上がり、少しEQで押さえるくらいですので密閉にしても若干のレベル低下は対応できそうです、
 実際にバスレフをやめても測定してみれば50Hzで3~5dB程度の低下なのでEQを戻すことで何とかなりそうです。ただし30Hz以下は同様にするのは厳しそう。

 具体的には写真上の様な蓋を作り、下のようにポートの中に押し込みます。これだと蓋の取り外しが正面から出来、ポート有無の比較が簡単にできます。まあこの時できれば同時にレベル補正もした方が音質的な差異と区別がつきやすいでしょう。
 というか実際的には音量差よりも音質差の方が大きいのでレベルはともかくやってみてはっきりと判りました。つまりバスレフだと雰囲気はありますが、音像が甘くなり膨らみます。一見聞き易いのですが、解像度は落ちているように感じます。そしてその分臨場感や距離感も損なわれている様に思います。

 その分密閉では確かに音楽が素のまま出るというか、ストレートでスッキリしすぎる感じはあります。この辺はスピーカの再生音に慣れてしまっているからなのかもしれません。

 それに現在の中高域が前回書いた無指向性に近い対向型のために臨場感が良いのでポートの影響がなおわかり易いようです。

 まあ、まだ試し始めたばかりなので変化した方が良く感じられますから、しばらくはじっくり聞き比べてみる必要がありそうです。

New3Way(その3)

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 以前中高域をSeasに換えた3Wayですが、以前の小型対向スピーカの中高域ペアもそのまま使えるはずだと思いチョッと試してみました。

 使用ユニットはツィータはPARCのDCU-T114でミッドはTangBandのW2-852SH、それぞれツィンを対向に固定して使用しています。(写真左の球と円筒)クロスは下が300HzのLR12dB/oct、上が2500HzのLR24dB/octです。ウーファはオーディオテクノロジーの23I52のままです。(写真右下)

 PEQとディレイ等調整したのが下の特性図で3mほどのリスニングポイントでの測定です。10kHzあたりからツィータレベルが落ちるのはユニットが90度横向きなためもありますが、エネルギー的には指向特性がユニークなためこれでも結構強いです。

 コスト的には他の組み合わせから見れば、かなりお安く仕上がっていますが音質的にも不満なく結構聞けます。奥行きや臨場感の深さは他のスピーカには無い特徴なので、まあ満足できるレベルではないでしょうか。なのでこの組み合わせの3Wayも結構面白いかも知れません。

 MidをPARCの8cm対向にしても面白いかもしれませんね。