簡易マルチ

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 自宅のマルチウェイのスピーカはminiDSPなどのデジタルチャンデバで帯域分割していましたが、もう少し手軽にということでSPネットワークによる分割も考えましたが、今回はCRによる簡易チャンデバを試してみました。

 使用したスピーカはウーファにDaytonのCF120-04、ツィータはXT25SC90-04でクロスは標準的な3kHz辺りで、高域はCR2段、低域はCR1段です。タイムアライメントは物理的に段差をつけているので細かいEQ以外はアナログでも何とかなる様です。ツィータをもう少し低域に伸ばしたいところですが、これでもまあまあ逆相でそこそこ繋がっているようです。この手の2Wayだと汎用的にも使えそうですね。

 音質的にはやはりマルチの良さは感じられるので、デジタルアンプで手軽にアンプが揃えばネットワークよりは簡単で良いかもしれません。こうなるとこちらのツィータも浮かせた方が良いかも。

Seas2WaySPの簡易フローティング(その2)

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 前回のTymphany(Peerless)のXT25TG30-04の場合を見ても、ツィータの振動遮断はサンペルカの貼りこみによる簡易フローティグではどうも未だ足りそうも無いので、Seasの2Wayもこの際なのでツィータを分離して完全?フロートに挑戦してみることにしました。

 フローティング台はPARCの時のを流用することにして、ツィータをエンクロージャから外し、100均枡を利用したスタンドに取り付けてウーファエンクロージャの上に載せるようにしました。

 やはりフローティング強化の分離設置はPARCの時と同様に高域の切れが良くなり静かになる様です。ツィータバッフルが小さくなるせいかバッフルから反射が減り音像にもより奥行きが感じられます。前回は甘かった音像がかなり明確になってきた感じですね。




 

PARC対向SPの復活(その6)

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 その後色々実験してみると、やはり前回の振動対策ではやはり足りない様でしたので、完全?フローティングスタンドを追加で作ってみました。

 ツィータとの振動遮断は間にメカニカルフィルターを入れるわけですが、5mm厚のエチレンフォームではまだ固かったので、今度はゴムベルトの上に載せ、ツィータがフラフラの状態で置けるように振動遮断周波数を下げることにします。これだと共振点は数Hzぐらいなので触診でもツィータには下のスピーカの振動はまったく伝わらないようになりました。

 結果全体の音の方もやはり切れが良くなると共に、癖が無く静かになり、音場もはっきり見える様になります。面白いことに低域の音色も変わってきてふくらみがなくなりました。
 やはりツィータへの振動の影響は徹底的に除かないとその影響は結構ありそうですね。

 そうするとバッフルに直接ツィータが付いているSeasの2Wayもあの程度の対策ではまだまだ改善の余地がある様で。。。

PARC対向SPの復活(その5)

seas2way4.jpgPARC(DCU-F131PP対向)スピーカですが、やや高域に癖が乗るので見てみるとやはりツィータがかなり振動しています。ウーファが対向で打消しているはずなのですが、アライメントの関係で相対にディレイが掛かっているのと、エンクロージャの弱さや空気振動なのでまだ完全に振動が取り切れていません。

 そこで姑息ながらツィータの底とウーファとの間にエチレンフォームを貼り付け様子を見てみました。
聞いた限りでは大分マシになってきて、まあこれでも結構効果はある様です。簡易的にはこれでも充分かもしれませんが、触った感じではまだ振動は残っていて、将来的には設置方法をもう少し改善して見る必要がありそうです。

 ツィータとは関係ありませんが、面白いことにこのスピーカは13cmデュアルのためばかりとは思えないほど低域がのびていてチョッと不思議です。容積的には最適にはまだ小さいはずで、バスレフとしてもそれほどfsは低くない(45~50Hz)はずなのですが、ボートが管の中央にある点とボート系が5cmと大きいのが効いているのか自宅だと少し出すぎぐらいの感もあります。この辺の設計上のコツを上手く他のスピーカにも活かせるといいのですが。

Seas2WaySPの簡易フローティング

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 最近はデジチャンやDACを変更しアンプ系を改定したので、マルチアンプセットをサブ用に専用に使用できるようになりました。そこでこれらに合わせるサブスピーカも追々見直すようにしています。

 そのサブスピーカの中でSeasのEXCELシリーズを使った2WaySPは大分前に作ったキットですが、比較的大きいせいか最近はあまり出番がないですね。
 改めて聞き直してみると音色的にはなかなか良いのですが、他のサブシステムと比べても音像がややふくらみ、音場的にもまとまりに欠ける所があるのでのでどうも不満が残ります。まあスピーカユニットの取り付け方はオーソドックスなシングルユニットのエンクロージャに直接のネジ止めなので、余り芸が無いためかもしれません。
 普段使うスピーカはユニットのほとんど対向かフローティングなりで振動対策をしているので、その辺の音を聞きなれていないからでしょうか。そこで、このSeasSPも何らかの対策をと考え、簡易的なフローティング構造に改良してみることにしました。

 対策としてはスピーカシールに5mm厚のポリエチレンフォーム(サンペルカ、写真の青色)をエンクロージャとSPフレームとの間に挟んで、なるべくエンクロージャからユニットを浮かせます。本来ならフレーム全体をフローティング構造で浮かせるのですが、今回は簡易的なものです。
 一応スピーカユニットを固定している木ネジにも、フレームと間にサンペルカを挟んでなるべく止め、振動をエンクロージャに伝えないようにしていますが、この部分はサンペルカがつぶれてしまうのであまり効いていないかもしれません。

 それでもこの改良した形で聞いてみると、スピーカ再生の音場感はかなり改善されてきて、音像の明確化と音離れの良さは以前より大分良くなったように思います。簡易的なものでもそれなりの効果は有りそうです。
 このシステムはウーファユニットも比較的大きいので低域にも余裕があり、結構万能に使えそうです。