FIRフィルター(その6)

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 いよいよminiSHARCによるFIRチャンデバもメインスピーカ(3Way)に適用してみました。上から各chの分割状態、中がそのインパルス応答波形、下は位相特性です。距離約1m、3dB/div、OmniMIC使用。

メインスピーカの構成は
Low AudioTechnology 23I52
Mid  ATC SM 75-150S
High Dynaudio T-330D

 でクロスは400Hzと2.5kHzです。

 各帯域のフィルターTap数は低中高を500,800,390で割振り、実質のゲインはLR-24dB/octぐらいになるLineaPhaseFIRfileterで切っています。それに若干位相とゲインを調整を同時に織り込んで係数を作成しています(なので追加のPEQは今の所使っていません)。

 結果のグラフを見れば分かるように全体の位相は揃っていますし、インパルス応答は流石に綺麗ですね。

 実際に聞いてみてもやはりスピーカユニットのグレードが上がるとFIRの効果も際立ってくるようです。解像度と定位が良いことはちょっと聞いたことが無いレベルです。もちろん余韻というか雰囲気も自然で、今までも色んなレベルで歌い手が見えてくるように思いましたが何か今までとはちょっと違う感じで、少し面食らう感じもするくらいです。

 しかしその分か、余り音像は前に出て来ずに、全体に音像はかなり奥目の感じです。まあライブなどはそれらしさが際立ちますが、まだ余り音量を上げていないのでもう少し色々聞き込んでみたいと思います。

 FIRチャンデバの朗報としては下位のnanoSHARCも4ch対応となるかも知れないとのことで、此方の方が機能的にも上で(クロックスレーブモードはなさそうですが)安価に入手でき、今後に期待できますね。

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この記事へのコメント

関澤@池袋
2018年08月04日 20:57
やりましたね~!
位相が回転してません、素晴らしいです。
ケン
2018年08月04日 21:50
 特性も素晴らしいですが、音の方も面白い音がしています。あまり聞いたことが無い音なので戸惑っています。
 フィルター性能はほぼ計算どおりになっているのは測定済みです。ch間の相対位相も回っていません。
 ただしOmniMICの位相データは今一つ信用できない面もあり検討中です。

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