PARC対向SPの復活(その4)ポート調整

DCU-F131PP対向の低域特性改善のためポートを延伸しました。fsは50Hzから40Hzに移動、音質的にもバランスが取れてきました。
元はオープン環境の使用を前提にしていたので、低域増強のためポート共振周波数が高めでしたが、室内での使用だとこのままでは少しポンつきます。EQでもある程度調整できるのですが、今後は室内使用がメインとなるのでちゃんと調整し直しました。
エンクロージャ内のポートは狭いところなので、エルボーを足しただけですが、これでちょうど良さそうです。もう少し伸ばしてもいいですが、少し聞いてからまた考えましょう。
インピーダンス特性からみてこれでも本来よりはかなり低めの設定であることが分かりますが、室内では特性的にはこの方がフラットになります。あとは高域での筒共振の影響がまだ残っていますので、もうちょっとダンプした方が良さそうかも。
聴感上も低域が締まってよい感じです。EQでの抑えの補正も半分ぐらいで良さそう。まあ13cmx2とは思えない低域が出ています。
この記事へのコメント