MIDのフローティング

今更ながらですが、MIDをフローティングしてみました。今までMIDは下のツィータとワイヤーでバインディングして固定、最下段のウーファとはi-Floatでフローティングしていたので、これでよいかと思っていましたが、早計でした。
今回のテストの方法は簡単に100均5mm厚のジェルマット切って、MID下に挟むことでエンクロージャを浮かせています。バインディングはMIDが落ちない程度に緩めてしまっています。
効果の方は従来のMIDをツィータ側エンクロージャと固定して締めた方が確かに音のパンチは出ますが、音色がやや濁るというか定位感が悪くなります。対してMIDをジェルで浮かせるとのびのび鳴る感じで、抑圧感が減少するように感じられます。
MIDのフローティングは人にも勧めていたのですが、肝心の自前の方は固定した方が良さそうと実際には試してはいなかったのは迂闊でした。やってみると簡単でしたのにね。
使用した100円ジェルは少し柔らかい様な気もしますが、まあとりあえずはこれでいけそうです。
この記事へのコメント
サブで是非試してみたらいかがでしょう。
ケンさんこんにちは
家庭の床構造を考えれば3次元方向で効果のあるジェルは簡単に過渡特性向上できる手段なのかもしれませんね、床振動特性の測定方法を考えてみます。
以前土屋さんが考えられたモーメントが関係しているのか、振動モードが変わって無理?の無い振動になるのかいずれにしても現状では解らないことが多いので色々調べてみてください。