SpeakerWorkShopでのネットワークシミュレーション

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 久しぶりにSpeakerWorkShopを動かしてみました。

 SpeakerWorkShopは統合スピーカ測定設計環境とでも呼べるような、測定、演算、シミュレーションを一括でできるフリーソフトです。最近はほとんどマルチアンプ駆動が多くてネットワークを使わなくなったり、また測定もOmniMICのお陰でそちらに移行し、近年はあまりWorkShopを使わなくなってしまいました。

 とはいえ、演算やシミュレーション系は強力なのでネットワーク設計にはとっても役に立ちます。そこでスピーカ単体の周波数、位相データはWorkShopではなく、Omniでとることにして、インピーダンスのデータはDATSでとり、WorkShopに入れての活用できるか試してみました。

 つまりデータは外部で取ってWorkShopに読み込ませてシミュレーションすることもでるのです。このためには位相情報も必要ですが、Omniで位相を取るのは初めてかも。V5.02はバクっていますが、V4.7ならメニューからの指示でFDRファイルに取れました。

 昔使ったはずですが、WorkShopの操作はすっかり忘れてしまっていたので、ネットで解説を探してようやく何とか動かせるように。

 実際の例題として手持ちのSeasの2Wayを測定、シミュレーションしてみたのですが、ちゃんと測定結果と合っていました(あたり前ですが)。

 ついでにもう少し改善できないかと、いじってみた結果が図の特性でこちらの方がよりフラットになりそう。

 実際の音響出力のフィルターの効き具合を示すアコースティックスロープを見ながら、ネットワークのパーツ値を調整するなんてのは実地ではやはりかなり苦労が多いです。その点シミュレーションならあっと言う間なのでネットワークではやはり便利ですね。

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この記事へのコメント

grigri
2017年03月21日 21:53
 SpeakerWorkShopの公式H.P.が閉鎖になっています。かろうじて SourceForge.netで、オブジェクトとプログラム・ソースの入手が可能ですが、このままでは、何時まで利用可能か心配です。パッシブ・ネットワークの暗黒時代に突入でしょうか?
ケン
2017年03月22日 08:32
 まあ何とかダウンロードでき、Win10でもコーションは出るのですが、動きますからとりあえずは何とかなります。
 動くOSとセットにできれば、これを大事に使うしかありませんね。先の心配より、今うまく活用出来るかが肝心で。
Iridium17
2017年03月22日 22:09
ケンさん、こんばんは。

拙宅ではWin10に移行して以来、オーディオインターフェースを繋いでおかないとSpeakerWorkshopが起動せずに落ちてしまいます。どうも起動時にオーディオデバイスをチェックしているようです。その点以外は問題なく使えています。
ケン
2017年03月24日 09:28
 Iridium17さん、こんにちは。

 私の所は逆にWin7だと立ち上がりません。Win10だとレジストリを直せとコーションは出ますが、一応立ち上がるので使えています。
 この辺は何かありそうですね。

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