DCU-F081PP対向スピーカ(その3)
DCU-F081PP対向スピーカの特性です。上が距離70cmでの周波数特性、角度は30度内振り、ユニットは斜め上方45度ぐらいの時です。
下は同じく歪率で音量は75dBぐらいかな。
周波数はまあまあで高域はやはりだら下がりですが、聞いた感じはそれほど違和感はありません。このまま7kHzぐらいからツィータを載せても良い感じですね。まあこの辺が後ほど試して見ましょう。
低域も思った以上に伸びていますが部屋の条件もありそう。対向なのでバッフルステップ補正も無しで、素の特性です。
歪は流石に8cmなので低域は振幅が増えるに従ってかなり悪いです。まあそれが低音感の補助になっていますが。(赤2次、紫3次、緑4次、青総合)
特徴的なのは中域1-2kHzの2次歪が2%ぐらいと山になっています。左右ほぼ同じなのでユニットの個性?かな。ボーカルのサビが際立つ感じなのはこの辺が効いているかもしれません。まあそれ以外はほぼ0.3%以下なのでかなり優秀ではないかと思います。
パワーを入れるとかなり元気になってくれますが、能率が低くパラ接続だとインピーダンスが3Ωなのでアンプが大変です。±20Vpp出力のデジアンではステレオだと6Aの電源でも苦しいので、シングル接続にしてユニット毎にバイアンプ駆動にするとフルに鳴らせるかと考えていますが、ちょっとオーバードライブかな。まあ流石にこれでVRmaxでは鳴らさないでしょうが、試聴会などで調子に乗ると危ないかも。
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