ウーファフローティング構造

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 今回ウーファに取り入れたフローティング構造ですが、少し解り難いので断面図を載せてみました。

 スピーカユニットはエンクロージャ内に設けられたL字のインナーバッフルにリジッドに取り付けられています。このインナーバッフルを外側のエンクロージャより水平振動上浮いたような状態で設置するのが特徴です。

 フローティング方法はデッドマス(実際はスピーカと結合していますが)を含めたインナーバッフルの重心点にエンクロージャの上に載ったフローティング金具からワイヤを下ろし固定します。これでインナーバッフルの重量のほとんどを支えます。

 インナーバッフルの底面とエンクロジャーの間にはシールやクッション材をはさみダンプしながらインナーバッフルを水平に固定しています。実際は開口のシーリングもあるのでエンクロージャのフロント側はクッション材を挟んでボルトでインナーバッフルを軽く固定しています。

 こうするとインナーバッフルは前後にはある程度動けるようになって、スピーカユニットの反作用による前後振動は直接エンクロージャには伝わらず、飛躍的にスピーカからエンクロージャへ伝わる振動が少なくなります。

 吊る方法はコロや球受け構造と一緒ですが比較的保持構造が簡単で安定しているのがメリットだと思います。ただし必然的に設置方向は決まってしまいます。

 スピーカの振動板の反作用は通常ユニットと合体したエンクロージャの重量で受けますが、フローティングの場合はエンクロージャの部分が期待できないのでウーファの場合はデッドマスが必須です。

 今回はインナーシャーシの部分でデッドマスも入れると総重量は2~30kgですが、できればもう少し欲しいところですね。

 フローティング構造を取り入れることで中低音の濁りがとれ、すっきりと分解能の良い低音が期待できると思います。

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この記事へのコメント

grigri
2016年12月04日 20:38
 なるほどー・・・図解でやっと解りました。
エンクロージャーの天井から吊るしているのかと思っていました。
ケン
2016年12月05日 21:30
 やはり言葉では構造説明は難しいですね。実物を見ると簡単なんですが。
抜作三太郎です。
2016年12月07日 20:09
デッドマスの代わりにスピーカーを載せて同じ信号を入れれば、ちょうど打ち消しあってさらに効果絶大......大げさすぎますかね。
ケン
2016年12月08日 14:05
 確かに2ユニットの対向配置は理想的で、本来そうしたい所です。ただし、ウーファだとかさばるのと、ATのユニット代は結構かかるので対向だとその2倍とちょっと大変ですね。
 今回はデッドマスで何とかします。

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