次世代ウーファの選択(その2)

候補の第2弾がこちら。同じくAudioTechnologyの10C77 2510KAPという機種で、こちらはFlexUnitです。サイズも前の23I52より更にまた二回りほど大きいユニットになります。
流石に磁石もデカイですね。お尻フェチの方は萌えるかも。
通常のポリコーンとサンドイッチコーンの2種類がありますが、こちらはサンドイッチコーンの方です。
同様に形状は
フレーム径27.5cm
穴系 22.5cm(後取り付け)
高さ 13.3cm(フレーム正面からマグネット裏まで)
マグネット径 20cm
重量 9.0kg
と流石にゴツイです。
特性的には
SPL 88.5dB/W
Re 5.746Ω
fo 37.7Hz
Qts 0.428
Qes 0.4789
Qms 4.14
Le 0.659mH
Ms 66.89g
Vas 40.82
考えているエンクロージャから言えばサイズはギリギリに見えますが、特性的にはこちらの方がピッタリ来ます。この辺は強力な磁気回路のお陰ですね。
fsを下げるにはポートは長くするのは面倒なので径を絞る方が簡単そうです。
流石に強力で計算上は30Hzまで150W入れてもリニア領域で動作しています。
特性的には先の23I52とよく似ていてシミュレーション上もほぼ同じになります。違うのは最低域の最大出力ぐらいでしょう。このくらいのサイズだと無闇にレンジを広げず美味しい所をたっぷりと出す設計だと思います。
この記事へのコメント
以前のウーハーの故障は痛手ですが、ウーハーのグレードアップは楽しみでありますね。