電源フィルター

以前も電源のコモンモードフィルターを使っていた時がありますが、それほど効果がはっきりせず音が丸くなるので止めていました。
最近フィルター系を見直しているので、電源フィルターも再度トライしてみます。
前回はコモンモードでもインダクターだけだったので、コンデンサも入れついでにファイメットビーズも入れてみます。
コアはFT-82-43に10Tづつ、コンデンサは0.1μFをその両側にそれとビーズを各2個入れています。
効きそうな所はデジタル系ですから、まずはDACと思い、2個作ったので中・高域それぞれに入れてみました。
確かに全体静かになり良さそうですが、それほど様変わりというほどでもありません。少し音も切れが悪くなる感じです。どうも中域のSoekrisにはどうも合わないようで、自作R-2Rマルチビットの高域DACのみにしました。
高域だけでも中々全体が静かになり、すっきりとした音になってきてこちらは良さそうです。
そこで折角なので余った1個をだめもとで低域DAC(エレアトさんのP2DDAC)にもつないでみました。
ところがこれが結構効きました。甘くなるかと思った低域が弾んでしまってくると共に、低域の奥行きと深みが出て大化けです。オーディオはやってみないと解らないですね。
それぞれのDACの形式が違うのでノイズの出方や、効き方が違うのでしょう。色々試してみるほかはありません。
この記事へのコメント
おそらくノイズの影響の出方も違うのではないでしょうか。