スピーカユニット自作(その3)

巻き上げたボイスコイルと組み合わせて振動系第1弾を作ってみました。
コーン紙はあまり剛性を高めないよう、少しやわらかめの白ボール紙を使用。頂角も140度と広めにとっています。振動板の口径は15.5cmと6半あたりがバランスが良さそうなのでそのサイズにしています。
エッジは別に作るのも大変なので、フィックスエッジを真似て折り曲げで作ってみましたが、まだ硬いような感じですね。磁気回路のリニア領域は±4mmはあるのでかなりパワーは入れられると思います。
ボイスコイルは0.1mmφ80Tx2のパラ接続で約8.2Ωとちょっと抵抗値は大きめかもしれません。3パラでも良かったかも。この振動系を簡易バッフルに取り付ける予定です。
振動系の総重量を測るのは忘れてしまいました。あとでDATSで割り出します。
後は磁石を簡易バッフルに保持する構造を載せ、振動系、磁石、バッフル板の3体組み立て方式にする予定です。
まあ音は出るでしょうが、適当に作ったのでどんな特性になるか?まあ本来はここからノウハウの構築なのですが、今回の目的は又別にあって。。。。
この記事へのコメント
作るとなると結構難しいですね。
そう言えば、お寺大会(6月18-19日)まで一ヶ月一寸です。
自作魂が湧きあがります!?。
その昔YAMAHAの初期のNSシリーズが面白い振動板をしておりました。
エッジは無く、発泡スチロール製?の大振動板を大径コイルで駆動して全体のタワミで音を出していました。
能率も異様に高く、何とも言えない音をしていました。
ケンさんのSPではエッジレスですと余り芳しくないでしょうか…。
少々興味が湧きますね。
解り難いですが、S字の折り曲げエッジがあるつもりで、大振幅ではそれらしく動いてます。能率が低いのは磁気回路が弱いからですね。
インピーダンス低域共振が見られないというは粘性抵抗が大きいから?なのかな。特性はFPSみたいな感じです。