スピーカユニット自作(その1)

夏のお寺大会の課題がスピーカユニットの自作なので完成まで行き着けるかわかりませんが、設計データを取り始めています。
まずは磁気回路ですが、いつもの反発磁石の予定です。作りやすいのと均一な磁界が作れるためですが、実際はどうなのかどのくらいの寸法にしたら良いか皆目解らないので手元の磁石でデータを取ってみました
磁石は19φx10mmのネオジ2個を対向で10mmの間隔を空けて止めたものです。これにボイスコイル径に相当する位置の磁束変化を確認してボイスコイル径を決めたいと思います。
測定はホールセンサー(THS126東芝)を使用しました。規定の5V印加でセンサー出力から磁束を推定します。校正はしていないので絶対値は大体というところですが、相対値で充分でしょう。それ以前に手動測定なので精度はかなり怪しいです。移動方向は0mmが対向磁石のギャップが始まるエッジで、10mmまでがギャップですね。
結果は28mm径ぐらいが良さそうです。ギャップ間隔も4mmぐらい取れるので作りやすいでしょう。対向磁石の距離が広いかもしれませんがこのくらいのリニアリティのストロークは欲しいところですね。まあこの辺も適正値が解らないので作りながら確認するしかありません。
じつはこれMFBセンサーの設計にも必要なので2重に重要です。まあじっくりと行きます。
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