PCトラボの実験機

今ソースの送り出しはPCを使用しています。良かれと思う方向で突っ走ってかなり良いところまで来たとおもっていますまが、どこがどう効いているかは正直のところ良く解っていません。
解明するにしても今の状況を崩したくないのでメインには手をつけずに実験機を使って少し調べてみることにしました。
丁度入門機?のCPU+マザーが使えることになったのでこれで実験してみます。スペックは
CPU AMD Athlon64 DualCore 2.91GHz
MATHER ASUS M2N-E
MEM 1. KINGBOX DDR2 2GB PC6400 X2
2. NoBland DDR2 2GB PC6400 X2
HDD 1. WD2500JB(250GB IDE)
2. WD10EAPS(1TB SATA)
グラボ MSIの安いの
電源 KEIAN KT-620RS
OS Linux
アプリ VortexBox V2.2
マザーはかなり古いですがオンボードグラボなしで、HDDはIDEも使えるという一寸珍しいものです。出来ればマザーには最終的に何も載せない方が良いと思っていたので、シンプル構造が取れるマザーは音楽用にはうってつけです。
またマザーは色々手を入れやすくするため当面裸で使います。良ければそのうちケースを何とかしましょう。インストールがすめば光ドライブやキーボード、マウスも外して使いますので周りを覆えればOKです。
とりあえずメモリーは2、HDDは1、グラボなしから始めてみましょう。
音出しはメイン環境とまったく同じで、PCのみ(電源含む)を入れ替えます。まずはこの組み合わせで聞いてみました。
音の方はまあまあですが、やはりメインとは同じソースでも大分違う音ですね。音は明るくスケールも伸びますが一寸締りが無い感じで全体に緩いです。音に力が足りないような感じです。雑味も少ないようですが、これから色々と比較してみると解ってくるでしょう。
まずは今まで試したことが無いのでメモリーの多少を確認してみました。色々な組み合わせが出来るので1.2.1+2と聞き比べてみました。
メモリーも通常では4GBもあれば充分なので、少ない方がよいと思っていましたが1+2で8GBにしてみます。
この方が一見締まってガッツもあるような感じですが、スケールは少し小さくなります。むしろ音の濁りが太目の音に聞こえるような感じもします。低域も少し締まり、聞いた感じは聞きやすいですね。
2に戻してみるとやはり開放的な音になりますが、低音が緩いですね。この辺はどちらの方向を取るか好みの部分もあるかも。
ここで1に交換してみます。低域の締まりは2と違い1+2に近いです。それでいながら開放感もある。ということは容量もありますが、結構メモリーの音の違いの影響が大きいかも。
ここはやはり1のみの方がよい感じです。
次にグラボを足してみます。実際もディスプレイは使ってはいないのですが、以前この差が結構あったような感じだったので確認のため試しみました。
今回の場合はそれほどの差はあまり感じられませんでしたが、付けた方が音はメモリー1+2と同じ様にまとまってきますがやはり開放感や音場感が少なくなります。やや音に濁りが出るので実体感らしく感じられるのかも。メモリー増量と同じような感じです。駄目というほどではないですが、やはり無いほうがベターでしょう。
HDDは昔のが余っていたので1が活用できればと思いましたが2に切り替えてみます。これは以前のメインで使っていたもの。
SATAだと開放感や音場感はそのままで音に締りが出てきますね。全体にすっきりとしながら緻密差が出てきます。やはり新しい(SATA)ほうがいいのかも。まあ音像が大きく賑やかな方が好きならばIDEも良いかも。
ちなみにHDDは重石を載せると静かになります。物理的なモータ・シーク音も再生音もです。フローティングにすればケースへの振動は防げますが、本体の振動はむしろ増えるかも。この辺はスピーカと同じでデッドマス+フローティングだと思います。
今のところメモリーは1、HDDは2が良さそうですが、この後HDDの別電源やFANの別電源なども試してみたいですね。後はメインとの音の差をどう縮めるかです。
この記事へのコメント
とりあえずはハードの違いがどう効くかが眼目です。
グラボは、現状では取り外すことが出来ませんが、これも絶対無いほうが音良いだろうな~って思っていました。