無帰還アンプ(その2の2)

アンプ本体がようやく動きました。前回からは残りの電力増幅段を組み上げて動作を確認しました。
まあI氏の試作パラメータがありますので、そのまま組間違いさえ無ければ一発で動くのは当然なのですが、相変わらずここまでくるのに色々あって時間が掛かってしまいました。
まだ確認したのは1台なのですが、
ゲイン(アンバラ入力) 26dB
出力 10W(Vcc17.5V)
周波数特性 ~220kHz(-3dB)
バイアス電流 約300mA
ノイズ 0.2mV(入力オープン)
と優秀です。ドリフトも(数mVと)ほとんど無いくらいですね。DFも負荷ON-OFF法では差電圧がオシロでは測定出来ないくらいなので、かなり高いようです。10kHzの矩形波応答もオーバーシュートもまったく無く綺麗です。
保護回路&遅延ミュートは7秒ほど、電源電圧が14.2Vまで落ちると自動的にSPを切るようになっていますが、まだ全部は完成していません。
歪も低そうですし、これで無帰還?というくらい優秀ですね。
ケース、電源は以前のデジタルマルチアンプのが再利用が出来そうなので、基板が動けば早めに聞けそうです。
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