kit-amp作成

昔のもらい物だったアンプ基板がセットでありましたので折角なので組んでみました。
中身は差動1段の2段増幅で、2段目は定電流負荷というごくオーソドックスな回路です。ちょっと変わっているのは終段が準コンプリで下側がインバーテッドダーリントンになっているところくらいです。出力Trは2SC5200。
アンプ自体はACアンプで、全体構成はシンプルな割りに補償系はしっかり押さえているので、動作は安定そうです。そのため周波数は1Hz~60kHz(-3dB)ぐらいとかなり抑え目です。
ゲインは28dB、電源電圧は±10V以上50Vぐらいまではいけそうですが、今回はトランスの都合で±28Vぐらいになりましたので、出力は30W(8Ω)ほどです。
トランスは適当なのがなかったので250VA?ぐらいの少し大きすぎるくらいです。まあこの方が余裕があって音的にはいいでしょう。
聞いた感じはかなり明るめの音色ですが、少しうるさい感じもします。まだ出来て立てなのでエージングで変わるかな。
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