HS-500(その2)

ウーファの次はツィータです。
HS-500のツイータは本格的なホーンツィータで、図の上のインピーダンス特性を見ると少し波打っているので開口は小さめです。多分指向性を重視してこのサイズになっているのでしょうか。
ホーンの開口、奥行き寸法は約7cmほどで、喉部の径は十数mmぐらいでしょうか。イコライザも付いていますが20kHzに掛けてはだら下りです。この辺はもう少しというところですね。
振動板サイズは不明ですが、この分だとかなり小さいかも。それでも能率はウーファに比べて10dB以上高い本格的なツィータになっています。
下図の周波数特性はフィルター込ですが、裸だと特性は2kHz辺りまでフラットに伸びています。
歪はかなり低いですね。85dB/50cmだと赤紫の2次歪は4kHzあたりに0.5%ほどの山がありますが、紫色の3次はほとんど見えません。多分0.05%以下でしょう。90dBぐらいになると徐々に増えてきます。
内蔵ネットワークのクロスは3kHzとなっていますが、この特性から見るとぎりぎりといったところでしょう。チャンデバでは2.5~3kHzあたりでうまくつながります。
この記事へのコメント
以前パイオニアのチャンネルデバイダー内蔵プリでマルチの実験をしましたら2.2キロくらいでうまくバランスしていました。ウーハーの高域の曇った音から逃れるのが大切ですね。ノーマルでは中域に難があった印象ですが各ユニッチは高性能ですね♪
アドバイス有難うございます。まだ音出しまで行っていませんが状況はつかめたのでそろそろ鳴らしてみたいと思います。