フェルトの功罪

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 前回ツィータの周りにフェルトを貼ったところ静かになったと書きましたが、データ的にはあまり変わらないと思ってそのままでしたが、測定し直してみるとリスニングポイントで高域が2~3dBも低下していました(青線がフェルト有2dB/div)。どおりでかなりイメージが違ったはずです。

 フェルトを振動板と同径でくり抜いてあるので正面軸上だとそれほど変わらないと思っていましたが、かなり吸音されているんですね。フェルト付きで同じレベルまで上げると今度は少しうるさい感じなります。周波数特性もややドンシャリになっています。

 周りに出る音が吸音され、軸上のみが音量が大きくなるので指向性も変わっているのでしょう。リスニングポイントだと回りの反射もあるのでエネルギー的に聞くのでしょうか(windowは長めにとっています)。ユニットに加えるパワーをあげればやはり歪も増えますから抑えた方が良いのは当然か。

 ということで今度はレベルを合わせて比較してみると、むしろないの方が良さそう(^^;。ちゃんと調べなければいけない所でした。

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この記事へのコメント

take
2015年02月28日 18:21
なるほど、結構特性の変化が大きいですね。

バッフル効果を考えてみれば後ろの廻り込を吸収しているのでこうなるのも納得ですね。フェルト穴径が小さいと結構高域まで減衰しますね。この性質を逆手にとって径を可変することで高域のコントロールに使える場合があるかも。

とても勉強になりました。
ありがとうございます。
てつ
2015年02月28日 23:56
面白い結果ですね。
windowが長く反射音も拾っているのであれば、側方への高域の減衰による壁からの反射成分が減っている可能性もありますね。この場合、2-3dB程度の減衰との数値的にも合いそうです。16kHzぐらいから上では差が少なくなるのも面白いのですが、ここはマイクの特性ですか?
ケン
2015年03月01日 08:13
 フェルトは簡易的なレベル調整にも使えそうですが、音質の方はユニットとの相性でどちらが良いかは解りませんね。
 指向性が変わっていると思うのでその辺で聴感の違いが出ているのかも。
 まあいずれにしてもちゃんと数値的にも出るくらい結構影響は大きいです。(まあ軸上直近だと影響は少ないかも。今度調べてみます)

 超高域はフェルトがついていないスーパーツィータのために影響が少ないのだと思います。

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