進相コンデンサの調整

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 LP12のシンクロナスモータに付いている進相コンデンサの値を調整してみました。

 シンクロナスモータは2相のコイルに位相のずれた交流を流して回転磁界を発生させロータを回しています。その為進相用のコンデンサを使っているのですが、この値を調整すると結構音に影響が有るらしいのです。

 まあ位相の進み方は容量によりますから、当然なのですがどこが最適値かが問題です。
 多分90度あたりが最適値だろうと思い、2相間でリサージュを書かせて見ましたが、標準値では少し進み過ぎの様です。
 モータ単品で色々容量を変えて回してみるとどうも結構振動が大きく、この容量値で変わることに気が付きました。まあ当たり前といえばそれまでですが、コギングが最小になれば振動も減るはずです。

 これは良いことに気が付いたと現行の60Hz用モータを調べてみると0.165μFあたりが一番静かで、位相回転も90度に近いです。当初の0.22μFとは容量値は大分違いますね。

 そこで両方の値が切り換えられる様にして組み立て直しました。

 さっそく両者の音を聞いてい見ると予想に反して静かな0.165μFは大人し目の音でちょっと聞き易いですが、角が丸くなります。それに比べ0.22μFは高域が立ってちょっとうるさい感じですが、高解像度でキレのある音がしてます。

 静かな方が圧勝かと思いましたが、むしろ当初の値の方が感じは良さそうですね。まあ僅かな変化ではありますが、音質調整に使えるかも。

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この記事へのコメント

関澤@池袋
2014年05月21日 17:11
 モータのトルクが落ちてきたので、進相の角度を変えるか、モーターの交換を考えています。
 又、ターンテーブルのスピンドル・オイル(純正で二種有り)を交換したら、かなり音が変わりました。
深山のカワセミ
2017年09月19日 15:11
初めまして!当方、LINN LP-12 極初期(S/N00115)英国仕様(電源はベイシック電源)を裸(木枠無)で230Vに昇圧して使用していますが昇圧なしで日本仕様に変更するにはコンデンサー値を変更で可能なのでしょうか?
ケン
2017年09月19日 16:09
深山のカワセミさん、こんにちは。

 シンクロナスモータの電圧違いはコンデンサ容量などでは対応できません。モータ交換しかないと思います。

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