PARC2Wayの調整

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 PARC鑑賞会用の2Wayですが、色々調整を進めています。

 周波数分割時のタイムアライメントの取り方を研究していますが、2つのユニットの物理的なボイスコイル位置で概略合わせられますが、細かい微調方法が問題です。

 クロス点での合成時のレベルが最大になる様にという方法もあるのですが、ピークがハッキリしないので最適値を見つけるのがなかなか難しい点があります。

 そこで「冬うさぎさん」のやっている様なクロス点での「リバース・ヌル」を見ることにしました。

 これは先ほどとは逆にどちらかのユニットを本来とは違った逆相にして、クロス点でのディップを見る方法です。つまり正常だと加算されるはずの所を逆にして打消し状態を観察する訳です。

 この方法だとディレイを微調しながら一番ディップが深くなる点は割と見易く、最適値が見つけやすくなりました。(測定のデータ表示はスムージングはほとんど掛けずにディップを見易くしておきましょう。)

 実測のグラフは

 黒 合成特性(通常使用)
 赤 逆合成特性(リバース・ヌル)
 緑 ウーファ
 青 ツィータ

からなり、フィルターはリンクウィッツレイリーの-48dB/oct 3.24kHzを使用しました。

 合成点では各々-6dBでクロス、合成後は+6dBになってフラットになります。逆合成では-20dBほどのディップと理論通りになりました。(距離約80cm、マイクはSPユニット中間高さ)


 ちなみに6.2kHzあたりのディップは対向ツイータの前後間隔が約3cmぐらいなので、その打消しの影響です。裏側のユニットを止めるとフラットになります。
 シングルでも特性的には充分ですが、音を聞くとエネルギー的に大分違います。対向にするとこの方が高音がしっかりと出て、低域とも音量バランスが取れます。この辺は面白いですね。バッフルステップかな。

 マルチの調整方法も大分煮詰まってきたのでその内全貌をまとめたいと思います。


 

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