OmniMIC隠れ?機能

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 徐々にユーザも増えているOmniMICですが、和文マニュアルが無いので使い方が解り難い点があります。一般に室内での周波数特性を測るにも、そのままの設定だと変なデータになる面もありそうなので、簡単な注意点を書いておきます。

 詳しい説明は後にして、立ち上げ直後は周波数特性タブのsin sweepでは中央のメニューではblendedが選ばれ5.0msecになっているはずです。このままでも特性は取れますが、リスニングポジションだと中域が波打ったりレベルが下がって表示されます。
 そこで下段の右側の赤い矢印(これは私が追記)の先の黄色い矢印をクリックするとImpulseResponseの時間が延び20msecになると左の赤い矢印のuse bass windowというチェックボタンが出ます。これをチェックして測定してください。(チェック以降はResponse時間を短くしても消えません)こんな機能があるなんて私も知りませんでいした。
 上のメニューでallを選んでも良いのですが、その時はImpulseResponseが見えなくなりますので、この方が便利でしょう。


 以降は私も聞きかじりながらの説明ですが、新しい測定方法では単純なスィープではなくインパルス応答を応用したSweptSine波というものを使い演算しています。これは部屋の残響などを除ける疑似無響室測定など便利な面もありますがただし使い方でデータの見方を誤る場合もあります。
 それはインパルス応答の反射の無い一部を利用して演算するからで、ただしその時は低周波で精度が出難くなるからです。
 only toのラジオボタンを選べばその結果のみが表示され解り易いのですが、それでは低い周波数が見えないので演算範囲を広げた結果と繋ぎ合せるblendedというのが用意されたのだと思います。
 ただし、初期値の5msecでは中途半端な様な気がしますし、このままでも全体域が表示されるのでこれで正しい測定結果だと誤解され易いと思います。

 通常リスニングポジションでの音圧周波数特性を取る場合には室内の反射も含めた総合特性を聞いているのですから、スピーカ単体の特性では無く、室内反響を含めた全体のレベルで判断する方が良いと思います。その意味では最終的に反射も含めた特性で判断する方が良いでしょう。
 勿論2次反射などを減らすのは重要なのでそれをみる見方や、室内の影響を除いてスピーカ単体の特性のみを測定する場合は別ですが、この辺はスピーカシステム設計者やメーカなどの領域でしょう。

 OmniMICでの測定方法については他にも色々ありそうなので少しまとめてみようと思っています。その内まとめてUPしたいと思っています。

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この記事へのコメント

sotaro
2014年01月29日 14:20
SwetSine → Swept-sine ?
TSP (Time Stretched Pulse)法として知られていますが、最近はSwept-sine法と呼ばれるようになってきているようです。
ケン
2014年01月29日 15:22
Swept Sineのミスタイプです。修正しておきました。
有難うございます。

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