6MP17CIRCLOTRONクロストーク特性

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 以前に作った6MP17CIRCLOTRONのクロストーク特性を測っていなかったので測定してみました。クロストーク特性そのものは大概充分な値があり、歪さえなければあまり大小を比較しても意味が無いはずなのですが、普通クロストークは綺麗な波形になってくれないのでやはり気になります。

 久しぶりにCIRCLOTRONも測定してみたのですが、どうも値はともかくクロストーク波形が変でした。間欠的な信号漏れがあるような何やら?の波形なので色々調べてみました。
 で、ようやく問題点に気が付いたのですが、お粗末ながら電源ノイズ対策のフィルムコンデンサの配線がどうやらRcのみ間違って変なところに配線されていました。そのため超高域で負荷バランスがずれて、最大出力の減少と迷結合が起きていたようです。

 それにCIRCLOTRONはフローティング4電源なので、左右の電源を解してのクロストークが避けられません。ついでにここは両足巻きのトランスなのでLRで電源の巻きを分け、クロストークを少なくするよう配線を変更し直しました。

 これらを修正して採ったクロストーク特性が図のものです。1kHzは漏れが少なくノイズに埋もれてしまうのでデータは怪しいです。電源巻き線の組み合わせ変更でトランスを解してのクロストークが15dB/100kHz程度改善されましたが、まだあまり良好とはいえません。まあまあのところでしょう。

 電源コンデンサ増強でのクロストークデータも測定してみましたが、6dBほどでおんにょさんの様に画期的な改善にはいたりません。やはり超高域でクロストーク波形が乱れているので、迷結合で変な動作をしているような感じです。配線の問題もあるかもしれないのですが、まあこの辺で我慢しましょう。

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この記事へのコメント

2011年06月25日 19:50
こんにちは。
クロストーク波形のトーンバースト波みたいな波形は↓でも観測されています。
http://65124258.at.webry.info/201102/article_8.html
電源トランスのLR巻線間に静電シールドを入れることで改善されました。
やはりフローティング電源の扱いがやっかいです。
ちなみに私は残留ノイズ以下のクロストーク特性はノイズの値そのものを使っているので、それ以下にはなりません。
ケン
2011年06月26日 14:35
 おんにょさんご連絡ありがとうございます。波形の件見落としていました。静電シールドで改善されたとありましたが、バースト波は完全に無くなりましたでしょうか?
 最終的にはトランスを分けないと駄目ですかね。それでもAC100V経由では繋がっているので、ここでも高周波的に分離する必要があるのでしょうね。ややこしい。
2011年06月26日 17:41
オシロで見た限りでは、バースト波がノイズレベルよりわずかに高いくらいです。
菊地さんの6CW5サークルトロンでは4つのB電源用巻線間全てに静電シールドを入れていますので、その結果次第でしょう。電源投入直後から球が暖まるまでのジーノイズも解決されると考えています。

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