発声法公開講座

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 ちょっと変わったタイトルだが、ベルカント唱法と日本人の大脳生理に関する講演と実際の演奏(歌唱)の組み合わせというのに出席、録音してきた。
 大脳生理学で明らかになった特徴点は、日本人ではインハーモニックな自然音などの処理が言語中枢と同じ左脳にあり、同じように持続母音も左脳処理となっている点が外国人と大きく異なっているとされる。
 そのため、まだ仮説の段階だが歌唱の中心となる持続母音を日本人は言語として無意識のうちに感じとってしまい、余計な感情抑制コントロールが付け加わって、発声が外国人(非日本人型)の様なリラックスしたベルカント唱法になり難いのではという指摘があった。この辺が器楽に比べ声楽で日本人が伸びていない一因で無いかというのである。そこでこの観点からの対応方法を研究、実践をされているソプラノゲストの金岡さんと講師のI氏がわかりやすく解説してくれた。

 若干難しい話だが、なかなか興味ある説だと思う。それはともかく金岡さんには折角の機会にアリアを数曲歌っていただいたので、ハンディルビの176.4kHzとFF400で録音してきた。流石に176.4kHzfs32bitのWAVデータは1.5時間ほどで(アリアの部分だけなら大分少なくなるが)8Gbyteほどにもなる。
 まだその真価を発揮するDACがないのでハイサンプリングの価値は判らないが、データがたまっていくので今後は楽しみだ。

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この記事へのコメント

banzai
2009年08月28日 00:58
「歌唱の中心となる持続母音を日本人は言語として無意識のうちに感じとってしまい、余計な感情抑制コントロールが付け加わって」との指摘は(@_@)ものです。
ケン
2009年08月28日 15:33
 話の根拠は角田忠信氏の研究だが若干「と」がかっているので信頼できるか良く判らない。それでも確かに器楽に比べて日本の声楽のレベルはもう一つの様だし、実際の金岡さんの発声は本格的だ。

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