クロックジッタ比較測定part2

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 前回(5月3日)にルビジウムのクロックジッタを測って見たのだが、まだよく解らない点も多い。今回ルビが少し数がそろったので比較も含め測定してみた。また水晶のOCXOも前回は精度が取れなかったので源信で測定してみた。

 今回は5台のFE-5680Aを同じ条件でアリアン分散を測定。波形整形あり、1秒ゲート、サンプルサイズ2、10分程度のオシロ表示ばらつきからざっと読み取り。計測器はSR620+625

ルビ1 1.8mHz
ルビ2 1.3mHz
ルビ3 3mHz
ルビ4 2mHz
ルビ5 2mHz
水晶1 0.5mHz  (33MHzを3分周)
水晶2 2mHz    (源信正弦波)

 ルビ個体でもやはり結構ばらつきがある。ジッタのばらつきと聴感の相関は?データを見てしまうと思い込みが強いのでブラインドでもしないとわからないかな。
 水晶1は前回のもの(MicroCrystal:OCXOWT-AV3)を3分周し、ルビと同じ11MHzにしたものでルビとは電源系も別。この3分周の方は明きらかにジッタが少ない。波形のスルーレートが効いているのか?源信(水晶2)は正弦波でレベルも低いからかそれほど良くは無い。計測時のトリガージッターなどもあるので中々計測の絶対値比較は難しい。
 実はルビといえども内部ではどこかで水晶のVCOにPLLをかけているので短期安定度ではそのVCOの精度に依存する。だから単純に水晶発振器の方が短期ジッタが悪いとは必ずしもいえない。水晶発振器でも実はジッタのレベルは色々あるので、ルビには高性能の水晶VCOが積まれているというのが実態。でははたして5680Aの音の違いは何だろうか?DDS?本当にジッタが音を決めている?悩みは尽きないようである。

 一応水晶とルビも比較で聞いてみたがやはりそれぞれの音がする。水晶(11MHz)が必ずしも良くは感じられない。滑らかだが、細かい分解能が少ないというか音が立たない様に感じられる。やはり計測しても中々すっきりとはいかないか。

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