DCX2496ソフトウェアアップデート

デジタルチャンデバのDCX2496だが新旧をよくよく比べてみるとソフトウェアのバージョンが異なっている(1.17と1.14)。たまたまBEHRINGERのHPを見てみると何とOperating SystemのVer1.15がダウンロードできる様になっているではないか。最初はどうするのか解らなかったがリモートソフトでアップデートできそうなので試してみた。
アップデートにはRS232Cを使うリモートソフトから行うのでそれも合わせてダウンロードする。PCからのリモートコントロールは面倒なので通常は使っていなかったのでアップデートが出来るのは気が付かなかった。まあPCからのコントロールは設定状況が一覧できるので便利かも。通常は慣れれば本体のみで充分だと思う。
リモートソフトを起動しパソコンとDCX2496をRS232Cで接続する。最近のノートPCなどはRS232C端子が無いがUSB-RS232C変換ケーブルが安いのでそれを使う。
ソフトを立ち上げるてConnectメニューをクリックするとSynchronizing画面に変り下にSoftwareUpdateボタンがある。その前にまず自分の接続したPort番号に注意してPC->DCX2496のSynchronizingをしておかなければならない。OKならUpdateボタンを押しダウンロードしたXover.binを指定すれば自動的にUpdateしてくれる。(Update中の画面が写真の図)
内容は本体のプログラムのバグフィックス?と改善でEQなどを追加できるフリーエリアも増えるとのこと。今回はどういうわけか最新Verはダウンロードできないので1.14->1.15だけだったがデジタル入力で0dBあたりまで振れる入力でのノイズは無くなって大分安定してきたようだ。大分古い2496しか対象にはならないが、出来ればしておいた方が良さそうだ。最新版の更新を期待したい。
この記事へのコメント
入力のサンプルレートコンバータがハイサンプリング入力時にのみおかしくなるはずは無いのだが。。。
さて、最新版ファームウェアv1.17をお使いとの事ですが、可能ならば実験していただきたいことがあります。
現在、書店で販売されているPCオーディオFanのMOOKの付録で24bit/96kHz音源がCD-ROMに収められています。このCD-ROMをFrieve Audioで再生して拙宅のDCX-2496(v1.16)に入力すると、0dBオーバーでクリップしたときのようなパチパチ音が出てしまいます。PC側で-10dBくらいアッテネータで絞ると直ります。
そちらでも再現するでしょうか?
入り口でSRCで変換されるので入力データフォーマットには依存しないと考えられます。他の原因かもしれません。16bit/44.1kHzデータでも出ますか?
試しにアキュフェーズDF-45を借りてきて試したところ、
PCオーディオFanの24bit/96kHz音源を入力しても、異常は
ありませんでした。
当初、Freieve Audio側も疑っていたのですが、どうもDCX-2496側の問題のような気がしてます。
今となってはV1.15が試せませんが、同様に他の要因でV1.16の調子が悪くなったのかも知れませんね。
送出側との相性だとすると、ベリンガージャパンに相談しても再現せずで解決は困難かもしれません…。
受けがアキュフェーズDF-45だと問題なかったのでM-AUDIOが悪いとも断言できませんし。
私の所の古いDCX2496は遂にハイサンプリングを受け付けなくなってしまいました。どうもDCXに色々問題がありそうです。
まあ最近は192kHzfsまで入ることが解ったり、色々面白いこともあります。お役に立てずにすみません。