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zoom RSS 新型対向スピーカ

<<   作成日時 : 2015/01/23 21:15   >>

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 対向配置のスピーカは過去色々利点を述べて来ましたが、友人のN氏が面白い物を作られたのでT氏宅に集まって色々試聴・実験しました。

 写真がそのスピーカですが、メーカのエンクロージャをうまく流用しています。概観はごく普通のスピーカに見えます。実はエンクロージャ内部にウーファユニットがもう一つ反対側に向いて正面のスピーカの裏側に固定されています。
 
 諸兄の類推の通り本来は同じ条件でこそ完全な対向振動打消しが行えるのですが、今回のは内側のユニットはフリーなので前面のとはかなり条件が異なるのですが、効果は?というのがポイントでした。

 その辺の詳細は右のグラフを見ていただくとよく判ります。右のグラフは各ユニットのインピーダンス特性でオレンジが内部のユニットです。こちらはフリーですからfoも低く、グラフから見ると32Hz前後ですね。緑の線は表のユニット単体で、エンクロージャが効いていますからfoも上昇して60Hzぐらいになります。でそのパラの合成抵抗は紫のようになります、2山になりそうですがちゃんと計算すると両者の合成抵抗ですからこんな感じになります。それぞれの動作状態が良く判りますね。

 この状態でも内外のユニットをパラに動作させるとフレームの触感ではかなり振動打消しが行われているのが判ります、お陰でエンクロージャの振動もかなり減っています。

 音楽の試聴でもパラ動作は全体の音が締まってスッキリし、結構対向の効果がありそうです。まあこれはユニットパラによるインピーダンス補正の効果もありそうですが、今回はどちらがどの程度効いているかまでは分かりませんでした。

 ともかくこちらのやり方の方が実装は楽ですし、外観や出音も従来のスピーカシステムと同等なので使い勝手は良さそうです。

 まあ本来の対向のバッフル補正無用の低域音圧上昇や低歪は見込めませんがこれはこれで面白いですね。まあデッドマスならぬライブマスです。

 ついでにこのウーファはご存知の通りSCANSPEAKの名機18W8545で、出音もかなり高品質でした。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
良いとこ取りの折衷案でしたが、実際に、効果が出て来て良かったです。
そして、個人的には、2月発売予定のTechnics/SU-C700フルデジタルアンプに於けるLAPC(Load Adaptive Phase Calibration)「周波数位相特性を平坦化するスピーカー負荷適応処理」と、このライブマス方式ウーファーとのコラボに興味を抱いております。
中田@狭山
2015/01/24 18:30
 Technicsの新アンプも面白そうでしたよね。
 このライブマス私のほうでも実験してみたいと思います。
 (本文誤字等修正し少し書き改めました)
ケン
2015/01/25 08:17

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