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zoom RSS DEQX(その2)

<<   作成日時 : 2011/04/06 08:32   >>

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  DEQXによるスピーカの特性補正機能を少し試してみました。今回は一番簡単にシングルアンプのシングルスピーカ(マルチウェイ)の補正のみの実験(デジタルチャンデバは使わない)で、入出力ともデジタル(S/PDIF)接続で行いました。

 使用スピーカは先日のPARCのDCU-C171PPです。このDEQXの補正は3ステップの段取りになっており、まずスピーカ単独の周波数特性を左右1個づつ取ります。そして理想的なユニットへの補正データを演算・保存します。その後実際の設置位置での室内の定在波の影響をパラメトリックイコライザでの補正で加味するというステップの様です。

 まずスピーカ単体の測定ですが、室内で行えるのですが、当然これはなるべく周辺の反射が少ない広い場所での測定が推奨になっています。
 測定後に擬似インパルス応答から反射の影響を除くように、応答から反射を含まない有効な時間分のデータを切り出すという方法です。ですので無響室でなくとも通常の室内でも測定が行えます。
 今回は割と反射の少ない環境で行いましたので、応答時間が長めに取れ100Hzあたりまでは何とかいけそうです。
 反射波を除いたデータを元に、まずはスピーカの周波数特性を表示します。そしてこの中から補正対象とする帯域とレンジを設定し、スピーカ単体としての理想的なフラットな特性になるよう補正データを演算します。

 この時の補正値が上のグラフで、ちょうど測定したデータの逆特性になっています(補正範囲100Hz〜20kHz)。今回は元のスピーカがほぼフラットに近いかったので、補正値も5dBくらいで済みました。
 そしてこの補正データを元に使って計算した逆関数をDQEX本体に保存します。この補正がうまくいっているかを確認した(補正込みで再測定した)のが下のグラフです。
 まあ演算元と同じ位置・音量なのでうまくいくのが当たり前ですでが、流石にほとんどフラットになっているのは感激しますね。この辺がグライコなどの自動補正とは大分違う所で、細かいところまで本当にフラットになっています。多分位相関係も改善されている物と思います。

 今回はルームチューニングはパスしてそのままこの補正有り無しで、通常試聴位置に戻して聞いてみました。この補正有り無しはリモコンで簡単に切り替えられます。

 私の感想なので正確ではありませんが、Y氏にも聞いてもらいましたが音場は確かにぐっと改善されて奥行きも広がりも出るようです。ちょっと中域が張ったバランスもすっきりとワイドレンジになりましたが、元が大分フラットなのでそれほどの大きな変化ではありません。期待したほど音色や音のグレードはほとんど変わらないといった感じです。

 まあまだ始めたばかりなので細かいことはいえませんが、ともかく補正はできているようです。求められたフラットな補正データだけで喜んでいてはカタログと同じなので、今後はこの辺の問題点の追求も合わせて行っていきたいと思います。
 つまり補正データがレベルや距離などの変化でどの程度まで有効なのか、余計な悪さをしてはいないかとか、マルチでの補正の具合はとか、個性的なスピーカでの補正後の音はどう違がってくるのかとか色々突っ込みどころが沢山ありそうに思います。

 

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