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zoom RSS SabreDAC評価版試聴

<<   作成日時 : 2010/01/03 09:28   >>

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 ESS社の32bitDACチップ、ESS-9018を使用した評価ボードをBunnpeiさんよりお借りして試聴した。このDACチップはSabre32シリーズとして32bit分解能は元より、色々な新機軸をもったチップで面白い。

 9018には1チップに8セットのDACが入っているのだが、ボードとしては2chとなっていてステレオ4パラDAC構成になっている。S/Nとダイナミックレンジを上げるため通常でもパラDAC構成にする場合があるが、そもそも単体で4パラにもなっているところがすごい。もちろん個々はバランス構成なのでDACそのものは16個入っていることになる。パラDACでダイナミックレンジを確保する上でも出力は電流出力になっている。

 もうひとつの特徴は高速対応で入力サンプリングレートはS/PDIFだと192kHzfsまでだが、ダイレクトだと384kHzfsまでいける(内部はその8倍オーバサンプリングで動作)。その時のシステムクロックは74MHz以上必要となっている。元は40MHz?の様だったので現在は352.8kHz再生のため上限の100MHzクロックに換装されている。そしてこの高速クロックを可能にするためにデジタルコアは1.2V駆動になっていて、この辺も最新のCPUの設計思想の流れを感じさせる。

 S/PDIF入力のシステムクロックの抽出も通常PLLとは異なる様で、情報がないので詳しくは解らないが、デジタルPLLでジッタを格段に少なくしているとされている。入力は8chあり、自動selectが可能。もちろん最近のチップのようにPCMだけでなくDSDも受け付ける。後は通常の様に8倍オーバサンプリングやデジタルフィルター、ATTなどが内蔵されている。

 機能設定は最近のシリアルコントロールで評価ボードにはUSBインターフェースが備えられPCによる設定が可能だが、どうも自宅ではまだうまく動いていない。でもダイレクトのI2S入力とS/PDIFはハードで切替えられるのでどちらも試聴は可能だ。

 I2S入力はちょうど先のSDメモリープレーヤが対応しているのでそれを使用した。352.8kHzfsデータやハイサンプリングデータは2Lからダウンロードしたものや自家録音を使用。
 44.1kHzfsとはハイサンプリングの差は今までも感じていたが、その描写の細かさやしなやかさが違ってくる。細かい余韻が微細に描き出される様な感じで、場の雰囲気、演奏会場はホールの広さも良くわかるようになる。そしてこのチップはハイサンプリングになっても音が途中で行き詰ったような感じがなく352.8kHzfsまで(384はデータ無し)どんどん良くなる様でかなり高速対応性がよい様に思われる。
 しかし、それ以上にこのDACは音色的に骨組みがしっかりた骨太の音でそれが全帯域にわたって均一な音色を保っているのが素晴らしい。線が太く切れの良い音が全帯域にわたって癖のない音を再生する。サンプリングレートが下がると高域は少し荒くなるが、その辺はデータの限界だろうと思われる。

 もうひとつは注目のS/PDIFだがこちらはどうも少しおかしい。切れはあるがレンジが狭く、通常のDACチップの音とあまり変わらない。同じDACを使用しながらこの音というのは、この辺は期待していたのに残念で何か標準?設定に問題があるのかもしれない。現在レジスタ設定が変更できないのでもう少しいじってみるつもりだ。

 最終DACの性能は良さそうなので全体での性能が上がればかなり良くなるDACと思われ、期待が持てる。

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