12cmウーファ

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 以前にも作っていたのですが、メーカ不詳(DENON?)の12cmウーファがデッドストックで結構残っているので、サラウンド用に小型2Wayで使ってみようか考えています。

 fo 66.6Hz Qts 0.52 Ms 7.3g Vas 4.5L SPL 85.2dB/W 重量890g

 と割と使い易くエンクロージャも7~10L程度でいけます。

 7Lの箱とpeerlessのツィータがありますので組み合わせると丁度度良さそうかな。

 最近は何かスピーカ作りに嵌ってしまったような。

ffmpegの更新

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 JPLAYで使用しているminimServerのサンプルレートコンバータをゴンザエモンさんのアドバイスでffmpegを更新しSoxを使う設定に変更しました。やはりこちらの方が良さそうでうすね。

 minimServerではサンプルレートやフォーマットコンバートもffmpegを利用することで自動的に変換もしてくれるのですが、便利さは解りますが音質的にはどうかという点は気になっていました。

 そこで最新版ではサンプルレートコンバータにffmpegに内蔵されているSoxを使うとい方法を紹介していただいたので早速試してみました。

 手順はhttps://ffmpeg.zeranoe.com/builds/より自前のシステムにあうものをダウンロードして解凍、minimServerのSetting画面で写真のようにstreamer.options、stream.transcodeで図の様にセットをするだけ。

 以前のものよりスッキリとピントがあって良くなったように感じます。コンザエモンさん有難うございました。

TAS5630とUcd180の聞き比べ

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 TIのTAS5630(右)の音質比較でNcoreのUcd180(左)と聞き比べてみました。一言で言えばTASは元気で再生音に力があります。

 Ucdの方は組み込んだ電源電圧の関係でパワーが落ちますが、それ以上に素直でフラットな感じですね。耳当たりの良い滑らかな音質はHypexのほかのアンプにも共通する音質のように感じられます。

 TASは前回の5613より更にパワーアップしたお陰かともかく元気の良いスッキリとした音で、パワー以上に音のとおりが良くなる様な音調なのでmini対向3WayもネットワークでTASを使えばマルチより聞き栄えがするようになりました。まあこの辺は面白いです。

 これで丁度夏向きにAK-100->TAS5630->mini対向3Wayでシンプルな省エネサブシステムが組めるようになりました。まあDACを入れるなりPCトラポにするなり気分でグレードアップも出来、お好みのシステムができますね。ただしTASは電源ON/OFFで少しノイズが出るのが玉に瑕です。

TAS5630アンプ完成

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 チップをTAS5630に換装したモジュールを組み込んでアンプらししくしました。電源はやはりSW電源を使用します。
ケースは百均のプラ籠が丁度良いサイズでぴったりでした。上には後で板カバーをかける予定です。

 SW電源は今回ハイパワーのため電源電圧が50Vぐらい高い必要があるので、手持ちのが有りません。新品だと結構高いかと思いましたが、にネット探してみるとまあリーズナブルなものもあるようなので購入にしました。

 ニプロンのOZP-350-48-JSEで350W電源ですが、ピークで600Wは取れるという便利なものです。モジュールのリコメンドだと16A必要な所ですが、今回の電源はピークで12.5A(48V)ですのでまあまあですかね。

 流石に最新の電源だとアイドル電力も低くほとんど熱くなりません。ドライブ用の15Vを作るためのドロッパー抵抗の方が余程熱いです。これもDCDCにするか悩むところです。音質の方は後ほど。

拡張ディスプレイモニター

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 JPLAY操作用のノートPCに拡張LCDディスプレイを追加してアルバムアートを表示させてみました。というのも今日は遠路のてつさんとTaxsisさん、かなみねさんをお迎えしてオフ会があったからです。

 操作用のノートPCは画面も比較的小さくBEHRIGERのリモートコントロールウィンドウとKAZOOの表示も兼ねているので画面が一杯です。それにKAZOOのCoverArtを広げていると操作し難い面がありますし、私の方しか現在掛かっている曲(アルバム)名が見え難く、ゲストから再生アルバムが良く解りません。

 そこで拡張ディスプレイの登場ですが、KAZOOをダブルで立ち上げ片方を拡張ディスプレイに置いてCoverArt(&曲名)を表示、もう一方をノートに置いて操作と曲名表示をさせるとうまく連動してダブルで表示できるようにできました。(完全な連動ではないのですが曲やアルバムの切替には連動します)

 人数が多い場合は皆さんにも再生アルバムが見えるようなオプションディスプレイも便利ですね。

 今日は皆さん若手の方々がお見えになったので、こちらも若返った気分です。

室内の音響分布

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 OmniMICのポーラディスプレイの平面版を利用してリスニングポイントの移動でどの様に周波数特性が変わるかをイメージグラフ化してみました。

 スピーカは一人で聞く分にはよいのですが、人数が多くなると同じポイントでは同時に聞けません。隣り合った席でも狭いリスニングルームとなると結構差がでそうですが、具体的に実測をしたことが無いので大まかの所しか把握していませんでした。

 更に何枚ものポイントによる周波数特性図を見ても全体的な把握が難しいので、前回ポーラバターンで使った2次元表示で出来ないか試してみました。

 自室のセンターのリスポジの両脇は壁まで左右1.75mづつあります。そこで左右1.2mを3等分して7ポイントでの特性を2次元化してみました。スピーカまでの距離は約3.5mです。

 グラフはミニ対向3Wayのグラフで、上の図が向かって左側スピーカからの特性、下が右側のスピーカからの特性です。グラフは縦軸上からセンターから右1.2m、下限が左1.2mで横軸がそのポイントでの周波数特性になります。色合いがレスポンス強度で右のバーに見えるように赤から紫まで変化します。

 こう見るとやはり左右のコーナに近づくと低域が盛り上がり、ディップも深くなるように定在波の影響が強くなるのが良く解りますね。特に左コーナは後がキッチンに抜けていますが、右コーナはドアがあるので対角のスピーカがたまり易いようです。

 まあこれでも30~12kあたりまでフラットに近いですからかなり良いほうだと思いますが、やはりセンターで聞くのが一番(と言うか、そこであわせているので)良いようです。

極低音のCD(その2)

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 以前に超低音のCDをUPしましたが、その後もいくつか面白いものがありました。写真のは有名な「驚異のコントラバスマリンバ」です。

 32.7Hzが出ているということで再生音を見てみましたが、確かに確認できました。普通40Hz以下で基音がしっかり出る楽器はまれで、かつ太鼓などではなく音階が出る楽器では珍しいです。かつマリンバは共鳴系の音なので純音に近い様に思います。似たようなものでガムランの「ジュゴク」がありますね。

 結構音圧もあるので室内のビビリ対策には格好?の音源です。自宅でも壁との接触でビビる箇所が見つかり早速対策しました。

 このコントラバスマリンバは特注品だそうですが、大き目のトランクぐらいであの音響が出るのが凄いです。

 30Hzは苦しいかと思いましたが、10cmのミニ対向サブスピーカでも充分その凄さは再現できます。打楽器系より合っているのかもしれません。
 低音再生は帯域はもちろんのこと、立ち上がりの質や高域とのアライメントが取れているかが重要で、それにより解像度も変わってくるので低音の聴感上のレベルも影響を受けるようです。

 後は「三十弦」(宮下伸)バッハ「トッカータトフーガBWV565」(福田屋)「フラメンコ」(生録)なども30Hz付近まで出ていて、低音用テストになりそうです。

DAC Link700Hz PC Buffer0.01sec

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 JPLAYのSettingパラメータで以前はDAC Link700Hzに若干不安定要素があったのでずっと350Hzで使用していました。その後この辺はほとんど見直していなかったのですが、別の話題のきっかけでもう一度700Hzを試してみましたが、今度は無事?安定動作しています。

 以前との違いはaudioPCがコアモードになって、controlPCがリモード接続をやめたぐらいですが、その辺が効いているのでしょうか。まあ結果オーライなので700Hzでも聞けることになりました。

 肝心の音はやはりそれなりに差があって700Hzは解像度は高いですが、その分低域は締まり少し高域よりで大人し目です。350Hzはボディ感があってのりが良く、音楽を楽しく聞けますね。メインは350Hz、サプは700Hzが合っているみたいです。

 ともかくDAC Link周波数とPC Buffer時間を700Hz0.01secにするのが高性能の証明?みたいな風調がありますが、やはり最後は全体とのバランスですね。

omniMICの測定上の問題

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 思わぬところからomniMICの周波数測定上の問題に気がつきました。

 通常周波数特性の測定では中央メニュー欄のインパルス処理のwindow時間は(本来は反射を見て調整する値ですが)あまりいじっていないと初期的には5msecあたりになっています。そしてその脇のラジオボタンが(赤の上矢印)only toだと下矢印のグラフのように低域が表示されませんので、真ん中のblendedを選んでいると思います。

 少し説明が長くなりますがonly toで低域が表示されないのは先ほどのwindow時間が短いと低域での周波数計算結果の信頼性がなくなるというomniMICの測定法の原理的な問題で、わざと表示させていないのです。

 ただしそれでは見難い?ということで低域に関しては先ほどの時間窓を無視したラジオボタン左のallモードの測定結果を自動的に継ぎ足して表示するのがblendedというわけです。 

 これだけなら特に問題は無いのですが、周波数特性を計算するwindow時間により(通常の部屋では)2から6dBほどのかなりレベル差、違いがでてしまうのです(この理由については私はまだ良く解っていませんが)。

 そうすると特に考えずblendedで周波数特性を取ると低域の時間窓は長く、500Hz以上は5msecでの測定結果となり、周波数の高低でスピーカがたとえフラットでも高域下がりのレベル段差が付いたデータになるということが起こります。

 下のグラフは自宅のリスニングポイントでの測定例ですが、赤が5msec、青が30msec、黒が250msecの時間窓での測定結果です。赤ですと明らかに低域と中高域に段差が付いていますね。(3dB/Div)

 今までインパルス処理の時間窓を長くしたほうが聴感と測定結果の周波数特性が合う感じがしていたので、経験的に時間窓を伸ばして測定していたのですが、どうも原因はここにあったようです。
 親切?なblendedモードが仇になっていたようですね。まあ良く考えずに使っていたのが悪いといえばそれまでですが良く考えないと測定も中々難しいものです。

 段差は環境は測定距離などにもかなり影響するのでそれほどでもない場合もあると思いますが、やはり見直したほうが良いですね。

 当面の測定方法としてはやはりこちらが良いかと思います。


 時間窓の長短でレベル差が出る理由がお解りの方がいましたら教えていただけると参考になります。よろしく。残響分のエネルギーかと思っているのですが、確証はありません。


 


TAS5630に換装

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 以前使っていたTAS5613のチップをこれも頂いたTAS5630にパワーアップのため換装しました。

 従来のでも130Wx2と強力でしたが、今回のは300Wx2(4Ω)と更にアップし、音質もどうもよくなっているようです。
パッケージがDKDタイプでPHDよりは付け易いそうでしたが結構難儀しました。

 外し方もちょっと焦ってパターンをいためてしまったので無理かと思いましたが、何とか2回目でうまく動いているようです。それにしてもこのパワーでOUTの片方の足がパラではなく1本というのはちょっと無理っぽい感じもします。

 まあ壊れたらそれまでということで何とか使用できるようにしてみたいですね。

 まず電源の調達かな。やはりこれだけのパワーとなるとピークで20Aぐらいは超えそうですからやはりSW電源になりそうです。

nearfiled音響測定

 測定環境(室内)の影響を受け難い音響測定としてスピーカにマイクを隣接させるnearfiled測定方法があります。しかしneafiledは振動板半径が半波長までという高域限界があるとされています。
 そこで周波数特性を測定するにはfarfiled(つまり1m程度離した測定)と合成するということになるのですが、流石にそうなるとそれだけで手間も増えてちょっと敷居が高くなってしまいます。

 最終的な周波数特性の測定は測定環境や使用環境の問題が色々あるので別にしても、マルチとしてうまくフィルタリングが出来ているかの確認にneafiledがもっと活用できるのではないかと思っています。
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 例えばneafiledも厳密に言うともう少しいわゆる高域限界以上まで測定できることがわかります。つまり基本的にコーン紙各部からの距離の差が半波長以下なら良いわけで、中型のユニットなら凹形のコーン型スピーカならそれに概略内接する球面の焦点で測定すると限界とされる数倍の周波数まで測定できます。

 10cm径のユニットでも限界の3KHzの所をうまくいけば10kHzぐらいまで測定できます。それより径の小さいスコーカやツィータなら同じようにnearfiledで10kHz程度の測定は可能でしょう。つまりスーパーツィータでなければ通常のクロスでのフィルタリングをneafiledでも充分確認できると思います。

 図はmini対向3Wayのネットワークでのneafiledでの測定で(2Wayの方がふさわしいで)すが、分割具合のユニットを含めた音響出力が充分確認できると思います。
 farfiledやリスングポイントでの周波数特性は室内音響の影響が大きいのでその分は実際には加味する必要があるかもしれませんが、システムの素の性質を見るにはこれで充分かと。(まあ合成特性はやはりマージする必要がありますがね)。

 

ポーラディスプレイ

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 スピーカ測定のOmniMICの機能でポーラパターンの表示があります。そこで普通のドームツィータの2Wayと対向3Wayのデータをとって比較してみました。

 対向型は基本バイポーラ特性なので、全体の指向特性がどうなっているのか以前から興味があり、今まで使ったことがなかったOmniMICのポーラディスプレイ機能を使い表示を試してみたものです。

 ホーラディスプレイとは周波数と指向特性の関係を3次元的にグラフ表示したものでOmniでは平面型と円筒型ができます。円筒型の方が解りやすいので今回はこちらのデータを表示しています。
 ポーラディスプレイは直接測定、表示できるものではなく、一旦取ったデータを後処理したものですので、データさえとっておけば後からどちらの表示も可能です。

 左の図が一般的なドームツィータとコーンウーファの2Wayで右側は全ユニット対向の3Wayです。グラフの見方は縦軸が周波数を表し、下が低域上が高域になります。円筒の太さがレベルを表し同時に色でもレベルがわかります。
 この図では指向性は右30度ぐらいが正面を向き、それぞれ左右の特性が円筒状に表示されます。

 実際には片側0-90度で15度おきの測定から表示していますが、本来はもう少し細かくとった方が良いようです。また左右はデータをミラーリングしていますので同じ形になっています。(もちろん個別に360度とることもできます)

 こうみるとやはり2Wayは軸上はともかくクロスオーバー付近と高域では指向性の影響でレベルが下がって(円筒が細くなっているのが)よくわかります。

 その分対向スピーカは高域でもむしろ左右のレベルが上がっている様子が見えます。この辺がアンビエントに効いてくるのだろうと思います。

 測定方法は
 1.周波数特性表示の画面で右クリックすると「configure auto-incremente」というメニューが出ます
 2.測定角度間隔、スタート角度、データ保存場所を指定します
 3.通常の測定で平均値avgFRDデータをとり保存します。
 4.測定角度間隔ごとスピーカを移動し測定を繰り返します。この時保存ファイル名が自動的に更新されます
 5.終了角度までとったらAddCurveメニューから保存した角度ごとの平均値ファイルをすべてAddします
 6.グラフが表示されたら右上の「Polar Plot of Added Curves」のアイコンをクリックします
 7.後はPolarTypeを選んだり、周波数レンジ、形状を整えます。円筒タイプは回転もできます

 測定はちょっと面倒ですが、なかなか面白データ表示が見られますね。


 

thirdPC?

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 現行はAudioPCとControlPCのDualPCでJPLAYを動かしていますが、もう一台のノートPCのリモートデスクトップでControlPC上のKazooを操作している。こちらは無線LANでの接続になっています。

 別の件でKazooとKinskyを比べてみようと思い立ち、まずノートPCにインストールしてみるとどうもそのまま動いて(つまり本体のコントロールができて)しまいました。

 あまりLANには詳しくはないのでこれでよいのか解りませんが、やはりそれぞれで音が違うように感じました。よく調べてみるとどうもコントロールソフトの場所より、KazooとKinskyのソフトの違いの方が差の方が大きかったようです。

 Kazooの方がクリアで高域がしっかりして音場感もあります。Kinsyは聞きやすいですがちょっと丸まる感じもありますね。最初はこの差を聞いていたようです。
 まあノートPC上の方が操作はしやすいので今後はこちらに切り替えようかと思っています。

抵抗切替ATT(その6)外部表示

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 ちょっと変わった外部表示を試してみました。普通はウッドブロックの様な外観ですが、点等するとLED表示が見えます。

 時計利用なので小数点表示は付きませんが、まあ解るでしょう。文字高は14mm、ブロックは6.5cm角です。
普段使いだともっと大きな表示の方が見やすいですかね。

 本体の抵抗切替ATTも高音質タイプが可能か検討中。

抵抗切替ATT(その5)

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 抵抗切替ATTの最終版が届きました。配線周りを無くして組み立て工数の削減するため基板周りが一新されました。パネルも印刷になっています。
 写真の一番下が本体でその上がコントロール、一番上がオプション表示器の3体構成で、それぞれ市販のケースをうまく利用した個別ケース入りになっています。

 チャネル数が多くなると配線だけでも大変ですから、基板直のコネクタで直接入出力するようになり内部配線がなくなってシンプルになりました。

 動作音の方は心配したことはなく実際にはほとんど聞こえません。わたしの作った2重ケースタイプになるとまったくといって良いほど聞こえませんが、そこまでする必要は無さそうです。

 
 音質の方も自前の3Wayで試してみましたが、切替時のノイズも入りませんし、滑らかな音量の上下が気持ちよいです。アンバラ接続はアダプターが必要です。音質はもう少し聞き込んでみます。

 ただ距離が離れるとリモコンは結構指向性があるのである程度狙って操作する必要はありそうです。

 オプション表示も大きくて見やすいですね。機能が又追加されるようなので、便利になる分細かい設定とそれを覚えるのに時間が掛かる?かもしれません。
 

 

抵抗切替ATT(その4)

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 抵抗切替ATTに外部ディスプレイが付きました。(とはいえディスプレイそのものはまだ借り物ですが、現在準備中です)

 S端子ケーブルを利用した外部ディスプレイは本体のコントロール基板からの配線と設定で簡単に付きます。やはりこちらの方が視認性は良いですね。外部ディスプレイにも付くIR受光部も問題無さそうです。

 今回用意した内部木製ケースの遮音はかなりのもので内蓋を完全に閉めていなくとも、リレー切替音はかすかに聞こえるレベルに落ちます。ただしV2からはケース一体になるので2重遮音は難しそうかな。でもそれほど気になるレベルでもないし、むしろ動いているという感じが私は好きです。

 一応特性も見てみましたが、当然のことながらほとんど問題ありません。0dBなら1MHzまでフラット、6個リレーがONになるー31.5dBでも1MHzでー2dB程度です。
 ノイズも0.2mV以下、クロストークも100kHzで75dB以上は取れています。

 リモコンはいくつかのタイプ(フォーマット)に対応していますが、テレビ用や音響用なら多分大丈夫かな。アップルリモコンもOKでした。ただし中にはIR光が少し弱いのもあり、ちょっと使い難いのもありますのでここは試してみるしかないですね。

抵抗切替ATT(その3)

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 ようやく抵抗切替式のアッテネータが完成しました。(とはいえオプション表示器はまだですが。)
開発して頂いた I さん有難うございます。
 

 動作を確認しながらとか部品不足とかで結構手間取りましたが4ch分完成しました。まだマルチでのテストはしていませんが、2chでは問題なく動いているようです。
 リレー基板は内箱に入れてみましたが、100均の簡単な木製箱でも効果は有りますね。

 途中でファームアップとかもあり、機能面もかなり強力になって全容を理解するのに苦労するほどです。

 通常のレベルアップダウンと左右のバランス、ミュートなどは標準のアッテネータでも備えていますが、このアッテネータの特徴は全chマルチ用のオフセットをかけたままレベルアップダウンが出来る所です。

 また使用するリモコンは学習タイプなので手持ちのものが活用でき、キーも自由に割り当てられます。

 その他今回後で追加された主なものは4ch分のオフセットを16個プリセットができる用になりました。つまり各chのレベルや左右のレベルを含め丸ごと設定したオフセット値の保存と読み出しが出来ます。
 どのプリセットが生きているかは表示がないので、現況の絶対レベルを一覧できるモードもあります。

 細かいところでは表示の明るさ調整、ディマータイマー時間とディマー時の明るさ指定、起動時のレベル指定や前回値保存等沢山ありますね。

切替ステップ 128ステップ(-63.5dBまで)
変化ステップ 0.5dB(最大で0.2dBほど誤差はあります)


 

mini対向スピーカ(その8)ネットワーク統合

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 スピーカのネットワークが仮組みだったので、まとめて1boxに組み直すと共に内容を少し見直しました。

 一つはミッド帯域がスルーだったのをやはり上下わすかにですが減衰させるようにLCを入れました。ミッドは振幅が取れないのでそのままでは低域は大入力で歪が心配です。

 またちょっと異例ですが同様にもウーファにもローカットを入れ超低音でのボトミングを防ぐようにしました。流石に10cmだとストロークはある方ですが、そのままだと超低音が入るとかなりばたつき、底を打つ場合も有ります。

 ローカットはかなり低めのカットオフでも振幅抑制に効果があり、お陰でどの様な曲でもほぼ問題なくかかるようになりました。

 ネットワークの基本仕様はバイワイヤ対応で、グラフの周波数特性の測定は約1m、目盛は3dB/DIVです。

 ついでにマルチでも調整、音出ししてみましたが、やはりこちらの方が各段に良くなりますね。
まあこの小型軽量3Wayは半分はお出かけ用でもあるので手軽に楽しめるネットワークも捨てがたいところです。

SW電源利用B電6BM8sアンプ(その2)

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 お寺大会課題のSW電源アンプですが、前回の暫定版からPTを除いて本格的にSW電源アンプに改造してみました。

 ヒータもSW電源から供給し、ソケットが古くて接触不良を起こしていたので交換しています。
 PTの後にSW電源を載せたのですが、動作は問題ないのですが、どうもSW電源の影響と思われるノイズが増えてしまいました。

 前回B電のみの供給では問題なかったので、同時ヒータ点火か電源が近くなったための輻射の影響かでしょうか。

 音質的にもあまり芳しくないのでどうしようか顧慮中。まあ音は普通に出るのですが。。。

mini対向スピーカ(その7)スタンド作成

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 mini対向3Wayスピーカの宿題だったスピーカスタンドを作ってみました。

 移動時はハンドキャリなので分解が可能で、軽くてそれでいて程々の強度が必要です。できればユニットのフローティングもしたいという要求の多いスタンドですが、12mm角の桧材で作ってみました。

 写真の様に角材は細いですが、長方形の隅を補強すれば結構丈夫です。全体は上中下3体に分解して運べるようになっています。

 ウーファを掛けている部分は45cmの高さで、防振のためベルトで吊りました。ミッドとツィータの部分は高さが可変高できmaxで35cmとれます。ウーファと同様にミッドもベルト吊りで、各ユニット間の振動伝播を防いでいます。その分ツィータはネジ止めで固定しても良さそうなのでこれは対向ユニットを直接枠にネジ止め固定です。(ベルトは100均で探したので色、太さは今一つですが)

 ミッドとツィータの距離はクロス周波数が高いのでなるべく近くに置いていますが、ウーファとはクロス周波数が低いので位相的にはあまり考えなくとも良く、床などとの距離による影響を中心に決めています。

 各ユニット間のアライメントはウーファ、ミッドのSP位置が偏芯しているので、吊った状態で回転させることで微調が出来ます。

 これでスタンド込みで3Wayが片側2.7kgで出来ました(ケーブルを除く)。スタンドは軽くとも音の方はしっかりと切れの良い音がしています。次はテーマはこれを駆動するハイパワーアンプかな。

mini対向スピーカ(その6)3way再調整

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 しつこくmini対向3Wayを調整しています。

 低域はやはり能率が相対的に低いのでレベルアップしました。(もしくは中高域をレベルダウン)
 3,4dBぐらい上げてあげると丁度良い感じです。小型スピーカはやはり能率が悪いのでハイパワーアンプが欲しくなります。50Wでも足りない感じ。

 暖かくなったせいか?なぜか低域も40Hzjぐらいまで伸び、これならいいかなという感じです。まあこの辺は設置条件や部屋などでも変わるので何とも言えませんが、とりあえずは何とかなりそう。

 後はスタンドですね。持ち運びを考えるとスペースをとらずに簡単に組めるのが必要で中々これが難しい。
 

地元で真空管アンプ鳴き合せ会

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 AAFCという安孫子のオーディオクラブで真空管アンプを持ち寄って鳴らしてみようという会があり、久しぶりに参加して来ました。

 車で行けたので2台持ち込みましたが、出品7名jで10台ぐらい集まりました。種々集まりましたが、私は久しぶり井鳴らす7233のOTLとSW電源B電の6BM8パラシングルです。

 SPはタンノイのGRFとJBLの4312なので、会場が広い割りに6BM8パラシングルでも充分に鳴りました。

 他には6V6,6CA7、300Bなど多彩な顔ぶれで、面白かったのは843のシングル4WでOPTも自作という中々の力作が印象的でした。

第7回PARCサウンド鑑賞会

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 昨日PARCの第7回サウンド鑑賞会が開かれました。今年はいつも以上に盛況で会場に入りきれないくらいでした。

 今回は初めてで試みIridium17さんのネットワークシミュレーションの解説というテーマも効いていたのかも知れません。今までも技術的な解説はありましたが、流れを追って設計手順を見るのは又違った観点でしょう。まあ確かにこの手のソフトは実際のやり方を見てみるのが一番解り易いかもしれません。

 熱心な方は早々と会場にいらしてきて頂いたり遠方からもお出でになる方もあり、熱心に試聴してくださるので出品するほうも張り合いがあります。

 ただ今回は応募が少なかったこともあり、そろそろ今後は新しいやり方を検討する機会かもしれませんね。
 

 

抵抗切替ATT(その2)

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 前回入手したATT基板を入れるケース加工をしています。

 入出力はバランスもアンバラも出来る様にと欲張ったので4chの端子だけでも大変な数です。まあ何とか幅400mmにレイアウトしました。

 レイアウトも結構苦労しましたが、更に穴あけも大変でした。今後に控える配線も数が多いので今から思いやられます。まあ次回量産?ロットではこの辺もだいぶ楽になりそうな話なのでその辺は次ロットに期待しています。

 加工仕上げは何時ものかなりいい加減なものですが、まずは動かしてみないと何ともいえないので拙速で進めています。とりあえず聞いてみたいですからね。


 

 

SW電源利用B電6BM8sアンプ

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 夏のお寺大会課題のSW電源によるB電供給アンプの実験をしてみました。

 本体は昔作ったSatriDriveの6BM8sです。本来はパラシングルですが、もう使える手持ちの6V球がないようなのでシングルで試しています。若干エミ減していますが、何とか使えそう。

 12V50WのSW電源にaitedoの自励昇圧回路を付けただけという一番シンプルな改造です。とりあえずヒータもそのままトランスを使っています。

 電源電圧は320Vぐらいあったのが270V(14V供給)ぐらいになりましたが、まあ1W強は出ている様です。大音量は出せませんが、BGMで聞くくらいは何とか。プレート電流は2本で50mA強ぐらいです。

 久しぶりに球アンプを聞きましたが、しっとりと落ち着いた音で癒されますね。スピーカは300円のN77G98-6ですし、ポータブルプレーヤがソースですから、どうという事はないのですが、なぜか滑らかな聞き易い音がするんです。
 本番はどこまでこれを改造するか、それともそのままかまだ決めかねています。

 50BM8なら4本あるし、ヒータが要らなくなればパワートランスが外せるのでその辺がまず第1段階かな。

DCU-F081PP対向スピーカ(その7)

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 DCU-F081PP+T114Sの対向SPですが、ネットワークもmini対向と同様にSpeakerWorkShopでシミュレショーンして決めています。

 まあツィータが同じですからあまり代わり映えしないのですが、相手のユニットの能率が違うのでその辺も合わせて決める必要があり、細かい微調はシミュレーションでする方が楽です。右上がシミュレーション、下が実測。

 お陰で総合特性の特性はほぼ確認のためというくらいになります。

 まあシミュレーションデータを取る前にアライメントを先に合わせて置くのがポイントかと。

 後omniMICで正確なユニット間ディレイを測定する方法として参照スピーカを置くという方法を以前に紹介していたのをすっかり忘れていました。まあこの方法もあるということで。

DCU-F081PP対向スピーカ(その6)

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 PARCスピーカ鑑賞会も後10日ほどと迫ってきましたが、対向DCU-F081PPも結局T114Sとの2Wayにしました。

 ボイド管だけでなくバッフルもカッティングシートを張るつもりでしたが、手抜きで木地のままです。

 低域はセッティングでかなり変わるのでその辺を詰めると結構フラットに伸びました。またハの字よりほとんど平行配置とすることで、左右ユニットの干渉による周波数特性の暴れを改善し、かなりスケール感も出て良い感じになりました。後は前回より少し高域のレベル調整をしたくらいです。

 今回はアンプ系はかなり豪華なのが用意されているので荷物を減らす上でも会場のを借りる予定です。

 特性もまとめてとりました。測定距離は約1mです。
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周波数特性(図上)
 赤 F081PP  青 T114S  黒 合成特性
 条件 正面・距離1m,3dB/div

 歪率(左下)
 黒 出力レベル約80dB 10dB/div
 青 総合歪  赤 2次歪  紫 3次歪

 Wavelet(右下) 1msec/div
       
 以上 omniMIC使用

mini対向スピーカ(その5)3way化

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 mini対向スピーカもツィータが揃ったので3Wayにしてみました。

 問題はむしろウーファ側で思ったより低域が伸びませんでした。100Hz以下のレベルもかなり低かったので、色々と設置条件によるリカバーができないかを検討、実験してみました。

 当初は床置きやコーナー置きなどが良さそうに思っていましたが、必ずしも100Hz以下の低音に関してはそれではレベルが上がってきませんでした。確かに100から200Hzあたりのレベルは持ち上がるのですが、期待した100Hz以下のレベルが上がりません。

 色々と試したところ、むしろ床から3,40cm程度浮かす方が6、70Hzのフラット化には良いようです。さらに奥の壁からの距離も60cmぐらいが良さそうです。それより手前だと80Hzあたりにディップができ、コーナーに付けても必ずしもその辺のレベルが上がるわけではなさそうです。(測定距離 約1m)

 ということで僅かに浮かせたところで最適ポイントがありそうですが、丁度最適な高さのスタンドがあるわけでもないので、当面まあ我慢できる範囲でF081対向のスタンドを流用することにしました。


 今回は容積をケチったためか10cmユニットを専用ウーファユニットを使用したわりには低域は60Hzどまりで、容積の大きいながら8cmフルレンジのF081PPの方が最低周波数が50Hzまで伸びるという結果になってしまいました。

 中々低域は難しいですね。
 
 もう一つ空気室を追加してダブルバスレフにでもするか、エンクロージャを大きくした方が良さそうです。

 まあ当面はバイアンプ駆動の予定なので最後は低域は少しレベルを持ちあげて調整する方が良いかもしれません。

DCU-F081PP対向スピーカ(その5)

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 DCU-F081PP対向もツィータを追加して2Wayにしてみました。

 mini対向と同じくPARCのDCU-T114Sのツイン対向を横向きで使用しました。F081にはネットワークを使わずツィータのみハイパスを入れるところもmini対向と一緒ですね。

 まあ能率と帯域が違うので少しレベルを上げるようにmini対向とはハイパスフィルターの定数は変えていますが、狙いは同じです。
 
 グラフは黒(太線)がユニットを左右にして正面の合成周波数特性、細線は位相、赤がF081のみの場合です。茶色はバックグランドノイズといった所。距離は約80cmsスピーカは奥の壁(窓)から50cmぐらいです。

 聞いた感じはやはりだいぶ変わりましたね。高域の繊細さと低域の厚みが出てスケールが大きくなりました。全体のバランスが取れて小型スピーカとは思えない感じになりました。ただグラフの定数だとやはりちょっと高域が強めなのでその後少し下げて調整し直しています。

 球形ツィータが良かったのか2Way化はうまくいっているようです。こちらはそろそろお化粧直して鑑賞会に備えたいと思います。

mini対向スピーカ(その4)スタンド2題

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 mini対向スピーカにもやはりDCU-T114S対向のツィータ(6cm球横置き)をつけて聞いて見ましたが、やはりツィータを付けた方が格段に良いですね。

 もちろんレンジが広がるので高域の描写が細かになりスッキリと抜けるのが気持ちよいですが、面白いことに低域の表情も変わります。
 アタックが明瞭になるせいか量感が増え、しっかりした低音に聞こえています。ツィータが無いとやはり低域が締まりません。この場合はツィータの有り無しに近いので変化がわかりやすいです。

 そこでもう一つの対向スピーカのDCU-F081PPもツィータを追加して2Way化することにしました。その為に今までのツィータスタンドを改修、追加製作してみました。

 下の写真の方が本来のmini対向用のデスクトップタイプで、横向きを前提にコネクタも従来の4Pねじ込みからDC電源ジャックの差込にと簡略化、軽量化しています。

 そして上の写真がF-081PP用で、対向の円筒エンクロージャの上に置けるよう考えアルミ板で作っています。ツィータはやはりウーファなどから有る程度離して、フリーの状態で置くのが音像的には理想だと思います。実際色々置き換えてみるとウーファのエンクロージャからの反射の影響が無くなると音像の歪みが少なくなり、音像高さや定位も自然になるのがわかります。

 どちらもツイータを追加することにしましたので、ネットワークも最適化してそれぞれに用意するつもりです。まあ本命は別案がありますが当面ツィータは兼用です。 

mini対向スピーカ(その3)

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 W2-852SHにツィータ(DCU-T114Sこれも対向を横向き使用)を追加する検討をしてみました。

 W2-852SH横向き配置では高域はほぼ-6dB/octでのローパス特性をしていますので、1次フィルター追加も検討してみましたが、今回はそのままスルーでも良さそうです。そこでツィータ側のみネットワークフィルターを検討してみました。

 ネットワークシミュレーションはSpeakerWorkShopを使いました。OmniMICで周波数特性と位相特性、DATSでインピーダンス特性をとれば後はPC上で簡単にネットワークシミュレーションが出来るので便利ですね。
 ネットワークはパーツが全て手元に揃っているわけではないので、手持ちを流用した場合の誤差を検討したり、使い回しを考えるなどの試行錯誤があるので机上検討が出来るのは助かります。

 結果は図の中段が回路図で上段がシミュレーション結果、下段が実測データです。ユニット間のディレイは同時に鳴らしてインパルス応答差から実測するか、逆相でヌルが出るポイントから逆算もできます。もちろんシミュレーション上はディレイも調整できます。

 実測も少しツィータレベルが高いですが(データを間違えていました.5/9訂正、レベルは再調整しました)まあまあのデータが出たので、これで試聴してみようと思いますが、前回のミラー反射板も手軽で結構良さそうです。

抵抗切替ATT

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 友人のI氏製作のリレー式抵抗切替のアッテネータ基板を入手しました。(写真は1ch分)

 重み付け抵抗ラダーの切替なので全段0.5dB刻みで128ステップと充分な分解能です。リレーにラッチタイプを用いたので摺動型のような即応性はありませんが、その分保持機能があるので機械VRと似通っていますね。視聴時電源を切るなどという荒業も可能です。

 学習タイプの赤外リモコンと8chまでのステレオマルチchやバランス対応、更にch、LRオフセット保持、プリセット(これも入る予定)もあり、機能的には充分すぎるくらいです。

 面白いのは本体コントローラ用にはLCD表示がありますが、オプションで外部にLEDレベル表示が付けられます。本体は影に置いて小さなレベル表示のみ見えるように出すといういうしゃれた構成も可能です。

 まあ後はケース加工をどうするかというのが一番の問題というか課題はそれだけしか残っていないかもしれません。
私の方は5.1chサラウンドにもうまく活用できないか構想を練っています。

mini対向スピーカ(その2)

画像 mini対向スピーカは片側を正面を向けると前後のユニットの干渉でやはり中高域の特性がかなり波打ちます。

 逆ハの字配置でもまだその傾向は残りますから、やはりここは完全にユニットを左右を向けて、正面での両ユニットからの時間ズレを無くす方が良さそうです。
 
 そうなるとどうしても高域はレスポンスが落ちてしまいます。ここではツィータをづけ足すのが本来ですが、臨時に反射板を置いてみました。これだけでも結構効果があります。

 反射板としては一番簡単なのは小鏡でしょうか。正面からユニットが見える様に置けば反射角も解り易いというメリットも有ります。100均でも色々ありますし。

 まあそれでも本体との干渉でやや波打ち傾向は残りますので、やはりここは最後はツィータを足したほうが良さそうです。まあ当面はこれで聞いてみます。

ポート径によるバスレフの効き方

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 バスレフの共振周波数とポート径を決めればポートの長さは計算できますが、いつもポート径の最適値はあるのか疑問に思っていました。

 あまりその点に関しての実測データも見たことが無く、シミュレーションでもパラメータとしては出てきません。そこで自前で試してみることにしました。

 サンプルはSEASのW15CY001を使いました。以前フローティングでエンクロージャを作っていたのですが、丁度ポートを開けるまで行かずに密閉状態のものが有り、それのポートをつけて試してみます。

 実験は左右で内径3.1cmと4.3cmと径の違うポートを入れて測定してみます。同じ共振周波数で長さは大体計算できますが、微調で実際の共振周波数は合わせてあります。

 グラフは黒がニアフィールドのコーン紙直前の特性で左右はほとんど変わりません。青が内径3.1cmで茶が内径4.3cmのポート前データになります。 共振周波数は計算上は40Hzあたりですが、実際はもう少し低いくらいですね。

 両者のポート直前の音圧データ差は約3dB弱。ボート系の違いから来る計算上の補正は直径比のlog表示ですから2.8dBとほぼ実測と一致します。
 まあこの位の口径差ですからまだ解りませんが、ほぼポート径はバスレフ量に影響無さそうです。

 とはいえ細い方が音圧は高いので、風切音とかは影響が出そうです。それとここでも見えますが、ポートが太いと長さが長くなり、管共振の影響が出やすくなって、ここでも800Hzと1.5kHzあたりの出方が違いますね。

集まれ塩ビ管スピーカー・関東オフ会2017参加

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 「集まれ塩ビ管スピーカ・関東オフ会2017」に参加してきました。

 1年振りで新横浜のラボール座でのスピーカ鑑賞会?に参加してきました。当初はF081PPの対向でもと思っていましたが、つい先ごろ完成した対向2Wayが面白そうだったので今回は急遽こちらに変更して持って行きました。

 まあこの方が重量も軽くて遠征には楽ですし、パワーも入れられるので比較的広い会場では向いています。

 2Wayでバイアンプ駆動なので独自に低域レベルも変えられるのでコントロールしやすいです。とはいえ低音域はそれほど延びていないのでまあもう一息というところでしょうか。
 ツィータの向きによる音場感は会場が広いでのよく出てはいたと思います。まあトラブルも無くデモが出来たので良かったです。

対向ウーファ(その4)

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 対向ウーファが組みあがったのでツィータと2Wayとして組合せ調整と測定をしてみました。

 今回のネットワークは前回と同じ2次LPですが、ウーファのfoインピーダンスピークが高めのためそのままでは100Hz付近にピークが出てしまいます。ウーファインピーダンスをLCでキャンセルするにも大変なので、今回は簡易的にウーファにパラに10Ωの抵抗を入れ山を押さえることにしました。(ユニットは公称8Ωのパラ接続)

 特性は室内なので波打っていますが、まあ大体LR12でうまく繋がっているようです。

 最低域は望めませんが、結構元気でスケールの大きな音ですね。ウーファとはいえそのままでもシングルでも使えそうな中高域特性なので200Hzで切るのはもったいないくらいです。

対向ウーファ(その3)

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 組み上がったNE123Wを測定してみました。

 周波数特性を見ても低音は思ったほど伸びていませんね。ポート径が小さかったのでしょうか。

 ポート調整は流石に当初の12cmは長過ぎで、更に低音音圧がまた期待したほどでもなかったので、現在は高めのfs60Hz(5cm長)て様子を見ています。この辺は7~3cmぐらいで色々聞き比べをして最終的に決めようかと思います。

 というか低音特性は試聴する環境でかなり変動するのでその場で調整すべきなのかも。今回は3cm内径の塩ビバイプの圧入なので簡単に交換が出来ます。

 下の図の軸上正面の中高域周波数特性はウーファといわれながらも結構立派な特性で、このままフルレンジで充分通用しそうなくらいです。

 まあ口径から言って指向性はそれほど良くありませんから、やはりウーファなんでしょうが、中高域に暴れが無いというのは使い易いですね。

 音の方が元気で張りのある音で、やはりサイズに似合わないパワフルな感じです。

対向ウーファ(その2)

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 ようやくウーファのエンクロージャの組み立てにこぎつけました。

 容積は約9リットル。まあもう少し大きいほうが良いのですが、ここは持ち運び易いサイズと重量との兼ね合いでこの辺で我慢です。
 ポートはまだ未調整ですが、長めの12cm(内径3cm)をつけてあります。曲げないとユニットにぶつかるのでこの辺が最長でしょう。これで計算上はポート共振は40Hzぐらいです。

 このユニットは耐入力@45W、リニアXmax14.2mmというサブウーファ並みのタフネスさなのでブースとするなりかなりのパワーを入れられると思います。

対向ウーファ(その1)

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 mini対向スピーカに呼応するウーファの作成を始めました。もちろんこちらも対向で作成します。

 ウーファユニットはTYMPANY(peerless)の4inchウーファのNE123Wを選びました。サイズも少し大き目ながらネオジ磁石回路でユニットも@410gと軽いのが良い点ですね。

 エンクロージャは25cm径のボイド管を使用します。写真はサイドのバッフルを切り出したところです。今回は軽量を重点に桐材を使用しました。

 ドライバーユニットは左右を黒檀のスペーサを挟んでネジ止めし、バッフルの座繰りで挟み込もうという寸法です。座繰り用にトリマーの冶具を作りましたが、精度が悪いのでまだまだこちらは改良が必要そうです。

mini対向スピーカ(その2)

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 mini対向スピーカと手持ちのスピーカを臨時のウーファにして2Wayを組んでみました。

 ミニ対向スピーカのユニット自体はfoも高いので低域はほとんど期待出来ません。ですのでシステムとしてはウーファと一緒に使うことになります。まあそう割り切れば結構小型で軽く作れるので、今回はエンクロージャも密閉で、容積は0.5L程度と超小型、軽量になりました。

 低域に臨時で合わせたスピーカはAlpair10で、LPフィルターとしてカットオフ200Hz程度の2次ネットワークフィルターを入れています。ミニ対向スピーカの方はfo以下そのままで2次のHPフィルターが入っているような低域特性なので、何も入れずスルーで使います。

 周波数特性は大体LR12に近くなり、合成特性は左図のようにうまく繋がっています。(約60cm)

 TangBandの2つのユニットはシリーズ接続、Alpair10との位相は逆相接続です。

 音の方は歪も少なくスッキリとした音で中々良い感じです。歪率はあまり音量が上げられなかったので暗騒音レベルなので実質はもっと低いかも知れません。

 指向性はダイポール特性なので、F081PPの時のようにハの字配置などで臨場感も出る聞き方ができ面白いですね。

概略サイズは11cmΦx6cmで重量@約350gです。

mini対向スピーカ

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 TangBandのユニットを使ってミニ対向スピーカを作ってみました。使用ユニットはW2-852SH(口径4cm)です。

 相変わらず10cm径のボイド管に左右各2ユニットを背面の磁石面を突合せで対向にして固定しています。

 今回はユニットはまずバッフル面に固定し、ボイド管へのバッフル板の取付で僅かにスピーカが先に当たるようにしてユニットのお尻を当てるようにしています。

 容積も密閉の0.5Lほどでなので元々フルレンジとはいえ低域は期待できませんから、システム的にはウーファと組み合わせて使うつもりです。

 まあ簡易的にウーファにハイカットフィルターを入れて聞いてみましょう。

 2つの電気的な接続は単体が4Ωですからシリアルに繋いで8Ωにしています。能率が低いのでウーファとゲイン差を調整するにはバイアンプになりそうですが、ウーファによっては何とかなるかも。

マルチスピーカ設計法

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 Iridum17さんが上梓されたスピーカ設計法の本が出ました。

 これは最新のインパルス応答をベースにしたシミュレーションを含むネットワークスピーカの設計法を一貫してまとめたもので、国内としては初めてかもしれませんね。

 最近はフリーのソフトや安価なハード測定器も普及してきて、音響測定も気楽に出来るようになったのは喜ばしいのですが、そこはやはり今度はノウハウなり使い方の知識が必要になります。

 ただの測定は簡単に出来てもそれをうまく使いこなさないと、結局測っても何も役に立たないというデータ至上主義という批判にしかなりません。まあ測定もうまく使ってこそ役に立つものですから、そこの所が理解された無いと空回りしてしまいそうです。

 まあそういう意味ではこの本も測定と設計がうまくまとめられた一冊かと思います。もちろんこれ以外にもオーディオ環境の発展に必要な解法やノウハウはまだまだありますから、このような本(や情報)が次々と公開されることを期待し、またそれに少しでも寄与する努力を惜しまないつもりです。

 ちなみにこの本は昨日の技術書典2で発売されましたが、今後ネットやオーディオ店でも扱われるよう努力されるということなので、気がついたら見てみると面白いかと思います。

今頃コアモード

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 JPLAYを使い始めて、もうそろそろ1年ぐらいになります。

 当初にはコアモードも試してみてはいたのですが、安定性重視からデュアルPC構成までで安心して、最近はハイバーネートも使っていないというライトユーザでした。

 最近TさんもPCを始めてJPLAYフルシステムを導入、着実にグレードアップしてきています。
 またこの前お越しになったHさんのサンプルソフトが結構再生の難しいソフトで、もう一つだったのでこのままではちょっとまずいと思い直しています。そこでこちらも重い腰を上げ、JPLAYをフルに使いこなすことにしました。

 まずはハイバーネートをONにすることにしましたが、ここはアッサリ移行して特に異常や問題も有りませんでした。ハイバーネートは再生側audioPCの画像関係のプロセスを止める働きで、その分PCからの発生ノイズが少なくなります。

 ハイバネートにすると確かに音の方も解像度が上がり、細かい線でキッチリ隈取をしたような細密描写的表現になります。高音の歪感が下がると共に解像度が上がりましたが、バランスはやや高域よりです。

 これは良いと、さらにステップアップのコアモード(AudioPCを恒久的に画像プロセスの一部を止める)に移行させることにしました。audioPCがGUIからCUIになるので操作はし難いですが、まずaudioPCは弄るところがないのであまり問題にはなりません。ただしわたしの所では全てリモートデスクトップ接続でコントロールしているのでこれがコアモードで動くかどうかが心配でした。幸いコアモードでもリモートデスクトップが出来たので、何とか現状の構成のままで移行はうまくいきました。

 JPLAYSettingsのEngineもULTRAstreamでOK、DAClink、PCBufferも350Hz、0.02secと以前と変えずに再生できるのを確認。ただし私の所だけかもしれませんが、ハイバネートはコアモードと同時にはまずいようです。

 音の方は予想とはちょっと違って解像度重視の音より厚みと安定度?が上がりました。音が筋肉質?になり締まってスケールが大きくなった様です。ぐっと落ち着いた音になり、何を聞いても安心して聞ける音ですね。

 こんなに変わるなら、なら早くトライして置けばよかったです。今更ですがコアモードお勧めです。

HDD聞き比べ

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 PCオーディオデータ収納のHDD違いのついでにインターフェースの差も聞いてみました。従来はeSATA(
SATA)ですが、簡単なUSBを試してみました。

 インターフェースは今回専用ケースが無いので接続が簡単なOwltechのOWL-PCSPS3U3U2 2422(USB2/3)を使用しました。電源も12VのみでHDDにインターフェースを差し込むだけで簡単です。

 USB3まで対応しているのですが、PC側の設定問題で今回はUSB2で試しています。(まあUSB2の方が音が良いという意見もありますので)

 電源は付属のパックもありますが、一応リニア電源の12Vを作成、突っ込んでいます。まあ今のHDDは省エネなので1Aも有れば何とかなりますが、一応2Aまで対応しています。

 音質的には微妙な点もありますが、それなりに違いはあるようです。やはり私には音的にはeSATAの方が良いような感じですね。

 USB3は汎用性の点で便利なところがやはり重要かと。まあ転送レート的にはeSATAでもUSB3とはそれほど差はないでしょう。

HDD(SSD)聞き比べ

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 偶々HDDが2台揃いましたのでついでにSSDも加え3台のハードディスクの比較試聴してみました。

 1台目は現用のグリーンシリーズ最安値のWD20EARS(2T)で2台目が少しお高いAV用のWD30EURX(3T)です。SSDはシステム用のADATA SP550(120G)の一部を使用しています。いずれも接続はマザーから直SATAで繋がり、HDDはアナログ電源SSDは本体のSW電源に繋がっています。
 またHDDの方は30mmALのサンドイッチ防振構造は同じです。

 HDDはなるべく同じ条件に近づけているのでほぼドライブの音の違いといっても良いのではないかと思いますが、それでも結構違いますね。

 2Tに比べ3Tはスッキリとワイドレンジでその分2Tの方が音数は多いように思います。SSDはHDDに比べれば大人し目で柔らかい感じかな。まあこの辺は当然各自の感覚で評価が違ってくると思いますが、ともかく結構な差がありすぐに解るほどです。

 これに更にインターフェースの違いを加えると更に差が広がりますので、選択は悩ましいところです。まあ余ったHDDなどはデータ用に使えばよいので無駄にはなりませんから、やはり色々聞き比べて好みのものを選ぶしかありませんね。

Seas2Wayのユニット間ディレイ

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 Seas2Way(W18EX001、T29MF001)のユニット間ディレイ(オフセット)を測定しました。

 流石にそのままではインパルスが重なって判別できません。ツィータのみを約17cm(0.5msec)下げて測定してみました。
 その時両ユニット間のディレイは340μsecでしたから面一の場合は160μsecつまり約5.5cmほどウーファが奥目になっているのでツィータはその分下げればアライメントは合うことになります。

 5.5cmというのはクロスあたりの3kHzでは半波長相当の長さですから、ユニット取付を面一にすると理論的な正解から反転させて丁度合うくらいですので差ですね。
 
 とはいえスピーカの位相もフラットではありませんから、最終的には各ネットワーク素子の値や構成で追い込むか、ツィータを移動できるなら位置で調整することになります。

 便利なwaeveletですが、このくらいでも0.16msecのディレイですからほんの僅かなブレにしか見えませんので、注意が必要です。

SpeakerWorkShopでのネットワークシミュレーション(その2)

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 スピーカネットワークのシミュレーションのオフセットの問題、よく見直してみたらWorkShopの方でドラバー(スピーカユニット)にオフセット(ディレイ)の指定ができましたね。もうすっかり忘れています。これだとシンプルに設定が出来ます。

 OmniMICを使った手順を忘れずに書いておくと

1.ドライバーごとにネットワーク無しで(ツィータは保護コンデンサ入り)でレスポンス、位相、インピーダンスの周波数特性を取る。

2.ツィータとウーファなどのスピーカ間のディレイを同時に鳴らしてインパルスで計測する。

 基本的には零になるのが望ましいのですが、エンクロージャの関係などオフセットが出る場合はそれを計測します。少なくとも1cm(0.03msec)ぐらいの精度は必要だと思っています。
 重なって読み取れない場合はツィータにディレイをかけるとか物理的にずらせて測定し、差し引きます。

3.データをWorkShopで統合し、ドラバーに2のオフセット値を入れてシミュレーションする。

 ということかと思います。何か一人でバタバタしていたようで、すっかり手順を忘れてしまったために余計な回り道をしていたようです。

 ついでに色々調べてみると昔darerdevilさんだったかのSpeakerWorkShopのチュートリアル(自己保存版)が見つかりました。こちらにもこの方法が(2の所は不明ですが)ちゃんと書いてありますね。もう7年も前なのですっかり忘れています。
 まあ必要なオフセット測定精度については必要に応じて決めればよいと思います。

PS
 Iridium17さん、今すぐにこちらでARTAのFull duplexモードを試せないので確認できないのですが、解析のときのカーソル?の位置を変えると位相データが変わるかどうかを確認いただければと思います。
 以前使っていた折はカーソルの指定は解析のゲート開始と終了を表すのみで位相には関係なかったように思っていましたが、あまり位相までは良く見ていなかったので確信はありません。

スピーカユニットの位相特性測定

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 前回のネットワークシミュレーションでOmniMICを使って周波数特性と位相特性を取りましたが、よく考えてみると色々問題がありそうです。(図が2つの位相特性)

 個々の特性も気になるところはあるのですが、今考えている問題は2つの異なるユニット間の位相差です。ネットワークのシミュレーションでは相互の位相関係は合成特性に影響を与えますから重要です。

 ところが2つの測定には良く考えると相関がありません。スピーカユニット毎に周波数ー位相特性のデータは得られるのですが、それぞれ測定信号のインパルスを元にした基準点での相対位相データを表していると思われるので、例えば片方のユニットの位置を多少前後に移動させても、個々の測定では自動的に基準点(ユニット)も動くので基本的には得られる位相測定データは同じになります。

 つまり実際にはこの基準点からずれた位置での位相はこのグラフから特に中高域ではズレ量に応じて位相がどんどん回ってくるはずなのに、それをどの程度グラフ(データ)に反映させたらよいかがわかりません。

 実際の合成時には2つのユニットの相互の位相関係で合成時にピークディップができますから、本来正確な測定を機するなら何らか2つデータ間の基準位置差を知る必要があります。

 この辺が前回のシミュレーションで問題にならなかったのはウーファとツィータが同一平面に取り付けられ、構造がコーンとドームタイプのために音源相互の基準位置が近いためです。

 実際、数kHzであれば音源位置の1,2cmの違いでは位相角は10~20度ぐらいなのであまり合成時の影響はわかり難いところでしょう。

 ただこれもホーンなどズレが大きい場合は合成特性に影響が出てくると思います。この場合はwavelletなどで相互位置関係を補正する必要があるでしょう。ただしwaveletあまり精度が取れないのが弱点ですね。

 この問題はOmniMICだけでなく、インパルスをベースにした測定方法なら同じでArtaやSpekerWorkShopも同様だと思います。中々難しいですね。

FiioX3gen2

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 N氏が遊びに来ていただいたときにポータブルプレーヤのFiioのX3gen2を聞かせていただきました。

 最近はポータブルプレーヤも高級化の一途でとても手を出すきにはなりませんが、以前よりローコストながら充実したプレーヤをそろえているFiioの製品を今回聞くことが出来ました。
 持参されたX3gen2は2年前の発売なので今では大分値段もこなれて来て手ごろな値段になっています。

 このシリーズは音質的にも評判がよいので、デジタル(同軸)のみですが、メインのPCやAK-100などとも比べてみました。ポータブルはメイン接続形態の関係で自作SRC(ルビクロック)経由です。

 X3は総じてワイドレンジながら高低ともクッキリとキレの良い音がしています。シャープながらあまりノイズっぽいところはないので中々良くできたプレーヤです。特に両端の音色が良いのでとてもレンジが広いように感じます。
 しかし、その分やや細かい音や余韻は少し薄めで中音域がやや弱いですが、音像が明確なので骨格がしっかりした音を聞かせてくれる様に思います。この値段のプレーヤとしては出色ですね。

 AK-100は比較すると光ケーブルの問題かもしれませんが。少し固めの音で比較的音数が少ないように思います。
 流石にPCはゆったりと落ち着いた音を聞かせてくれていますが、高低の音色から見てDDCが水晶なので、此処のクロックを早めにルビに戻した方が良さそうだと思いました。

 機能的には出力は3.5φのミニジャックですが、同軸デジタルアウト(アナログ端子コンパチ)があるのも良いですね。電源投入後の立ち上がりも早そうです。

SpeakerWorkShopでのネットワークシミュレーション

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 久しぶりにSpeakerWorkShopを動かしてみました。

 SpeakerWorkShopは統合スピーカ測定設計環境とでも呼べるような、測定、演算、シミュレーションを一括でできるフリーソフトです。最近はほとんどマルチアンプ駆動が多くてネットワークを使わなくなったり、また測定もOmniMICのお陰でそちらに移行し、近年はあまりWorkShopを使わなくなってしまいました。

 とはいえ、演算やシミュレーション系は強力なのでネットワーク設計にはとっても役に立ちます。そこでスピーカ単体の周波数、位相データはWorkShopではなく、Omniでとることにして、インピーダンスのデータはDATSでとり、WorkShopに入れての活用できるか試してみました。

 つまりデータは外部で取ってWorkShopに読み込ませてシミュレーションすることもでるのです。このためには位相情報も必要ですが、Omniで位相を取るのは初めてかも。V5.02はバクっていますが、V4.7ならメニューからの指示でFDRファイルに取れました。

 昔使ったはずですが、WorkShopの操作はすっかり忘れてしまっていたので、ネットで解説を探してようやく何とか動かせるように。

 実際の例題として手持ちのSeasの2Wayを測定、シミュレーションしてみたのですが、ちゃんと測定結果と合っていました(あたり前ですが)。

 ついでにもう少し改善できないかと、いじってみた結果が図の特性でこちらの方がよりフラットになりそう。

 実際の音響出力のフィルターの効き具合を示すアコースティックスロープを見ながら、ネットワークのパーツ値を調整するなんてのは実地ではやはりかなり苦労が多いです。その点シミュレーションならあっと言う間なのでネットワークではやはり便利ですね。