DAM1021

Soekris Engineering 社のマルチビットDAC dam1021が組みあがりました。まあ一応音が出るところまで確認しましたが詳細はこれからです。
基本的には電源とI/Oを組めば動くのでもう少し早くなるかと思ったのですが、ほとんど前の流用とはいえやはり電源とケースに組み入れるのに手が掛かってしまいました。
出力には一応起動、停止時のミュート回路を入れました。入力は同軸と光、出力はバランスとアンバラです。
音出しで驚いたのはフルボリュームにすると(デジタルボリュームモードにしました)音が割れてレレレ?となりましたが、良く調べるとデジタルボリュームモードではゲインがあるようです。
つまりこのDACは約11dBほどのデジタルゲインがあり、かつ出力は2VrmsでクリップするのでVRmaxでは入力がー11dB以上では出力が歪みます。
勿論固定VR(VRをつけない)モードだとちゃんと0dBで2Vrmsになり、出力は歪みません。
まあ録音レベルの低い場合に合わせたのでしょうが、ゲインは無いほうが使いやすいかと。
ついでにデジタルVRはBカーブではバランスが悪くむしろCカーブくらいの方が良さそうなくらいです。Bカーブだと半分以上回さないとまともに出ません。この辺は回路の再検討が必要のようです。
"DAM1021" へのコメントを書く