6V6CSPP

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 前回6V6ppを引っ張り出したのは1昨年年末お寺大会でGETしたマッキントッシュタイプのCSPP用OPTがついついそのままになっていて、ようやく少し余裕もできたので生かしてあげようと思ったからです。ただそれだけでなく、アンプも1から作るとなると結構大変なので、この6V6アンプが良く考えるとうまくCSPPに応用できそうだと気がつたからでした。

 OPTは元々コネクタで別付けですし、ドライブ段はCasCompでゲイン調整も楽です。CSPPはOPTへの配線数が多いのでもうひとつコネクタは増設しました。後は終段の結線を替え、初段のゲインも20dBほどアップします。ドライブ電圧も目一杯要るので動作点を最適化し何とかクリップ前で6W弱の出力が出るようになりました。

 この時クローズドゲインは20dBでオープン利得が32dBなのでNFは12dBと計算されます。矩形波応答は綺麗でリンギングもなし、容量負荷でも安定ですので、もう少しゲインを上げてNFを増やしても良いかもしれません。周波数特性は約90KHzで-3dBと以前とほとんど変わりません。

 細かいデータ取りはともかく、早速試聴してみました。前回と同じく比較用に6MP17ppCIRCLOTRONを使って聞き比べながら確認しました。

 6V6CSPPは流石にDEPPとはちがい、スッキリとした切れの良い音で、音場は以前よりは前後にも広がります。ただ、作りたてはまだまだ変ですが、1時間ほど鳴らすと本領を発揮してきました。
 6MP17PPと比べるとそれでも6V6PPアンプの方は中低域の太さがあってトランスの大きい分、低域も余裕を持って伸びているようです。膨らむわけではないので切れもあり、やはりCSPP系特有のヌケの良い音がしています。
 6MP17PPは相対的に見れば中高域よりのバランスで、打楽器などのアタックが明快に聞こえます。いずれにしても今までので真空管らしさのマッタリ雰囲気とは異なり、CSPPは解像度の高い音がするアンプのようですね。

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