BlieSMaのベリリュウムツィータ

友人のTaxsisさんから新進のBlieSMaのベリリュームツィータをお借りすることになりました(T25B-6)。BlieSMaはSB Acousticsと同様最近になって相次いでベリリュームツィータを発表しているメーカで比較的値段も手ごろ?です。
こちらのはフランジサイズも68Φと小さくその点ポイント高いですが、今回は取付けバッフルの都合でまずは写真左のように添付(特製)のスペーサを介して取り付けて試してみます。まあ個人的に好評なら追加で小フランジを活かした取り付けも試してみるかも知れません。
ダイヤフラムは25mm径ですが、SB AcousticsやScanとは違ってエッジはそれほど広くないのは好印象です。ただしそのため低域はそれほどのびていず、特性的にみても2kHzぐらいが下限でしょう。一応従来のクロスの2.5kHzでも何とかなるかとは思っていますが、この辺は実際に調整してのお楽しみです。
この記事へのコメント
最近ハードドームで幅広い布地エッジを使う事で実効振動板面積を広くし、ついでにfoも下げるやり方が流行っている様な気がしているのでBlieSMaの評価で「エッジの幅と音と特性の違い」について突っ込みがあると期待してます。
ところでTaxsisさんのMAGICOのV3は32Hz~40KHz(±2db)を保証している様なのですが、密閉で32Hz~±2dbという低域を保証するのは非常に困難な事と思います、何か秘密があるのでしょうか、もしかしたら専用アンプとの組み合わせでという事でしょうか?ご存じでしたら教えて頂ければ嬉しいです。
MAGICO V3の件ですが、特別専用アンプがある訳ではありません。
ただ私の場合はNWを取り払って、完全マルチ駆動にさせています。
低域の再生能力の件ですが、Stereophileの実測結果を見る限りでは、嘘偽りを言っている訳ではなさそうです。
参照URL:https://milestone.at.webry.info/comment?article_id=39201316
確かに仰られるようにこの口径で、このサイズの密閉にしてはよく下まで伸びており、その要素は複合的要因の結果だと思います。
そうしましたら、一旦MAGICO V3を分解して、その特性足らしめる所以をブログにて記載したいと思いますので、少しお時間をいただければ嬉しいです。
先日MAGICOの分解/解析を行いましたので、そのレポート記事を送らせていただきます。
https://tkm0730.wixsite.com/mysite/post/analysis-of-magico-v3
私の個体を見る限りでは、恐らく32Hz(±2dB)は無理がある気がします。
ですが暫く鳴らしてないサードスピーカーなので、エッジ/ダンパー硬化によるf0上昇も大いに考えられます(ハイコンプライアンス系のユニットですので尚更)。
貴重なご意見ありがとうございました。
私自身も言われるまでは鵜呑みにしていた節があったので、こうやって検証できたのは非常に有意義でした。