PARC対向SPの復活(その4)

F131PPtaiko.jpg
 PARCのDCU-F131PP対向スピーカに使っているツィータはTymphany(Peerless)のXT19TD00-04と同系統のOT19NC00-04です。デュアルコンセントリック・ソフトドームツィーターとしてこのタイプはCPも高く有名ですね。OT19NC00-04はネオジ系の磁気回路なので小型でフランジが無い分固定には工夫が必要ですが、形状が小さく出来るので点音源的な使い方が出来るのが特徴でしょうか。

 勿論OT19NC00-04でも充分音は良いのですが、手元に同じリングツィータとして25Φの振動板で上位のXT25TG30-04が遊んでいたので、代わりにこちらも試しにと繫いでみることにしました。

 周波数特性的にはOT19NC00-04の方がフラットで使い易いくらいですが、XT25TG30-04は能率が良いので中低域のレベルがかなり高くなっているので補正が必要になりそうです。まあマルチで使えばその辺は簡単ですが、ネットワークだと少し工夫がいるかもしれません。

 鳴らしてみるとツィータの振動板が25mmΦと大きいためか音圧もしっかり出て、流石に高域の品位も高いようです。まあ大きさから考えればOT19NC00-04もかなり頑張っているとはいえると思います。

 XT25TG30-04だと現行のクロス2.5kHzよりもっと下げても良いかもしれません。今度はウーファを左右向きの対向としてクロスをもっと下げてみましょう。

RasPi4B対応Symphonic-MPD(その6)

smpd4-3.jpg
 ようやくSymphonic-MPD(SMPD)の4B対応がベータ版から正式版(現在1.01)となりました。

 UPnPはまだそのままでは未対応のようですが、これもその内実現しそうです。最近のSMPDはWebUIからIPaddressとNASの設定さえ行えば簡単に移行できるので(とはいえこれも慣れないと戸惑う点もありますが)楽になりました。

 トランスポートの音の違いは大きくもあり小さくもあり、それぞれのシステム上の捉え方次第ですが、音の追求を楽しむという面から言えばラズパイのようなプラットフォームは安価で高性能、ヴァリエィションも豊かで昨今の暇潰しには最適かもしれません。結果音質も向上すればいうことはありません。

 正式版になっても音質は更にチューンが進んできたようで、寧ろすっきりとしすぎではないかと思えるくらいなので全体のバランスから言えば悩ましいところもありますね。この辺は終着駅は無いので更なる発展を期待しましょう。

mini対向スピーカ(その8)

miniTAIKO-2.jpg
 前回書いた新作で余ったマルチ用サブアンプ系(miniSHARCチャンデバ+ES9038Q2M3chDAC+TAS5630 3chAMP)を生かすために3Wayサブスピーカ駆動用に試用してみました。 

 適応してみたスピーカは3年前に開発したmini対向3Wayスピーカで、更にMIDをTnagBandのW2-852SHからPARCのUCD-F101Gにも変更してみました。

 このスピーカは3chともスピーカエンドを対向結合させ、無限大デッドマス効果を発揮させ、形態的にも中々面白いスピーカシステムです。クロス周波数は元は400と2.5kHzですがMIDは音色にパンチはあるのですがその分固めでやや解像度に欠けるのでPARCに交換してみました。少し大きくなりますが口径に余裕があるのでクロスは300Hzに落としてあります。勿論PARCも同様にユニットは対向型になっています。

 PARCだとTangBandよりより音色は滑らかで細かい表現ができると共に、全体の五月蝿さが減るようです。お陰で全体に深みが出て、音質のランクが一段上がった様に感じます。やはりこの辺はPARCのユニットは流石ですね。

 このセットだと大掛かりになる3Wayマルチシステムをなるべく簡易に組むというアンプ系のコンセプトが生きる様に思います。

初代のminiSHARCをI2S出力に戻す

miniiSHARK8.jpg
 DACの更新に伴い旧DACとAMPが余ったので旧チャンデバと組み合わせられる様にチャンデバのデジタル出力をI2S(HDMI)に戻しました。

 これでサブシステム用にチャンデバ(プリ)+DAC+AMPが各1筐体に収まり、マルチアンプでも全体構成シンプルにまとまります。当面はミニ対向の3Wayでも繫いで聞けるようにしましょうかね。

 メインの方は流石に色々な対策がまとまってきて、どの様なジャンルでも安心して聞けるようになってきましたのでサブシステムも少し見直す頃合かも。

2ch ES9038Q2MDAC

ES9038-10.jpg

 前回の電源改造版ES9083Q2MDACが良かったので、マルチアンプ用に後残りの2ch分のDACを作りました。ケースは相変らずの100均プラ籠です。

 最終的な電源は3トランス5レギュレータで、各ch毎に別電源としています。また全レギュレータの前後にはそれぞれRFのブロックフィルターを入れているのも特徴です。色々試してみてやはり2段入れるのが効果的のようです。勿論AC100V側にもノイズフィルターは入れてあります。

 昔は電源のレギュレーションのためにトランスを大きくしたり平滑コンの容量を増やしたりしていましたが、パワーアンプはともかくDAC辺りはノイズ対策の方ガ重要そうで、電源の作り方も大分考え方が変わってきました。これでも締まった軽い低音から、余韻の染み渡るような高域まで安価な中華基板がベースのDACとは思えないコスト不相応な音が出るのが面白いですね。

 機能的には入力がHDMI(I2S),同軸、光(TOS)の切替、連動デジタルVR、3ch出力用(1ch分は外部から入れる)出力の9Pコネクタなどです。出力電圧は少し大きく2.4Vrms(0dB)ほどになっています。
 メインシステムに組み込んで試聴が楽しみです。