Wavelet波形

Left-wavelet.jpg
 正直余り学術的な意味でのWaveletは良くわかりませんが、音響測定のOmniMICについているWavelet解析は中々便利で使い易いです。図は自宅の3Wayスピーカのリスニングポイントでの解析結果です。

 Waveletをどう役立てるかはそのグラフの見方が判らなければなりませんが、この場合は図は縦軸が周波数、横軸が時間で色合いが音圧強度を表わしています。判りやすく言えば系のインパルス応答を周波数的上下に表わしているといえばよいのでしょうか。
 低周波では波長が長いので分解能は取れず幅は広くなります。高域では逆に狭くでき、結果として素直な系ではロート型のグラフになるのが正解です。(周波数上の凸凹はこの結果ではフラットに補正済み)

 そのため系の位相的な乱れや音源の時間(等価的には距離)のズレなどが有るとグラフが曲がったり、切れたりします。また離れ島があれば何らかの音源の反射があるとも言えます。

 実は久しぶりにWaveletで再測定して見たところ中高域が切れているのが見つかりました。どうもアンプ系を交換したときにまちがえて高域側を逆相にしていたようです。周波数特性でも厳密に見ればReverseNullが見えるはずですが、厳密に環境を整えないと中々綺麗には見えません。その点Waveletは環境を含めた全体を見易く、解り易い点があります。各ユニットのタイムアライメントを視覚的に捕らえられることができるのも大きなメリットですね。当然ながらその場合は時間軸的には数msの範囲で見る必要があります。REWなどもこの機能があります。

 修正後は当然ながらしっかりと音像も安定してきて、最近はストレス無く音楽が聴けます。やはり時々はチェックしないとマルチは難しいのが難点ですが、上手く使えばCPは高いですね。

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