Symphonic-mpdを試す(その11)

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 通常メインにはRaspberryPiとHifiberryDac+Pro(相当)を使用していますが、オプションボードを汎用のHifiberryDigi+proの組み合わせも使っていますが、こちらはテストで持ち歩き用ということで簡易的にDCパックで済ませていました。

 RaspPiも電源の影響が大きいので両者の比較ができるようにDigi+Proの方も電源を強化してみました。ついでに運び易いようにルータともセットで組み込みこのパッケージのみでネットプレーヤとしてのトラポが完成します。後はコントロール用のPad端末等があればOKです。

 電源は3系統あり、RaspPi本体とクロック、それにルータ用です。クロックはオンボードの水晶のままですが、今回は電源を独立に切り離してみました。電源はそれぞれには最低限のコモンモードやディファレンシャルモードのノイズ対策をしてあります。まあこの辺がリニア電源とともに重要だと思います。

生録

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 AAFCのコンサートで久しぶりに録音をさせて頂きました。ボータブル(PCM-D50)による簡易録音ですので余り音質には期待できませんが、まあ記録といった意味では簡単にセッティングが出来るのが気楽です。

 演奏はピアノとヴァイオリンのデュオで色々なコンサートもこなしている現役の方々なので演奏も中々のものです。会場はホールというほど専用の場所ではありませんが、天井も高くまあまあといった所。

 今回の録音は最前列の座席でミニスタンドを付けて内蔵マイクでの録音です。写真は練習風景で左下の円にマイクがあります。
 スタートとエンドで動作は確認できたので上手くいったかと思ったのですが、どうしてか片チャネルのマイク入力が途中で切れてしまっている所があり、まともには半分ほどしか録れませんでした。こんなトラブルは初めてですが、内部の接触不良でしょうか。チョッとがっかりです。
 まあ全部駄目だった訳でないので、生きた部分を編集してCDにまとめることが出来何とか格好はつきそうです。

Digital Phono(RIAA) EQ

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 前回逆RIAAフィルターを作成したので本番のデジタルRIAAイコライザーを作成しました。とはいっても以前のFreeDSPボードのパラメトリックイコライザーを応用してRIAAカーブのフィルタを作っただけ?です。

 上の図がそのパラメトリックイコライザーのカーブで大体それらしく合わせ込んでみました。そしてFreeDSPの入力に逆RIAAを付けてアウトの周波数特性を測ったのが下の図です。まあほとんどフラットで若干高低域が落ちていますね。むしろ高域はノーマルでは数dB下がっているのが元の特性なので実際上はRIAAとしては落としきれていませんが、まあこのくらいならいいでしょう。

 音質、s/n的な所はヘッドアンプとの組合せで決まるのでその辺はこれからです。

 

symphonic-mpdを試す(その10)

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 RaspberryPI3BにHiFiBerry Digi+Proを載せsymphonic-mpd(SMPD)で動かしていますが、ボード上のDigi+Proの水晶発振器22/24MHzをルビクロックに置き換えてみました。(水晶に戻せるので比較が出来そう)

 写真の様にSMAコネクタでクロックを供給しています。左側の子基板はI2S出力用でHDMIコネクタ出力ですが、こちらはまだどこかおかしいらしく音が出ていません。同軸で動作確認中。

 ルビ出力が小さ目なこともあってこの状態ではまだ安定性に難がありますが、とりあえずは動いているようです。クロック切替は手動ですが、ラズパイの方でアップサンプリングして固定周波数にしてしまう方が楽かもしれません。

 果たして音はどの様になっているでしょうか、楽しみですがHDMIが動くまでは本格的な比較はお預けかな。

 

PhonoEQの準備で逆RIAAフィルターを作成する

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手作りアンプの会の年末お寺大会課題はPhonoEQなので評価用に逆RIAAフィルターを作ってみました。

 逆RIAAとは通常のRIAAEQとはまったく逆に低音が下がり高音が上がるカーブのフィルターで、1V程度の入力を入れてPhonoレベルの信号が取り出せるテスト用のフィルターです。
 試作のPhonoEQをカートリッジ出力ではなく、通常のCDPや発振器などの高レベルの出力に繫いでテストできる様にするもので、定数はネットを調べれば出ています。まあ細かい値を(特にコンデンサ)を作りこむのはチョッと面倒ですが、EQカーブの評価は楽になります。

 今年の課題のPhonoEQはすでに作ってあるので、チョッと変わった視点からデジタル処理によるEQの作成を予定しています。そこで評価にはやはり有った方が便利かなと作ってみました。

 作ってみて試作品の結果は理論値からの偏差は±0.2dBほどで、ほぼ読み取り誤差のレベルくらいですから充分でしょう。これでデジタルPhonoEQの準備が出来ました。

スーパーステレオの復活(その3)

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 前回書いた様に、上手くはまってくれたスーパーステレオ(SS)ですが、なかなかこれも今までは思うような効果になってくれませんでしたが、少しは光が見えてきたように思います。

 アンビエント効果は時々思い出したように試してみるのですが、音場が前方に広がるのは良いのですが、音像そのものも前に出てしまい奥行きが狭くなってしまう傾向があります。
 この点SSとSMPDとの組み合わせが良かったのか、今回は元の音像に余り影響を与えずに音場をうまく広げる効果がある様に聞こえます。また音色的にもすっきりとしながら温かみのある音色になって、それが今までどうしても硬さが残っていた部分を上手く補ってくれるような感じがします。

 ただし今回はDACの直後にスーパーステレオアダプタ(SSadp)を置いたために若干入力オーバーで歪みが出ている様に感じられました。SSadpの入力を確認したところやはり1Vrmsぐらいが適性入力レベルだったので、ゲインを落としてDAC出力の2Vrmsまで許容入力を上げる様に変更しました。後はついでライン系にコモンモードフィルターを若干追加しておきました。

 改造後最終確認をしてみましたが、入力レベルの改善でやはりアンビエント音がすっきりとして、改善した意味はありそうです。

 SSadpはダイナベクターさんの商品ですが、今は残念ながら販売されていないようです。方式の理論的な説明は私には理解不能ですが、この手の音場創生アダプタとしては不自然さが少ないように思います。

 イコライザ以上にオーディオファイルにはこの手の装置を使うことはあまり好まれないようですが、スピーカで聞く以上リスニング環境の部屋の音(場)への影響はとても大きいのは解っているのですが、部屋は装置の様にそう簡単にとり変えられず実際上の制約が大きいのは理解されていると思います。ならばこれを電気的に上手くコントロールすることが出来れば一般のオーディオファイルには福音となるに違いありませんが、しかしながら実際には中々これが難しく、現状はおもちゃ程度のものしかないことから諦められている部分もあると思います。SSadpも中々簡単に思い通りにはならないかったのですが、少しは光が見えてきたのかなという所ですね。

 

 

スーパーステレオの復活(その2)

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 半年前に復活?させたスーパーステレオですが、SMPDになってからはメインの音調を見極めるためにもアクセサリーはしばらくお休みでした。

 デジタル出力系もHDMI一本なので余分なアンビエント系のための出力も取れないのでやむをえなかったのですが、良く考えればオプションボードのHifiberry DAC Plus(相当のカスタムボード)には通常のアナログ出力もあることを思い出しました。折角のアナログ出力ですから上手く役立てないと無駄になってしまいます。

 そこで早速その出力にSSアダプターとパワーアンプをつなぎ、天井に設置していたアンピエントスピーカを鳴らしみました。SMPDのお陰かfoobarの時よりは前後の音場があまり狭くならずに広がりが出て良い感じです。若干まだキツ目だった音調もほぐれて聞きやすくもなっているようです。ようやくスーパースレテオの擬似音場も板についてきたようで調整が楽しみです。