Diretta target PCとUSB DACの試聴会

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 先日OLIO.SPECで催されたDiretta Target PC&USB DACパックの試聴会に行ってきました。

 聞き慣れないDirettaというは新しく開発されたLAN接続用のプロトコルの名称で、今回はそれを実装したミニPCとUSBDACのセットの試聴です。
 構成は通常のネットプレーヤと同じですが、IPv6を使用するのでルータ(DHCP)は不要です(Direttaが自動的に探索、割振る)。メリットは接続の手間要らずと安定動作で、転送データの均一化によるノイズ削減等、転送方法による高音質化がうたわれています。

 今回のパッケージはソフト単独では無く、インストール済みのミニPC(写真中央とUSBDAC、SU-8写真右)でこの手のソフトのインストールによるトラブルやメンテナンスの複雑さを避ける意味でも面白い取り組みです(ソフトはハード込みのセットで保証)。まあOLIOがPC屋さんですから、その面を生かした商品展開方法かと思います。基本はこれ以外にHostPCが必要で、こちらには専用のASIO-Driverを組み込む必要があり、(必須ではないがサイクルタイムを上げるため)少なくとも4コア以上の少しパワフルなPCが必要です。


 試聴はまずは単純な効果比較でHostPCから直接USBDACにつないだ場合と、その間にDirettaTagetPCをシリーズに挟んだ場合です。面白いことにこれでも充分良さが解り、Direttaを入れた方がすっきりし音像も締まります。

 Direttaの効能にうたわれているのはアクセスの平坦化によるノイズ削減ですが、この場合単純にDriretta分deviceが増えるのでノイズは増えこそすれ減らないと思います?
 まあ考えられるのはHostPCのUSB接続が無くなり、その代わり電流消費が平坦化されたLANで総合でノイズが減るということでしょうか。ただしDACとのUSB部分は同じでしょうから音が良くなる理由は理論的にはチョッと解りません。
 後はHostPCとDAC間のLANによるアイソレーション効果も考えられるので、こちらの方が大きいでしょうか。この辺はもう少し突っ込んだ比較試聴が必要ですね。

 それと先ほど比較より、TagetPCの接続はHub経由より、HostPCに別セグメントのLANで直接繫いだ時の効果(差)が大きかったです。

 まあお店の試聴環境ですから、絶対レベルは不明ですが、少なくともDirettaの効果はあるようなので、今後アプリケーションが増えれば面白い選択手になると思います。例えば写真左のはSoundGenicにDirettaを入れた試作版らしいのですが、このように色々な所にインストールされる可能性がありますし、実際いくつかの製品が進行中とのことです。

 今回はUSBDACと接続できる小型PCで、Direttaを使った汎用性のあるシステムを狙ったものの様ですが、出力に出来ればUSBだけでなくI2Sなども付けられるような形があれば個人的には欲しいですね。



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