FIRフィルター(その9)

最近は色々FIRとIIRの違いを聞いたりしていますが一応スピーカの合成波形も録ってみました。前回と同様上からFIR矩形波、IIR矩形波、FIR三角波、IIR三角波でomniの波形観測データからです。
スピーカはmini対向3Wayの
Low-Tymphany NE123W-08 twin
Mid-TnagBand W2-852SH twin
High-PARC DCU-T114S twin
を使用、周波数は1kHzです。
矩形波では流石にあまり綺麗に出ませんが、やはりFIRだとそれらしくなりますね。三角波はかなり良い再現性ですが、Twが余り高域が伸びていないせいか、少し丸まって正弦波に近くなってしまっています。
まあそれでも結構IIRでも波形再現ができるようで、三角波だと500Hzだと両方ともかなりバッチリ綺麗に出るので、余り比較にならないくらいです。
思った以上にFIRとIIRの差は微妙ですね。
この記事へのコメント
当方は、FS,FT,DTFT,DFT と公式は覚えましたが、フィルタは例を
少々やった程度で実践は未経験です。
離散信号処理が理解できれば、デジタルオーディオやSDR無線に
使え楽しいですが、なかなか。
IIRの場合で、トランスを入れた様に正弦波に近づくのであれば、又、良い様なな気がしますが、クロスオーバー付近の空間合成では、また違った評価のような気がします。