FIRフィルター(その4)

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 rePhaseとminiSHARCのコンビでスピーカ特性を含めて、ゲイン、位相を調整し、FIRで合成するチャンデバ実験をしています。

 FIRはフィルターとしては理想的なLineaPhaseフィルターが作れるのですが、使うスピーカユニットが理想的な特性を持っているわけではないので、そこを含めた補正を行い、チャネル合成をする方が良いのは当然でしょう。

 rePhaseではユニットの測定データを取り込み、補正後の結果をシミュレーションすることが出来ますから、まずユニットのゲイン、位相をそれぞれフラットに調整します。一応ゲインと位相は調整が分かれているのですが、Tapの関係?か低域ではやはり相互に影響がでますが、まあほどほどに合わせ込めればよいでしょう。
 その上でそれぞれにLineaPhaseのFIRチャンネル分割フィルターをかけます。rePhaesはそれらの総合特性をまとめて1つのフィルターとして計算してくれます。(図の様子、合成図なので高低はそれぞれ計算)

 後はminiSHARCに読み込ませチャンデバとして動作させるだけですから、流れが解れば割と簡単です。

 実際にFIRの効果は既に確認しているので、今回は位相補正の有無でも比較してみました。

 対象はシンプルに2Way(DENON 12RW38とpeerlessのXT25SC90-04)です。クロスは2.5kHz。ユニットの位相は上下で若干上がり下がりしていますので、これを補正します。といっても細かいところは無理なので全体の大きなうねりの補正になります。

 まだモノでのテストですが、結構違いますね。位相補正をしていないとやはり何か作られた音像となりますが、補正を行うとより空間表現が自然になり、広がりが出ます。この辺はFIRフィルターとIIRフィルターの差と同じ様な感じです。これを聞くととやはりここまでやる必要がありそうですね。

 今後はメインも含めた各スピーカーのチャンデバ見直しをしてみることになりそうです。

 

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