nearfiled音響測定
測定環境(室内)の影響を受け難い音響測定としてスピーカにマイクを隣接させるnearfiled測定方法があります。しかしneafiledは振動板半径が半波長までという高域限界があるとされています。
そこで周波数特性を測定するにはfarfiled(つまり1m程度離した測定)と合成するということになるのですが、流石にそうなるとそれだけで手間も増えてちょっと敷居が高くなってしまいます。
最終的な周波数特性の測定は測定環境や使用環境の問題が色々あるので別にしても、マルチとしてうまくフィルタリングが出来ているかの確認にneafiledがもっと活用できるのではないかと思っています。
例えばneafiledも厳密に言うともう少しいわゆる高域限界以上まで測定できることがわかります。つまり基本的にコーン紙各部からの距離の差が半波長以下なら良いわけで、中型のユニットなら凹形のコーン型スピーカならそれに概略内接する球面の焦点で測定すると限界とされる数倍の周波数まで測定できます。
10cm径のユニットでも限界の3KHzの所をうまくいけば10kHzぐらいまで測定できます。それより径の小さいスコーカやツィータなら同じようにnearfiledで10kHz程度の測定は可能でしょう。つまりスーパーツィータでなければ通常のクロスでのフィルタリングをneafiledでも充分確認できると思います。
図はmini対向3Wayのネットワークでのneafiledでの測定で(2Wayの方がふさわしいで)すが、分割具合のユニットを含めた音響出力が充分確認できると思います。
farfiledやリスングポイントでの周波数特性は室内音響の影響が大きいのでその分は実際には加味する必要があるかもしれませんが、システムの素の性質を見るにはこれで充分かと。(まあ合成特性はやはりマージする必要がありますがね)。
そこで周波数特性を測定するにはfarfiled(つまり1m程度離した測定)と合成するということになるのですが、流石にそうなるとそれだけで手間も増えてちょっと敷居が高くなってしまいます。
最終的な周波数特性の測定は測定環境や使用環境の問題が色々あるので別にしても、マルチとしてうまくフィルタリングが出来ているかの確認にneafiledがもっと活用できるのではないかと思っています。
例えばneafiledも厳密に言うともう少しいわゆる高域限界以上まで測定できることがわかります。つまり基本的にコーン紙各部からの距離の差が半波長以下なら良いわけで、中型のユニットなら凹形のコーン型スピーカならそれに概略内接する球面の焦点で測定すると限界とされる数倍の周波数まで測定できます。
10cm径のユニットでも限界の3KHzの所をうまくいけば10kHzぐらいまで測定できます。それより径の小さいスコーカやツィータなら同じようにnearfiledで10kHz程度の測定は可能でしょう。つまりスーパーツィータでなければ通常のクロスでのフィルタリングをneafiledでも充分確認できると思います。
図はmini対向3Wayのネットワークでのneafiledでの測定で(2Wayの方がふさわしいで)すが、分割具合のユニットを含めた音響出力が充分確認できると思います。
farfiledやリスングポイントでの周波数特性は室内音響の影響が大きいのでその分は実際には加味する必要があるかもしれませんが、システムの素の性質を見るにはこれで充分かと。(まあ合成特性はやはりマージする必要がありますがね)。
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