mini対向スピーカ(その2)

mini対向スピーカと手持ちのスピーカを臨時のウーファにして2Wayを組んでみました。
ミニ対向スピーカのユニット自体はfoも高いので低域はほとんど期待出来ません。ですのでシステムとしてはウーファと一緒に使うことになります。まあそう割り切れば結構小型で軽く作れるので、今回はエンクロージャも密閉で、容積は0.5L程度と超小型、軽量になりました。
低域に臨時で合わせたスピーカはAlpair10で、LPフィルターとしてカットオフ200Hz程度の2次ネットワークフィルターを入れています。ミニ対向スピーカの方はfo以下そのままで2次のHPフィルターが入っているような低域特性なので、何も入れずスルーで使います。
周波数特性は大体LR12に近くなり、合成特性は左図のようにうまく繋がっています。(約60cm)
TangBandの2つのユニットはシリーズ接続、Alpair10との位相は逆相接続です。
音の方は歪も少なくスッキリとした音で中々良い感じです。歪率はあまり音量が上げられなかったので暗騒音レベルなので実質はもっと低いかも知れません。
指向性はダイポール特性なので、F081PPの時のようにハの字配置などで臨場感も出る聞き方ができ面白いですね。
概略サイズは11cmΦx6cmで重量@約350gです。
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