minn邸訪問

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 1年振りぐらいで目白のminn邸を訪れました。今回の目玉は写真のRAALのリボンツィータです。

 正式名称はRAAL 140-15D dipole amorphasで、リボンサイズは140x15とかなり大き目です。リボンにヒダは無いのでR3ほどは低域まで出ませんが、それでもかなりワイドレンジなツィータです(現在クロスは1600Hzとか)。

 特徴は名称にもある様に完全ダイポール特性で前後の放射形状は同じになっています。Y氏は中域もFPSのダイボールなので全体では平板システムといっても良いような感じですね。お陰で奥行きと定位の安定度は秀逸です。

 変換トランスは割と小型ですが、アモルファスタイプとのことです。面白いのは本体の全体の厚みはほぼ一定(一部厚みが違いますが)なところで磁石もそれほど大きなものとは見えませんので、磁気回路がどうなっているのか興味がありますね。
 上下のウレタンはリボン特有の固定端の歪成分を出さないようにするためだと思います。中に針金が入っていて漏れ磁束で吸着しています。

 音の方はどこも引っかかるところの無いスムーズな出音で、さっぱりとした感じです。その分長時間聞いても疲れませんし、大音量でもうるさくならない所は流石です。これだとクラシックにもぴったりで非常に偏りの無いオールマイティなシステムになりました。



 

この記事へのコメント

aratan
2017年01月18日 18:18
初めまして。
このスポンジは音響レンズですよ。
縦に長いリボンは円筒状の指向性をもち、上下方向の軸外の特性が悪いのですが、このスポンジのおかげで軸外の特性がかなり改善します。
歪率は良くも悪くもならないようです。
ケン
2017年01月19日 08:38
aratanさん、こんにちは。

なるほど垂直の指向性改善になっているのですね。データを見ても垂直の指向性はこのリボンの長さにしてはかなり良くなっています。少し良過ぎる感じもありますが等価的には数cmぐらいでしょうか。

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