iFloatの活用

丁度2年前に作ったウェルフロートモドキのiFloatインシュレータですが、新しいスピーカではウーファフローティングにも使用して結構その効果を上げることができましたが、まだ残っているのでこれをうまく活用する方法を考えてみました。
最初は電源のステップダウントランスが結構振動し、置き方で音が変わるのでここに試すのははどうだろうと入れてました。しかしこちらは音は豊かになるもののエッジが滲んでくるのでちょっと目指す方向とは違うようなので、残念ながらパスとなりました。
次に考えられたのはウーファとミッドハイのエンクロージャの間に入れ、更にミッドハイの振動を抑制する方法です。ウーファはフローティングにした分かなり振動は抑えられていますが、まだ完全ではありません。
丁度iFloatも大2、小4個あったので左右のスピーカに3個づつ使えます。まだ設置位置が追い込めていませんが、震度抑制効果は結構あり、低音をピーク音量まで入れてもほとんどミッドハイのエンクロージャには振動を感じないくらいに改善されました。
聞いた感じも中低域がすっきりとして分離が良くなり、今まで低音の振動がかぶっていたのがよく解ります。その分少し中低域の太さが減少しますが、ボーカル系のメリハリが良くなり、細かい表現も良くなる様です。
ミッドハイは大理石ベースも一緒に挟んで重量が35kgほどあるので、フローティング効果も出やすいのでしょう。本来は床から立ち上げて支持するのが理想ですが、これでも実質的には十分といえそうです。
ますます歪感が減少し、スッキリと奥行きのある音が出るようになりました。
この記事へのコメント