次世代ウーファの選択(その14)

相変わらずしつこくウーファ選びをやっています。前の23I52の時はフローティング構造が充分でなかったので、再評価のため10C77と同じように吊り構造を入れて作り直し、再装填しました。
吊り構造のやり方は10C77の時と同じで重心点に吊り金具を仕込みます。変更点としては前面のスピーカ周りのシールをネオプレン?の丸棒からアメゴムのホースにしました。こちらの方が細くて柔らかいようです。あと径も小さいですね。
組み込み後DATSで確認したところシールの空気漏れかfsが40Hzと予定ほど下がりません。シール位置が悪かったようで、それを見直すとようやく32Hzぐらいの正規の値に落ち着きました。ポート共振の音圧も30Hzぐらいと正常になりました。
こういう時はDATSは一発で解るので便利ですね。
やはり振動は以前からは大分減って静かになりました。音の方もこちらの方がまとまりは良さそうです。
10C77は確かに凄いウーファなのですが、自宅では音色が強すぎてウーファだけが音楽を主張しているような感覚があります。ボピュラー系はまだ良いのですが、クラシックには自宅ではうまくバランスがとれません。切れの良さと押し出しは別格でデモ効果は最高なんですが。
この辺はソース側のJPLAYの低音の強さも結構効いているのかもしれませんね。音調をマイルドにする方法もあるのですが、折角ピシッと出ているところを丸めるのも面白くありません。
ということで自宅用は23I52になりそうな雰囲気です。
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