小型2WaySP-その2


一応組み上げて、特性を見てみました。エンクロージャサイズは32.5cmφx22cmの(今の所)密閉です。
裸の周波数特性は黒線で赤線は5dBほどのバッフルステップ補償を入れた特性です。こうすれば設置はフリースタンディングでも低域までフラットになっています。
エンクロージャ入りでfoは60Hzぐらいなので、まあ再生帯域は70Hzぐらいまでは-3dBぐらいで充分でしょう。バスレフにすれば4~50Hzはいくと思います。
歪みは100Hz以上は0.3%以下と優秀ですが、流石に低域は苦しいですね。ユニット組み立ての問題かボイスコイル位置が奥目にオフセットしているので、2次歪みが大きめに出ています。60Hzまで3次は1%以下なのでまあまあかな。
9kHzのブレークポイントはこのコーンの特徴で、かなり高めの周波数ですが、キャンセラーでつぶしたほうがよいでしょう。この特性から見てツィータとのクロスはやはり3kHz程度でしょうか。
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商品名はサンペルカというものです。