DCX2496リニア電源

以前に内臓トランス電源を検討しましたが、結局リニア電源ではサイズ的に難しくそのままになっていました。そこでK氏が外付けでもとわざわざ基板を起こしてくれましたので試してみました。
整流回路は9V以下の5V,3.3Vの低圧系と±15VのOPアンプ用の2系統になっています。OPアンプ用はレギュレータもチップでディスクリート回路のパターンになっていますが、今回は3端子で省略しています。
低圧系は当初余っていたケースに入っている6Wの小型トランスで何とかならないかと思いましたが、試してみると電圧低下で音がブツ切れてしまいました。やむ得ずぶら下がりのケーブル出しで30Wのトランスに変更して何とか正常動作になりました。OPアンプ用の電圧もトランスの関係で±12Vで済ませています。
部品類はダイオードもコンデンサも極ありきたりの物でどうなるかを見てみました。
比較試聴してみると当初のSW電源は結構力強いキリッとした音ですが、リニア電源は割りと丸いゆったりした音ですね。ちょっと覇気がないような感じもしますが、トランス容量かコンデンサ容量が足りないのかも。
やはりそれなりの物量は要りそうです。
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