3wayの周波数特性(その3)

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 色々スピーカのEQを見直していますが、やはりポートからの500Hzあたりの音漏れがまだ大きいのが気になっていたので、これに対処してみました。

 エンクロージャ内のポートの開口位置調整しても音盛れの程度は変わりますが、やはり以前にも調べたとおり現在の位置で最適のようでー15dBぐらいと変わりません。(下図)

 この音漏れの周波数はもう既にクロスオーバ周波数(400Hz、LR-12)以上なので、元のウーファデバイダ出力を調整して、イコライザで減衰させることができます。この辺が音漏れの周波数がクロスオーバ以上になるマルチのでのメリットですね。

 グラフが帯域内にあまり影響の無いようにイコライズした前後での周波数特性で、上が軸上40cm、下がポート出口直近でのデータです。黒が従来、赤が修正後になります。

 下図のように調整でポート出口での500Hz付近の音盛れ(エンクロージャ内の定在波?)は更に7dBほど減衰し、それ以上の帯域も大幅に減衰しています。
 軸上も従来はフィルターを掛けてもユニットの高域はフラットではないので黒線の様に素直にはフィルタリングされていなかったところが、素直な減衰カーブになってきました。

 漏れ量はピークから見ればレベルは低いですが、それでも影響ある帯域外での幅が広いので、聴感的にはかなりの影響があります。
 音の厚みと思っていた中域のモヤモヤが取れて、すっきりと高分解能が際立つようになりました。余韻もきれいに伸び艶やかな音になった様です。この辺はイコライジングなので前後のパラメータを入れ替えれば比較が容易なので効果がわかりやすいです。

 中々バスレフはこの辺が難しいところで、設計を手抜きすると思わぬところでボロが出てしまいました。
 

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