無帰還アンプ(その5)

一通り見てみましたが、異常はなさそうなので一応完成とします。ゲインの方はR13を5kΩとし(元々ソケットで調整可能)てゲインは28dBにしました。R22を付けてしまったのでこれで正常でした。
電源電圧 電圧増幅段 ±51V 定電圧出力 ±38V
電力段 ±33V
バイアス電流 出力段 250mA ドライブ段 23mA
最大出力 30W(8Ω)x2
周波数特性 5~250kHz(-3dB)
ゲイン 28dB (R26,27 560Ω、R13 5kΩ)
ノイズ 1mV(R)3.5mV(L)
DF 8
チョークインプットのチョークトランスが基板上になってしまったのが原因でノイズは悪いです。位置をもう少し奥に下げるかな。原因はわかっていますのでアンプ自体の問題ではありません。
放熱は強制空冷なので全然問題ないですが、オンボードのレギュレータとドライバーのTrは結構熱くなります。レギュレータのロスをもう少し減らしたり、ドライブ段電流を下げる必要があるかも。
安定性は問題なさそうです。周波数特性にピークはありませんが、10kHz矩形波は僅かにオーバーシュートが出ます。
音の方はエージングで大分こなれてきた感じです。少し聞き込むと安定してくるでしょう。
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